風俗小説論

風俗小説論

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作品内容

花袋『蒲団』を一刀両断。明晰な論理で描く日本近代リアリズム興亡史――「『破戒』から『蒲団』にいたる道は滅びにいたる大道であったと云えましょう」。日露戦争の直後に起こった文壇の新気運のなかで、その後の日本文学の流れを決定づける2作品が誕生した。日本の近代リアリズムはいかに発生し、崩壊したのか。自然主義から誕生した私小説が、日本文学史に与えた衝撃を鋭利な分析力で解明し、後々まで影響を与えた、古典的名著。

ジャンル
出版社
講談社
掲載誌・レーベル
講談社文芸文庫
ページ数
192ページ
電子版発売日
2019年07月05日
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

風俗小説論 のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2017年05月01日

    近代リアリズムの発生、展開、変質、崩壊と章を分けて近代小説が論じられる。発生では、花袋の私小説が藤村に文壇での影響力で勝った様が述べられる。展開では私小説が、作家個人=作中の人物ということを、書き手だけでなく読み手も前提とせざるを得ないことを嘆く。芸術に作家個人のスキャンダル性などを透かすことを嫌悪...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年12月29日

    「風俗小説論」と題しているわりに、風俗小説をほとんど論じないまま終わる。

    むしろ中村光夫が語ったのは、「風俗小説」を生み出すに至る原因である自然主義小説や、その延長にある私小説、その反動である新感覚派とプロレタリア文学についてである。

    丹波とのやりとりで前提の共有が出来ていないと感じて書かれたと...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年01月01日

    近代文学の歴史を見るうえではなかなか面白い書物だが
    戦前と戦後の断絶を説明するには至ってないように思う
    とはいえ、その回答を導くためには十分なヒントとなる論考だろう
    つまりこうだ
    瀬川丑松がみずからのルーツを暴露した勇気でもって
    「この戦争は負ける」と公的に叫んだ政治家、あるいは文化人が
    ひとりでも...続きを読む

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