母系制の研究(上)

母系制の研究(上)

660円 (税込)

3pt

4.0

女性解放に歴史的根拠を与えるべく、筆を折り、武蔵野の一隅に籠って7年余。厖大な古系譜をたどり、日本の母系制の存在を実証し、さらに母系が父系に移ってゆく過程を明らかにした。これは高群逸枝のライフワークで、女性史研究の第1作であり、同時にそれは、男性中心の歴史観を訂正する、タブーの中での女性の手になる、最初の科学的女性史の誕生であった。<上下巻>

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

母系制の研究 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 母系制の研究(上)
    660円 (税込)
    女性解放に歴史的根拠を与えるべく、筆を折り、武蔵野の一隅に籠って7年余。厖大な古系譜をたどり、日本の母系制の存在を実証し、さらに母系が父系に移ってゆく過程を明らかにした。これは高群逸枝のライフワークで、女性史研究の第1作であり、同時にそれは、男性中心の歴史観を訂正する、タブーの中での女性の手になる、最初の科学的女性史の誕生であった。<上下巻>
  • 母系制の研究(下)
    660円 (税込)
    日本での母系制の存在を論証した画期的労作。「古事記伝」一冊から始め、7年余をかけた、著者の女性史研究の第一作。同時にそれは、日本における男性中心の歴史観を訂正する、最初の科学的女性史の誕生であった。本書は、新撰姓氏録と姓氏録記載の氏族に関する一切の系譜的記録を採集したものを基に、多祖・複氏・諸姓・賜氏姓に分け研究され、古代系譜の根底に潜む母系遺存の事実を摘発する。さらに、母系遺存の俗が国作り・氏作り・部作りを、国家の中央統制をいかに平和裡に成就せしめたかを探る。家父長制の呪縛の下で、解き放たれた目で系譜を読み直し組立てる、高群逸枝をまって得た、女性史の成果であった。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

母系制の研究(上) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    日本の古代史における母系制から父系制への転換を読み解いた本です。

    本書の冒頭で著者は、「女性史とは何か」という問いを提起し、「女性の立場による歴史研究の学問である」とこたえています。歴史学の観点から女性の生活・文化・思考などを研究する学問ではなく、「女性の立場」という観点にもとづくことが明記されて

    0
    2022年08月22日

母系制の研究(上) の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社文庫 の最新刊

無料で読める 社会・政治

社会・政治 ランキング

高群逸枝 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す