月刊Gun Professionals2021年10月号

月刊Gun Professionals2021年10月号

1,760円 (税込)

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・SAIGA-12 カスタム
カラシニコフライフルをベースにしたセミオートマチックショットガンSAIGAは、AR系ショットガンより大幅にスリムで軽量という魅力がある。確実な作動を実現させるには、手を加える必要があるが、それに成功すれば最高のパフォーマンスを発揮する。SAIGAは高いポテンシャルを秘めているのだ。

・ケルテックKS7 12GA. コンパクトタクティカルショットガン
ケルテックKSGは、デュアルチューブマガジンを備えたブルパップスタイルのポンプアクションショットガンだ。このKSGをシングルチューブ化して、操作性と実用性を向上させたものがKS7だが、依然として強烈な個性を放っている。

・TTI ベネリM2アルティメット3Gun
3Gun競技用に作り上げられた“勝つためのショットガン”を改造した実戦用カスタムモデルが、映画『ジョン・ウィック:パラベラム』で印象的に使われ、一躍人気モデルとなった。今回は、そのベースとなった9連マガジンモデルを紹介したい。

・ナイトホークエージェント2コマンダー
ウイルソンコンバットとナイトホークカスタムが、現在のハイエンド1911カスタムの双璧だ。その一方の雄であるナイトホークカスタムが、新しいカスタムビルダーであるエージェンシーアームズと手を組んでリリースした製品がエージェント2コマンダー。現代のコンバットピストルが持つ力強い魅力がこの銃には詰まっている。

・カラシニコフ バリエーション Part 2
カラシニコフ アサルトライフルはソ連で軍用として採用された以降、多くの社会主義国に広がり、その総生産数は少なく見積もっても1億挺以上とされている。ソ連製だけでなく、そのライセンス生産品や無断でコピーしたもの、AKをベースに改良を加えたものなど、そのバリエーションは多岐にわたる。今回はアルバニア、アルメニア、クロアチア、チェコスロバキアで使用されたAKとその発展型をご紹介する

・スタカートP DUO
25年以上に及ぶマッチガンとしての実績と技術的ノウハウの蓄積を生かし、2020年、STIはスタカートに生まれ変わった。目指したのはハイエンドのデューティガンで、そのラインナップからマッチガンは消えている。同社の大胆な挑戦は成功し、数多くのポリスデパートメントがスタカートを採用するという新たな潮流が生まれている。

・S&Wモデル469
S&Wのセカンドジェネレーションはちょっと影が薄い。その中でひときわ輝くのが、このカットダウンモデル469だ。尖がっていたASPやDEVELのアイデアを、ちゃっかりパクッてカタログモデルにしちゃったという感はあるものの、やっぱりインパクトは大きい。


・オールアバウトボルトアクションライフルズ Part 2
バレル、チェンバー、ブレット
ボルトアクションライフルで正確な射撃を望むなら、知っておくべきことは少なくない。今回はバレル、チェンバー、そしてブレットに関して、通常は語らない部分にまで少し踏み込んでみようと思う。銃は“アモを装填、狙って撃つ”だけの単純な道具ではない。特にボルトアクションライフルは、知れば知るほどその先の奥深さが見えてくる魅力的な存在なのだ。

・9mm機関拳銃
自衛隊が装備する9mm機関拳銃は、総生産数が500挺に満たないと思われるレアな存在だ。もしかしたら国産最後のサブマシンガンとなるかもしれない。今回、その実射訓練を取材した。

その他

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月刊Gun Professionals のシリーズ作品

1~60件目 / 60件
  • 月刊Gun Professionals2024年5月号
    NEW
    1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ・ジェネシスアームズ Gen-12 / ドラカリス Gen-12 JW4に登場したタクティカルショットガン  市場に存在する中で、現在もっとも完成度の高いボックスマガジン式セミオートショットガンがジェネシスアームズのGen-12だ。映画『ジョン・ウィック:コンセクエンス』ではTTIによるカスタムモデル“ドラカリス Gen-12”が使用され、強烈な印象を残している。今回はそんなGen-12を詳しく解説したい。 ・シャドウシステムズ CR920エリート 9mmサブコンパクト  シャドウシステムの920は単なるグロッククローンではない。グロックのメカ、デザインをベースに、細部まで徹底的に見直して改良を加えたハイエンドモデルなのだ。そのCR920はサブコンパクトモデルだが、G43Xより断然イイ!これはCovert Role、すなわち隠密任務に最適な一挺だといえる。 ・S&W Kフレームスナッビー モデル66 & 65 コルトパイソンもキンバーK6sも大好物だが、やはりリボルバーはS&W Kフレームにトドメを刺す。それも願わくは、1982年以前に製造されたヴィンテージモデルで、さらにはステンレスモデルなら申し分ない。入念に手入れさえすれば美しいままの外観を保つことはできるし、その時代ならではのフィット&フィニッシュは“所有する喜び”を満たしつつ、アクションまでも楽しんでしまえる逸品なのだ。 ・SHOT SHOW Part 4    4月号に引き続き、SHOT SHOW 2024のレポートをお届けしたい。世界最大の銃器展示イベントには、たくさんの銃が登場しており、4月号だけではとても載せきれなかった。これらを見て頂ければ、銃器業界はまだまだ活力満ちていることをお判りいただけるだろう。 ・SIG SAUER P322 + SRD22Xサイレンサー     2022年3月に登場したP322はデューティサイドアームを小型化したような製品だ。.22LRのボックスマガジンピストルとしては最大となる20連マガジンを装備している。そんなP322にSRD22Xサイレンサーを組み合わせてテストした。 ・第二次世界大戦 ドイツ軍と共に戦った外国製ピストル  Part 21  11.25m/mオートマティスケ ピストールM/1914の量産 ノルウェー製ピストル4     ノルウェー軍によって採用が決まったコルト ガバメントだったが、これを国内のコングスベルグ造兵廠で生産するには、たくさんの障害があった。それらをひとつずつ解決し、ついに11.25m/mオートマティスケ ピストールM/1914の量産がおこなわれるまでを詳しく解説する。 ・ベレッタ92を振り返る 92FS, M9A3, 92X, M1951, 84F   2017年にアメリカ軍のサービスピストルの座を明け渡した92は、警察用ピストルとしても、もうあまり使われていない。しかし今でもアップデートが続き、新しいモデルが次々と登場している。この銃に魅力を感じる人達は、今でも確実に存在するのだ。 ・IFS & LPN パリ同時多発テロ以降に創設されたフランス民間武装警備会社   パリオリンピック2024の開催まであと4ヵ月、フランス国内の治安維持、テロの封じ込めのため、フランスは民間警備会社の武装を許可した。IFS, LPNはその中で最大規模を誇る警備会社で、フランスの特殊部隊とともにパリを護っている。武器を持って警備にあたる彼らの射撃試験の様子を取材すると共に、その武装を見せて貰った。 その他
  • 月刊Gun Professionals2024年4月号
    1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 Gun Professionals 4月号は例年通り、1月にラスベガスで開催されたSHOT SHOW 2024の大特集をお届けします。その年の銃器業界の方向性を示す世界最大規模のイベントがSHOT SHOWですが、今年取材して感じた大きな流れは、“復活と再生”です。もはや過去のものとなったと思われていた製品やカテゴリーが、近年に意外な形で再登場したり、注目を浴びたりする状況にあることを改めて確認しました。極端な方向に進んでいた事に対するある種に揺り戻しといえるかもしれません。新しいものと古いものが共存することが銃の魅力の一つですが、それが鮮明になったとも思います。そんなSHOT SHOW 2024の様子を約50ページにわたって特集します。  その他には、スプリングフィールドアーモリーのARピストルカービンであるセイント ヴィクター9mmや、フィンランドのSAKOが開発したハイエンドスナイパーライフルTRG M10、そしてクラシック系ではS&Wモデル28ハイウェーパトロールマンやコングスベルグM1914などのレポートが並んでいます。 【特集SHOT SHOW 2024】 銃器業界最新情報一挙公開 【実射レポート】 ・SAKO TRG M10スナイパーライフル ・スプリングフィールドアーモリー セイントヴィクター9mm ・S&Wモデル28 ハイウェーパトロールマン 【ヒストリカルレポート】 ・コングスベルグM1914 その他
  • 月刊Gun Professionals2024年3月号
    1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ・FN 545タクティカル & FN 510 タクティカル FNアメリカによって開発されたFN509をベースに、.45口径と10mm口径に対応、かつタクティカル仕様としたモデルがFN510/545タクティカルだ。10mmオートは同社初であり、これらはアメリカの民間市場を強く意識した製品となっている。   ・S&Wモデル5904 モデル39を皮切りに、約半世紀続いたS&Wメタルフレームオートの最終世代が3rdジェネレーションだ。その中でも6904は、憧れのデベルやASPに通ずるコンパクトモデル。 コイツは可愛いし、小さ過ぎないコンパクトさが素敵だ。そして12連マグのファイアパワーが頼もしい。ちょこっとだけ前のクラシックワールドへ、いざっ! ・SIG SAUER P320-M18 CA 2014年に登場し、絶大な人気を獲得しているP320だが、カリフォルニア州ではマイクロスタンピング法により、ガンショップでの購入ができなかった。しかし、2023年、この法律が違憲であることが確定、ついにP320のカリフォルニアコンプライアントモデルが登場した。それがP320-M18CAだ。 ・ウィンチェスターモデル1897トレンチガン レプリカ アメリカ軍は1917年に第一次世界大戦に参戦する際、既に装備していた12ゲージポンプアクションショットガン、モデル1897にヒートシールドを追加、塹壕戦に投入した。これが通称トレンチ(塹壕)ガンで、近接戦闘で絶大な威力を発揮し、ドイツ軍に恐れられた。そんなトレンチガンの実物は、今やレアなコレクターズアイテムなので、今回は1940年製のModel 1897をトレンチガン仕様に改造、これを撃ちまくってみる。 ・セミオートマチックピストル デザイン、マテリアル、製造技術の進化 セミオートマチックピストルが登場してから130年という時間が流れている。その黎明期から現在に至るまで、デザイン、マテリアル、そして製造のノウハウからみた進化についてここで語ってみたいと思う。大きな変化を遂げているが、意外なほど変わっていない部分も少なくないのだ。 ・マウザーC96 Bolo コンパクトブルームハンドル   大型拳銃の代名詞ともいえるマウザーC96を少し小型化したモデルは、“Bolo”と呼ばれる場合が多い。混乱が続く20世紀初頭のロシアで盛んに使われたため、この名が付けられている。このシリアルナンバー“41419”は、1904年から1905年に作られた本当のPre War Boroだ。 ・SIG SAUER P220 .45ACP法執行機関向けGモデル   スイスで半世紀前に開発されたP220は、現在でも米国でその発展改良型が生産継続中だ。ストライカーファイア+ポリマーフレームの最新モデルと区別する意味で、“クラシックシリーズ”と呼ばれてはいるが、その高い機能性と信頼性は今でも色褪せてはいない。 ・IWAアウトドアクラシックス2023 Part 5    2023年3月にドイツで開催されたIWAアウトドアクラシックス2023のリポート、その5回目をお届けする。今回はライフル&ショットガンの”ロングガン編”の続きで、近年急速にシェアを拡大しているトルコ製銃器を中心にお届けしたい。 ・“競演”懐かしのモデルガン&実銃 ワルサー&マルシン P38 ・ちょっとヘンな銃器たち 1 プレッシンピストル ・HERA H7ストックシステム ・無可動実銃に見る20世紀の小火器 182 ヘッケラー&コッホ SL6 その他
  • 月刊Gun Professionals2024年2月号
    1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ・SR-25/M110 SASS 究極のセミオート スナイパーライフル Knight’s製 SR-25は、ボルトアクションライフルでは到底真似のできない連射速度を持ちながら、ボルトアクションに匹敵する射撃精度を兼ね備えた高性能セミオートライフルだ。SR-25の中でも特に米陸軍仕様のM110 SASSは、軍用銃に興味のある銃器ファンにとっては憧れの存在といえよう。今回はそのM110と比較用のレミントン700ポリスモデルにスポットを当て、消音器装着時の射撃精度などを検証する。 ・CZ シャドウ2コンパクト& CZカスタム アキュシャドウ2コンパクト 2016年登場のマッチガンであるCZシャドウ2を短く切り詰め、さらにアルミフレーム化することでキャリーガンに変貌させたシャドウ2コンパクトが2023年にリリースされた。デコッキングレバーが無いなど使い手を選ぶ要素はあるが、1911カスタムをキャリーするようなプロフェッショナルにはものすごく魅力的だ。早速CZCがこれをアップグレードさせ、アキュシャドウ2コンパクトを作り出している。 ・GLOCK 28  .380のG26  1997年に誕生した.380ACPのグロック28は、アメリカへ輸入されていなかった。しかし、2023年、国内生産によって限定販売が始まっている。登場から四半世紀、サブコンパクトのトレンドが変わったためにいまさら感が強いが、レアものグロックであることは間違いない。しかし、この個体、困った持病を持っている。 ・ラルータクティカル エンハンスド シエテ 6.5mmクリードモア ボルトアクションライフル 高品質ARプラットフォームライフルのメーカーとして有名なLaRue Tacticalから、バレルをクイックチェンジするだけで5種類の口径を撃つことができるプレシジョンボルトアクションライフルがリリースされた。2018年のプロトタイプから4年半を経て完成した、最新の機能を持つシャシーシステムライフルを今回掘り下げてみたい。 ・ハイポイント YC9 廉価版9mmセミオートマチックピストル 「自衛用に銃は持っていたいが、ちゃんと弾が出れば安いのでじゅうぶんだ」 そう考えるユーザーに向けて販売されているのがハイポイントだ。見栄えが悪くても構わない。そこそこの性能があればそれでいい。どうせ使うのはイザという時だけ。 実際にはそんなユーザーがたくさんいるのだ。だからハイポイントは売れている。 ・ブラックスティールUSAグリップコントロール サポートハンドの親指を載せるためのサムレスト、通称ガスペダルを付けると銃が安定し、連射も圧倒的に楽になる。しかし、銃の厚みが増すためコンシールドキャリーするディフェンスガンにこれを付けることは難しかった。ところが、それを可能にするアフターマーケットパーツが登場している。それがブラックスティールUSAのグリップコントロールだ。 ・IWA アウトドアクラシックス 2023 Part 4 3月にドイツで開催されたIWAアウトドアクラシックス2023のリポート、その4回目だ。今回はライフル&ショットガンの”ロングガン編”となる。必ずしも今年の新製品ばかりではなく、ここ数年の間に登場した現代のトレンドに基づく製品も併せてご紹介したい。 ・AREA 2 USPSA 全米最大規模のシューティングマッチ    ・グロック ビハインド ザ バレル 2024年ニューモデル   その他
  • 月刊Gun Professionals2024年1月号
    1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 Gun Professionals 2024年1月号はダン・ウエッソンのDWXを巻頭でお届けします。シングルアクションのハンマーファイアードピストルの傑作である1911とCZ75、この2機種の機能を合体させたハイブリットピストルがDWXで、2019年に発表されましたが、2022年末まで市場に現れませんでした。やっと製品化されたDWXの高性能ぶりをたっぷりご覧いただきます。  コルト エアクルーマンは、1950年代にアメリカ空軍向けに1,189挺のみ試験製造された超軽量リボルバーですが、その後、空軍から廃棄命令が出たため、現在では50挺程度しか存在しません。そんな希少なエアクルーマンをオークション用画像データで詳しくご紹介しながら、現代の軽量リボルバーであるルガーLCR 9mmパラベラムをレポートします。  その他、S&W M&P9シールド、ルガープレシジョンライフル .308Win & 6.5クリードモア、ドイツのFG42パラトルーパーライフル、そしてテクニカルレポートとして“暴発はなぜ起こるか”など、銃器専門誌にふさわしい記事が満載です。 【実銃レポート】 ・ダン・ウエッソンDWX ・S&W M&P9シールド ・ルガープレシジョンライフル ・FG42パラトルーパー ・コルトエアクルーマンとルガーLCR 9mm 【イベントレポート】 ・IWAアウトドア クラシックス 2023 Part 3 【テクニカルレポート】 ・暴発はなぜ起こるか その他
  • 月刊Gun Professionals2023年12月号
    1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ・スプリングフィールドアーモリー ECHELON最新型9mmオート  2013年7月23日にスプリングフィールドアーモリーから発表されたエシュロンはかなりの意欲作だ。フレームにセントラルオペレーショングループを搭載、これをコアに様々な形態に組み替えることが可能な機能を有する。同社はこれでハンドガン市場の覇者であるグロックを追撃していく。 ・CZ 97 B   .45ACPコンバットハンドガン  1970年代、ジェフ・クーパーはCZ75を“最高のコンバットオート”だと高く評価した。“但し、これが.45口径だったら”という言葉がそれに続いたという。ならば.45口径のCZ97Bはどうだ。もしこの銃が1970年代に存在したら、ジェフ・クーパーは何といったのだろうか… ・AR系ライフルは水中射撃ができるのか? 作動機構の違いによる機関部破裂の可能性 ダイレクトインピンジメント vs. ガスピストン 近年、ダイレクトインピンジメントのARを水中、または水から取り出してすぐに撃つと、レシーバーが吹っ飛ぶというネガティブな動画が広がっている。テストした結果としてそうなったのなら、それは事実なのだろう。しかし、どの動画も、それがなぜ起こったのかを解説していない。そこで、これについての考察を述べてみることにした。 ・ガバメントの次に来るもの コルト コンバットコマンダー   コルト純正のセミコンパクト1911 それがコンバット コマンダーだ。無理な小型化に走ることなく、自然体であることが素晴らしい。そして射手に媚びていないことも…。そんなコマンダーを撃てば、スチールフレームの手応えと共に、手首に野太い衝撃が走る。豪快且つ爽快だ。 ・S&Wモデル52ノーダッシュ .38マスター  “最も精度の高い市販セミオート”といえば、それはやはりS&W Model 52だろう。1961年から1993年まで細々と製造が続いた.38スペシャル“ミッドレンジ”ワッドカッター弾のみ使用できる、ブルズアイ競技に特化した競技専用銃だ。今回は、3,500挺程しか製造されなかった初期型(1961~1963)のModel 52“No Dash”の古き良きクラフトマンシップにどっぷり浸ってみたい。 ・S&W SAKURA M360J 日本警察仕様を再現   2010年頃、米国でS&W M360Jが少数市販された。日本警察向けにS&Wが製造したモデル360の余剰品が放出されたのだろう。これを使って実際に日本警察で運用されているSAKURA M360Jの形を再現、その実射感覚をリポートする。 ・コルト モデル1902 1911の原型  アメリカ初のセミオートマチックピストルはコルト モデル1900で、これを改良したのがこのモデル1902だ。モデル1911に繋がる直系の先祖でもある。そんなモデル1902を手にし、実射する機会に恵まれた。日本の銃器雑誌として、これはかつて一度も無かったことなのだ。 ・IWAアウトドアクラシックス2023 Part 2 先月号に続いて3月にドイツで開催されたIWAアウトドアクラシックス2023のリポート、その2回目をお届けしたい。今回もピストル編で、S&Wの続きからとなる。前回同様、IWAが開催されなかった、あるいは不完全な開催だったこの3年間に登場した製品も併せてご紹介させて頂く形だ。 ・LOK GRIPS 最新カスタムグリップ ・この銃に会いたかった 78 S&Wチーフスペシャル  ・無可動実銃に見る21世紀の小火器 179 IWI UZI PRO   その他
  • 月刊Gun Professionals2023年11月号
    1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 Gun Professionals 2023年11月号は、巻頭でSIG SAUERのメタルフレーム クラシックラインP226 XFIVE STASをお届けします。上級モデルであるXFIVEの最新型で、SIGカスタムワークスが開発したシングルアクション、20連マガジン、ステンレスフレームを持つモデルです。おそらく9mmのメタルフレームオートとして、この銃は現在最高クラスの性能を持つ存在でしょう。  続いて、スプリングフィールドアーモリーM1911-A1ローディッドと8月に開催されたスチールチャレンジ エリア2のご紹介が入ります。エリア2は同大会の世界選手権に次ぐ規模の大きなイベントです。  その他、コルトのクラシックDフレームリボルバーである、ディテクティブ、コブラ、ダイヤモンドバックの3本立てや、レミントン700マグプル仕様のロングレンジモデル、ダヌヴィアM53 K1サブマシンガン、しばらく間が空いてしまったドイツエンフォースタック&IWA2023のレポートのPart 3など、バラエティ豊かな実銃レポートを満載とします。 【実銃レポート】 SIG SAUER P226 XFIVE STAS スプリングフィールドアーモリー1911-A1ローデッド コルトディテクティブスペシャル、コブラ、ダイヤモンドバック レミントン700 MAGPUL ダヌヴィア M53 K1サブマシンガン 【その他レポート】 ハワイ マークワンサービス エンフォースタック&IWA Part 3
  • 月刊Gun Professionals2023年10月号
    1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ・映画『ジョン・ウィック:コンセクエンス』のヒーローズガン キアヌ・リーブス演じる伝説の殺し屋ジョン・ウィックの最終決戦が描かれる第4作目『ジョン・ウィック:コンセクエンス』が、いよいよ9月22日に日本でも公開される。この映画でジョンは様々な銃を使いながら戦いを進めていくが、メインとなる3機種について、それらをデザインしたタラン・バトラーのインタビューを交えながら詳しくご紹介したい。 ・AASAM 23 訓練隊と20式小銃 2023年、AASAMのインターナショナル部門が復活する予定だ。陸上自衛隊にとって20式小銃の配備が始まってから初のAASAMとなる。これに参加すべく準備を進めている陸上自衛隊富士学校AASAM 23訓練隊の戦闘射撃訓練を取材した。彼らの20式には通常部隊とは異なるMarchスコープが載っている。 ・Heckler & Kochポリマーフレームピストルの系譜2 SFP9 M ハンマーファイアピストルであるP30をストライカーファイアに置き換えた製品がSFP9だ。開発段階のプロジェクト名がP30-Xであったこともそれを裏付けている。今回は、SFP9の開発、現在までのバリエーション展開、そして日本の自衛隊が選定採用したSFP9 Mに関する細かいディテール解説の順で話を進めていきたい。 ・FN Five-seveN Mk3 MRD FN HiPerが注目されていることで目立たないが、ファイブセブンもMk3へと切り替わった。Mk2からの進化は想像以上のものがある。もはやP90のバックアップガンという位置付けではない。現代のスタンダードである9×19mmハンドガンを上回る実力をMk3は秘めているのだ。 ・H&K USP45 ヘッケラー&コッホが1995年に発表した.45オートがUSP45だ。そのベースはUSSOCOMのMk23であり、この銃はそのコンセプトを色濃く残しながら、同時に汎用性を併せ持つものとなった。それゆえ、28年が経過した今も、USP45はその魅力を保ち続けている 。 ・SIG/SAUER P320 M17 PRO-CUT SLIDE   米軍採用から早くも6年が経過した今、遂に買った、M17を! 元々自分はP320に対して否定的だった。ポッタリ感が漂い、華がない…しかし、手に入れてみると印象は大きく変わる。オマケに純正のプロカットスライドとカスタムトリガー付きだ。正直な話、M17は “かなりイイ!” ・S&Wモデル 27 .357 マグナム 1935年、その後にリボルバーのスタンダード口径となる.357マグナムと、このアモのために開発された“レジスタードマグナムリボルバー”が発表された。この銃は戦後に、モデル27に発展する。.357マグナムはLEキャリバーと思われがちだが、ハンティングキャリバーでもあるのだ。ロングバレルのモデル27とピストルスコープの組み合わせなら100ヤード先のターゲットでも狙えるだけのポテンシャルがある。 ・SAR USA K2 45 近年品質向上が目覚ましいのがトルコ製銃器だ。たくさんのメーカーがひしめき合い、欧米のガンマーケットに製品を供給している。その中でもSarsilmazは最大手に位置する一社で、K2はトルコ製ハンドガンの評価が高まる少し前から存在するCZ75クローン、その45バージョンだ。 その他実銃記事 ・この銃に会いたかった76  シマロン ピストレロ.45   ・無可動実銃に見る20世紀の小火器 177  AL.GI.MEC AGM 1   ・ウエスタン魂 139 ウィンチェスター モデル1873 .32-20 Win ・映画『ジョン・ウィック:コンセクエンス』 その他
  • 月刊Gun Professionals2023年9月号
    1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ・FN HiPer ユーロサトリ 2022でFNハースタルは、同社のマスターピース“Hi-Power”の名を受け継ぐ新型 “HiPer”を発表した。あれから1年が経過した今、法執行機関と軍に向けてFNが本気で開発したハンドガンの実射レポートをここにお届けする。 ・SIG SAUER P365 XL SPECTRE COMP   2022年、ベストセラーのハイキャパシティマイクロコンパクト9mmオートのP365に、インテグレーテッドコンプを採用したXLスペクターコンプが登場した。シンプルな構造ゆえ、従来型コンプと比べて効果は限定的だが、このデザインは今後他社にも普及していく可能性がある。そんなXLスペクターコンプをテストしてみた。 ・VP70からSFP9(VP9)まで Heckler & Kochポリマーフレームピストルの系譜 Part 1 世界で最初にポリマー樹脂でピストルのフレームを製造、これを量産したメーカーはH&Kだ。あれからもう半世紀以上が経過している。同社の現行製品で、自衛隊も採用したSFP9 Maritimeをご紹介するに当たり、まずはこのモデルに至るまでのH&K歴代ポリマーフレームピストルを改めて確認する。 ・スタカートC DUO  高品質のダブルスタック2011フレームで知られるスタカートだが、シングルスタックのサブコンパクトモデルをラインナップしていたことがある。コンシールドキャリーの容易さと操作性を突き詰めていけば、このデザインにたどり着く。C DUOはそんなニーズに対するスタカートの回答だった。 ・S&W モデル 68 and ポリスコメモラティブス 1977年から1988年の11年間に、カリフォルニアハイウェイパトロールとロサンゼルス ポリスデパートメント専用として、.38スペシャル口径で6千挺だけ製造された希少なリボルバーがモデル68だ。この銃が作られた背景には、“ニューホール インシデント”という事件があった。 ・G45 クロスオーバーなデューティグロック    G17のフレームとG19のスライド&バレルをクロスオーバー、それがG45だ。G19Xはミリタリーテイストだったが、こちらはストリート仕様。スライドにはフロントコッキングセレーションも追加されている。リアサイトはゴーストリングに換装。気に入った。これが今、自分にとって一番のお気に入りグロックとなっている。 ・USPSAオープンディビジョンカスタムガンズ USPSAには7つのディビジョンがあり、その中でもオープンディビジョンは、使用する銃のカスタマイズに対する自由度が最も大きい。そのため、この競技には常に新しい技術が投入されるのだ。そんなカスタムを施したレースガン3機種をご紹介させて頂きたい。ここで試され、良い結果を生んだ技術は、実用的なハンドガンにも確実に影響を与えている。 ・ニューモデルインフォメーション スプリングフィールドアーモリー エシュロン 7月12日に発表されたエシュロンは、COG=セントラルオペレーショングループを採用したモジュラーフレームピストルだ。その機能と特徴を速報としてお届けする。 その他
  • 月刊Gun Professionals2023年8月号
    1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 Gun Professionals 8月号は、ドイツ警察で採用されている最新型ハンドガン グロック46のレポートを巻頭でお届けします。 この銃は通常のティルトバレルロックではなく、ロテイティング(ロータリー)ロックを採用した非常にレアなモデルです。 現時点ではドイツ警察向けのみの供給で市販されていません。そのためドイツ警察での取材となりました。 このグロック46の詳細なレポートはもちろん日本初公開です。 つづいてアーセナルファイヤーアームズのストライクワン マーク2をご紹介します。 こちらもスピードロックシステムと呼ばれる凝ったメカニズムを持った新世代のハンドガンで、なかなか見る機会が少ないモデルです。 その他、ナイツアーマメントのSR-15とヘッケラー&コッホMR556 E3の比較レポートもあります。 クラシックモデルも忘れてはいません。マウザーHSc 7.65mmやウェブリー&スコット、ナガンリボルバーといった往年の名機もたっぷりと登場させます。 イベントレポートとしては、4月にインディアナポリスで実施されたNRA年次総会&展示会の様子をご覧いただきます。 1月のSHOT SHOWとはまた違った雰囲気をお楽しみください。 【実銃レポート】 ・グロック46 ドイツ警察仕様 ・アーセナルファイヤーアームズ ストライクワン マーク2 ・ナイツSR-15 vs. H&K MR556 E3 ・マウザーHSc & SIG SAUER P230 ・ウエブリー&スコット& ナガンリボルバー その他 【イベントレポート】 ・NRA年次総会&展示会2023
  • 月刊Gun Professionals2023年7月号
    1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 Gun Professionals 7月号は、ナイトホークカスタムのNXS 8ショット357マグナムリボルバーを巻頭でお届けします。ドイツのリボルバーメーカーKorthと、アメリカの カスタムガンメーカー、ナイトホークが作り上げた現代のコンバットリボルバーです。 価格は5千ドルを超えるハイエンドガンですが、ドイツのエンジニアが手間を惜しまずリボルバーを作るとこうなるのか!という驚きが、この銃には詰まっています。 そんなスーパーリボルバーの実力をたっぷりご覧ください。 また2022年に発表された新しいピストル弾.30スーパーキャリーを使用するS&W M&Pシールドのレポートも入ります。.30スーパーキャリーがどんなパフォー マンスを見せるか、こちらも興味深いレポートになります。 その他、懐かしのS&Wモデル39やルガーSP101、ワルサーピストルの系譜Part 2、エンフォースタック2023 Part 2 など、7月号も実銃情報満載でお届けします。 【実銃レポート】 ナイトホークカスタムNXS 8ショット357マグナムリボルバー S&W M&P シールド 30スーパーキャリー S&Wクラシックモデル39 ルガー5ショットリボルバーSP101 ワルサーピストルヒストリー Part 2 エンフォースタック2023 Part 2 その他
  • 月刊Gun Professionals2023年6月号
    1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 Gun Professionals 2023年6月号は、今年1月のSHOT SHOWで突如発表された S&Wの最新作M&P 5.7の実射レポートを巻頭でお送りします。従来のM&Pとは全く異なるハンマー内蔵式で、回転式TEMPOバレルシステムによるロッキング機能など、 新しいメカニズムが満載! このS&Wの意欲作について、いち早く徹底分析します。 SHOT SHOW 2023ではグロックにも大きな動きがありました。グロックの原点ともいうべき17の第五世代モデルG17 Gen5が製造を終了し、新しいG47がその後継 機となるというのです。まだ不確定ではありますが、そんなG17の発展型である新製品G47についても詳しく解説します。 その他にも、FNファイブセブンの第二世代モデルや、往年の名作であるFNハイパワーのターゲットモデル、モスバーグのタクティカルショットガン590カスタムなど、 新旧の個性的なハンドガン&ショットガンの実射レポートが目白押しです。 また3月にドイツで開催された法執行機関向け小火器の展示イベント、“エンフォースタック2023”のレポートもお届けします。 【実銃レポート】 S&W M&P 5.7 グロック47 MOS FNファイブセブン 第二世代 FNハイパワーターゲット&カスタム モスバーグ590 カスタム 【イベントレポート】 エンフォースタック2023 SHOT SHOW 2023 Part 5
  • 月刊Gun Professionals2023年5月号
    1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 Gun Professionals 2023年5月号は、注目の新製品スプリングフィールドアーモリー 1911DS プロディジーを巻頭でお送りします。 今、注目の2011フレームを用いた新製品で従来の高級路線とは一線を画す普及価格帯で登場、それでいて必要な機能や最先端の装備をも満載した、スプリングフィールドアーモリー渾身の1作です。 アメリカ軍が少数採用したサブマシンガンB&T APC9K Proのレポートもお届けします。 現代のサブマシンガンが持つ機能性と汎用性をご堪能ください。他にも4月号で紹介しきれなかったSHOT SHOW 2023の新製品や、ダニエルディフェンスDDM4 vs HK 416、. 22LR ARピストルとPolymer 80による“スタビライジングブレイス最後?の3ヵ月”、20世紀初頭のノルウェー軍用ピストルトライアルなど多彩な記事が満載です。 Gun Professionals 2023年5月号をどうぞよろしくお願い致します。 【実銃レポート】 スプリングフィールドアーモリー1911DS プロディジー B&T APC9K Pro SHOT SHOW 2023 Part 4 ダニエルディフェンスDDM4 vs HK 416 22LR ARピストルとPolymer 80 コングスブルグM1914 & ノルウェー軍用ピストルトライアル
  • 月刊Gun Professionals2023年4月号
    1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 Gun Professionals 4月号は1月17-20日に開催されたSHOT SHOW 2023、および開催前日に実施された関連イベントであるインダストリーディの特集記事をお届けします。世界最大規模の銃器展示会であるSHOT SHOWは、2023年における銃器市場の方向性を示す重要なイベントとして注目すべきものですが、Gun Professionalsは今年も50ページ近くを使ってこのイベントご紹介、その全貌をお届けしています。 今回展示されたニューモデルで最大の注目作はS&W M&P 5.7でしょう。 SHOT SHOW開催までほとんど情報が伝わってこなかったこの新製品は5.7×28mm弾を撃つガスオペレーテッドロックドブリーチTEMPOバレルシステムの22連発ハンドガンです。普及が始まった5.7mmのさらなる発展に寄与するものとして可能な限り詳しくご紹介します。他にもたくさんの銃、およびその関連製品を御覧ください。 SHOT SHOW以外では、AKピストルDRACO NAK9や、ルガーMark IV 22/45、コングベルグコルトM1914とそこに至るまでの製品など珍しいモデルを集めてご紹介しています。 【特集】 ・SHOT SHOW 2023  注目の新製品を中心とした展示モデルの数々 【実銃レポート】 ・DRACO NAK9 AK47ピストル ・ルガーMark IV 22/45 ・コングスベルク コルトM1914 Part 1 その他
  • 月刊Gun Professionals2023年3月号
    1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ・KELTEC P50 50連発5.7mmタクティカルハンドガン 2021年のSHOT SHOWオンデマンドで公開されたケルテックP50は、5.7×28mmの50連マガジンを装備するタクティカルハンドガンだ。発表からちょうど2年が経過するが、やっとその全貌をお伝えできる。その圧倒的存在感を知っていただきたい。 ・SIG SAUER P238  1911デザインの.380コンパクト  優れたハンドガンプラットフォームとしてアメリカでは絶大な人気を博している1911には、これをミニチュア化させたモデルが多数存在する。SIG SAUER P238はその中でもトップクラスの性能を持つ製品だ。これは実際に長期間コンシールドキャリーして得られた実感でもある。 ・S&Wチーフスペシャル スクエアバット スナブノーズの傑作 “チーフはラウンドバット”という意見が多いだろうが、そこに敢えてスクエアバットを持ってきた。それも極初期の1952年製だ。5スクリューに俵型ラッチ、そして小さなトリガーガードという骨董嗜好全開の仕様だが、いつも見慣れたチーフとはだいぶ違う景色を、ぜひご堪能あれ! ・AKSA Arms S4 FDEショットガン ベネリM4 クローン ベネリM4はタクティカルショットガンのレジェンドといえる存在だ。しかし近年、そのパテントが失効したため、たくさんのクローンが登場している。その中でもAKKA Arms S4はトルコ製ショットガンのイメージを覆すような完成度を持っている。 ・Walther OSP/GSP/GSP-C  Modular Pistolの先駆け  クラシックな逸品をお見せしたい。約半世紀前のISSF系ラピッドファイアピストル競技銃ワルサーOSP, GSP, GPS-Cだ。この銃が登場した時、世界中の競技者がこの銃のデザインコンセプトに注目した。そしてこのスタイルは現在のPardini HPやSPにも引き継がれている。 ・SIG SAUER P365-XMACRO コンシールドキャリーガンニューカテゴリー コンシールドキャリーに特化して設計されたサブコンパクトハンドガンP365は時代のニーズに見事に適合し、大ヒットとなった。その発展型であるXMACROは薄型ボディながらも、フルサイズに匹敵する拡張性と機能性、そして高い戦闘能力を持っている。 ・第二次世界大戦 ドイツ軍と共に戦った外国製ピストル  Part 17 スターピストル3 ドイツ軍が使用した外国製ピストルという本題から大きく外れてしまうが、この機会にスター・ボニファシオ・エチェベリア社で生産された代表的なスターピストルを整理して列記しておきたい。有名だがすでに過去の存在となったスターピストルについて、解説する機会はおそらくもうないだろうと思うからだ。 ・4挺の1911 本家コルトとクローン、そして1911進化型 ここに4挺の1911がある。本家であるコルト製.45口径最新モデル、スプリングフィールドアーモリーの.45ローディッド、ブラジルのタウルス製9mm仕様、そして1911ではないが、もしコルトが1911を現代風にアレンジしたらこんなモデルになるのではないかと思えるハドソンH9だ。 ・今月のドマイナーワールド 74 トーラス スペクトラム 380 ・ショーケースの片隅から29 FNファイブセブンMRD, パルメットステートアーモリー5.7 ロック   ・コルト ライトニングリボルバー 追記補足+伝説のアウトロービリー・ザ・キッド  ・無可動実銃に見る20世紀の小火器170 ウィンチェスターモデル1200 ディフェンダー  その他
  • 月刊Gun Professionals2023年2月号
    1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 特集 One of My Favorite Guns 私の好きな銃 ・Staccato P  STI進化形 STIがStaccato(スタカート)に変わって早2年半、競技用としてのイメージを一新し、デューティガンとして生まれ変わったStaccato P を手にする機会に恵まれた。そして思わず、“これは欲しい!”と感じた。STI時代のような派手さはないが、はるかに完成度を増していたからだ。 ・ラウゴアームズ エイリアンピストル エイリアンピストルの登場は衝撃的だった。連射時のマズルライズを小さくすることと高い射撃精度を得ることに特化してデザインされたこの銃は、斬新さに溢れていた。あれからもう4年が経過したが、その先進性は少しも色褪せてはいない。 ・S&Wモデル19 4インチ お気に入りの一挺は1969年製のモデル19-3だ。そのガンブルーの輝きと、ギリギリまで絞り込んだスレンダーなボディには惚れ惚れする。もちろんバレルピンもカウンターボアード加工もこの銃にはある。これは比類なきカッコ良さを持つデューティーリボルバーなのだ。 ・SIG SAUER P365-XMACRO  コンシールドキャリーに徹したマイクロコンパクト9mmとして大成功しているP365には多くのバリエーションがある。2022年8月に発表されたエクスマクロは、デューティピストルに迫るスペックを備えたインテグレイテッドコンペンセイターモデルだ。 ・コルト ライトニング モデル1877 コルトが市販した最初のダブルアクションリボルバーが、モデル1877ライトニングだ。銃が好きな人なら誰もがこのライトニングという名のリボルバーを知っているだろう。しかし、この銃について詳しく紹介した日本語のリポートはこれまでひとつもなかった。 ・SIG SAUER P320 トリガーメカニズムを包むFCUを中心に、スライドとグリップモジュールを自在に組み合わせることができるユニークなモジュラーシステムを持つ次世代のハンドガン、それがSIG SAUER P320だ。現在、最も気に入っているコンバットハンドガンは何か、と言われたら、迷わずこの銃を選択する。 ・AAC イリュージョン 9  9mm口径専用サイレンサー エキセントリック ブレットパスデザイン(偏心弾道軸)を採用するサウンドサプレッサーそれがイリュージョン9だ。そのためサイレンサーハイトではなく、ノーマルサイトのハンドガンでもしっかりサイティングして撃つことが可能となっている。 ・GLOCK 19 Gen5   ハンドガンを1挺だけ選ぶとしたら、Staccato XCかNIGHTHAWKのFire Hawk Double Stackを選びたい。これが理想だ。しかし現実には、ここ数年来一番数多く持ち出し、最も弾数を撃っている手持ちのガンは、Glock 19 Gen5なのだ。 ・私の好きな銃 Turkの選択 “好きな銃”をひとつに絞るということは難しい。興味の対象が“弾を飛ばす銃全般”であり、あまりに広いからだ。そこで、カテゴリー別にそれらを列挙していくことにした。もちろんこれらは個人の嗜好であり、絶対的なものではない。 ・FX Airguns IMPACT M3 日本でブルパップライフルを所持しようとした場合、装薬銃ではほぼ不可能だ。だがエアライフルなら何も問題はない。アグレッシブなデザインと最高の精度を叩き出す3つのアジャスターを装備したFXインパクトM3は、今入手可能なエアライフルとして、最上位に位置する製品だろう。待つこと半年、やっとこの銃が手元に届いた。 ・その他
  • 月刊Gun Professionals2023年1月号
    1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ・初公開!TTI JW4 ピットヴァイパー 2023年公開予定の映画『ジョン・ウィック:チャプター4』でジョンが使用する新型ハンドガンの細部を世界に先駆けてご紹介したい。基本的には11月号でご紹介したマッチガン サンドヴァイパーのバリエーションだが、ピットヴァイパーは戦闘用ハンドガンの頂点に立つモデルとしてデザインされている。 ・FN EVOLYSウルトラライトマシンガン FNエヴォリスは新しいカテゴリーの製品だ。マシンガンのように撃てて、ライフルのように扱える。これをFNは超軽量機関銃と呼んでいる。そんなFN EVOLYSを撃つため、FN本社を訪ねた。これはメディアとして世界最速の実射レポートだ。 ・SIG SAUER P226 STANLESS 2005年頃に製造されたP226のステンレスモデルを手に入れた。アルミフレームがスタンダードのPシリーズだが、ステンレスフレームとなると俄然重くなり、一生使えるほどのタフさを持っている。.40S&Wだが、9mmへのコンバートも容易だ。これを現代風にカリーオプティック仕様に改造してみた。 ・トーラスGX4 T.O.R.O 9mm口径のマイクロコンパクトオートは今、アメリカでもっとも活気のあるカテゴリーだ。各社から最新モデルが次々と登場している中、トーラスが2021年5月に発表したGX4は一流メーカーの最新型と遜色のないスペックを持っている。T.O.R.O.はそのオプティックレディ仕様だ。 ・Rifle Wear and Tearライフルを使い続けるとどうなるのか ライフルには、“動”というべきセミ/フルオートと、“静”というべきボルトアクションとがある。それらを使い続けた場合、どのようなことが起こるのだろうか。今回は、通常あまり語られることがないライフルの耐久性と、その機能を維持管理していく方法を解説する。 ・グロック19 Gen5 & PMMマイクロコンペンセイター ハンドガン用コンペンセイターはレースガンだけのものではない。近年ではデューティ用ハンドガンにも小型コンペンセイターを装着するケースが増えつつある。その実際のパフォーマンスを探るべく、G19 Gen5にPMM製マイクロコンペンセイターを装着してみた。 ・ヴォルコーセン ミニマンバ .22口径の世界は、多彩で、深く、限りなく魅力的だ。超お手軽プリンキングガンからラピッドファイア競技の最高峰まで幅広い機種が揃っている。その中でも、Volquartsenのカスタム.22オート、特にこのミニマンバは刺激的な一挺だ。ゴテゴテした真っ黒ボディに極短のスレデッドバレルを組み込んだアグレッシブさが堪らない。 ・スプリングフィールドアーモリー M1A スプリングフィールドアーモリーによって1974年にリリースされたセミオートマチックライフルM1Aは、そのベースとなったM14が高い評価を得たライフルではなかったにもかかわらず、意外なほど人気を集め、現在でも製造供給が続いている。今回は、このM1Aの魅力に迫ってみたい。 ・第二次世界大戦 ドイツ軍と共に戦った外国製ピストルPart 16 スペイン製ピストル4 スター第2回 前号に続き、スペインのスターピストルについて解説したい。第一次大戦後にいち早く製造を始めたコルトガバメントの簡略化コピーがモデロ ミリタール1920だ。この銃がその後のスター社を躍進させていく原動力となった。今回はその発展型であるモデロBミリタールまでを詳しく見ていくことにする。 その他
  • 月刊Gun Professionals2022年12月号
    1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ・ワルサーWMP  .22WMRを撃つワルサーの初の.22マグナムピストル、それがWMPだ。.22口径といえどもWMPはスポーツ用ではなく、パーソナルプロテクション用として位置づけられている。 “IT’S YOUR DUTY TO BE READY”は、ワルサーのWebサイトに載っているWMPのキャッチコピーだ。   ・マーリン1895 SBL モディファイド .45-70 現代のレバーアクション   「今さらレバーアクションライフル!?」と思われる方も多いだろう。さらに、その口径が.45-70ガバメントとなれば、「いったい何に使うんだ?」と叱られてしまいそうだ。しかしこのマーリン 1895 SBLは昨年の再リリース以来、プレミアムが付くほどの人気を集めているのだ。今回はモダナイズによって魅力的に変身するレバーアクションライフルに迫ってみたい。 ・グロック43 +イェイガーワークススライド  現在の市場には、グロックのアフターセールスパーツが大量に溢れている。だからカスタムグロックが花盛りだ。この時流に乗らないという手はない。これはミシガン州のカスタムショップ イェイガーワークスが作るスライドが載ったG43だ。このスライドひとつで銃の印象は大きく変わってくる。 ・トライアークシステムズ TRI-11 ダブルスタックコマンダー   一般には知られていないカスタムビルダーの中には、部のプロフェッショナルユーザーのみを相手にビジネスを展開している業者もある。このスタイルで成功しているブランドのひとつがトライアークシステムズだ。TRI-11は同社の作る2011サイズフレームのコンバットハンドガンで、その製品は一切の妥協がない完成度を持っている。 ・SR25CC & モデル700AAC-SD+KRG X-レイシャシーモダンミッド&ロングレンジスナイパー ナイツアーマメントのSR-25 CCは、近距離から800m程度までをカバーする7.62×51mm弾に対応するDRCCだ。またAACサウンドサプレッサー装着を想定して開発されたモデル700 AAC-SDは、ボルトアクションライフルとして高い精度を持っている。この2挺は、軽量さ、消音性、速射性が求められる現代の中・長距離用スナイパーライフルのあるべき姿を具現化したセットアップだ。 ・リボルバーを使い続けるとどうなるのか   どんな道具も長く使い続ければ、ガタが来て最後は“お役御免”となる。銃だって同じだ。長期にわたって撃ち続けた場合、いずれは限界に到達する。では銃がもう使えなくなるとは、いったいどうなってしまった時なのだろうか。今回はリボルバーを中心に、その“終わり”について解説する。 ・マニューランMR73 & ルガーGP100 マッチコンペティション フランスの特殊部隊GIGNを象徴してきたリボルバー“MR73”は、セミオート主流の現在においても特別な存在なのだろうか? MR73はもはやマニューラン製ではなく、シャピュイ アーム製となっている。そんな現在のMR73をルガーの最新モデルGP100と比較してみた。 ・ドイツ軍と共に戦った外国製ピストル Part 15 スペイン製ピストル3 スターピストル 1 2021年8月号を最後に休載していた“第二次世界大戦 ドイツ軍と共に戦った外国製ピストル”の連載を再開する。この研究はリポーターにとってライフワークのひとつなのだ。今回はスペイン編の3回目、スターピストルについて解説する。スペインの銃について解説する機会はほとんどないため、まずはこの銃を製造したスター・ボニファシオ・エチェベリア社の歩みから話を始めたい。
  • 月刊Gun Professionals2022年11月号
    1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ・TTI サンドヴァイパー&コンバットマスターアルファYasunari Akita 現在注目を浴びているTTI 2022年の新製品がサンドヴァイパーだ。コンバットマスターの発展型だが、敵に襲い掛かる獰猛な毒蛇を連想するデザインからこの名が付けられている。小型コンペンセイターを組み込んで5インチサイズにまとめたこのサンドヴァイパーはパーパスビルトガンであると同時に、実戦でも最高のパフォーマンスを発揮するであろう傑作だ。 ・S&Wモデル 642 パフォーマンスセンター Toshi モデル642だ!1990年の642ではない。シリンダースタッド一体型フレームを持つ、現代の642がここにある。昔のS&Wは良かった…と思う。バレルピンがある時代のJフレームは味わいがあった。だが時代は変化している。オート全盛の現代、その中でなんとか生き残ろうと頑張る現代のリボルバーともしっかりと向き合うべきだろう。 ・キンバー1911サファイアウルトラII 華やかなブルーとサテンシルバーに輝くコンシールドキャリーガン。それがサファイアウルトラIIだ。エレガントな美しさだけを目指したものではなく、3インチバレルのサブコンパクト1911として高い実用性を併せ持っている。 ・コルトジュニア .25ACP Hiro Soga 威力不足がゆえに“消えゆく口径”となりつつある.25ACP。これを使用するヴェストポケットピストルの中でも “スパニッシュ コルト”として知られる“コルトジュニア”を用意した。これに、同口径の“ベレッタ21A ボブキャット”をフューチャーして、その実力を確認してみたい。 ・コルトシングルアクションアーミー Turk Takano コルトSAAは現在でも製造が続く傑作であると同時に、米国銃砲史におけるトップアイコンモデルでもある。11年目となったGun ProfessionalsでコルトSAAそのものの海外レポートは今回が初めてだ。決して避けてきたわけではないが、どういうわけかその機会がなかった。 ・SIG MPX PCC MPX PCCはUSPSA PCCディビジョンに対応してSIG SAUERがアップグレードを施したコンペティションレディのピストルキャリバーカービンだ。これをベースに好みのパーツを組み込めば、さらに使いやすい次世代ウエポンが完成する。 ・IWA Outdoor Classics 2022 Part 3 IWA 2022リポートの3回目をお届けする。今年3月に開催されたイベントなので、もう半年も時間が経過してしまった。今回は他ではなかなか見られないヨーロッパのロングガンについて解説する。AR系も少なくないが、かなりバラエティに富んだ製品がヨーロッパでは生産供給されている。その一端をご覧頂きたい。 ・CANiK SFx ライバル CANiK TP9 SFxのコンペティションモデル、その名も“ライバル”。マッチに参加する一流シューターの手に握られたハイエンドモデルに対抗できる“好敵手”だという。それならワルサーのQ5 Match SFと比べてみよう。存在感を増す一方のトルコ製ハンドガンは、どこまで本家に迫ることができるのだろうか。 その他
  • 月刊Gun Professionals2022年10月号
    1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ・SIG SAUER P320-XTEN 2022年5月26日、SIG SAUERからP320-XTENが登場した。パワフルな10mm AUTO仕様だが、既存のP320を単にスケールアップしただけではない。XTENはP320シリーズを更なる高みに押し上げる可能性を秘めた完成度を持っている。 ・新製品速報!SIG SAUER P365-XMACRO 大ヒットを飛ばし続けているマイクロコンパクトオートP365シリーズに、8月11日、P365-XMACROが加わった。これはマガジン装弾数が17発でフルサイズ並みのファイアパワーを持っており、P320系サブコンパクトの存在意義を脅かす存在だといえる。 ・新型メタルフレームサブコンパクト  S&W CSX CSX はS&W が2022年に放った完全新規設計の新製品だ。それもハンマーファイアのメタルフレームと来れば、フルメタル銃好きにはたまらない。さらにハイキャップマガジンを装備している。そしてこのCSXという名前もイケている。これはたぶんチーフスペシャルXを意味しているに違いない。 ・モスバーグ590 SBS Vang Compカスタム SHIN モスバーク590ショックウェイブをベースにVang Comp Systemsでカスタムを施し、ショートバレルドショットガンSBSを組み上げてみた。ポンプアクション タクティカルショットガンをCQBウェポンとして使用する場合、この短いバレルは極めて理想的な長さとなっている。 ・S&Wモデル 59 “ワンダーナイン” 1971年に登場したS&W モデル 59は、9×19mm口径、ハイキャパシティマガジン、ダブル/シングルアクショントリガーシステムを備えており、当時最先端のセミオートピストルだった。61年が経過した今ではすっかりクラシックの仲間入りだが、登場した時の衝撃は今でもはっきり覚えている。 ・IWAアウトドアクラシックス 2022 Part 2 IWA2022リポート第2回目をお届けする。前回に続き、ピストルに特化したリポートで、IWIやタウルスなどのメジャーな製品だけでなく、これまでリポートされる機会のなかったドイツのシュポアー、イタリアのパルディーニなどをご紹介、そしてCZグループの一員となったコルトリボルバーなどを採りあげている。 ・ウェブリーMark Ⅳ .38/200 サービスリボルバー 第二次世界大戦中、英軍のサイドアームは.38口径の中折れ式エンフィールドNo.2マークⅠリボルバーであったが、これと良く似たウェブリー社のマークIVも採用され、多数が戦場に投入された。今では完全に旧式ではあるが、存在感が強いクラシックリボルバーの魅力を改めて確認してみたい。 ・シャドウシステムズMR920, DR920, XR920 シャドウシステムズはカスタムビルダーではない。作っているのはグロックカスタムだが、グロックに手を加えるのではなく、小さなパーツまで自社生産しているガンメーカーなのだ。細部までこだわり抜いて作ったシャドウシステムズの920は、グロック嫌いも唸らせるほどの高い完成度を持っている。 ・米国の銃文化、その実態と日本との差異について 銃文化とは、一般市民による銃器およびその使用に関する行動、態度、信条を包括するものを指す。この銃文化ほど米国と日本とで大きく差異があるものは珍しい。そしてその違いを正しく理解している人はごくわずかだ。私見ではあるが、この銃文化について詳しく述べてみたい。 その他
  • 月刊Gun Professionals2022年9月号
    1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 特集 時代を駆け抜けた逸品 ・CZ 75 ショートレイル 伝説のコンバットオート    かつて最高のコンバットオートと評価されたCZ75、その最初期モデルはまさに“逸品”と呼ぶのにふさわしい存在だ。誕生から47年が経過する現在でも、CZが製造する直系の発展型が高く評価され続けている。銃砲の世界でこのような例は他にほとんど見当たらない。 ・スチュームゲベアー MKb42, MP43, MP43/1,MP44, StG44 そのすべて   現在のアサルトライフルが持つ特徴と機能は、第二次大戦中期以降にドイツで生まれたMP43シリーズを基本としており、これは今日までも続いている。すなわちMP43はアサルトライフルの原型であり、その方向性を定めた画期的な存在であったわけだ。 ・南部式自動拳銃 甲型/乙型 グランパ&パパ比較 南部式自動拳銃の存在はよく知られている。甲型、乙型、そして小型があることも周知の事実だ。しかし、甲型と乙型の違いまできちんと把握している人は少ない。両者を並べて比較した記事はこれまでなかったからだ。今回はそんな南部式自動拳銃 甲型と乙型の違いをお見せしたいと思う。 ・ヘッケラー&コッホ HK4, P9S, VP70, P7 HKの銃は“すべてが超逸品だ!”って言いきると、“意義あり!”って声が聞こえてきそうだ。でも自分はどれも超逸品だと思っている。P9SやP7あたりは悶絶モノだ。問題のVP70はちょっと…。でもVP70があったからこそグロックが生まれたと考えれば、この銃も違って見えてくる。今回は“HK逸品祭り”をお届けしたい。 ・SHIN CUSTOM WEAPONS 1911コレクション 1911系は要求仕様の変化やユーザーの使用目的に対応しながら、数々の逸品を生み続けている優れたプラットフォームだ。ここではその例として2011フレームを含めた3挺のカスタムモデルをご紹介する。 ・ワルサーストレートブローバックの系譜 ストレートブローバックのポケットオートピストルに、ダブルアクションメカを加えてその実用性を大幅に高めたのはフリッツ・ワルサーだ。ストレートブローバックはもはや過去のものになりつつあるが、20世紀後半においては間違いなくポケットオートの主流であった。そんなワルサー ストレートブローバックピストルの歴史を振り返る。 ・日本の逸品拳銃 南部式小型 日本の拳銃の中から“逸品”を選ぶとしたら、南部式小型拳銃一択であろう。自動拳銃黎明期において、将校用として小型軽量化すべく、大型拳銃をほぼそのままの形でスケールダウンしている。合理的とはとてもいえないミニチュア南部だが、そこには道具としての魅力がある。 ・究極のウエスタンライフル シャイローシャープス モデル1874 シャープスライフルは、アメリカ西部開拓時代に最高の命中精度と長距離射撃性能を持った究極のウエスタンガンだ。Shiloh Sharps Model 1874はそんなシャープスライフルを現代に蘇らせた“逸品”だといえる。筆者はこの銃をオーダーにしてから入手するまで34ヵ月待ち続けた。 ・ユーロサトリ2022 FN HiPer登場 4年ぶりにユーロサトリがフランスで開催された。昨年のミリポルはコロナによるイベント規制解除直後だったため、盛り上がりに欠けたものとなったが、今回のユーロサトリは違う。以前と変わらない賑わいが戻ってきている。最大の目玉はFN HiPerの登場だ。 その他
  • 月刊Gun Professionals2022年8月号
    1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ・ワルサーPDP パフォーマンスデューティピストル ワルサーが法執行機関市場に向けて開発したピストルPPQの登場からわずか10年、その後継モデルとしてPDPが2021年に姿を現した。従来のワルサーの印象とは大きく異なる新型だ。高く評価され、まだまだ発展の可能性を持ってていたPPQを引っ込めて、PDPを登場させたワルサーの狙いはどこにあるのだろうか。 ・5.56mmブルパップライフル ヘリオン  スプリングフィールドアーモリーの新製品としてヘリオンが登場した。クロアチア軍用アサルトライフルVHS2を米国市場向けにアレンジしたセミオートライフルだ。ARクローンが席巻しているこの市場で、このヘリオンはどこまでユーザーに受け入れられるのだろうか。 ・陸上自衛隊第一空挺団降下訓練と89式5.56mm小銃の真価 陸上自衛隊第一空挺団は現在、89式5.56mm小銃折り曲げ銃床型を装備している。自衛隊屈指の精鋭部隊である第一空挺団に新しい20式5.56mm小銃が配備されるのは時間の問題だろう。89式が第一線で使用されている今のうちに、この銃の真価について詳しく分析してみたい。 ・IWAアウトドアクラシックス 2022 Part 1 2022年のIWAは無事に開催されたものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、多くの出展社が参加を断念、その結果、空きスペースの目立つイベントとなってしまった。純然たる新製品の数も多くない。それでも3年ぶりの開催なので、見るべき製品をいろいろ見つけることができた。そんなIWA2022の展示品について、複数回にわけてご紹介していくことにする。 ・SIG P365XL +ウイルソンコンバットグリップモジュール 2017年にリリースされたSIG SAUER P365は、 “マイクロコンパクト”の名に恥じない画期的な超小型10連ピストルであった。ファイアコントロールユニットさえあれば、3.1インチバレルのオリジナルから3.7インチのXLまで、豊富な組み合わせが楽しめる。今回は、ウィルソンコンバット社からリリースされたグリップモジュールを装着したP365XLをご紹介する。 ・1979年製 コルト パイソン 6インチ ダブルアクションリボルバーの歴史において、もっとも美しく、気品に満ちた製品はコルト パイソンだといっても過言ではない。まだクラフトマンシップの香りが辛うじて残る1979年製パイソンを手に入れた。それももっとも人気のある6インチだ。リボルバーのロールスロイスとも呼ばれるパイソンの魅力を改めて確認してみる。 ・憧れの22口径ターゲットピストル S&Wモデル41 1957年に登場し、ほぼそのままの仕様で現在も作られているS&Wオート、それがモデル41だ。.22口径のターゲットモデルだが、現代の国際競技に出られるほどシリアスさは持ち合わせていない。だからといってプリンキング用でもない。端正かつ上品な佇まい、これがモデル41の魅力だといえる。 ・H&K USC ユニバーサルセルフローディングカービン  HK UMPが誕生して23年が経過する。決して成功作ではない。“半ば忘れられた銃”だといってよいだろう。フランス警察はこれを採用した数少ない公的機関のひとつだ。市街地の警備に立つ警察官の中にはUMPを装備している者もいる。そんなUMPの民間市販モデルがUSCだ。 その他
  • 月刊Gun Professionals2022年7月号
    1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ・陸上自衛隊 第2水陸機動連隊 対戦車中隊  20式5.56mm小銃 実射 6月号に続き、陸上自衛隊の新しい20式5.56mm小銃をご紹介する。今回は第二水陸機動連隊対戦車中隊がおこなった至近距離射撃の様子だ。新小銃の射撃が雑誌メディアで公開されるのは今回が初めてとなる。またこの銃に関しての情報やその運用についても、少しずつ明らかになってきた。 ・スチールフレーム復権  ワルサーQ5 MATCH SF グロックの登場とその爆発的な普及により、90年代以降は新たに誕生する実用性の高いセミオートピストルのほとんどがポリマーフレームとなった。しかし、その流れも少し変わりつつある。スチールフレームの復権だ。ワルサーが2019年に発表したQ5 Match SFの成功は、その新しい流れを象徴している。 ・4.1インチバレルのP210 SIG SAUER P210キャリー 高精度なハイエンド9mmオートとして知られるP210は、現在もアメリカで生産が続いている。かつてのスイス軍用ピストルとはかなり異なるが、現行モデルも魅力あふれる存在だ。今回はその最新バリエーションであるP210キャリーをテストする。 ・エンフォースタック2022 Part 2 先月号に続き、2022年3月1日と2日に3年ぶりに開催されたエンフォースタックについて解説する。欧州とその他の地域の安全保障や、犯罪やテロの増加およびその脅威への対策のためのツールを展示するこのイベントでは、通常ではなかなか取材することができないセキュリティ機器を数多く見ることができる。 ・個性満開のハイキャップ.380DAオート  ベレッタ84 BB かつてベレッタは中小型オートを得意とするメーカーだった。そんなベレッタが満を持して1976年にリリースした傑作がMod.84だ。艶めいた美しいフォルムと高い完成度を持っている。そんな84を求めて、探し続けること17年、遂に理想的な個体に遭遇した。それも最もブルーが美しいといわれるMod.84 BBだ。 ・ディセデントアームズKL-12 エリートコンペティションショットガン  アクションシューティング競技におけるオープンディビジョンでは、ほぼ“何でもあり”のカスタムを銃に施すことが許されており、勝つための最新のテクニックとアイデアが惜しげなく投入され、試される。ディセデントアームズのKL-12はそんなアクションシューティング競技におけるオープンショットガンディビジョンにおいて最も評価されている最新のカスタムモデルだ。 ・アイランドコンプバレル搭載  スタカート XC 現時点で、スタカートの2011をデューティガンとして認定しているLE機関は、実に全米で325にも上る。中でもUS マーシャルズサービスのスペシャルオペレーションズグループ(SOG)や、LAPDのSWATチーム等のエリートユニット全員がスタカートを採用したことの影響は大きかった。今回はそんなスタカートのラインナップ中、異色の存在ともいえるXCモデルを取り上げてみたい。 ・ARMA ZEKA AZ-P1 スーパーオプティックス CZ Shadow 2は最高のピストルだ。但し、この銃は競技用であり、過酷な環境では使うことは想定されていない。チェコのARMA ZEKAはこの部分に挑戦した。AZ-P1はShadow 2の機能と魅力を可能な限り残しつつ、デューティガンとして使えるレベルのタフさを与えられている。 その他
  • 月刊Gun Professionals2022年6月号
    1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ・20式5.56mm小銃 量産型 遂に陸上自衛隊で配備開始となった20式5.56mm小銃。メディアでの量産型公開はこれが初めてのことだ。2020年5月に確認した“試験用小銃000001”と量産配備型には何か違いはあるのか。現時点で確認できた範囲の量産配備型20式について、その細部をご紹介する。 ・エンフォースタック2022 Part 1 セキュリティ関連小火器を展示するエンフォースタックは2022年3月1日と2日に3年ぶりに開催された。コロナ禍の中、参加を断念したメーカーもあり、完全な形での開催とは言えないが、前回より多くのメーカーがここに集結し、最新の実機を展示し、見応えのあるイベントとなっている。このエンフォースタックについては前後2回にわたってレポートしよう。今回はその1回目だ。 ・SIG SAUER P320スペクターコンプ SIG SAUERカスタムワークスが2022年3月1日に発表したP320のニューモデル、それがスペクターコンプだ。XFIVEと同じサイズながらコンパクトスライドを搭載、斜め前方に向けたワンポートのコンプを組み合わせている。この銃はマッチ用のレースガンとしてより、キャリーガンとして使用されることを想定したものだ。 ・ウエブリーフォスベリー オートマチックリボルバー    約120年前、英国軍による採用を目指して“セミオートマティック シングルアクションリボルバー”が開発された。結局採用には至らず、また普及することなく消えてしまったが、そのコンセプトやメカニズムは極めて魅力的だ。今では貴重なコレクターズアイテムになっているこのリボルバーを詳しくご紹介したい。 ・スプリングフィールドアーモリー XD-S Mod.2 OSP シングルスタックでスリム、そして余分なでっぱりを極力排したスムースなボディ、さらにダットサイトもセットという究極の9mmキャリーガンを手に入れた。それがXD-S Mod.2 OSPだ。載っているダットサイトはクリムゾントレースの安価なものだが、実に狙いやすい。時代はどんどん進んでいる。 ・Smith&Wesson モデル29-3 スミス&ウェッソンのモデル29といえば、ピンドバレル+カウンターボアードのモデル29-2、それも6.5インチバレルがもてはやされる。しかしこれはその後、1982年から1988年までに作られたモデル29-3の6インチモデルだ。既に製造プロセスのショートカットは始まっているが、まだビンテージリボルバーとしての香りは色濃く感じることができる。 ・JP エンタープライゼス JP-5   ローラーディレイドブローバックの9mmモデルといえば、H&K MP5が思い付く。MP5が誕生してからすでに半世紀以上が経過するが、これに続く成功作はまだ現れていない。そんな中、ハイエンドのマッチガンを世に送り出しているJPエンタープライゼスがローラーディレイドブローバックの9mmピストルキャリバーカービンを開発した。 ・アキュラシーインターナショナル AX308, AX338, AX MkIII フランスのスナイパーライフルといえば、FR F1/F2やPGMウルティマ ラティオなどが有名だ。しかし、時代は変わった。フランスはもはや自国製にこだわってはいない。アキュラシーインターナショナルAXの納入が現代のフランス特殊部隊で始まっている。 その他
  • 月刊Gun Professionals2022年5月号
    1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ・S&W パフォーマンスセンターM&P R8 リボルバーでありながら8連発、さらにピカティニーレイルをバレル上下に配置したM&P R8は、極めてアグレッシブな存在だ。オートマチックが主流の現代においてもひときわ輝いている。発売から15年が経過したこのタクティカルリボルバーに再びスポットを当ててみたい。 ・陸上自衛隊 中央即応連隊 H&K SFP9 M 2019年12月6日、自衛隊の新拳銃としてH&K SFP9の採用が発表された。あれからちょうど2年が経過した頃、陸上自衛隊 中央即応連隊にSFP9 Mが遂に導入された。今回、海外取材ではなく、自衛隊に納入されたSFP9 Mそのものを取材、併せてその射撃訓練の様子をお届けする。 ・アストラ モデル600/43 アストラ モデル400および600は、ストレートブローバックを採用、9mmラルゴをはじめ、9mmパラベラム、9mmシュタイヤー、.38ACPとなど当時存在した9mm口径のオートピストルアモのほとんどを問題なく撃てるセミオートマチックピストルだったという。それは本当なのだろうか。 ・スプリングフィールドアーモリー1911 RONIN ブラックスライド+シルバーフレームは80年代1911カスタムのお約束。このレトロスタイルをベースに、新しい要素を随所に盛り込んだハイグレードなディフェンスモデル、それがRONINだ。ネオクラシックな魅力に満ち溢れた1911がここにある。 ・ルガーLCP MAX   コンシールドキャリーに適したサブコンパクトの.380ACPオートは数多く市場に存在する。その中でもルガーLCPIIの人気は高い。これに10連、および12連のダブルスタックマガジンを組み合わせたLCP MAXは、さらなるファイアーパワーを目指したルガー渾身の野心作だ。 ・1980’sインターアームズ ワルサーPPK ワルサーPPKは歴史に残るドイツのマスターピースのひとつだ。米国製であってもその素晴らしさは少しも損なわれていない。しかし、PPKは91年前にデザインされた、いわゆるクラシックガンだ。眺めているだけなら良いが、実用品として使って見た場合、その評価は大きく変わってしまう。 ・デトニクス コンバットマスター Mk VI 1970年代、画期的な1911バリエーションが産声を上げた。デトニクス コンバットマスターだ。それまでサブコンパクトといえる1911は存在しなかった。今回はこのセミカスタムともいえるデトニクスコンバットマスターに、スプリングフィールドアーモリーのV10ウルトラコンパクトをフューチャーしてレポートする。 ・CANiK TP9 エリートコンバットエクゼプティブ トルコのガンメーカーであるカニックアームズがTP9をアメリカ市場に送り出したのが2012年だ。あれから10年が経過、今やカニックのブランドイメージは大きく向上している。TP9エリートコンバット エクゼクティブからは、TP9がワルサーP99のコピーだったことを示す面影はもうない。 ・カラシニコフ バリエーション  Part 9 ルーマニア2 床井雅美 ルーマニア編後半は、この国で作られてきたカラシニコフライフルをすべて見ていくことにする。ルーマニア製カラシニコフは複数の名前で呼ばれることが多く、その実態を把握しづらいが、今回すべてのモデルについて名称を特定、個々のモデルの特徴をできるだけ詳しく解説したい。
  • 月刊Gun Professionals2022年4月号
    1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ・特集:SHOT SHOW 2022  コロナ禍で開催された世界最大の銃器展示会 Yasunari Akita, Hiro Soga, SHIN, Satoshi Matsuo オミクロン株により新規感染者が全米で1日90万人を超える日もあった2022年1月、SHOT SHOW 2022がラスベガスで開催された。この状況に対し、参加を辞退したメーカーも多かったが、その一方で魅力的な新製品も数多く登場、Gun Pro取材チームはそのすべてを取材してきた。今回、その様子を54ページにわたって詳しくご紹介する。 今回、最大の目玉は、FNが開発した新型ハイパワーだ。往年のハイパワークローンが数多く登場している中で、完全新規設計の現代版ハイパワーの登場は大きく注目されている。またフェデラルが新たに開発した弾薬.30スーパーキャリーは、9mmパラベラムに近いパワーを持ちながら、装弾数をアップさせる大きさが特徴だ。すでに複数のメーカーがこの新型弾薬対応の製品を発表、今後広く普及する可能性が濃厚だ。 SHOT SHOW 2022レポートはそんな新製品満載でお届けする。 ・ワルサーPDP   PPQの後を継ぐコンバットピストルTomonari Sakurai ワルサーの新しいパフォーマンスデューティピストルPDP。これが登場したことで、PPQやP99は過去のものとなった。Q5 MATCH SF以降、大きく進化を遂げたワルサー。他のストライカーファイア+ポリマーピストルとは明らかに違う。PDPにより、ワルサーの伝説は今、再び動き出そうとしている。 ・ベレッタ21Aボブキャット コバート サプレッサーホストとして登場した.22LRモデル SHIN 2020年にベレッタUSAが発表したボブキャットの最新バージョンは、サウンドサプレッサー搭載を可能とした.22LRのポケットピストルだ。ティップアップバレルを持つ個性的なこの銃の操作性と実用性能を検証する。 ・SIG SAUER M400スイッチブレード ARラージフォーマットピストルのハイエンドモデル 独自デザインでガスピストン作動のMCXシリーズをラインナップするSIG SAUERは、ダイレクトガスインピンジメント方式のARクローンとしてM400シリーズも併売している。今回は11.5インチバレルとアームブレイスを装備したラージフォーマットピストル、スイッチブレードをテストした。 ・グロック19マリナー  アジアパシフィックエリアのミリタリー向け特殊仕様 Toshi ストライカーファイアの弱点は水だ。水中で発射しようとすると、内部に入り込んだ水が抵抗になってストライカーの動きを緩慢にする。それに対するグロックの答えはMaritimeスプリングカップだ。これで問題は解決する。今回予めこれが組み込まれたグロックの特殊仕様G19 マリナーを手に入れた。但しその目的は水中発射ではない… ・カラシニコフ バリエーション Part 8  ポーランド編 1 ポーランドに続いては、ルーマニアのカラシニコフライフルについて解説したい。だが日本人にとってルーマニアはあまり馴染みがない国だ。この国に行ったことがある人は少ないだろうし、仕事上でも接点がない場合がほとんどだと思う。そこで今回はルーマニアという国の概要と同国造兵機関の歴史とそこで生産されてきた銃について解説し、次回この国で生産されたカラシニコフライフルを見ていくことにする。 その他
  • 月刊Gun Professionals2022年3月号
    1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ・RDTS HK21EUG & MM21E/MM23E  HK21クローン ベルト給弾マシンガン H&KがG3をベースに展開したシステムウエポン構想で、その汎用マシンガンの部分を担ったのがHK21とそのバリエーションだ。1986年の銃規制FOPAにより、オリジナルのHK21をフルオート仕様で民間が所持することは極めて難しいが、アメリカで作られたクローンモデルであるならば、トリップレバーを組み込むことでそれが合法的に可能となっている。 ・GLOCK 48 MOS  ザ・ベストCCW G19のスリム仕様であるG48は、シルバーフィニッシュのスライドにアクセサリーレイルのないデザインであったが、その後に独自レイル&ブラックスライド+MOS仕様が登場、さらにサードパーティから15連マガジンS15が発売されるなど、アグレッシブなコンシールドキャリーハンドガンに変貌している。 ・スプリングフィールドアーモリー SA-35  近代化アレンジを経て復活したハイパワー  2018年に生産終了となり、84年の歴史に幕を下ろしたブラウニングハイパワーが、スプリングフィールドアーモリーからSA-35として復活した。ハイパワーで問題とされた弱点を改良、近代化アレンジが加えられている。2月号に続き、別の視点からその実力を確認してみたい。 ・デザートイーグル .50AE  最強のセミオートハンドガン デザートイーグルの試作品が一般公開されたのは1982年のことだ。あれから40年が経過している。最強のマグナムオートとして.50AEモデルが登場してからも既に30年で、この銃は現在に至るまでずっと高い人気を維持してきた。同時に誰にも真似されていない。これは凄い事だといえる。 ・MODERN DAY SNIPER スペシャルパーパスライフル(SPR)クラス ケイラム・ウォジェックは、米海兵隊スカウトスナイパーとして多くの実戦を経験してきた人物だ。退役後は、法執行機関の次世代スナイパーを育成する“モダンデイスナイパー”を主宰している。そのスペシャルパーパスライフルクラスの内容と使われている最新の装備を、写真で追ってみたい。 ・大海を渡ったジャパニーズリボルバー  ミロク リバティチーフ ミロクでリバティチーフが開発された時、アメリカ市場で人気を二分していたチーフスペシャルとディテクティブを参考に、より優れた製品にしようと試みたらしい。Made in Japanの工業製品が世界に羽ばたこうとしていた時代だ。あれから60年が経過した今、改めてリバティチーフと同時代の.38口径スナブノーズリボルバーと比較してみたい。 ・HERAアームズ SRB16 & 7SIX2 ARクローンが市場に溢れている今、それぞれの製品から特徴を見出すことは難しい。そんな中、ドイツのHERAアームズはかなり個性的でエレガントな製品を展開している。外観だけでなく、製品品質や加工精度も極めて高く、注目に値する存在だ。 ・カラシニコフ バリエーション Part 7   ポーランド 2 前回のPart 6では、第二次大戦初期にソビエト占領下のポーランドで起こったカティンの森事件と、この国のラドム造兵廠についてお伝えした。ポーランド後編では、第二次大戦後にこの国で作られてきた一連のカラシニコフライフルについて、詳しく解説する。 その他
  • 月刊Gun Professionals2022年2月号
    1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 コルト アナコンダ2021 2021年、かねてより復活が噂されていたアナコンダ .44マグナムが復活した。かつてのアナコンダとは全く異なり、新型パイソンと同じメカを持つ完全ニューモデルだ。アメリカでは発売と同時に売り切れ、現在ではプレミア価格でなければ手に入らないこの新型アナコンダを、チェコ共和国で取材した。 S&Wモデル29 ハリー・キャラハン伝説 映画『Dirty Harry』(ダーティハリー)が全米で公開されたのは、1971年12月23日のことだ(日本での公開は1972年2月11日)。あれからちょうど半世紀になる。今回はこれを記念して、松尾副編集長との『ダーティハリー』談義をお送りしよう。 .44オートマグ オートマグの半世紀 .44マグナムといえば、忘れてならない伝説的な存在がオートマグだ。誕生から半世紀、多くの人を魅了し続けるこのマグナムオートピストルについて、その歴史と、映画『ダーティハリー4』で使われたCLINT-2、そして復活した新生オートマグについての情報をここにお届けする。 S&W .44マグナム Pre. 29 1955年、S&Wは新しい.44マグナムカートリッジを使用する “44 MAGNUM”を開発した。この銃は.44スペシャル強装弾の可能性を追求して20年以上も研究を続けたエルマー・キースの情熱と努力が反映されたもので、1957年には、モデル29のナンバーが与えられている。 ルガー.44マグナム 米国のシューターにとって、.44マグナムといえばスタームルガーだ。スーパーブラックホークやレッドホーク、さらには.44マグナムカービンなど、幅広い製品を展開して.44マグナムの普及に努めたのは、スタームルガーだからだ。 コルト 初代アナコンダ .44マグナム コルト初の.44マグナムリボルバーは1990年のアナコンダだが、登場のタイミングを逸したことで市場の注目を集めることはできないまま、2003年に製造終了となっている。しかし、新型アナコンダが誕生した今、改めて初代がどのような製品であったのかを確認してみたい。 ・レミントン ニューモデルアーミー .44 アメリカ南北戦争時代に広く使われた、.44口径リボルバーのひとつが、レミントンの ニューモデルアーミーだ。イタリアのPIETTAは、この大口径ブラックパウダーパーカッションリボルバーを美しく再現したレプリカを製造している。 ・スプリングフィールドアーモリーSA-35   FNハイパワー復活! FNハイパワーが、スプリングフィールドアーモリーの手によって2021年に復活した。クラシックなデザインはそのままに、控えめな近代化改良を加えられたこの銃は、ストライカーファイア+ポリマーフレームのセミオートピストルが全盛の今、新鮮な輝きを放っている。 ・RPB M11A1 & MAC系SMG 無骨で重い弁当箱のようなSMGであるMAC10やMAC11には、不思議な魅力が詰まっている。そしてこの銃が辿った歴史は紆余曲折に満ちたものだ。このたび入手したRPB Industries製のM11A1を実際に撃てるようにするまでの迷走は、その歴史に負けないほど、悩ましいことの繰り返しだった。 ・カラシニコフバリエーション Part 6  ポーランド1 第二次大戦初期、ソビエト占領下のポーランドで起こったカティンの森事件と、この国のラドム造兵廠について詳しく解説をおこない、その後にこの国で作られたAKについて見ていくことにする。 ・その他
  • 月刊Gun Professionals2022年1月号
    1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ・ビッグサンディマシンガンシュート 全米中のマシンガンコレクターがアリゾナのハイデザートに一堂に会し、昼から夜まで撃ちまくる一大イベントがMG Shooters LLCが主催するビッグサンディシュートだ。これは半年毎に年2回行なわれており、例年だと1回のイベントで消費される弾数は平均192万発にも及ぶ。 今回は10月22日から24日に開催されたオータムイベントをご紹介させていただこう。 ・マウザーC96 レッドナイン マウザーC96のオリジナル口径は.7.62mm マウザーだが、第一次大戦中にドイツ帝国軍の要求に従って9mm仕様に改造したモデルは“レッドナイン”と呼ばれている。製造からすでに100年以上が経過したヴィンテージガンだが、ホルスターストック付きのこの銃は今でも恐るべきポテンシャルを秘めている。 ・モデル65 ストラウプカスタム KフレームのPPCカスタムリボルバーがモデルガン化される。それもE.R.ストラウプの4インチモデルだ。アームズマガジンの400号を記念した限定モデルだという。それならば、このモデルをご存じでない若い読者の皆さんにストラウプカスタムの雄姿をご覧いただこう。これは80年代において、最高にカッコイイ実戦的リボルバーだったのだ。 ・マカロフピストル 東側のマスターピース    ふだん注目されることはほとんどないが、かつて東側で幅広く使われたマカロフピストルは、きわめて優れたミリタリーピストルだった。時代が変わり、オールスチールのダブルアクションオートはもはや主流から外れている。マカロフ開発時に参考とされたワルサーPPKは、もはや骨董銃の仲間入りだ。しかし、マカロフは辛うじて現在でも実用性を保っている。 ・ルガーLCP MAX ウルトラコンパクトハイキャパシティピストル 2021年7月1日、スタームルガーは、最新型ウルトラコンパクトハイキャパシティピストルLCP MAXを発表した。重量わずか10.6オンス(約300g)の手のひらサイズのポケットピストルだが、.380ACPを11発(10+1)も装填できる高いファイアパワーが特徴だ。 ・欧州セキュリティイベント ミリポール パリ2021 フランス内務省後援のミリポール・パリ2021が10月に開催された。セキュリティ機材を展示する国際的な大規模イベントは、コロナ禍が始まって以来、これが初めてだろう。たくさんの人達がかつてのようなイベント開催を心待ちにしていたはずだ。そんなミリポールの様子をできるだけ詳しくお伝えしたい。 ・カラシニコフバリエーション Part 5 ハンガリー ハンガリーは冷戦期においてワルシャワ条約機構の構成国のひとつではあったが、1956年のハンガリー動乱にみられる通り、ソビエトとの関係は必ずしも良好とはいえなかった。その影響なのか、ハンガリーでライセンス生産されたAKはソビエト製とは異なる個性を持っていた。カラシニコフバリエーションの5回目は、そんなハンガリーFEG製AKについて解説する。 ・ベルサ サンダー22  アルゼンチンのセミオートピストル ベルサは、1977年に日本赤軍が起こしたダッカ日航機ハイジャック事件で使用されたことで一躍有名になった。当時はベレッタを劣化コピーした三流品でしかなかったが、あれから44年が経過した今、その品質は大幅に向上している。 その他
  • 月刊Gun Professionals2021年12月号
    1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ・アルコーンファイヤーアームズ タイプB 獲物を狙うアリゲーターのようなデザインのプレミアムオート、それがアルコーン タイプBだ。ギリシャ語で“統治者”を意味する言葉をそのブランド名に冠したこの銃は、その名の通り、グロックなどの現代のポリマーオートを圧倒するパワーを持っているのだろうか。紆余曲折の末に誕生したタイプBでそれを確認する。 ・スプリングフィールドアーモリー1911 EMP  世界中にある1911とそのクローンは.45口径仕様をベースにしている。しかし、現在は9mm×19が主流であり、このサイズで設計し直せば、1911は今よりコンパクトでもっと使いやすい銃になるだろう。スプリングフィールドアーモリーのエンハンスドマイクロピストルEMPは、部品互換性を最大限保ちながらこれを実行した製品だ。 ・PTR 91 HK G3 クローン 冷戦時代初期の代表的なNATO構成国軍用ライフルといえば、FN FAL、HK G3ということになる。ここにUSのM14を入れると、西側諸国における7.62×51mmの3大バトルライフルの揃い踏みだ。G3登場から62年が経過する今、この銃を気軽に撃つことはできない。そこで今回はG3のクローンであるPTR 91で、バトルライフル気分に浸ってみることにした ・SIG SAUER P365X ROMEOZERO ピストルへのダットサイト搭載のトレンドはどんどん加速し、その流れはコンシールドキャリーガンにまで及んできた。SIG SAUERは業界のリーダーとして、コンパクト9mmモデルのベストセラーP365に自社ブランドの小型軽量ダットサイトを載せたP365X RomeoZeroを2021年3月にリリースした。これは同社最小のミニダットサイト標準搭載モデルとなっている。 ・13” バレルパフォーマンス 20式小銃の13”バレルはパワーダウンするのか+ショートスコープ の有用性 陸上自衛隊が2019年に採用を決めた20式新小銃は330mm バレルを装備している。既存の89式と比べて、そのバレル長は9cmも短い。これによる弾道性能や威力はどれだけ変わってくるのだろうか。自衛隊が新たに採用を決めた8倍比のショートスコープと共に、そのパフォーマンスを探ってみる。 ・CSA Sa. vz61 スコーピオン 60年前の1961年にチェコスロバキア軍に採用された小型マシンピストルvz.61スコーピオン。CZが新型サブマシンガン スコーピオンEVO3を製品化した時、このvz.61の製造供給は途絶えた。しかし、現在では同じチェコ共和国のCSAがvz.61とそのバリエーションの生産供給している。.32口径のサソリは今でもかつての姿のまま生き続けているのだ。 ・カラシニコフバリエーション 4 東ドイツ 西ドイツと東ドイツは冷戦における最前線でった。幸いなことに冷戦終結まで直接戦闘はおこなわれず、ドイツが戦場になることはなかったが、東側は東ドイツで最新鋭のAKライフルを生産配備していた。カラシニコフ バリエーション4回目はこの東ドイツで生産されたAKを見ていくことにする。 ・FE(※)G P9シリーズ 本物のドラグノフをスポーターライフルHD-18として製造、これによって銃器製造事業を復活させたハンガリーのFE(※)G。さて同社が次に打つ一手は何だろう。それは意外にもFNハイパワーのコピーであるP9らしいのだ。市販モデルではないが、ここに集めた4挺は今後展開する製品の詳細仕様を決めるベースとなるものだ。 (※Eは上にアクセントが付く) その他
  • 月刊Gun Professionals2021年11月号
    1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ・Amazon Prime『トゥモロー・ウォー』で使用された銃器 『トゥモロー・ウォー』は2051年と現代を舞台に戦いが繰り広げられるSF作品だ。未来での戦いであっても使用される武器はすべて現代のものであり、なかなかバラエティに富んでいる。なかなか普段は紹介する機会がないモデルも多いので、今回はそれらを一挙にお見せすることにした。 ・DAオートの始祖 ワルサーPP ポリッツァイ・ピストーレ(PP)が登場したのは1929年だ。実に92年前!もはや立派なヴィンテージピストルとなっている。しかし、PPK、PPK/Sの影に隠れて、PPはイマイチ影が薄いのも事実だ。この銃が持つ渋い魅力に気が付くには、ある程度年齢を重ねていく必要があるのかもしれない。そんなPPにやっとたどり着いた。 サウンドサプレッサー搭載PCC B&T SPC9 SD G AR15とMP5が持つそれぞれの利点をうまくミックスしたハイブリッドデザインのセミオートピストルキャリバーカービン、それがB&T SPC9だ。アメリカ軍に採用され、成功しつつあるAPC9とは異なるマーケットに向けて2020年にリリースされた。そのサプレッサー仕様で、グロックマガジンを使用するSPC9 SD Gをご紹介したい。 ・コルト1851ネイビーレプリカ  .36口径キャップ&ボール ブラックパウダー パーカッションリボルバーは、アメリカの法律上、ファイヤーアームズのカテゴリーに分類されない。だから誰でもバックグラウンドチェックなしにメールオーダーでお手軽に購入できる。今回シマロン製コルト1851 ネイビーリボルバーを手に入れた。まさか自分がパーカッションリボルバーを買う日がくるとは思っていなかったのだが…これが想像した以上に面白いのだ! ・スプリングフィールドアーモリー セイントB5 スプリングフィールドアーモリーが自社ブランドのAR-15を発売したのが2016年のことだ。そして2020年、そのバリエーションとしてB5システムズのパーツを使用したSAINT B5を加えた。これは細身のハンドガードに角度の立った21Pグリップを持つシンプルで操作性の良いモデルとしてまとまっている。 ・カラシニコフ バリエーション Part 3  ブルガリア編 ブルガリアはAKバリエーションを数多く製品化して世界中に供給している。それは同国の重要な輸出製品のひとつとなっているほどだ。しかし、ブルガリアのAKを詳しく解説した資料はあまりない。またその生産拠点についても、ほとんど知られていない。カラシニコフバリエーションの3回目は、そんなブルガリア製AKとその製造拠点アーセナルについて詳しく見て行くことにする。 ・カスタムAR-15ビルド  AR15の魅力は高い命中精度に加えて、軽量で簡単な工具と知識があれば組み立てられる構造を有している点にある。米国では民間市場向けに大小さまざまなメーカーが、数えきれないほどのバリエーションに富んだAR15とそのパーツを販売しており、誰でも自分の好みに合ったAR-15を組み立てることができるのだ。 ・オールアバウトボルトアクションライフルズ Part 3 リローディング 単にライフルを撃ってみるのであれば、ファクトリーロードを使用すれば良い。近年のファクトリーロードは優れたものがあり、ヘタなハンドロードを凌駕する。しかし、ライフル射撃で高い精度を求めて試行錯誤するのであれば、リローディングは必須科目だ。これまでのリポートでも実射の項目でリローディングに触れることはあった。しかし、今回、これまで書いたことがない部分にまで踏みこんでみることにする。 ・その他
  • 月刊Gun Professionals2021年10月号
    1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ・SAIGA-12 カスタム カラシニコフライフルをベースにしたセミオートマチックショットガンSAIGAは、AR系ショットガンより大幅にスリムで軽量という魅力がある。確実な作動を実現させるには、手を加える必要があるが、それに成功すれば最高のパフォーマンスを発揮する。SAIGAは高いポテンシャルを秘めているのだ。 ・ケルテックKS7 12GA. コンパクトタクティカルショットガン ケルテックKSGは、デュアルチューブマガジンを備えたブルパップスタイルのポンプアクションショットガンだ。このKSGをシングルチューブ化して、操作性と実用性を向上させたものがKS7だが、依然として強烈な個性を放っている。 ・TTI ベネリM2アルティメット3Gun 3Gun競技用に作り上げられた“勝つためのショットガン”を改造した実戦用カスタムモデルが、映画『ジョン・ウィック:パラベラム』で印象的に使われ、一躍人気モデルとなった。今回は、そのベースとなった9連マガジンモデルを紹介したい。 ・ナイトホークエージェント2コマンダー ウイルソンコンバットとナイトホークカスタムが、現在のハイエンド1911カスタムの双璧だ。その一方の雄であるナイトホークカスタムが、新しいカスタムビルダーであるエージェンシーアームズと手を組んでリリースした製品がエージェント2コマンダー。現代のコンバットピストルが持つ力強い魅力がこの銃には詰まっている。 ・カラシニコフ バリエーション Part 2   カラシニコフ アサルトライフルはソ連で軍用として採用された以降、多くの社会主義国に広がり、その総生産数は少なく見積もっても1億挺以上とされている。ソ連製だけでなく、そのライセンス生産品や無断でコピーしたもの、AKをベースに改良を加えたものなど、そのバリエーションは多岐にわたる。今回はアルバニア、アルメニア、クロアチア、チェコスロバキアで使用されたAKとその発展型をご紹介する ・スタカートP DUO 25年以上に及ぶマッチガンとしての実績と技術的ノウハウの蓄積を生かし、2020年、STIはスタカートに生まれ変わった。目指したのはハイエンドのデューティガンで、そのラインナップからマッチガンは消えている。同社の大胆な挑戦は成功し、数多くのポリスデパートメントがスタカートを採用するという新たな潮流が生まれている。 ・S&Wモデル469 S&Wのセカンドジェネレーションはちょっと影が薄い。その中でひときわ輝くのが、このカットダウンモデル469だ。尖がっていたASPやDEVELのアイデアを、ちゃっかりパクッてカタログモデルにしちゃったという感はあるものの、やっぱりインパクトは大きい。 ・オールアバウトボルトアクションライフルズ Part 2 バレル、チェンバー、ブレット ボルトアクションライフルで正確な射撃を望むなら、知っておくべきことは少なくない。今回はバレル、チェンバー、そしてブレットに関して、通常は語らない部分にまで少し踏み込んでみようと思う。銃は“アモを装填、狙って撃つ”だけの単純な道具ではない。特にボルトアクションライフルは、知れば知るほどその先の奥深さが見えてくる魅力的な存在なのだ。 ・9mm機関拳銃 自衛隊が装備する9mm機関拳銃は、総生産数が500挺に満たないと思われるレアな存在だ。もしかしたら国産最後のサブマシンガンとなるかもしれない。今回、その実射訓練を取材した。 その他
  • 月刊Gun Professionals2021年9月号
    1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 特集 Cutting-Edge Firearms ・H&K VP9 ストライカーファイア+ポリマーフレームピストルを最初に量産化したのはHKだ。しかし、それを成功させたのは後発のグロックであり、HKは完全にその後塵を拝した。あれから約30年、グロックと同じ土俵でHKが真っ向から戦いを挑んだ製品がVP9であり、SFP9だ。 ・カラシニコフバリエーション Part 1 冷戦が終結しつつあった1990年5月、ミハエル・カラシニコフはスミソニアンの招きでアメリカを訪れ、ユージン・ストーナーと会談した。これはそれまでの冷戦期ではあり得ない画期的な出来事だった。その翌年、筆者はそれまでに集めたカラシニコフ ライフルの情報をまとめた “AK-47&カラシニコフ・バリエーション”という本を上梓した。しかしその後、自由化した東ヨーロッパから数々の情報がもたらされ、多くのことが明らかになっている。30年前にはわからず、あの本に書けなかったことを、今ここにまとめてみたい。 ・MP5 vs. 9mmAR   80年代SMG対決 登場から50年以上が経過した現在も、世界中で活用され続けているサブマシンガンH&K MP5。この銃が持つ操作性や基本構造について、MP5が最も輝いていた1980年代の9mmARサブマシンガンと比較、その実力を検証してみた。 ・ブライリー ライトニング .38スーパー 1997年にカスタムガンスミスの一方の雄として名を馳せていたブライリー社が、全力を傾けて作り上げた当時最先端のスピードシューティング用のレースガンがライトニングだ。この銃は簡単なアップデートだけで現在でもじゅうぶんに通用する高い実力を維持している。 ・ノリンコ MAK-90 vs.サイガSGL31-68 1949年にソビエト連邦で開発され、現在も製造が続くアサルトライフルAKシリーズ。その中でも古典的なノリンコMAK-90と、サイガSGL-31をベースにモダナイズド化した最新のAK74。この2挺を使ってAKシリーズの魅力を紹介する。 ・M1A SOCOM16 CQB 1950年代、西側各国が採用した第一世代アサルトライフルの中で、米国のM14は古いライフルのデザインを引きずっていた。しかし、それは同時に“鋭い切れ味”を持つ優れたデザインでもあった。それゆえ、同時代のG3やFALが過去の遺物になってしなった今でも、M14(M1A)は進化を続けている。 ・オールアバウト ボルトアクションライフルズ    銃の最大の魅力は精度だと思う。遠く離れたターゲットを正確に撃つ。これが銃の本質だろう。ボルトアクションライフルを地味な存在と捉える銃器愛好家もいる。しかし、精度を求めるならボルトアクションライフルに勝る銃はない。その意味では、ボルトアクションライフルこそ、究極の銃と捉えることもできるのだ。 ・SIG SAUER 716i TREAD BDX   SIG SAUERがインド軍に納入したアサルトライフルのベースに、市販化されたセミオートライフル716iトレッド。ダイレクトインピンジメントシステムを採用しており、現状では同社唯一のAR10スタイル7.62mmライフルとなっている。 ・FEG HD-18ハンガリアン ドラグノフ 実射編    本誌2月号でご紹介したハンガリー製ドラグノフをやっと実射することができた。これは同国で長い歴史を誇る銃器メーカーFEGが新規製作した正統派ドラグノフで、けっしてカラシニコフベースででっち上げた“なんちゃってドラグノフ”などではない。 ・その他
  • 月刊Gun Professionals2021年8月号
    1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ・ルガー ランゲP-08 1917 DWM アーティラリーモデル両大戦を通してドイツ軍にサイドアームとして使用され、“ルガー”として世界中に知れ渡っているのが、独特のトグルロックショートリコイルアクションを持つ“P-08”だ。今回は1913年にドイツ軍砲兵用として採用されたランゲピストーレ08にスポットを当て、その驚きの性能をお伝えしたい。 ・TTI JW3コンバットマスター サイトブロック 映画『ジョン・ウィック:パラベラム』に登場して大人気となった2011コンバットマスターだが、製造メーカーのSTIがSTACCATOと名を変えて製品ラインナップを大きく変えたため、供給がいったん途絶えてしまった。この状況にTTIは自社オリジナルの2011を製品化、ハイグレードな改良を加えてコンバットマスターを復活させている。 ・ナガン モデル1895 ナガン兄弟が開発したナガン モデル1895は、ガスシールシステムを備えた量産リボルバーだ。その後、ガスシール機能を引き継ぐリボルバーは作られていない。その仕組みについて詳しく解説すると共に、実際のガスシール効果がどの程度のものであったのかを実際に射撃して検証した。 ・BAR M1918A2 .30-06 分隊支援火器 BARが誕生してから104年が経過する。兵士と共に移動し、その強力な火力で分隊を支援するというコンセプトは、歩兵の戦闘形態を大きく変化させた。米軍も自衛隊も、概ね1960年代まですべての歩兵はこのBARを扱う訓練を受けている。当時の兵士にとってBARは信頼できる頼もしい存在だった。そんな老兵に今一度、目を向けてみたい。 ・FNエヴォリス デビュー 2021年5月6日、FNハースタルは超軽量マシンガンFNエヴォリスを全世界に向けて発表した。世界的なコロナ禍であるため、これはオンラインで行なわれたが、この製品に懸ける同社の意気込みはしっかりと伝わってくる。まだ不明な部分は多々あるが、従来のMINIMIとは大きく異なるエヴォリスの特徴について、まずは第一報をお伝えしたい。 ・SIG SAUER P320 コンペティションモデル&デューティモデル SIG SAUER P320に対する最初の印象は最悪だった。クラシックラインのP226系が持つ素晴らしさとは比較にならないほど低レベルな製品だと感じたのだ。しかし、今は違う。グロックを凌駕するP320の魅力を認識した2019年以降、公私ともに撃っているのはP320ばかりだ。今回は異なる3つのセットアップを施したP320をご紹介する。 ・44オートマグだけがAMTじゃない ガンズオブAMT ハリー・サンフォード氏が生みだしたサポーティングプレイヤー(脇役)達を一挙公開する。地味かもしれないが…、いや間違いなく地味だが、そんな脇役達は、噛めば噛むほど味わいがあるのだ。 ・第二次世界大戦 ドイツ軍と共に戦った外国製ピストル  Part 14 アストラピストル 2  7月号に続いてスペインのアストラピストルを採り上げる。今回は同社の歴史に深く関わった4人の軌跡と、ドイツ軍に納入されたピストルについて詳しく見ていきたい。それらの納入数や納入時期などについては、かなり詳細な情報が確認できている。 ・今月の、どマイナーワールド64 ケルテックP17 ・無可動実銃に見る20世紀の小火器151 スターモデロ Z-84 その他
  • 月刊Gun Professionals2021年7月号
    1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ・92GエリートLTTラングドンタクティカルテクノロジーズ ポリマーフレームのストライカーファイア、これが現在のミリタリー、ポリス、そしてディフェンス用ハンドガンのトレンドだ。しかし、トラディショナルDA/SAトリガーを装備したメタルフレームのベレッタ92系だってまだ終わったわけではない。LTTは、92が持つポテンシャルを最大限に引き出した魅力的なカスタムガンを市場に供給している。 ・64式小銃の真価 Part 2 前号に掲載したパート1では64式小銃の概要をカバーした。このパート2では前号で喚起した問題点をより深く分析する。また自衛隊が採用した減装弾と通常のNATO弾である常装弾の違いについてもHK91A2とボルトアクションライフルを使って実射確認し、実戦における有効性について考察を加えたい。 ・S&Wモデル 66 コンバットマグナム 新旧比較 モデル66が初めてリリースされたのは、もはや半世紀前の1970年のことだ。高い人気を誇ったモデル 66であったが、時代の流れとともにその存在感は薄れていき、2005年にはS&Wカタログからも消滅してしまった。それでも、2014年には4.25インチバレル、2017年には2.75インチバレルのモデル 66-8が復活、現在に至っている。 ・グロック34 Gen5 MOS/FS デューティーピストルの今 現在のポリスデューティーピストルは、ストライカーファイア、またはシングルアクションのオートマチックが主流で、リボルバーは原則的にデューティーピストルとしての使用が認められていない。6発以下の装弾数では、力不足で危険だからだ。今回は現代のデューティーピストルに求められる機能は何かを解説する。 ・キンバーウルトララプターII .45サブコンパクト 1911のコンパクト化は概ね3インチバレルが限界だといわれている。これ以上の短縮は作動の安定性を失わせるからだ。キンバーのウルトララプターIIは、その限界に近いサイズの.45で、コンシールドキャリーガンとして人気がある。今回は5インチフルサイズのステンレスターゲットIIと比較し、その違いをお伝えする。 ・.380口径のベイビーGグロック 42 .380ACPのサブコンパクトであるG42、そしてちょっと大きいだけで9mmパラが撃てるG43。それならG42に存在意義はほとんどないと思うかもしれない。しかしG42にはG43とは違う良さがある。コルトのサブコンパクトである.380マスタングXSPと比べながら、その魅力の一端をお伝えしたい。 ・C50 & C50ライト .50 BMG 以前御紹介したハンガリーの.50BMGアンチマテリアルライフル GM6 Lynxに大幅な改良が加えられ、C50という新しい名前に変わった。基本的なコンセプトやメカニズムは同じだが、新たな工場で作られる新型はその完成度を大幅に高めている。重量バランスが変わり、軽量化も進んだ。.50BMGライフルの運用を変える革命的なライフルは、完成間近なのだ。 第二次世界大戦ドイツ軍と共に戦った外国製ピストルPart 13 アストラピストル 1 スペイン市民戦争をナチスドイツの支援を受けて勝利したフランコは、ドイツからの兵器供給要請を拒絶できず、数多くのスペイン製ピストルがドイツ軍に送られ、戦場で使用された。今回はスペインのピストルメーカー3社のひとつである“アストラ"を採り上げる。スペイン製ピストルを詳しくご紹介する機会もほとんどないため、今回は同社の始まりからスペイン戦争終結までを詳しく解説する。
  • 月刊Gun Professionals2021年6月号
    1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ・64式小銃の真価 Part 1   自衛隊の採用から57年が経過する64式小銃は、ほとんど実戦投入されないまま、第一線を退きつつある。それゆえ、この銃の真の実力は未知数だ。戦後に日本で開発された64式は、実用銃としてどう評価するべきなのだろうか。残念ながら改めて実射することは叶わないが、約半世紀前に自衛隊時代で射撃した記憶を呼び起こし、消えゆく64式の真価をまとめてみたい。 ・STACCATO C2 & P 究極のCCW & デューティガン   2019年、9mmルガー口径に特化した2011は、かつてのマッチガンからLE向けモデルとして大変身を果たした。スタカートはU.S.マーシャルのSOGチームやLAPDのメトロディビジョンといったエリートチームに採用されただけでなく、全米280以上のLEエージェンシーで認定を受けるに至っている。 今回は“究極のコンシールドキャリーガン”とも呼ばれる3.9インチバレルのC2モデルと、デューティガンとして注目されるPモデルを掘り下げてみる。 ・FN 509 LS EDGE    FNは2021年の新製品として、FN 509を発展させたロングスライドのタクティカルピストル“LS EDGE”を発表した。同社はハイパワー以降、ハンドガンの成功作を生み出していない。FNXなど優れたモデルはあるが、広く普及したとは言い難いからだ。そんな中、FN 509のセールスは順調で、新しいLS EDGEは509に大幅な機能強化を図ったアドバンスドモデルだ。FNの本気度が伝わってくる。 ・ミロク リバティーチーフ&スペシャルポリス 新中央工業のニューナンブが日本警察に納入され始めたのが1961年だ。一方、ミロクが.38口径のリボルバーを北米に向けて輸出開始したのは1962年となっている。この時間軸から、ミロクのリボルバー開発は日本警察向けであったのではないかと推測が成り立つ。ミロクのリボルバー製造供給は1968年で終わったが、この約7年の間に何度も改良を重ねており、もしその後もミロクがリボルバーの製造を継続していたら、いずれ優れた製品を生み出すようになった可能性がある。 ・MP5ベースOM-9モダナイズドカスタム & SIG SAUER MPX 1964年登場のH&K MP5だが、近代化改修を加えることで現代でも第一線で活用できる存在に生まれ変わる。一方、2013年に発表されたSIG SAUER MPXは最新の機能とM4カービンの操作性を持つ、現代の傑作だ。これらを並べることで、サブマシンガン、およびピストルキャリバーカービンの今が見えてくるはずだ。 ・M+MインダストリーズM10X-Z M+M インダストリーズは100%USメイドのモダナイズドAKを供給している。同社のM10Xは、シンプルな操作性を持ち、シンプルに組み上げられ、シンプルにカスタマイズ&アップグレードができ、シンプルにクリーニングや修理が可能なツールだ。7.62×39mm弾が比較的安価に入手可能であることもM10Xのアドバンテージを大きくしている。 ・CZ TS2 & TSオレンジ 今やCZはガンメーカーとして世界のトップグループの一つに上り詰めている。ついにコルトをも傘下に収め、その勢いは止まらない。そんなCZが2020年11月に発表したモデルがタクティカルスポーツ(TS)2だ。あれから5ヵ月、やっとこの進化型TSを撃つ機会がやってきた。従来型TS ORANGEと撃ち比べ、その進化ぶりを確認する。 ・その他
  • 月刊Gun Professionals2021年5月号
    1,540円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ・SIG SAUER P226スコーピオン カリフォルニア コンプライアント P226の近代化改修モデルエンハンスドエリートと同一仕様で、PVDコーティングによるFDEカラー、ホーグのG10ピラニアグリップを組み合わせたモデルがP226スコーピオンだ。銃規制の厳しいカリフォルニア州でも、このP226の最終発展型が通常ルートで手に入る。 ・ルガー57 スタームルガーが2020年の新型ハンドガンとして突如発表したモデルが5.7×28mm弾を使用するルガー57だ。FNが1988年に発表した5.7×28mm弾は、約30年にわたってほぼFNだけで使われる弾薬だった。ルガーは大手ガンメーカーとしてその状況を打ち破ってくれた。 ・ブラボーカンパニー RECCE-16 BCM4ポリスカービン 特殊なデザインや機構に走るのではなく、とにかく“高品質かつ酷使に耐えるM4/AR15プラットフォームライフル製造で知られているのがブラボーカンパニー(BCM)だ。今回は、ローカルポリスデパートメントのために組み上げられた2挺のARを撃ち込んでみた。 ・十四年式拳銃を撃つための秘訣 また十四年式拳銃か!もう腹一杯だ。勘弁してくれよ…そんな声が聞こえてきそうだ。しかし、語り尽くされたと思えるこの旧日本陸軍の軍用拳銃について、ほとんどの読者がきちんと理解していないと思われる部分がある。登場から96年となる今、改めて十四年式拳銃を射撃することについての話をしよう。 ・Steyr AUG A3 M1 NATO 1978年にオーストリア軍によって採用されたAUGは、ブルパップアサルトライフルの先駆けとして知られている。これ以後、数多くのブルパップライフルが生まれたが、AUGほど成功を収めたモデルは他に存在しない。誕生から44年が経過する今なお現役であり、発展改良型が生まれている。AUG A3 M1 NATOはその最新バリエーションだ。 ・キンバー ソロ 10年前、突如登場したのがソロだ。1911クローンメーカーの雄、キンバーが満を持して発売した同社初の完全オリジナルデザイン。メタルフレーム+シングルカラアムマガジン、その時代に逆らう姿勢はちょっと賞賛モノだった。さらに見栄えも良い。しかし機能面では突っ込みどころが満載だ。 ・ルガー 22 チャージャー & 10/22 テイクダウン 1964年に登場したルガー10/22は、安価なプリンキングガンとして高い人気を獲得し、現在に至っている。市場には大量のアフターマーケットパーツが存在し、それらを組む込むことで様々な形のライフルにすることが可能だ。今回アームブレイスの装着に対応したピストルバージョンとテイクダウン仕様の最新版を採り上げてみた。 ・第二次世界大戦 ドイツ軍と共に戦った外国製ピストル  Part 11 Pistole MAB Kariber 7.65mm  フランス製ピストル2 ピストル不足に悩むドイツ軍は占領したフランスの民間銃器メーカーであるMAB社にピストルを生産させ、フランス国内に展開するドイツ軍や占領ドイツ軍に協力するフランス ヴィシー政権の国内治安軍などに供給した。マイナーなMABピストルについて述べる機会はほとんどない。これを機会にMAB社の始まりから終りまで、またその製品について詳しく解説する。 ・グレイガンズ 新型トリガーシステムPシリーズELS  ・ショーケースの片隅から15  1911 & スプリングフィールドアーモリー ローニン   ・この銃に会いたかった61 エルマルガーEP-22、他
  • 月刊Gun Professionals2021年4月号
    1,540円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 毎年1月にラスベガスで開催される世界最大の銃器展示会SHOT SHOWは、新型コロナウイルス感染症の世界的流行拡大の影響で今回中止になってしまいました。 それに代わるものとしてSHOT SHOWオン デマンドがネット上で開催されています。 新製品の数はかなり限定的ではありますが、それでも興味深い新しい銃やアクセサリーが登場していますので、それらを詳しくご紹介していきます。 その他の記事として、第一世代バトルライフルのひとつでその後に世界的に普及したFN FALのルーツであるFN 1949の詳細レポートや、これまで記事にしたことがない現代型アサルトライフル ロビンソンアーマメント XCR、気品漂うクラシックリボルバー S&Wモデル27 8-3/8"、現代のセミオートマチックピストルとしてSIG SAUER P365XLロミオゼロ、.380サブコンパクト グロック42、第二次大戦でフランス軍が使ったSACM 1935Aなど、今月も新しい製品とクラシックな製品を取り混ぜた実銃レポートを満載してお届けします。 ・SHOT SHOWオンデマンド SHOT SHOW 2021は新型コロナウイルス感染症の影響で中止となってしまった。しかし、もし今年も予定通り開催されていたら、いったいどんな新製品が展示されたのだろうか。そこで2020年後半以降の新製品情報を各メーカーからかき集めて、ここに一挙公開する。これはいわば“誌上SHOT SHOW”だ。 ・S&Wモデル27-2 .357マグナム 8-3/8” Nフレームは、パワフルな大口径アモが撃てるラージフレームだが、その中でもモデル27は“6連発のキャデラック”と呼ばれるほど豪華な.357マグナムだ。今回はそんな1974年製モデル27-2、8-3/8インチのロングバレルモデルをご紹介する。 ・ロビンソンアーマメントXCR 究極のコンバットライフル  エクストリームコンバットライフル=XCRは、SCARプログラムでFNハースタルの後塵を拝した。しかし、その性能が劣っていたわけではない。小規模メーカーゆえFNに勝てなかったに過ぎない。この銃を実際に手して、その完成度の高さに驚いた。バトルプルーフが加えられれば、その名の通り、究極のコンバットライフルになるだろう。 ・ルガー Mark IV コメモラティブ70thアニバーサリーモデル .22口径のルガーオートピストルが誕生したのは1949年だ。あれからもう72年が経過している。同時期のコルトウッズマンやハイスタンダードは跡形なく消えたが、ルガーは今でも色褪せていない。2019年には70周年記念モデルも登場した。遅ればせながら、ルガー22オートの古希をお祝いして、Mark IからMark IVまでの進化を辿るこのレポートをお届けしたい。 ・カラシニコフUSA KP-9 & ディセデントアームズKOMP9エリートコンペティション9mmカービン ロシア製AKは輸入規制の影響により、米国で入手することはできない。この状況に対し、カラシニコフUSAは、AKプラットフォームのライフル&ショットガンを製造供給し、これを可能とした。同社のKP-9はAKベースのサブマシンガンPP-19-01ビチャスの完璧なクローンとなっている。また、ディセデントアームズはカラシニコフUSAのKR-9をベースに完璧なレースガンを供給、AKの楽しみ方を大きく広げている。 ・FN-49(SAFN) 7.9mm×57セミオートマチック歩兵ライフル 第一次世界後、歩兵ライフルのセミオートマチック化に向けた開発競争が始まり、ベルギーのFNでもその研究が進んでいた。もしベルギー軍がもっと早くにセミオートマチックライフルの採用を決断していれば、あの戦争は少し違った展開になっていたかもしれない。戦後になって完成したFN-49は、時代に翻弄されて製造期間は短かったものの、FN-FALが誕生する上では不可欠なライフルだった。 ・SIG SAUER P365 XL ROMEOZERO コンパクトな9mmキャリーガンにもダットサイトを載せたいというユーザーのリクエストに応え、SIGは大人気のP365XLに自社の小型ダットサイト ロミオゼロをはじめから組み込んだ新製品を発売した。これはキャリーガンの新たな潮流となっていくだろう。
  • 月刊Gun Professionals2021年3月号
    1,540円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2020年12月号では6インチモデルをご紹介しましたが、今回はかつてなかった4.25インチバレルを搭載したモデルです。これを往年の4インチモデルと比較、さらには.357口径繋がりでSIG SAUER P320の.357SIGモデルも登場させ、多角的視点から新型パイソンの魅力に迫ります。 その他、キンバーのLAPD SIS(特別捜査部門)カスタムと、スプリングフィールドアーモリー ローデッド9mmステンレスによる、現代型1911カスタムレポートの2本立て、渋さ薫るコルトオフィシャルポリスリボルバー、1970年代に登場した.380口径ハイキャパシティモデルであるベレッタ84とFN BDA380、.三八式歩兵銃改造カービン、小型版トカレフというべきツァスタバM70など、今月号はいつも以上にバラエティに富んだ多彩なラインナップを揃えました。
  • 月刊Gun Professionals2021年2月号
    1,650円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ・ベレッタM9A3  M9究極完成形 米軍兵士からのフィードバックを元にM9の問題点を払拭すべく、ベレッタが出した回答が、M9A3だ。ストライカーファイアのポリマーフレームを欲していた米軍は、これを検討することなく突き返したが、M9A3は高いポテンシャルを持つ92の究極進化形というべき戦闘用拳銃になっている。 ・スタカート☆P  最高のデューティガン レースガンとしてのイメージが強いSTIの2011だが、新製品であるSTACCATO☆Pモデルは、2019年から2020年にかけて全米で250以上のLE機関から正式に認定されるなど、デューティガンとして華麗なる大変身を遂げている。これはその社名をSTACCATOと変えて、新しい陣容で開発&マーケティングを進めたSTIが勝ち取った快挙だ。 ・バトルライフル再確認 バトルライフルと呼ばれるカテゴリーがある。アサルトライフルとは明らかに異なる存在で、これに該当する銃はそれほど多くはない。そんなバトルライフルについて、その定義を明確にするとともに、主だったモデルについてその機能と特徴を再確認してみたい。 ・ベレッタ M1951  1950年代のイタリアンコンバットピストル 第二次大戦後、イタリア軍が9mmパラベラム弾を採用することに合わせて、ベレッタが開発したフルサイズミリタリーオートピストルがM1951だ。のちの92シリーズと比べると大幅にシンプルで、1950年代に求められていたオートピストルのあるべき姿を具現化している。 ・FNH SCAR 16S ほぼ忘れられてしまった優秀なライフル 防衛省は89式に換わる自衛隊の新小銃として、SCAR-L、HK416を退け、国産の20式小銃を選択した。ならば、この機会にSCAR-Lのシビリアン仕様であるSCAR 16Sをテストしてみよう。20式小銃は、少なくともSCAR-Lと互角の性能を持つはずだからだ。 ・荒野のファイティングリボルバー シマロン ピストレロ.45LC   147年前、コルトSAAは最先端のファイティングリボルバーだった。テキサスのシマロンは、低価格ながら押さえるべき部分はしっかり押さえたSAAレプリカとして知られた存在だ。これを手にすれば、かつてコルトSAAを手に戦った男達の姿に想いを馳せることができるだろう。 ・SIG SAUER P220リージョン  フルサイズ.45ACP 今日の軍/LE用サイドアームの口径は9×19mmが主流となったが、.45ACPの人気は今も根強い。同口径のハンドガンといえば1911だが、それに勝るとも劣らない実戦向け.45口径拳銃も存在する。その代表例のひとつがSIGのP220だ。 ・FEG HD-18 ハンガリアン ドラグノフ ハンガリーでドラグノフを生産市販化する計画が進行中だ。ハンガリーはかつてソ連からドラグノフの製造ライセンスを取得し、製造図面を受け取っていた。だからこれは、単なるクローンではなく、正規図面に基づく本物のドラグノフであることを意味する。 ・第二次世界大戦 ドイツ軍と共に戦った外国製ピストルPart 8 P640(b) FNハイパワー FNハイパワーは、銃砲史上に残る戦闘用ピストルの傑作だ。ベルギーを占領したドイツ軍は、FN社を管理下に置き、このハイパワーを量産させて軍用として使用した。今回はFNハイパワーの前編として、ハイパワーを完成させたサイーブと、ハイパワー開発の経緯について解説する。 その他
  • 月刊Gun Professionals2021年1月号
    1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ・自衛隊新拳銃候補だったBeretta APX ベレッタが米軍M9の後継を決めるMHSトライアルに提出した最新モデルがAPXだったが、勝利したのはSIG SAUER P320で、ベレッタは米軍サービスピストルの座を明け渡すこととなった。自衛隊新拳銃トライアルにもAPXは候補として選ばれたが、自衛隊はH&K SFP9を選んだ。ベレッタはここでも採用を勝ち取ることはできず敗退している。ではベレッタAPXはP320やSFP9に劣っている製品なのだろうか。 ・ファイアスター M45 スペインのハンドガン “スター”は、1997年に会社が消滅、もはや過去のブランドになっている。そのスターが1990年代に市場に送り込んだファイアスターは、スチールフレームのコンパクトなシングルアクション.45口径だ。あの当時の感覚で見ても古臭さが漂うが、個性的であり、興味深いものを持っている。 ・CZ P-10 C サプレッサーレディ CZが2017年に放ったP-10 Cは、グロック19を徹底的に研究し尽くして生み出した、CZ流G19改良型といえる存在だ。“グロックキラー”と呼ばれるほど高い評価を得て、現在そのバリエーションを拡大している。チェコ陸軍も採用したP-10は、今後のCZの製品展開の中で大きな柱になっていくだろう。 ・ルガー MARK IV 22/45タクティカル スタームルガーの.22LRターゲットピストルは登場から70年を経てもなお進化を続けており、現在ではMARK Ⅳシリーズが供給されている。そんなルガーMARK Ⅳのバリエーションである22/45タクティカルに、サイレンサーを合法的に自作して装着してみた。 ・XLRライフル シャーシシステム+ヴィクター・ロペス射撃テクニック ごくありきたりのレミントン700のバレルドアクションを、XLRインダストリー製カーボンシャーシシステムに載せたお手軽な軽量ボルトアクションライフルは、それだけでサブMOAのスナイパーライフルに仕上がっていた。そんなカーボンシャーシシステムライフルをヴィクター・ロペスの射撃テクニックとともにご覧いただこう。 ・キレ味爽快! ポリマー80グロックカスタム 80%完成フレームで有名なポリマー80は、単なるグロックの半完成組み立てキットではない。腰の重い?グロックがなかなかやらない改良を独自に行なった製品を発売するため、現在大人気なのだ。これはそのポリマー80の完成品フレームをベースにしたカスタムで、やり過ぎていないところが気に入った。これはいわばセミカスタムだ。 ・第二次世界大戦 ドイツ軍と共に戦った外国製ピストル7  P 626(b) P 641(b)  FN モデル1922 ベルギーのFN社は、FNモデル1910をベースに、大型化したモデル1922を軍および警察用ピストルとして生産していた。しかし1940年、ベルギーを占領したドイツはFN社を管理下に置き、この銃を自国軍用として量産させた。ドイツ軍における準制式名はP626(b)、およびP641(b)で、その総数は363,200挺にも及ぶ。 ・グランドパワー ストリボグSR9A3試作モデル スロバキア共和国のグランドパワーが供給する9mmサブマシンガン“ストリボグ”A3はローラーディレイドブローバックにより、著しくリコイルを低減させた独自のメカニズムを持つ現在もっとも進化したサブマシンガンのひとつだ。そんなストリボグに新しいバリエーションが加わろうとしている。 その他 ※本書籍は電子版につき、紙本版とは一部掲載記事の異なる場合がございます。
  • 月刊Gun Professionals2020年12月号
    1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ・コルト ニューパイソン.357マグナム もはや伝説ともいうべき存在となっているコルトのDAリボルバー “パイソン”が復活した。かつてのパイソンそのままではない。伝説のリボルバーが持つテイストを色濃く残したニューモデルだ。はたしてこの新型パイソンは伝説の継承者に相応しい存在になっているのだろうか。往年のパイソンと比較、その完成度を詳しく分析する。・ダン・ウェッソン 1911 ディスクレッション かつてはバレル交換式リボルバーで名を馳せたダン・ウェッソンは、現在CZ-USAの子会社として1911を製造供給している。マイナーな存在だが、その製品品質はとても高い。実用品として使い倒すことができるハイエンドクラスとミッドクラスの中間に位置するのがダン・ウェッソンの1911なのだ。・マウザー モデル1914 マウザーが20世紀初めに開発したコンパクトピストルがモデル1910と1914だ。二度の世界大戦でドイツ軍将校はこの銃を活用し、当時のドイツ法執行機関も採用していた。だがこれまで実射レポートが誌面に掲載されたことは一度もない。クラシックでマイナーなモデルだが、その実力を確認すべき存在だろう。・リボルバー ストライクスバック 近頃はシューティングレンジでリボルバーを見かけることが珍しくなってしまった。しかし、リボルバーの時代はまだ終わったわけではない。かつて一世を風靡した、S&Wモデル13, 65, 640, コルト デティクティブを用いて、セルフプロテクション用としてのリボルバーにフォーカスを当てる。・U.S. M1カービン 第二次大戦中の米軍が活用したM1カービンは、基本的な訓練を受けた兵士ならだれでも簡単に取り扱えて、200m程度までの限定的な威力を持つ小型ショルダーウェポンであった。このコンセプトは、のちの時代に登場したパーソナルディフェンスウエポンに近い。その意味では非常に先進的な機能を持っていたといえる。・ルガーGP100 .44スペシャル ルガーは売れている。純粋な米国資本で健全経営、製品も堅牢で実用的、そして安価…しかし、見栄えはイマイチ、お世辞にもカッコイイとは言えない。でもそんな質実剛健なルガーが大好きだ。今回の得物はGP100、それもLIPSEY’Sの限定品、.44スペシャルの5インチ! アメリカンスピリッツ、いやアメリカンソウルに溢れたリボルバーがここにある。・CZ P-10 M CZが2020年4月に発表した最新型が、P-10 Mだ。一連のP-10シリーズに属するが、まったくの新設計で、プラットフォームの互換性もない。今、なぜCZは思い切ってそんなことをしたのだろうか。その答えを知るためにチェコ共和国に向かった。・第二次世界大戦 ドイツ軍と共に戦った外国製ピストル6 ラドムVIS wz35, P35(p) 1939年9月1日、ドイツはポーランドに侵攻した。これが、第二次世界大戦の始まりだ。ポーランドのラドム小火器製造所はドイツに接収され、ポーランド軍用ピストルVIS 35をドイツ軍用として製造継続することを強要された。このドイツ軍向けVIS 35はP35(p)と呼ばれ、その生産は38万挺に及ぶといわれている。・今月の,どマイナーWORLD!  ベレッタ U22 NEOS・無可動実銃に見る20世紀の小火器 六三式自動小銃・ガンヒストリールーム70   三八式銃の中改正について2・日本のプロップガン など。※本書籍は電子版につき、紙本版とは一部掲載記事の異なる場合がございます。
  • 月刊Gun Professionals2020年11月号
    1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ガンプロフェッショナルズ 2020年11月号はヘッケラー&コッホが2019年12月3日に発表した2020年度の新製品“SP5"を巻頭でご紹介します。 20世紀後半に傑作サブマシンガンとして世界中の特殊部隊が採用したMP5の民間市場向けモデルがSP5で、ストックが外されていることとセミオートであること以外は、ほぼMP5の仕様が踏襲されています。 今回はそんなSP5を他のMP5バリエーションと併せてご覧いただきます。 他にも、最新のストックを装着してアップデートされたM1Aライフルや、Flux Brace装着でタクティカルな雰囲気が大幅にアップしたグロック34、 理想のポリスデューティガンとしての評価が高いGlock 45のカスタムモデル、往年の傑作であるS&Wコンバットマスターピース2インチ、 さらにはロシアのカラシニコフが供給を始めたリコイルなしライフルSP1など、バラエティ感あふれる実銃レポートをお届けします。 【その他実銃レポート】 ・ヘッケラー&コッホSP5 ・グロック45カスタム ・カラシニコフSP1 ・グロック34 with Flux Brace ・M1Aアップデートモデル ・S&Wコンバットマスターピース ・ドイツ軍と共に戦った外国製ピストル Part 5 その他
  • 月刊Gun Professionals2020年10月号
    1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2008年に登場して以来、市場で高い評価を獲得し続けているスプリングフィールドアーモリーXDMに、エリートと呼ばれるハイパフォーマンスモデルが加わった。その中でもっともアグレッシブな製品がタクティカルOPSで優れた機能が新たに盛り込まれている。・アメリカンバトルライフルM1 ガランド 米国の銃、射撃好きにとっての“三種の神器”は、M1911系、M16系、そしてM1ガランドだ。そんなM1ガランド3挺と、その短縮モデルM1タンカーを引っ張り出した。語り尽くされたと思われがちのM1ガランドにも、あまり知られていないことがある。今までほとんどリポートしてこなかった部分に今回は焦点を当ててみたい。・RDSハンドガン その利点と問題点 現代のタクティカルライフルにおいては、RDS(レッドドットサイト)の装着はもはやスタンダードとなっている。この流れはハンドガンの世界にも波及し、スライドに直付けする“マイクロドットサイト”はかなりポピュラーになってきた。これを否定する意見もあるが、訓練すれば、アイアンサイトより明らかに高いパフォーマンスを発揮する組み合わせなのだ。・デザートテックMDR “コンベンショナルか、ブルパップか”、かつてアサルトライフルはこの2つの方式の優劣が話題になった。しかし、現在ブルパップは完全な少数派で、主流はコンベンショナルとなっている。“サポートショルダーへのトランジションが困難”、これがブルパップの欠点だ。しかし、デザートテックMDRは“フォワードエジェクト”と呼ばれるメカニズムを搭載、これを克服しようとしている。・台湾91式アサルトライフル 独自の国防体制を必要とする台湾は、1976年以降、M16をベースとした独自のアサルトライフルを開発、配備してきた。これは現在、多くのメーカーから供給されているガスピストンを組み込みのARデザインライフルの先駆けであり、今回レポートするT91はその現行型だ。・32口径オートの傑作シーキャンプのコピー NAAガーディアン 孤高の傑作LWS-32オートを発展改良(?)したポケットオートがNAAガーディアンだ。プロフェッショナル仕様のLWS-32オートに対し、こちらは一般受けを狙った製品だ。.32ACPという微妙な口径のコンシールドキャリーピストルにもこんな選択肢があることは嬉しい。・ベレッタ モデル21A 1984年に開発されたベレッタのモデル21Aは、現在も製造供給が続くダブルアクション.22LRポケットピストルのロングセラーだ。ティップアップバレル方式にも利点があり、これを望むユーザーが少なからず存在するのだろう。通常は実射レポートに採り上げられない製品だが、CCWとしての需要はある。その実力をご覧いただきたい。・第二次世界大戦 ドイツ軍と共に戦った外国製ピストル  Part 4 CZ38 Vz38  Pistole 39(t)  1939年3月15日、チェコスロバキアを併合したドイツは、すぐに軍を侵攻させ、チェコスロバキア軍用として量産を進めていたCZ38(Vz38)ピストルをすべて鹵獲、自国の準制式軍用ピストルP39(t)として制定した。これは当時としては極めて珍しいダブルアクションオンリーの大型セミオートピストルだ。※本書籍は電子版につき、紙本版とは一部掲載記事の異なる場合がございます。
  • 月刊Gun Professionals2020年9月号
    1,540円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ・CZカスタム A01-LD  CZ75進化系 ロングダストカバーのヘヴィーウェイトマシーン チェコスロバキアでCZ75が登場してから45年が経過した。現在CZカスタムが供給するA01-LDは、CZ75がたどり着いた到達点ともいえる完全アメリカ製の進化モデルだ。競技用ではあるが、その重さに耐えられるなら、最強のキャリーガンとしてのパフォーマンズを示す。・グロック19 Gen5 パーフェクトに近づきつつあるストライカーファイアピストル1985年に米国市場に入ったグロックは、その後大躍進を遂げた。メカニズムはほとんど当時のまま小改良を加えて現在は第5世代に進化している。登場から約38年、世界中の軍、LE機関、そしてそれらの中のエリート部隊の多くがグロックを選んでおり、その状況は現在も続いている。・ジェイソン・デイヴィス プロフェッショナル ポリスギア ロスアンジェルスの近郊都市であるアーケディア市のポリスデパートメントで、ファイヤーアームズインストラクター、SWATチームスナイパーを務める現役サージェントが、実際の職務で使用しているメインのデューティガンをご紹介する。・S&Wモデル19 CHPコメモラティブ  アメリカのローエンフォースメントオフィサーの腰には、必ずといっても良いほどリボルバーがあった。35年ぐらい前までは…。その中で“モデル19”は、実用性とかっこよさを兼ね備えた傑作だった。そんな古き良き時代のモデル19、それもカリフォルニアハイウェイパトロール コメモラティブ仕様を篤とご覧あれ!・プロフェッショナルズ1911  ケン・ハッカーソン、ラリー・ヴィッカーズ、パット・マクナマラカスタム1911は誰もが使えるツールではない。その性能を100%引き出せるのは、訓練と準備を常に怠らないプロフェッショナルだけに限られる。これこそ、まさにガンズ オブ プロフェッショナルズというべき存在なのだ。・H&K P11アンダーウォーターピストル ヘッケラー&コッホP11水中ピストルは、多くの特殊部隊が装備しているが、その実態は現在も明らかになっていない。このピストルの情報は秘密解除になっていないからだ。そんな謎の多いP11について、わかる限りの情報をお届けする。・ルガー スーパーレッドホーク アラスカン スナッブノーズ.44マグナム かつては世界最強のハンドガンカートリッジであった.44マグナムだが、現在はこれを超えるハイパワーカートリッジが何種類も存在する。しかし、使いやすさを含む実用性では依然として.44マグナムの優位性は高い。危険な大型獣のハンティングには、44マグナムリボルバーをバックアップでキャリーするプロハンターは多い。・スペッツナズ御用達 スチェッッキンマシンピストル 第二次大戦後、ソ連は兵器体系を一新し、1951年には着脱式ストックのフルオートマチックピストルAPSを採用した。今日におけるPDWとしての位置付けだったが、1960年代にはそのほとんどを回収してしまう。しかし特殊部隊の一部はその後もAPSをずっと使い続けた。・ノルマンディー探訪記 +MM21Eバイポッドフルオート射撃実験1944年6月、ドーバー海峡を渡った約200万人の連合軍兵士がフランスのノルマンディー海岸に上陸した。いわゆる史上最大の作戦だ。今回はいつもの銃器レポートとは少し趣向を変え、ノルマンディーの戦跡をリポートする。併せて拠点防衛におけるフルオートマシンガンの射撃効率実験もおこなった。※本書籍は電子版につき、紙本版と内容が異なる場合がございます。
  • 月刊Gun Professionals2020年8月号
    1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 遂に報道公開された陸上自衛隊 新型小銃と新型拳銃について、当日の公開情報、および外観から推測できるその性能、機能について可能な限り詳しく解説する。・ヘッケラー&コッホ HK45コンパクトタクティカル ヨーロピアンガンメーカーは.45ACP対応ハンドガンの開発にあまり積極的ではない。しかし、ヘッケラー&コッホはP9Sの時代から.45のバリエーションを加え、米国市場へのアプローチを続けてきた。現行のHK45は同社の.45オートの完成形であり、そのコンパクトモデルはNAVY SEALSも採用するなど、高い評価を獲得している。・SIG SAUER P320-M18 米海兵隊が全面採用したM18 市販型 2017年、米陸軍は新型サービスピストルとして、フルサイズのM17と若干バレルの短いM18を採用した。一方、米海軍、空軍、海兵隊は陸軍とは異なり、M18を選択、全面採用している。今回はそんなM18の市販仕様を詳しく紹介する。 ・大日本帝国の三八式騎兵銃 第二次大戦で旧日本軍が装備した小銃は、列強国と比べて時代遅れの旧式銃であったという評価がある。M1ガーランドと比べれば、三八式、九九式は確かに劣っていた。しかし、ヨーロッパ各国の軍用小銃と比べた場合、日本軍の小銃は決して劣ってはおらず、むしろ優れていたといえる。・ガイズリースーパーデューティ GA-15 11.5インチバレルのARカービン 信頼性の高いAR-15カスタムトリガーやモジュラーレイルシステムで知られているガイズリーは、コンプリートライフル“SUPER DUTY”を供給するガンメーカーでもある。これはLEエージェンシーのためにガイズリーが組み上げた11.5インチバレルのショート仕様だ。・中国製SKS 五六式半自動歩槍 ソビエトが第二次大戦中に開発したSKSはアサルトライフルAK47の登場により、周辺の社会主義国に放出された。そのため、冷戦期の様々な紛争で多用され、旧式ながら優れた性能を持つことが証明されている。今回テストする56式半自動歩槍は中国製SKSで、これも大量生産されて、紛争当事国にばら撒かれた内の1挺だ。・魔性の箱型オートイングラム M11/NINE 開発者ゴードン・イングラムの情熱とは裏腹に、現実のイングラムSMGはお粗末な箱型バラマキ銃だった。しかし、なぜか時代の変化に消え去ることなく脈々と…いや細々と生き続けている。このCFT LLC製M11はイングラムの血統を引き継ぐ、ロングボディの9mmオートだ。・RBFインターナショナル スピードマッチ  日本ではほとんど知られていないが、ヨーロッパにも1911を供給するメーカーがある。そのひとつがRBFインターナショナルだ。同社はその前身から1911カスタムを製品化しており、40年以上に及ぶ歴史を持っている。RBFスピードマッチと名付けられたドイツブランドのサブコンパクト1911はいったいどのような製品なのだろうか。・第二次世界大戦 ドイツ軍と共に戦った外国製ピストル  Part 3  CZ27  武器不足に悩まされ続けたドイツ軍は、占領した地域の銃器メーカーをドイツ軍の管理下に置き、そこで生産されていた銃をドイツ軍のために大量生産させることを計画、実行した。その銃はドイツ軍の準制式ピストルに採用され、バッフェンアムト・スタンプが打刻されている。チェコスロバキアのCZ27は、そんな外国製準制式ピストルのひとつだ。※本書籍は電子版につき、紙本版とは一部掲載記事の異なる場合がございます。
  • 月刊Gun Professionals2020年7月号
    1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 PPQ 45はワルサーが2015年に発表した同社初の自社製.45ACPモデルだ。高い評価を得ている9mmのPPQ M2をベースにスケールアップを施し、アメリカンライフルマン誌が選ぶ2017年のゴールデンブルズアイアワードのハンドガン オブ ザ イヤーを受賞している。今回レポートするPPQ 45 SDは、サプレッサーを装着できるタクティカル仕様だ。・スプリングフィールドアーモリー ヘルキャット 2019年9月に発表されたスプリングフィールドアーモリーのヘルキャットは、9×19mmのマイクロコンパクトハンドガンとして最大の装弾数を誇る。2018年1月に登場し、市場で爆発的な人気を博しているSIG SAUER P365に挑んだ製品だ。標準仕様で装弾数を1発増やし、初めからオプティックレディ仕様を用意するなど、意欲的なスペックを持っている。・S&Wモデル4006 TSW 2006年にCHPが採用したハンドガンがモデル4006TSWだ。S&Wのサードジェネレーションが時代にとり取り残されつつあった時代で、当のS&Wですら、その前年の8月にポリマーフレーム+ストライカーファイアのM&Pを発表している。いわばモデル4006TSWは、“消えゆくサードジェネレーションの最後の輝き”だったのかもしれない。・SIG SAUER アカデミーとハンドガン&アサルトライフル新旧比較 現在、世界最大規模の銃器メーカーとなったSIG SAUER。同社は単に銃器関連製品を供給するだけでなく、軍や法執行機関に向けての技術的トレーニング施設を運営している。そんなSIG SAUERアカデミーを紹介するとともに、同社の代表的ハンドガンとアサルトライフルの新旧比較を行なう。・K98k / PREDUZECE 44 マウザーが設計したKar98kは、第二次大戦で使用されたボルトアクション軍用ライフルとして最高の性能を持っていた。ボルトアクションが軍用ライフルの主力であったのはこの時代までなので、Kar98kは最後の傑作軍用ボルトアクションであったということになる。・ビンテージS&Wステンレスリボルバー 35年ぐらい前までは、ハンドガンカテゴリーの一翼を担う存在であったリボルバーだが、現在はごく少数の新製品しか登場せず、セミオートマチックが完全に主流となっている。そんなリボルバーだが、かつて第一線で活用していたS&Wステンレスリボルバーは、実に魅力的な存在であった。・第二次世界大戦 ドイツ軍と共に戦った外国製ピストル  Part 2 6月号に続いて、第二次世界大戦中にドイツ軍がまとめた鹵獲兵器識別マニュアル“ケンブラッター・フレムデン・ゲレート”のピストルの項を再現する。ドイツは優れた銃器を開発、生産する能力を持っていたが、第二次世界大戦に突入して軍の規模が拡大していくと自国製銃器の不足に悩まされ続けた。そのため驚くほど多くの外国製銃器が使用されている。識別のための資料がケンブラッター・フレムデン・ゲレートだ。・CZ P-10 M デビュー CZが4月9日、ネット上でプレスカンファレンスを開催し、CZ P-10シリーズの新たなモデルとしてP-10 Mを発表した。これまでのP-10 Sよりさらに小さく薄くなったM=マイクロだ。今回はCZのプレス資料を用いて、このCZ P-10 Mを速報としてご紹介させていただく。
  • 月刊Gun Professionals2020年6月号
    1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 S&W社のカスタム部門“パフォーマンスセンター”が、1911スタイル.45オートを凌駕すべく、1999年にリリースしたシングルアクション.45ACP口径のフルサイズピストルがモデル 945だ。工作精度、フィット&フィニッシュ、そしてその集弾性能は折り紙付きで、当時“ハイエンドカスタム1911に比肩する製品だ”といわれた。・SIG SAUER P320 Xファイブ リージョンP320シリーズのフラッグシップモデルがXファイブ リージョンだ。タングステンインフューズドグリップモジュールを採用し、ポリマーフレームでありながら、スチールフレームに並ぶ重量を実現させた。そんなXファイブ リージョンは多くのアクセサリーメーカーを巻き込みながら、さらなるグレードアップを続けている。・コンパクトアサルトライフルズ 現在主流のM4A1カービンのバレル長は14.5インチだが、市場にはストックを排した極端にバレルの短い製品が登場している。ここでは、ブレイスを装着したSIG MCX ラトラー、オリンピックアームズOA-93、そしてショートバレルドライフルのライフルダイナミクスM92 サイドフォルダーをご紹介する。・H&K P7シリーズ1980年代、state-of-the-art(最先端)といわれたP7だが、12年前に製造が終了、過去のモデルとなった。数年遅れで登場したグロックとそれに近いストライカーファイア+ポリマーフレームピストルが世界を席巻している今、改めてP7シリーズとは何だったのかを検証する。・グロック44 グロックから.22口径の自動拳銃が発売された。同社としては初めての.22口径製品で、コンパクトサイズのG19 Gen5をベースに、それとほぼ同一寸法のスチールと合成樹脂を組み合わせたハイブリットスライドを装備している。早くも一部のLE機関が訓練用としてこのG44の採用を決めた。・カラシニコフ クローンズ新品同様のカラシニコフ クローン4挺をオーストリアでまとめて取材した。ポーランド製、セルビア製、そしてパーツの寄せ集めて作られたと思われる中国製2挺。いずれもモダナイズド化された現代のカラシニコフで、どれも個性に満ちている。・S&Wモデル681S&W Lフレームといえば、誰もがモデル586か686を思い浮かべる。リボルバーが輝いていた時代の最後を飾る傑作だ。しかし、モデル681は、制服警官の使用を想定した4インチバレルのフィックスドサイト仕様で、だいぶ派手さに欠けていた。当時はそんな681にほとんど魅力を感じなかったが、今改めて見るとその渋さには惹かれるものがある。・第二次世界大戦 ドイツ軍と共に戦った外国製ピストル  Part 1ドイツは優れた銃器を開発、生産する能力を持っていたが、第二次世界大戦に突入して軍の規模が拡大していくと自国製銃器の不足に悩まされ続けた。そのため驚くほど多くの外国製銃器が使用されている。本稿ではそんなドイツが使用した外国製銃器の中から、ピストルに焦点をあて、当時ドイツでまとめられた貴重な資料ケンブラッター・フレムデン・ゲレートに沿って解説する。・新型コロナウイルス感染症危機により銃器購入者が増加4月中旬現在、新型コロナウイルス感染者数が世界最大となっているアメリカでは、社会不安からこれまで銃器を所有してこなかった市民が慌てて銃を購入している。その結果、この3月には200万挺の銃が販売された。※本書籍は電子版につき、紙本版とは一部掲載記事の異なる場合がございます。
  • 月刊Gun Professionals2020年5月号
    1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ・RUGER-57 FNが開発した5.7×28mm弾は、同社のP90とFive-seveNで使用される以外、他メーカーでの使用例はごくわずかでしかない。この状態がほぼ30年続いたが、ここにきて俄かに注目が集まってきた。5.7×28mm弾を使用するラージフォーマットピストルが複数登場、そして大手メーカーであるルガーが57ピストルを発表したのだ。その注目のルガー57をいち早くご紹介する。・リー・エンフィールドNo.1 Mark III第一次、第二次大戦において、大英帝国ならびに英連邦国軍の基幹歩兵銃として使われたのがリー・エンフィールド ボルトアクションライフルだ。軍用銃としての歴史はマウザー98よりも古い。現在ではほとんど顧みられることがなくなっているが、半世紀以上にわたって軍用として使用され続けたのは、優れた部分も少なからずあったからだ。そんなリー・エンフィールドに改めてスポットを当ててその魅力を探ってみたい。・SIG SAUER P365 SAS 2017年に発売したコンシールドキャリーに特化したサブコンパクトピストルP365に新たなバリエーションSASが登場した。その外装パーツは可能な限り薄く作られ、スナッグフリーに徹している。なんとフロントサイトも排され、リアサイトに特殊なファイバートリチウムサイトをフラットに組み込んで近距離でのエイミングを可能としているのだ。・TTI Glock 19 Gen3 コンバットマスター映画『ジョン・ウィック:パラベラム』でハル・ベリーが使用したグロック19コンバットマスター、通称HBモデルに限りなく近いモデルをオーダー、それがこの1月にやっとでき上った。このグロックに組み込まれたトリガーは驚くほど滑らかに動く。今回はそんなHBモデルを思い切り撃ちまくった。・ティーサス リージェントBR9名銃ハイパワーは消えたが、市場にはトルコ製クローンがある。単なる丸パクリコピーではない。往年のTシリーズをベースに最新のサイトシステムを搭載、そのうえステンレス製ときた。モダンとクラシックの絶妙な融合で、カスタムメーカーのシリンダー&スライドの社長も絶賛、もはや本家ブラウニングにも劣らない品質だ。このリージェントBR9ならハイパワーが消えた穴を埋めることができるかもしれない。・スパルタンプレシジョンライフル6.5mmクリードモア カスタム カスタムボルトアクションライフルのビルダー SPARTAN PRECISION RIFLESが、ジェイソン・デイヴィスの依頼でカスタマイズした理想のスナイパーライフルがここにある。選択した口径は近年急速に人気が高まっている6.5mm Creedmoorだ。これに日本製ハイエンドスコープMarch FX ハイマスターを載せてテストに臨む。・ワルサーピストル P38/P1/PP/PPK1960年代から70年代を生きたガンファンは、ほとんど例外なくワルサーがお好きだ。当時、ワルサーは世界の最先端を走るガンメーカーであり、PPKとP38はヒーローが手にする憧れの存在だった。時代は大きく変わったが、クラシックワルサーの魅力は今も決して色褪せてはいない。・ダサン モデルDAK47PセミオートマチックライフルDKA47Pは韓国のDasan Machineriesが製造するAKMアサルトライフルのクローンモデルだ。そのターゲットは主にアメリカの民間市場で、時代の要求に合わせたモダナイズドカスタムを加えている。韓国でこの現代版AKMが製造されている背景と、そのスペックや品質について検証してみる。※本書籍は電子版につき、紙本版とは一部掲載記事の異なる場合がございます。
  • 月刊Gun Professionals2020年4月号
    1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1月21日から25日までの4日間、米国ラスベガスのサンズエキスポ・コンベンションセンターで開催されたSHOT SHOW 2020についてその全貌を64ページに及ぶレポートで詳しくお伝えします。PART 1 主要メーカーの製品を中心し、新型コルトパイソン、5.7mm復活の兆し、NGSWの動向、マイクロナインの人気、オプティックレディの広がり、スタビライジングブレイス付きラージフォーマットピストルの普及…など、今年のトレンドをご紹介します。PART 2新興メーカーを中心に、現在のガンマーケットの状況をお伝えします。新興メーカーは独自のアイデアを盛り込んだ魅力的な製品を次々と発表しており、いずれ大手メーカーを脅かしかねないレベルにある現状をご紹介します。PART 3 レポーター独自の視点から魅力に感じた製品をご紹介します。Part 1, Part 2と製品がだぶる部分がありますが、本誌ガンレポートが持つ多様性としてお楽しみください。ディオン光学技研 自力出展の舞台裏 米国法人に頼らず、SHOT SHOWに単独出展を果たした日本のスコープメーカー、ディオン光学技研担当者の奮闘と出展にともなうコストなど、これまで知らなかったSHOT SHOWの舞台裏を見ることができます。・トーラスG3 G19サイズのポピュラープライスモデル トーラスUSAは9×19mmのサブコンパクトオートG2のバリエーションとして2019年、コンパクトサイズのG3を発表した。グロック19と競合するカテゴリーだが、トーラスG3には魅力的な要素が備わっている。G3の実売価格はG19の半額なのだ。そんなG3がどれだけの性能を持っているのか、それを検証してみたい。・クラシックNフレーム S&W .38/40ヘヴィーデューティ S&W .38/44ヘヴィーデューティは、禁酒法時代に法執行機関が開発を要請したパワフルなリボルバーだ。.44口径用Nフレームをベースに強化型.38スペシャル弾を使用する。これがのちに.357マグナムに発展していった。来歴は派手だが、銃本体は地味…、しかし深い味わいがある。これは“大人のリボルバー”なのだ。・キンバーカスタム TLEⅡ D-Day75周年記念モデル & CZシャドウ2 カスタムワン 1911クローンとしてアメリカでは確固たるポジションを確立しているキンバーだが、フランスではまだメジャーブランドにはなっていない。そんなキンバーに“ノルマンディ上陸作戦75周年記念モデル” がある。そしてもう1挺、CZの傑作シャドウ2をベースに、2トーンのセラコート仕上げとNILLグリップでシックな雰囲気に仕上げた“カスタムワン”を用意した。今回はフランス国内マーケット向けに作られた数量限定モデル2機種をご紹介する。・中国製M4A1カービン ノリンコCQ-A 5.56MMを検証する かつて中国製銃器といえば、粗悪なコピー製品ばかりだった。しかしGDP世界第2位の経済大国となった現在は、独自の銃器を開発し人民解放軍に納入している。その一方でコピー銃器の製造も相変わらず続けている状態だ。だがその品質は向上しているのだろうか。比較的近年、中国で製造されたM4A1カービンのコピーモデルについて、その細部を確認してみた。・SIG SAUER M17サープラス・この銃に会いたかった58  レミントン870・無可動実銃に見る20世紀の小火器133 九九式短小銃・ガンヒストリールーム63 新説 三十年式銃  三十年式実包を詳解する  その他※本書籍は電子版につき、紙本版とは一部掲載記事の異なる場合がございます。
  • 月刊Gun Professionals2020年3月号
    1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 高品質のカスタム1911で知られるウィルソンコンバットだが、その製品ラインナップは1911系にとどまらない。同社がベレッタの92Gをベースに作り上げたカスタムハンドガンを2挺まとめて紹介する。・B&T MP9     全長30cmの9×19mm口径コンパクトサブマシンガン、それがB&T MP9だ。リコイルオペレーテッド ロテイティングバレルロッキングシステム、クローズドボルトのメカニズムに、毎分1,100発のフルオート機構を備えている。そのオリジナルデザインは1989年のシュタイヤーTMPまで遡るものだ。・ファウラーインダストリーズ Mk 1, Mk 2、Mk 3    伝説のシューターであるミッキー・ファーラーを父に持つローガンは、優れたシューターとしての資質を受け継ぐとともに、独自のカスタムガンを製造供給している。彼の作り出すグロックカスタムは、過剰な装飾や強度を損なう軽量化は行なわず、実用性と必要とされる機能をバランスよくまとめた逸品だ。・ミリポル パリ 2019 Part 2 2019年11月にフランスのパリで開催された国土安全保障装備展示会。先月号に続き、この展示会の様子をご紹介する。今回はピストル、スナイパーライフル、ショットガン、さらに警察用ドローンや金属探知機についてもご紹介する。・U.S. クラッグ M1892/M1896 1892年に米軍サービスライフルに採用されたU.S. クラッグM1892は、わずか10年でスプリングフィールドM1903にその地位を譲った。しかしクラッグは米軍初のボルトアクションライフルであり、後に続くM1903の開発に少なからず影響を与えている。ノルウェーで開発されたクラッグ・ヨルゲンセンライフルは、ボルトアクション軍用ライフルの歴史を語る上では、忘れてはならない存在だろう。・ベレッタ92X パフォーマンス 2017年、アメリカ軍のサービスピストルの座を失ったベレッタ92シリーズだが、決して過去のものとはなってはいない。ベレッタは2017年以降も、果敢に92シリーズのバリエーションを追加している。その中でも、92Xパフォーマンスは、極めてアグレッシブなスペックが満載されているモデルだ。・マカロフ PM 第二次大戦後の共産圏を代表する拳銃“マカロフ”。かつては西側で手に入れることすら難しかったマカロフだが、今ではソヴィエトの衛星国で作られたモデルなら格安で手に入るようになった。そんな極上コンディションのブルガリア製を、鑑賞派目線でご紹介する。・StG44 & MP40   StG44とMP40は、その後の銃器史を大きく塗り替える存在だったが、ドイツの敗戦により、二度と生産されることはなかった。しかし、当時の銃は今も生き続けている。今回の2挺はどちらもセミオート化されているものの、その優秀さを明確に感じられる逸品だ。・CZUB シャドウ 2 オプティクスレディ+トリジコンSRO  チェコのCZUBは2018年、プロダクション部門で人気絶頂のシャドウ2にオプティックスレディ(OR)仕様を加えた。これはPO部門における最強のモデルだ。しかし、米国では未発売となっている。そんなシャドウ2 ORの魅力を確認すべく、カナダでも活躍するサム・ユウが所有するIPSCマッチガンを撃ってみた。
  • 月刊Gun Professionals2020年2月号
    1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ・ミリポル パリ 2019 Part 12019年11月にフランスのパリで開催された国土安全保障装備展示会。そこに展示された最新型ライフルとマシンガンについて解説する。特集 .45口径・ミッキー・ファーラーの.45ハンドガンコレクション  アメリカのスピードシューティングの世界で.45口径が主流だったのは1970年代から80年代初めまでの期間だ。その時代のレジェンドのひとりがミッキー・ファーラー。ビアンキカップ3年連続優勝を成し遂げた時、その手に握られていたのは、.45口径の1911カスタムだった。・SIGザウアー1911 TACOPSフルサイズ 9mmのストライカー&ポリマーフレームハンドガンが主流となった今でも、.45口径の1911を使用する公的機関は存在する。SIGザウアー1911 TACOPSは近接戦闘用に開発された1911バリエーションで、2012年にテキサス州公安局の特殊部隊に採用された。・サウンドサプレッサーハイブリット46 & .45ACP   .45ACPはそのほとんどがサブソニック弾のため、サウンドサプレッサーを装着すれば、高い減音効果が期待できる。但し、ショートリコイルハンドガンの場合、サプレッサー装着に向くモデルと向かないモデルの差は大きい。これを確認するべく.45ACPハンドガンを集めてサイレンサーコーのHybrid 46を装着、相性の良し悪しをチェックしてみた。・スプリングフィールド トラップドア モデル1873 .45-70 銃が目まぐるしく進化し続けていた1873年に、米軍はトラップドアアクションのシングルショット.45-70口径ライフルを採用した。すでに連発銃が市場にある中、あえてシングルショットを選んだのには理由がある。ボルトアクションライフルが普及する前の過渡期的モデルだが、このライフルは多くの米国人に愛された。・OMEGAギデオン シャドウ45  H&K UMPはMP5程の成功は収めていない。だがバレル、ボルト、マガジンを交換するだけで、9mm、.40S&W、.45ACPにコンバートできる拡張性とシンプルなメカが魅力だ。その登場から20年、UMPにもクローンモデルが存在する。・SIGザウアーP250SIGのポリマーフレームと来れば、今なら当然P320となる…はずだが、これはハンマー方式のP250だ。大人気のP320の影に隠れてひっそりと製造中止となってしまった。たぶん復活することはないP250だが、その存在は記憶に留めておきたい。・トンプソンM1928A1 & M1 トンプソンSMGが完成したのは1921年だ。しかし、これが軍用として本格的に活用されるようになるまでには、それから23年も待たなければならなかった。第二次大戦に大量投入されたものの、量産には向かない構造ゆえ、第一線兵器として活用された期間は短い。・H&K USP45 エキスパート 多くのメーカーが1911クローンを製造する一方で、独自のスタイルの.45オートも存在する。USP45もその一つだ。USPには数多くのバリエーションがあり、エキスパートは高い精度を持つロングスライドモデルとして魅力的な存在だ。・USPSA  9mmは.45より有利なのか?  現在のハンドガン市場は、.45ACPのニーズが大きく低下し、9×19mmが主流となっている。では9mmは.45より圧倒的に有利なのだろうか? その他※本書籍は電子版につき、紙本版とは一部内容が異なります。
  • 月刊Gun Professionals2020年1月号
    1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 最初期のCZ 75 ファーストモデルは別名“ショートレイル”とも呼ばれ、ファンから高く評価されている。手間の掛かった仕上げと高い工作精度、そして可能な限りスリム化させた大胆なデザインが魅力だ。チェコスロヴァキアの技術者が、当時最高の製品を作ることを目指して開発したCZ75は、開発から40年以上が経過した今も改良を繰り返し、発展を続けている。・S&W Model 642 CT クリムゾントレース レーザーグリップスコンシールドキャリーハンドガンとして高い人気を誇るのがS&W Jフレームリボルバーだ。その中でもハンマーを完全に内蔵したモデル642/442シリーズは需要が多く、様々なバリエーションが展開されている。その中のひとつ、クリムゾントレースのレーザーグリップを装着して販売されているモデル642 CTを用いてコンシールドキャリーリボルバーの魅力と実用性を探った。・ZEV テクノロジーズ OZ9グロックカスタムで知られるZEVテクノロジーズは、2019年に自社ブランドの新型ハンドガンを発表した。その基本メカニズムはグロックを踏襲しているが、独自のアイデアも数多く盛り込まれ、グロックの発展改良型といえる存在だ。・シュタイヤーピストル A2 MFシュタイヤーがグロックに対抗すべく、1999年に発売したポリマーフレームオートがMシリーズだ。その登場から20年間に、アップグレードやバリエーション展開が図られ、2019年に発表された最新型はA2 MFと呼ばれている。この製品には長い歴史を持つシュタイヤーのプライドが凝縮されているのだ。・スタームルガー ブラックホーク オールドモデル 第二次世界大戦後、ウエスタンスタイルモダンSAリボルバーという新しい分野を切り開いたのがスタームルガー ブラックホークだ。1974年には、トランスファーバーを加えて安全性能を大幅にアップした“ニューモデル”が登場している。しかし、それ以前の“オールドモデル”には別の魅力があるのだ。Gun Pro誌でも旧Gun誌でも、このオールドモデルはこれまで一度も紹介されたことはない。・ワルサーTPH .22 ワルサーのタッシェン ピストーレ ハァーン(ポケットピストルハンマー)。PPKを思い切り凝縮して、.22 & .25口径にしたヴェストポケットモデルだ。小さくて薄く、そして上品。緻密なメカがギッシリ詰まったコンベンショナルダブルアクションは、もっているだけで嬉しくなる。さてその実用性はいかに…・B&T SPR 300目立たないながら異色の光芒を放っているのが、B&T AG社が数年前にリリースしたスペシャルパーパスライフル(SPR) 300だ。ローエンフォースメント用として、限りなく静かな発射音と携帯性を重視して作られたボルトアクションライフルはどの程度の減音性能を持っているのだろうか・FN SCAR バリエーションFN SCARアサルトライフルは2006年にその存在が公開され、U.S. SOCOMのトライアルにエントリーした。以後今日に至るまで、さまざまな国の軍、警察等法執行機関特殊部隊の要求仕様に応えた幅広いバリエーションが開発され、SCARは発展を続けている。その他実銃記事ルガー LCRx .357マグナム今月の、どマイナーワールド キアッパアームズ M1-9 カービン無可動実銃に見る20世紀の小火器 UD M42新説 三十年式銃  三十年式のルーツを探るⅡ
  • 月刊Gun Professionals2019年12月号
    1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 トリニティネバダ グランドゼロ/ウィルソンコンバット ヴィッカースエリート グロック/シャドウシステムスMR918コンバットグロックが登場してから既に37年が経過した。現在ではグロックをベースにした数多くのカスタムが存在する。またパテントが失効したことでグロックのクローンを作り出すことも自由だ。今回は最新型のカスタムグロックと高性能クローンモデルをご紹介する。・1911 9mmコンバージョン1911の“9mm化改造パーツキット”が市場で売られている。しかし、そのパーツキットは既に持っている.45口径1911に組み込み、9mm化するものだが、それは誰でも簡単にできるのだろうか?これを実際に試してみる。・CZ 75 ブルコンパクト & A01コンパクト CZカスタムによるアメリカ製CZ75 2019年、アメリカ製CZ75であるA01の量産が遂に始まった。A01はチェコ製CZ75をアップデートし、ブルバレルを装着、オリジナルを凌駕する耐久性と信頼性、そして撃ちやすさを併せ持つ傑作だ。そんなA01に早くもコンパクトモデルが加わり、そのバリエーションとしてブルコンパクトも登場している。・ワルサーショートヒストリー 1886-1994ドイツのカール・ワルサーGmbH本社内には歴代の自社製品を展示しているミュージアムがある。ここには歴代のワルサーがほぼすべて揃っているのだ。その一部を見ながら、1886年の創業から1994年にUMAREX傘下になるまでワルサーの歴史を振り返ってみたい。・SIG SAUER P320 Xファイブ リージョンポリマーフレームのアドバンテージのひとつは、その軽さだ。ところがこれをあえて犠牲にし、高比重の金属粉を含有させた合成樹脂を用いることで、スティールフレーム並みの重量を持つP320シリーズのフラッグシップモデルが登場した。・パルメットステートアーモリーPA-15 ARピストルARピストルの存在価値には疑問符が付いていた。使い道がない…といったら言い過ぎか。しかし、スタビライジングブレイスという世紀の大発明がその状況を一変させた。これを装着すれば、見た目は禁断?のショートバレルドライフルに変身! 使い勝手も大幅に向上する。・CGSサプレッサーズ MOD9, HYDRA, SIREN ここ数年、サウンドサプレッサーが米国誌上で注目を浴びている。数多くのメーカーが凌ぎを削るこの分野に、2016年、彗星のように参入してきたのがCGS社だ。同社の9mm口径と.22口径対応軽量サプレッサーMOD9、HYDRA、SIRENについて、その実力をご紹介する。・CZ 805 ブレン チェコ共和国 新世代アサルトライフル CZ 805 BRENは、約半世紀にわたってチェコ共和国軍に使用されてきたVz58の後継モデルだ。2011年より納入が始まっている。優れた銃器開発能力を持つチェコ共和国が満を持して選定したライフルはどのような特徴を持っているのだろうか。既に更なる後継モデルであるBREN 2が登場しているが、チェコ製アサルトライフルの新たな時代を切り開いたCZ 805 BRENについて、その詳細を確認する。その他実銃レポートSIGザウアーP365 XL & P365-MS マイクロコンパクトの新型バリエーショントーラス モデル73 SR 88Aカービン
  • 月刊Gun Professionals2019年11月号
    1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 映画『ジョン・ウィック』シリーズは独特な世界観を持つ娯楽作品だ。派手なガンアクションが全編を貫いている。そして、その中に登場する銃はどれも入念な検討の上に選ばれ、強い個性を発散、出演者と共に物語を盛り立てる存在だ。最新作『ジョン・ウィック: パラベラム』で使用された銃について、その主なものをここに集めてみた。どんな理由でそれらが使われたのかを知れば、映画をもっと楽しめるだろう。・SMOLTリボルバー1970年代から80年代にかけて、当時精度に優れるとされたコルトパイソンのバレルを、優れたアクションを持つS&Wモデル19のフレームにねじ込んだPPC競技用カスタムリボルバーがあった。ベンチレーテッドリブとバレルのアンダーラグを持つパイソンバレルが意外にもモデル19のフレームとデザイン的にもマッチし、機能、外観共にすごく魅力的だった。1980年にS&W モデル586が登場して以来、徐々に姿を消していったそのリボルバーにスポットを当ててみたい。・B&T APC9 Pro & APC9 Pro K2019年、米陸軍はSCW(Sub Compact Weapon)としてB&TのAPC9 PRO K,の採用を発表した。米軍が新しいサブマシンガンを採用するのは、1943年のM3グリースガン以来、実に76年ぶりのことだ。APC9シリーズとはどのようなサブマシンガンなのか。その機能について詳しくご紹介する。・グロック ニュースリムラインG482019年1月に発表されたグロックのG48とG43Xは、保持しやすさと携行性を考慮してデザインされた9×19mmのハンドガンだ。どちらも、民間のコンシールドキャリーガンのみならず、私服オフィサー用のデューティサイドアームとしても普及しつつある。・FK BRNO 7.5 FK フィールドピストル&マルチキャリバーFK BRNO 7.5FKと新開発の7.5mm弾は、100m先のボディアーマーを貫く性能を持っている。LE機関からの評価も高いという。しかし、ものすごく高価なので普及していない。そこで価格を抑えたマルチキャリバーピストルが開発され、何とか市場に食いこもうと努力をしている。エレガントさは失われたが、その性能は依然としてすごく高い。・Beretta Mod. 950BS “Minx” .22 Shortベレッタ モデル950BSはMinxの愛称で販売された。“ミンクス”とは“生意気娘”を意味する。この銃は女性のためのセルフディフェンスガンなのだ。使用するアモは.22ショート。.22LRより短く、現在量産されているカートリッジの中では最弱のパワーでしかない。現代のコンシールドキャリーにはとても向かないが、かつてはこれも実用品であったわけだ。今回はそんなクラシックポケットピストルについてその実力を探ってみる。BERETTA ARX160A3ベレッタARX160は、現在イタリア軍に配備が進められつつある次世代の軍用ライフルだ。NATO諸国が開発配備している5.56mm×45口径ライフルの中で、もっとも後に開発されたARX160は、既存のアサルトライフルとは異なる多くの特徴を持っている。2007年の初公開から12年が経過し、その後も改良発展を続けているARX160について、その特徴を改めて確認する。その他
  • 月刊Gun Professionals2019年10月号
    1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 S&W M&P9 SHIELDをCCWとしてカスタマイズする銃携帯許可証を取得して、銃を合法的にキャリーし、緊急事態に備える。銃が好きな人なら、誰もが一度はそんな生き方を頭に中で思い描くのではないだろうか。しかし、米国では現実に17百万人以上の人がこれを実行している。だが緊急事態に直面して銃を使うときには、多くの責任が伴い、冷静な判断が必要となる。その心構えを解説すると共に、M&P9シールドをCCW用としてカスタマイズする。・ワルサーQ5 MATCH SF スチールフレーム最新モデルワルサーが新たに発表したQ5 MATCH SFは、ポリマーフレームではなく、スチールフレームを装備している。近年新たに開発されたモデルとしては非常に珍しい。重量はなんと1,200g!これは少しでも銃本体を重くして、マズルライズを小さく抑えるための選択だ。Q5 MATCH SFは、これまでのワルサーとは明らかに異なる、強いインパクトを持った製品に仕上がっている。・ドイツ官需ピストルと第二次大戦特殊スナイパーライフルドイツはこれまでに様々な9mmピストルを軍、警察が使用してきた。そこに打たれた小さな刻印一つ一つにも、それが使われた背景や事情が刻み込まれている。またドイツは第二次大戦末期、様々なスナイパーライフルを戦場に投入した。その多くは現物を目にすることがほとんどできないほどレアなモデルだ。ドイツアンティークガンショーの特別展示から、完全にコレクターアイテムとなっているそれらの製品をご紹介する。・B&T USW-320 for SIG Sauer P320/M17 対テロ警察用ハンドガンソフトターゲットに対する無差別テロ攻撃は、予めその発生を予測して対処することが困難だ。被害を最小限に留めるには、その現場に居合わせた警察官が日常的に装備している銃で対応、テロリストを制圧しなければならない。B&Tのユニバーサルサービスウエポン(USW)はハンドガンにコンパクトな折りたたみ式ストックを装着、瞬時にこれを展開させ、アサルトライフルを持つテロリストに対処するためのツールだ。通常のハンドガンと比べ、戦闘能力は明らかに向上する。・グロックGen5 MOS FS  グロック社は今年4月、アメリカ合衆国税関・国境警備局が、サービスハンドガンとしてグロックの採用を決めたことを発表した。口径は9×19mmで、各部がモディファイされたG26、G19MOS、そしてニューモデルとなるG47の3機種だ。また、この8月にはUSシークレットサービスも、これまで20年以上使用してきたSIG P229 .357SIG口径から、CBPと同じG26、G19MOS、G47に変更することを発表した。現在、アメリカ法執行機関では新型グロックの採用が続いているのだ。・マグナムリサーチ BFR 市販最強のハンドガン世界最強の市販量産型リボルバーはスミス&ウェッソンのモデルS&W500といわれている。しかし、実際はちょっと違う。現在最強の市販量産型リボルバーはマグナムリサーチのBFR .450マーリンなのだ。これこそが世界最強リボルバー、その真打だ。・日本軍小火器の部品互換性  九四式拳銃・ミッチェルアームズ サイテーションⅡ  ハイスタンダードコピーモデル・ヘッドダウンファイヤーアームズその他※本書籍は電子版につき、紙本版とは一部掲載記事の異なる場合がございます。
  • 月刊Gun Professionals2019年9月号
    1,540円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ・マグナムリサーチ デザートイーグル.429DEマグナム弾を発射するセミオートピストル、その唯一の成功作がデザートイーグルだ。今回はその最新モデルを取材すべく、ミネソタ州のマグナムリサーチを訪ねた。・DRD タクティカル KIVAARI .338ラプアマグナム.338 Lapuaマグナムのスナイパーライフルといえばボルトアクションライフルが一般的だが、この強烈なアモを使用するARスタイルセミオートライフルもいくつか存在する。・PPSh-194171連のドラムマガジンを装着したPPSh-41は、そのファイアパワーで第二次大戦におけるソ連軍の勝利に大きく貢献した短機関銃だ。・ハイパワーピストルズピストルは本来、最小の防御用兵器と位置付けられている。これに過大なパワーを求めたりすれば、扱いにくいものとなってしまう。しかし、ピストルに通常より高いパワーを付加する試みは、ずっと昔からおこなわれてきた。・SIG MPX Copperhead 対 Heckler & Koch SP5Kラージフォーマットピストルはそのままでは使いにくく、実用性は無きに等しい。スタビライジングブレイスを装着することで、一転して実用性を持つ存在となる。その最新型といえるMPXコッパヘッドと往年の名機MP5KをベースとしてSP5Kを対決させてみた。・ショットガンファイアパワー本来はバードショット(鳥撃ち)用の猟銃であるショットガンだが、バックショットを組み合わせることで、圧倒的なファイアパワーを発揮する。但し、至近距離に限っての話だ。この特性から19世紀後半以降、数々のコンバットショットガンが作られてきた。・デトニクス .45 コンバットマスターMK Ⅵコンパクトオートに9mmパラや.45ACPモデルは存在しなかった1970年代、既存のフルサイズモデルを切り詰めてコンパクト化する試みが始まった。今ではごく当たり前に存在するコンパクト1911はデトニクスから始まったのだ。・SERO GM6 リンクス .50BMG ブルパップセミオートライフルマシンガンアモである.50BMGをロングレンジ対応のライフルとする発想は1980年代に始まった。必然的に巨大で重いライフルになるが、これをコンパクトにしてスタンディングポジションでも楽に連射できるライフルも存在する。・ハーターズ.401パワーマグ西ドイツのザウアー&ゾーンで作られ、アメリカ市場で販売された.401口径のシングルアクションマグナムリボルバーがかつて存在した。・ベレッタM9A3  アメリカ軍のM9後継モデル選定の際、ベレッタはM9のアップデートモデルを開発提案した。M9A3はトラディショナルダブルアクションオートが現代でも通用することを明確に示す存在だ。その他実銃記事・アルタモント 業界を席巻する超近代的グリップメーカー・超無可動実銃に見る21世紀の小火器126 シュタイヤーAUG A3・亜米利加ガンショー徒然日記55 “CROWN POINTガンショー編”・パワーファクター・ガンヒストリールーム 56新説村田銃Ⅵ 村田連発銃の謎を追う2 ※本書籍は電子版につき、紙本版とは一部掲載記事の異なる場合がございます。
  • 月刊Gun Professionals2019年8月号
    1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ・スプリングフィールドアーモリーXD V10 Ported カスタムポリマーフレームハンドガンXDシリーズは、現在ではスプリングフィールドアーモリーの主力モデルに発展した。XDの進化型や派生型が数多く存在する中で、独特の魅力を持つモデルがV10ポーテッドだ。V字に噴出すマズルフラッシュは、マズルライズをコントロールし、PRP製トリガーキットと組み合わせることで、この銃の速射性能を大きく高めている。・NRA年次展示会2019 National Rifle Associationの年次展示会は、一般消費者が来場できる米国最大の銃器見本市だ。ブースの数や床面積では年始に開催されるSHOT SHOWに及ばないが、来場者数でははるかに上回る。またSHOT SHOWに参加していないメーカーもNRA年次展示会には参加しているケースも少なくない。・ワルサーPPK/S  中型DAオートのマスターピースモーゼルHSc、HK4、ベレッタ84、SIG P230….380ACPを撃つ往年の中型ダブルアクションオートはどれも過去の銃になってしまった。唯一、PPKとPPK/Sだけが生き残っている。ストライカーファイアとショートリコイルを組み込んだ現代のコンパクトオートは、軽くて撃ちやすい。うっかりするとPPKサイズでありながら9mmパラ仕様だったりするのだ。時代は変わった…それでもやっぱり往年のPPKとPPK/Sには魅力がある。・ライフルダイナミクス RD701 モダナイズドAKの頂点AKプラットフォームのライフルは東側諸国や中国等多くの国で量産され、世界でもっとも数多く作られた軍用ライフルとなっている。その総生産数は1億挺以上に上る。70年も前に基本デザインがおこなわれたライフルだが、モダナイズド加工を加えることで、その操作性、拡張性は大幅に改善される。今回、ご紹介するライフルダイナミクスは2007年以降、AKのモダナイズド化で高く評価され続けたAKビルダーだ。・銃器製造技術 その進化 素材および加工法銃がお好きな皆さんでも、銃がどのように作られているのかについては、あまりご存じないのではないかと思う。CNCマシンが稼働して、コンピュータ制御でパーツを削り出しているのは、ここ30年ぐらいの話だ。それ以前の、いわゆるクラシックマスターピースと呼ばれるような銃は、旋盤やフライス盤を駆使して、人力で作られてきた。今回はそんな銃器を構成する素材、およびその加工法の進化について解説する。・パワー カスタム グランドマスターリボルバー?70年代から80年代の中頃まで、リボルバーへの注目度は非常に高かった。アメリカのポリスオフィサーのほとんどがリボルバーを装備し、PPCマッチやビアンキカップでは様々なカスタムリボルバーが使われた。リボルバーのガンスミスも多く、それぞれ独自のデザインを競っていた。そんなガンスミスの中でも、レジェンド(偉大な功績をあげた人物)と呼ばれたのが、ロン・パワー氏だ。彼の作った“Grand Masterモデルは、当時最高のカスタムリボルバーだったと言える。・WBK バッフェンボーゼ カッセル2019春 アンティークガンショー 床井雅美/神保照史今回は最近のガンプロ誌ではほとんど登場しないアンティークな銃を中心にご紹介する。読者の皆さんが興味を持たれる対象は、現用の銃器なのかもしれないが、たまにはこのような古い時代の銃にも目を向けてみてはいかがだろうか。・ザァスタヴァM53 ユーゴスラビアのMG42ローラーロッキングのリコイルオペレーテッドを最初に量産展開したのは、ドイツのMG42だった。途轍もない回転速度で7.92mm弾を撃ち出すその銃に、多くの連合軍兵士は恐怖を感じただろう。第二次大戦に敗れたドイツは、戦後補償としてユーゴスラビアにMG42の生産設備一式を引き渡し、ユーゴスラビアはそれを活用、M53として生産した。自国防衛のために生産配備されたM53だったが、その最後はユーゴスラビアが崩壊していく過程で自国民同士の紛争に投入されるという悲しい歴史を辿った…※本書籍は電子版につき、紙本版とは一部掲載記事の異なる場合がございます。
  • 月刊Gun Professionals2019年7月号
    1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ・ブラウニング ハイパワーModel 1935 Tシリーズ1930年代後半から1970年代までの間、世界の軍、警察で採用されたサイドアームのトップに君臨したのはブラウニングハイパワーピストルModel 1935だった。これについては議論の余地はない。まちがいなく、世界屈指のマスターピースだといえるだろう。しかし、コマーシャルマーケットでの人気では、コルトが製品化した1911系とその発展型の後塵を拝した。そしてハイパワーピストルが製造終了となった今、その状況が覆ることはない。今回はその背景、理由について追及する。・エンフォースタック2019IWAアウトドアクラシックスの前々日と前日、同じ会場の別フロアでエンフォースタックが開催されている。IWAが民間向けのスポーツ、ハンティング銃やその関連用品を展示しているのに対し、こちらは入場者を制限した状態で、法執行機関向けの武器や装備を展示するイベントだ。先月号のIWAと比べてみていただければ、両者の性格の違いを明確に感じることができるだろう。・ヘッケラー&コッホ P30L ヴァリアント1P30の延長仕様がP30Lだ。バレルレングスは4.45インチなので、特別長いわけではない。普通のデューティガンといっても良いレベルだ。そしてこのモデルは、LEMトリガーを装備するV1で、P30のヴァリアントの中でも最も実戦的な仕様となっている。ストライカーファイアが主流になりつつある中で、ハンマーファイアリングモデルも進化しているのだ。・SIG Sauer P238 ハイクオリティのマイクロ1911今やSIGは、押しも押されもせぬトップメーカーになった。品質、性能、人気、そのすべてについて、もはやどこにも負けないレベルに達している。そんなSIGが2009年に市場に投入したのが、マイクロ1911ともいうべきP238だ。当然のように本家であるコルトのマスタングを圧倒、大ベストセラーピストルとなっている。・FNハースタル SCAR-SC 300BLK2017年11月、ミリポール パリで発表されたSCAR-SCだが、2019年3月のエンフォースタックではその.300 BLK仕様が登場した。サプレッサーを装着してもコンパクトさを失わないSCAR-SCは、特殊部隊にとって理想的消音アサルトライフルとなるだろう。そんなSCAR-SC .300BLKの実射レポートをいち早くお届けする。・ヴィンテージレースガン スティーブ・ナストフ スーパーコンプIII/ブライリー ライトニング/ナウリン エクスカリバー1980年代に活躍していたガンスミス達には、まごうことなき才能と技量があった。長い間トップガンスミスとして成功するには、カスタムのクオリティだけでなく、高い信頼性に裏付けられた履歴も必要となってくる。今回は20世紀の人気ガンスミスの作品から、スティーヴ・ナストフ、ジム・ナウリンSr.、ブライリーMFG製のレースガンを紹介したい。・トーラス スペクトラム&TX22スペクトラムは2017年に発表されたEDC(エブリフディ キャリー)ガンだ。豊富なカラーバリエーションから、単なる女性ウケを狙ったコンパクトガンと思われがちだが、スナッグフリーに徹したエルゴノミクスデザインやシンプルな操作性は、EDCガンとしての優秀さが光る。一方、TX22は2019年発表の完全新規設計.22口径ポリマーフレームオートだ。16連マガジンを装備し、サプレッサー装着も想定している。いずれも近年急速に存在感を高めているトーラスが市場に投入した個性的なハンドガンだ。・ハイパワーハンドガンズ スミス&ウェッソン モデル500S&Wマグナム、モデル629クラシックパワーポート/デザートイーグル.50AE現在流通しているハンドガンの中で、もっともパワフルなリボルバーは、スミス&ウェッソン モデルS&W500であり、同様にもっともパワフルなオートマチックは、マグナムリサーチ デザートイーグル.50AEだ。今回はこの2挺に加え、ハンドガンパワー競争の先鞭をつけた.44マグナムを加え、パワフルなハンドガンが持つ魅力をお伝えしたい。その他実銃記事カリフォルニア ハイキャップマガジン規制 混乱の1週間今月の、どマイナーワールド 46 フェニックスアームズ モデルHP25A無可動実銃に見る21世紀の小火器124 USAS-12ガンヒストリールーム 新説 村田銃5 十八年式への改良から村田銃を考察する亜米利加ガンショー徒然日記 Winston-Salemガンショー編
  • 月刊Gun Professionals令和元年6月号
    1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この3月にドイツで開催されたUWAアウトドアクラシックスの様子を御紹介します。そしてこのレポートは、世界屈指の銃器研究家である床井雅美氏によるものです。撮影はもちろん、そのパートナーである神保照史氏が担当、5年4ヵ月ぶりの床井節炸裂の詳細なレポートにご期待ください。【FNX-45タクティカル】米国からは、FNXタクティカル45の詳細レポートが入ります。現代の特殊部隊用.45口径モデルと往年の傑作1911との比較となります。【その他実射レポート】SIG P365 vs. G43クリスヴェクター9mm SMGCZスコーピオンEVO3マイクロコルトボーダーパトロール※本書籍は電子版につき、紙本版とは一部掲載記事の異なる場合がございます。

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