カメラを持て、町へ出よう 「観察映画」論(集英社インターナショナル)

カメラを持て、町へ出よう 「観察映画」論(集英社インターナショナル)

1,287円 (税込)

6pt

4.3

世界中の映画祭で喝采を浴びたドキュメンタリー映画『選挙』や『精神』。「観察映画」というユニークな手法を実践する気鋭の映画作家が、いかにして、そしてどのような哲学のもとにドキュメンタリーを撮り、編集し、公開し、経済的にサバイバルしているのか。受講者と共にインタラクティブな形式で語る。ドキュメンタリーとは、世界を切り取り、その断片を再構成することで、作り手の見方や体験を観客と共有する芸術様式。ドキュメンタリーの作り方と哲学を通じて、読者に新たな「世界の見方」のヒントを提示する。

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カメラを持て、町へ出よう 「観察映画」論(集英社インターナショナル) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2020年09月11日

    これは非常に読みやすくて面白かった。

    ドキュメンタリーにかかるコストやメソッド、あるいは加害性について講義形式で解説されてるので、
    映画好きとしても裏側を知れてうれしいし、
    また自営で教育に携わる人間としても共通点やヒントがたくさんあって勉強になった。

    また観察映画を見直したくなった。

    0

    Posted by ブクログ 2021年08月18日

    ドキュメンタリー映画を制作するというとは、どういうことなのか、どんなコンセプトで、どんな方法(撮影、編集)を用い、どう公開するかというところまで、余すことなく語られている。何より、行間からいかにも映画を制作することが好きなんだという思いがひしひしと伝わってくる。

    0

    Posted by ブクログ 2020年10月10日

    観察映画を作る時には必ず定期的に見返そうと思う

    観察映画は、自分が参与しながら
    現実を切り取る「観察者」として
    というところが自分の大学の学問、文化人類学とも重なっているなあ

    0

    Posted by ブクログ 2016年06月07日

    「ドキュメンタリーをどのように作り、どう見せるか」という問いは、煎じ詰めれば「世界をどう観て、どう受け止め、どう生きるか」という問いにつながる。(はじめに)より
    ドキュメンタリー作品はとにかく「編集権」が大事。そのためには「経済的独立」が欠かせない。
    現実社会もお金の流れを「観察」すれば‥見えてくる...続きを読む

    0

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