ピストルと荊冠 〈被差別〉と〈暴力〉で大阪を背負った男・小西邦彦

ピストルと荊冠 〈被差別〉と〈暴力〉で大阪を背負った男・小西邦彦

814円 (税込)

4pt

3.0

部落解放運動の闘士は暴力団の構成員だった。二足のわらじをはき莫大な富と権力を握った小西邦彦。晩年に「飛鳥会事件」で逮捕され失意のなかにこの世を去った。バブル時代には1ヵ月に呑み代1000万円、その力は市行政、警察、税務署、財界にまで及んだ。昭和44年、部落解放同盟支部長に就任、40年の長きにわたりその職にあった。人生の「貧富と清濁」を体現した"極道支部長"の波乱万丈、74年の生涯を描く本格評伝!

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    Posted by ブクログ

    「同和と銀行」のあとに読む/ 小西邦彦は殺しの軍団柳川一門であった、とは銀行の方に書いてあっただろうか?/ 柳川組四天王であった金田組では下っ端、しかし部落出身であることから金田から解同飛鳥地区の支部長に推される/ 作中でも書かれるが、大きな権力を持つまでには「〝あの〟柳川一門金田組構成員」であった

    0
    2019年09月03日

    Posted by ブクログ

    先に読んだ「同和と銀行」でも疑問だった、そもそも部落解放運動とは何を目標にしていた活動なのか、ということ。
    私が小学校の道徳の授業で受けた同和教育や「部落解放」という本来の意味では、部落というレッテルそのものが無くなり、人びとがその身分から解放されることを目指していたのではないか。
    しかし、雇用の平

    0
    2019年03月17日

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