なぜ僕はドキュメンタリーを撮るのか

なぜ僕はドキュメンタリーを撮るのか

825円 (税込)

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なぜ/どうやって、ナレーションや音楽なしでドキュメンタリーを作るのか? なぜリサーチや打ち合わせなどをしないのか? 〈タブーとされるもの〉を撮って考えることは? 客観的真実とドキュメンタリーの関係とは? このような問いへの答えを率直に語る、いまもっとも注目される映画作家によるライブな表現論!

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なぜ僕はドキュメンタリーを撮るのか のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ドキュメンタリー映画って客観的と思われがちだけど全然そうじゃないんやな。それがすごくよくわかった本。

    0
    2013年06月24日

    Posted by ブクログ

     ナレーションもBGMもないドキュメンタリー映画『選挙』を観て、想田和弘という監督を知る。この手法を彼は「観察映画」と呼んでいる。ここでは、その理論と実践、方法論などが明かされている。
     「観察」とは、製作者である監督のみが行うものではなく、映画を観る者も行うという二重性を持たせた概念である。そのた

    0
    2012年11月14日

    Posted by ブクログ

    ドキュメンタリーが作り手の作為から自由になれないという意味ではフィクションとの境が曖昧であるという主張は森達也の「ドキュメンタリーは嘘をつく」と同じであった.森達也が同書でドキュメンタリーのフィクション性に徹底的に論及するしていったのと比較して、本書では作り手の意思から全く自由になる事はできないが、

    0
    2012年10月26日

    Posted by ブクログ

    台本主義を捨て、僕らの目の前でおこっていることを観察することでみえてくる世界がある。僕らは台本主義、マニュアル、事前知識のおかげで、今そこでおこっていることを見逃してしまっているかもしれない。字幕も、ナレーションもない想田映画が、とてもワクワクして、説明抜きでも何が起きているかがわかって、見返したく

    0
    2012年04月17日

    Posted by ブクログ

    一種のメディア論でもあるが、筆者の映画や被写体、そしてこの偶然の積み重ねである世界に対する愛情が感じられた。

    結局、映画でもテレビでも何かを表現することは世界を切り取ることであり、つくり手の「主観」が入るわけだけれど、この本に書いてあるようなことを知っているか知っていないかってことは結構重要である

    0
    2012年01月02日

    Posted by ブクログ

    この本、思いの外、面白い。新書向けの文体だと思う。新書でも、学術論文っぽいくせに、冗長的なものもあるけれど、これは、スルスルと、文字通り映画でも見ているかのように読み進んでしまう。構成が、ドキュメンタリー映画作家ならではだと感じるのは、褒めすぎ? けれど、著者が提唱する観察映画が、ナレーションも台本

    0
    2011年12月10日

    Posted by ブクログ

    気付きの多い本だ。「台本至上主義」からの脱皮を望む潜在願望があったのだろう。

    例えば何かのプロジェクトや会議の前には事務局として「落としどころ」を模索しがち。オチに無理矢理持ち込むんじゃなくて、もっとその場のライヴ感みたいなものから新しい発見があったりしないのかと思ってたところ。
    そうゆうとこでも

    0
    2013年01月23日

    Posted by ブクログ

    想田監督の創作態度に大いに共感。
    モチーフを100%伝えるなんてできっこないことをわかりながらも
    清濁あわせのむ世界を自らのフィルタを通し誠実に表現したいと努力する監督。
    そうやって意識して作っているドキュメンタリー作者、意外と少ないんじゃないかと思った。
    望ましくない現実も許容すること。

    0
    2011年10月06日

    Posted by ブクログ

    8/19
    意味を付与しない→現実の多義性
    観察映画→様々な解釈に開かれた映画
    出来事が現実に起きたという保証がフィクションとドキュメンタリーを分ける
    言葉を使うこと/使わないこと

    0
    2011年08月19日

    Posted by ブクログ

    観察映画。想田監督の作家との視点から学ぶ、日常を捉える方法は、映画鑑賞に限らず、勉強になるところが多かった。

    0
    2011年07月18日

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