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Posted by ブクログ
む、むずかしかった〜。小気味がよくてすごく面白いんだけど、なかなかサクサクとは読め進められず。結局ゆっくり1ヶ月かけて読み終えた。
てくてくと河岸を歩いて、あっちの時代、こっちの時代、汽車や車や船に乗り換えて、いろんな場所に連れて行ってくれる小説だった。
終わり方はあっけなく面食らってしまったけど、あの双子のことだからこんな終わり方も悪くないかなと思った。
ふと何年か後に思い出すようなエピソードや表現がたくさんあって、またすこし人生が豊かになった気分。
祖母の指にはめられた紫水晶。
菓子袋の音に騒ぐ母の小鳥。
砂浜にきらきらと光の反射を落とす父の背中のガラス。
Posted by ブクログ
長野まゆみさんの作品、初期よりも後期のほうがすっかり好みになってしまいました。
こちらもしみじみよかった。
戦中戦後の家族の記憶は現実と幻想が入り交じって、長野ワールドのきらめきや爽やかさと、戦争の仄暗さが同居してました。
風景描写、生きている時代も居住区域からも知らない風景の筈なのに目に浮かぶような鮮やかさです。
あまりの「思い出話」ぽさに何度も、私小説かな?と思い、いや長野さんのご兄弟はお兄さんでなく妹さんだったはず…と我に返りました。
「八月六日上々天氣」もだったけど、淡々としているほうが胸に迫るものがあります。かといって深刻じゃないからすごい
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小説・文芸
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