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Posted by ブクログ 2018年01月18日
以前、海塾で東京湾の環境改善に少しだけ関わったことがあったので興味を持って読んでみた1冊。地球全体の中で、誰も住んでいない広大な海のど真ん中に、ごみの陸地ともいえる場所ができてしまっている。プラスチックの恩恵と一緒に引き連れてくる大問題、よく調べてあるし著者の行動力に刺激を受けながら読んだ1冊でもあ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年11月19日
「農業や特定の産業のことを考えるのはではなく国のことを考えろ。部分最適ではなく全体最適を」と考えていたけれど、それすら部分最適なのだなと認識した。
海で回収したプラスチックを燃やすとダイオキシンが発生する。若干のエネルギーは回収できるが、害の方が大きいだろう。
解説で高田教授が原発との類似点を指...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年11月13日
プラスチックって一見、有害でも無さそうで、ゴミになっても危害がなさそう・・・。なんて思ってる人には絶対読んでもらわなければ!!と思う本。
本当にヤバイ事になってるんですよ!
太平洋には大量のペットボトル、プラスチックでできたおもちゃやバケツ、魚網(魚を取るための網)や、それを張るための浮き、などなど...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年12月11日
海洋汚染が人間にどう悪影響を与えるのか突き止めるまでの研究の過程を書き記した本。
人間がいくら海洋汚染していても、それが人間に悪影響がなければ見向きもされないことが印象深かった。
魚の量よりプラスチックの量の方が多くなりそうだと言う事実に驚いた。
研究の始まりは、太平洋のど真ん中、地球の中で年から...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年12月27日
今年(2018年)になって急に報道が増えた「プラ・ストロー廃止」報道。プラごみのことは昔から何度となく報道されるので「またか」と思ってたら、今年になって報道が止まらない。なぜだだろうと思ってまずは本書を読んでみた。
本書では20年ぐらい前からの著者たちの調査結果が含まれている。基本的に「海を汚すプラ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年11月30日
一人の活動家が海洋ゴミ問題を認識したところからはじまり、そこから海洋ゴミ、特にプラスチック、マイクロプラスチックの科学的調査での不屈の取り組みを描く読みもの。2012年出版ということで道半ば感はあるけれど、今日のグローバルでのプラスチック規制が強化されている現在の視点からそこに至るまでの経緯が単純な...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年11月09日
型破りだし、ラブストーリでもある、という前置きで始まる。太平洋には重結合であり、どうにもならないプラスチックのあつまるベルトがある。その調査を例に出しながら、消費者が変わり、社会が変わっていく事に(おそらく少し諦めを持ちながらも)期待しているようだ。
原因に「経済的合理性」「利潤」が立ちはだかり、...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年10月24日
私達は、生物化石である「石油」を使い、エネルギーとしての他、プラスチックによる暮らしやすさをプラスチックしてきた。
が、そのプラスチックは、3R(Recycle.Reuse,Reduse)にも関わらず、毎日何千トンもの単位で海に流され、しかも、それは消滅することなく、漂い、自然を害している…
なんと...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年09月21日
プラスチックと言ってもさまざまである。大昔、働いていた会社の隣の部署は、当時最先端だった生分解性プラスチックで出来たシートを確かフランスの埋葬用に輸出していた。でも一般的には分解はしないというのが正解だ。
がしかし、紫外線や熱により脆くなりある形のものが実は意外と早くバラバラになることは盲点であっ...続きを読む
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