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森村家に迷い込んできた猫が、いつの間にか居間でテレビを見ている。散歩の途中で出会った猫のしぐさにカメラを向け、俳句をひねる……。作家生活五十年を越えた森村誠一は、言わずと知れた猫好き。ミステリーに時代小説に、森村作品には猫がしばしば登場する。専門紙「ねこ新聞」に連載したエッセイを軸に、「お猫様事件」など猫小説を三篇収録。ふんだんな猫写真と俳句もちりばめ、まるごと一冊ねこずくしで送る、初の森村猫本!【解説入り】
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Posted by ブクログ
1977年に映画化された『人間の証明』の作者、森村誠一さんの作品です。
写真に猫俳句?をつけたもの、エッセイ、短編小説から成っています。
森村誠一さんが猫好きで、猫を飼っていたなんて全然知りませんでしたが、やはりそこは猫好き、飼い主が思う事は全国共通だなぁと嬉しくなります。
全作品通して、人間からの視点で書かれていますが、一貫して猫に対する溢れんばかりの愛情が文章から感じ取れます。
そして、猫に対する敬愛の気持ちというのは、犬に対する気持ちとはやはり一線を画すものがあるようです。
小説の中には、悲しい結末や残酷な描写があるのですが、この愛すべき猫たちをいつまでも愛し続ける事ができるかどうかはひとえに私たち人間にかかっていると訴えたかったのだろうと思います。
そこが森村誠一さんならではですね。
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