ある日突然現れて、俺の心をかき乱した――フォトグラファーの夢破れ、人生諦めモードで過ごす栄輔は、唯一の癒しである近所の桜の木の下で一人の高校生に出会う。思わずシャッターを切ってしまうほどの美男子・櫂は、のちにお向かいさんだと判明。その後、毎日のように栄輔のボロアパートに入り浸るようになる。非の打ち所がない優等生は栄輔の前でだけは自然体でいられるらしく、栄輔自身も櫂との時間を大切に思い始めていた。しかし、櫂の好意が恋愛感情だと知り、栄輔の中に戸惑いと不安が膨らみ――? ※帯に記載のプレゼントフェアは電子版は対象外となりますので、お気をつけ下さい。
年下攻め×年上受けの良いところが詰まった一作。くたびれたおじさんていう程の年齢じゃないのに夢を追うのに疲れてしまった受けが、どんどん素直になってく姿が愛おしかったです。きっとどんどん若返っていくんだろうな〜笑
素敵な2人。今後お仕事頑張る2人や家族たちとの関係も見守りたい!!
家庭環境から櫂は家に居場所がないと感じたのか、栄輔の家に入り浸り。櫂はそれが居心地が良く、栄輔も心が落ち着く関係になり次第に…。時間をかけてCPになって行くので、安心して読めます。
恋は落ちるもの、というセオリーをそのまま表現したような本作。息抜きできる心地よさが、どうして恋慕に変わったかを追求するのは野暮というものだろう。
ほのぼのとして、明日への元気を与えてくれる一冊。
受けのちょっとくたびれた感が年の差を感じられて一層良かった。
いつも思うのは年の差カプはもうちょっと踏み込んでその先の先が見てみたいのよねww
攻めくんは高校生、受けさんは15歳年上の夢を諦めたくたびれたフリーライター。受けさんは攻めくんの後押しで夢を叶えようと奮起する。攻めくんも、後先考えずに突き進むのではなく、地に足をつけて生きていける様になろうと成長する。2人の成長が見られる温かくて優しいお話。