Posted by ブクログ
2020年02月15日
面白かった。
人間が確率や統計から自らの損得を適切に判断できず、多分に非合理的で場当たり的かつ感情的なヒューリスティック判断で購買意思決定をしていることがよくわかった。
利得より損失を過大に評価する性質や、小さい確率を過大評価する傾向などのプロスペクト理論。
サンクコストやイケア効果が生じるバイアス...続きを読む。
マリッジブルーなどの選好逆転が生じるのは、心理的距離感に応じて評価基準や損得の割引率が変動するからである 等、買い手側が注意すべきこと、かつ、売り手側が使えそうなものが多かった。