終末なにしてますか?異伝 リーリァ・アスプレイ#02
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終末なにしてますか?異伝 リーリァ・アスプレイ#02

ラノベ
770円 (税込)

3pt

4.7

「正規勇者は正義の味方じゃねぇ。人類の味方であって、人類の敵の敵だ」そんな守護者が、はじめての友人を奪われたとき。その友が、人類の敵になったとき。勇者リーリァは必殺の聖剣を手に、何を想うのか――。

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終末なにしてますか?異伝 リーリァ・アスプレイ#02 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    リーリァが主役の「異伝」その2。まさか続きが出るとは思っていなかったのでかなり嬉しい誤算
    まだまだ500年前の出来事で描かれていない諸々が残っていることを考えるとこのままシリーズ化して欲しい所だけど……


    舞台は引き続きバゼルフィドル
    新たな騒動が巻き起こっていくのだけど、新展開!というよりも前巻でやり残していたことを描ききる意味合いが強かったように思う
    アデライードとエマの正体を明かせない微妙な関係性、リーリァとヴィレムの決して少年少女の間柄に成れない関係性、そして2代目正規勇者リュシルの顛末

    リーリァとヴィレムが絡むシーンが出てくる度についニヤニヤしてしまう人間なのだけど、この巻でも個人的には嬉しい描写が次々と
    人間を超越した圧倒的な力を持つリーリァに追いつこうと人間の限界に挑戦し続けるヴィレム。
    どうしても孤独感から逃れられないリーリァにとってはヴィレムがこうして追い縋ってくれることがどれほど救いになっているか計り知れないのだけど、リーリァはその背負った使命故にヴィレムの在り様を褒めることが出来ない。彼の存在が嬉しいから突き放すような言動をとらざるを得ない
    ヴィレムからしたら小憎らしい言動ばかりのリーリァなんだけど、リーリァ視点で二人の遣り取りを見ると本当に「イチャイチャしやがって」とやっかみたくなるくらいの遣り取りなんだよなぁ

    この巻ではセニオリスの本質に迫る描写が再び
    これまでヴィレムがセニオリスを使えないのは単純に「選ばれなかったから」だと思っていたのだけど、アデライードの分析を見る限り、むしろヴィレムの本質って正規勇者よりもセニオリスに近いものなのか
    そう考えるとヴィレムが孤独なリーリァに追い縋ろうとし続け、後にはセニオリスの使い手となったクトリに寄り添おうとしたのも宿命や因縁などではなく、ヴィレムの本質がそういうものだったから、ということなんだろうな


    それにしてもこの巻の敵には驚かされた!
    あの邪眼の使い手が敵として登場するだけでもインパクトが有るのに、あの師匠に似ていると形容される老人はきっと星神の関係だろうし、何よりもリーリァが聖剣を向けることになった相手が…

    リーリァにとって初めての友達。けれど、リーリァはその在り方故にそういったものを守り続けることは出来ない
    だから殺し合う展開は避けられない筈だったのだけど…
    ここでもヴィレムが小さなアシストをしている点が印象的。リーリァには助けられないものを助けるヴィレム。彼の活躍が無ければリーリァはエマと話し合うことが出来なかった。そして話し合いが出来なければ元に戻るための「いつかの目標」は作れなかったわけで
    超絶には成れないまま出来ることをやりきったヴィレム。人類の敵になりかけたエマを殺さない道を選んだリーリァ
    二人の選択がとても尊いものだね


    憧れの存在に焦がれ続けたために姿を変える必要に迫られ、姿を変えるために憧れの存在を傷つけてしまった2代目正規勇者
    まるでその在り方をなぞるようなエマが全てが終わりかけている瞬間に現れた意味が気になってしまう
    これは何としても「異伝」の続きを見たいのだけど、一方で「すかもか」の続きだって早くみたい
    悩ましいところですよ

    1
    2020年06月07日

    ネタバレ 購入済み

    正規勇者の唯一の初めての友人は

    呪詛に穢された古聖剣セニオリスの修復というか、洗浄の話、改めて思い返せば完結していなかったんですね。
    という事で、翠銀色の大巨人の一件で渦中の人となったエマ、リーリァの初めてのたった一人の友達なんて立場になると、悲劇的なラストしか想像できなくなってしまう「終末なにしてますか?」シリーズですが、果たして…。

    古聖剣ゼルメルフィオルにより変質させられ、尚且つ人間の卑獣である堕鬼エックハルトの呪視により支配されたエマ、勇者の宿命を背負うリーリァとの関わりは、やっぱり……。

    時は遡り、遠い昔の物語
    醜い化け物と騎士との出会い
    毒虫の姿をとる悪夢と、無数のそれを従える怪物
    騎士様と共に在る事を願った醜い化け物は…
    古聖剣ゼルメルフィオルと、リュシル・ザクソイトは同一だった…
    そしてその思い人たる騎士アーベル・メルケラがディオネ騎士国建国の祖って、今更ですがリーリァに多重に背負わせ過ぎの世界観です……

    前巻でセニオリス、今巻でゼルメルフィオルを紐解いたという事は、モウルネンとスィーレン、あと名前の判らない古聖剣と合わせて三振りについても何処かで描かれる機会があるのか…。
    リーリァの逸話はまだまだ有りそうで、続けようと思えば続きそうですが、ヴィレムとの話から始まり星神エルクとの話で締めるって事は、このシリーズは完結なのか…?


    ところで、
    ヴィレムがアデライードに誓った言葉にあった『翠の大釘』って何なのでしょう?
    人類と敵対する事となっていた地神である翠釘候かとも思いましたが、だとするとどう辻褄が合ってくるのか…?

    #切ない #ドキドキハラハラ

    0
    2023年11月14日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    セニオリスの浄化が終わるまでバゼルフィドルに滞在するリーリァは、そこで起こる一連の事件の矛先が自分に向いている事を知る。


    まだ銘が無い二振の聖剣(カリヨン)。
    一振は登場した時点で後のヴァルガリスだろうとピンと来たけど、もう一振が、途中リーリァが特筆能力の詳細を予想するまで気付かない!
    こういう目的で開発されてこういう経緯でナヴルテリの手に渡ったのか。
    ラピデムシビルス!

    0
    2020年12月31日

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