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すばると和馬は双子の小学3年生。すばるの誕生日、クラスメイトの真奈たち3人が、すばるにプレゼントを持ってきた。だが、彼女たちの本当の目当てはすばるではなく双子の弟・和馬。けれども和馬は入院していて状態が良くないため、すばるは会わせるのを渋る。それでも強引に病室へ行った真奈たちが見たのは、脳腫瘍が原因で記憶障害を起こし、言葉すらほとんど解さなくなってしまった和馬の姿だった。そんな和馬の意識をなんとか取り戻させたいすばるは、その日の出来事を躍りで伝えようと、毎日病室で懸命に舞い踊っていた
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Posted by ブクログ
天才を描き続ける曽田正人氏の、バレエまんが。
私は「め組の大吾」から曽田作品を読むようになったので、消防官からバレエにモチーフがかわって一層「天才」が前に押し出されたような感触。なんたって自己表現だしな
主人公・昴は身近な人々(しかし昴にとっての家族や友人は身近なひととは言いがたいかも)に翻弄され/その百倍翻弄しながらバレエだけを追い求めていく。ひとりぼっちになっていく。
時に大丈夫かしらこの人と思うほどの葛藤やら自己批判やらと付き合いながら、他者に与える、求められるという一点においてのみプライドをかけているから他者が追いつく事の出来ない境地に至る事が出来、また孤独になっていく。
しかしこのエゴ丸出しの女の子のセリフにシンパシーを感じてしまったり(勘違いも甚だしいのかしら)、ぐっと心をつかまれる事が幾度となくあるのです。
な、なぜだー
あとは、天才の傍らにいるキャラクターも好き。
昴ならまなちゃん、大吾なら甘粕・・・
Posted by ブクログ
一貫して天才を描き続ける鬼才・曽田正人さんによるバレエ一代記。
「昴」自体は中途半端なところで終わっているが、数年の間を経て、「moon」という続編が現在も連載中。連載再開して本当に良かった。
確かに10~11巻にかけての展開に不満はあるが、曽田さんの勢いのある筆致で描かれる、昴のダンスによってもたらされるカタルシスの瞬間最大風力の強さは他に類を見ないもの。
一巻に描かれる、主人公の昴がバレエを始める「きっかけ」からしてもう圧倒される!
また、昴が小憎たらしいんだ、これが。ズレてるっていうか、ナチュラルに自己本位っていうか。「あーもうこいつは何なんだ」っていう感じ。そのくせダンスになると圧倒させられるし。
何というか、天才に翻弄される快感みたいなものがありますな。
Posted by ブクログ
凄まじい、の一言。
漫画、しかもテーマがバレエだからとあなどっていたものの、序盤からの壮絶なストーリーと主人公の圧倒的な才能に思わず鳥肌が立ちました。まさかバレエ漫画でここまで圧倒されるとは…。
主人公、昴は小学生時代の弟の死を通して、次第に踊ることが好きな少女から、弟の死をバレエに重ねて踊るダンサーとなっていく。
そして彼女が持っていたダンサーとしての才能はあまりに途方もない可能性を秘めており、果ては新人バレエダンサーの登竜門、ローザンヌでグランプリを獲得するまでに至る。
しかしその反面、周りを取り残したまま更なる進化を続けて、行き急ぐ昴と他の登場人物との間に溝ができてしまい、孤立していく苦悩は天才にしか起こりえない苦悩なのだろうなぁ、と思ってしまいました。
没頭して読んでいると、独りで行き急いで壮絶に燃え尽きようとしている主人公に感情移入してしまい、切なくなります。
登場するキャラクターも個性的で、その中でもバレエ界の女王として君臨するプリシラ=ロバーツはどことなくMadonnaを髣髴とさせる存在感があります。
終盤の有名なバレエの「ボレロ」での昴とプリシラとの対決シーンは展開自体のインパクトだけで本当にゾクゾクします。
作者の都合で11巻で話は止まってしまっていますが、また連載が再開してもらいたいものです。
…とか言ってたら、祝連載再開です。
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少年・青年マンガ
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