松永久秀と下剋上

松永久秀と下剋上

1,584円 (税込)

7pt

4.7

「戦国の梟雄」と語られた人物。だが主家や将軍殺し、信長との三度にわたる敵対など、その多くは事実ですらない。室町社会の家格秩序に挑んだ改革者として初めて正当な評価を下す決定版。

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松永久秀と下剋上 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    詳細に資料に当たられた学術的な本であるが,とても読みやすく(名前は紛らわしいが)面白い.今まで信長側からこの時代を見ていたが,確かに三好側から見るとこのようで,久秀のあり方に深く納得した.下克上の意味の捉え方も意味深い.

    0
    2018年11月10日

    Posted by ブクログ

    戦国時代の下剋上の代表ともされるその生涯を近年の研究成果を踏まえて辿り、その人物像に迫る内容。三好本宗家と一体ともいえる活動実態や、身分秩序への対抗という点での特異性、畿内勢力の視点で見る義昭政権の評価などが興味深かった。

    0
    2023年12月07日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    三好長慶の忠実にして優秀な部下であった久秀が書かれている。その能吏っぷりは、梟雄として日本人の全ての人がもつ先入観を吹き飛ばした。
    改元という重責を懈怠する、将軍資質に欠けたる義輝は、度重なる邪な動きをするものの、永禄元年には一応久秀と友好関係を結ぶが永禄5年には対立となる。
    永禄6年には大和支配が

    0
    2020年03月15日

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