天智と持統

天智と持統

770円 (税込)

3pt

3.3

持統天皇はなぜ夫・天武天皇よりも亡父・天智天皇を称揚したのか? 『日本書紀』は大化の改新、壬申の乱をどう描いたのか? 蘇我親子を滅ぼした英雄。律令制の創設者。武と文の二つの天智天皇像はなぜ生まれたか? 激動する七世紀、古代律令制国家誕生までの道を検証し、従来の古代史像を塗り替える一冊。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

天智と持統 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    いわゆる大化の改新の時代は、学校で習ったことから変更された史実も少なくない。本書は、さらに丁寧な検証によって新たな歴史認識を提示している。謎も多い時代だけに読んでいて大変おもしろい。そして、何よりも丁寧なルビふりなど、我々のよな素人でも読みやすくつくられている。

    0
    2011年12月23日

    Posted by ブクログ

    「武の人」であるとともに「文の人」でもあるという、われわれによく知られている天智天皇像が、持統天皇によってつくられたという著者の主張が語られている本です。

    本書の前半では、『日本書紀』と『鎌足伝』にえがかれた天智天皇像について、批判的な検討がおこなわれており、あらためてわれわれの知っている天智天皇

    0
    2022年10月27日

    Posted by ブクログ

    なかなか興味深い本だった。著者は「天武と持統」でないのは意外なのでは、と「序」で書いているが、私はやはり、持統はあくまで「天智の娘」だったと思うので意外性はなかった。ただ、従来描かれてきた天智像の矛盾などを解き明かすプロセスは面白い。

    0
    2011年02月18日

天智と持統 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社現代新書 の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

遠山美都男 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す