人間機雷「伏龍」特攻隊

人間機雷「伏龍」特攻隊

1,430円 (税込)

7pt

4.7

太平洋戦争終戦間際の昭和20年8月――。本土決戦を水際で食い止めるべく、人間機雷部隊が極秘に組織された。訓練自体に危険が伴い、多くの殉職者と行方不明者を出したとされる。ひたすら「死」に向かうだけの特攻潜水訓練がなぜ行われたのか。発案者は誰だったのか? その存在自体がほとんど知られていない「伏龍」。徹底取材を重ねていま明かされる「知られざる戦争」。

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人間機雷「伏龍」特攻隊 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2016年11月08日

     九死に一生という言葉があるが、特攻の本質は「十死零生」である。特攻とはどんな形であれ悲惨なものだが、中でも、ばかばかしいほど哀れなのがこの「伏龍」だろう。本土決戦は避けられないと判断した海軍は、米軍が上陸してくると思われる相模湾、九十九里浜等に、「人間機雷」を置く作戦を考案した。潜水服を着た特攻兵...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年05月08日

    終戦間近、本土決戦のために潜水服を着て海底に待機し、棒機雷を突き上げて自爆する原始的な特攻隊【伏龍】が準備されていた。幸い実用される前に終戦を迎えるのだけれど、人の命を何だと思ってるんだこの上の人たちは…と怒りがこみ上げてきます。原爆に関して、米国の免罪符として水増しされた被害予想も、何と言うか遣り...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年11月14日

    忘れてならない戦争体験のひとつ。締めくくりの「六十年間、軍事力を行使して人を殺したことのない日本という国を、私たちはもっと誇りに思っていい。」の言葉は心に残った。

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