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Posted by ブクログ 2021年08月09日
ASDの当事者の世界の見方がリアルに伝わってくる。パニックが多く、黒に近いグレーだった子が、担任が変わり対応が変わると、落ち着いて白っぽいグレーになる。環境要因でここまで変わることに驚く。教職や学童保育に携わる方々にぜひ読んで頂きたい。主観的な描写だけでなく、所々客観的な解説も入れてあるので読みやす...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年06月24日
昭和時代、自閉症に理解がまだなかった時代だということが大きいのかもしれないが、それにしても壮絶な虐待行為に気分が重くなる。
しかし、情報もなく本人ですら自分の中で起こっていることを説明できない状況では先生や親も対応に困ることはあっただろう。
大声で喚いたり、(本人には理由があったとしても)人に暴力を...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年05月31日
主人公ここらの小学校卒業までの話で、その後思春期編に続くのだけど、「壮絶」としか言いようがない日々を綴ってある。
自閉症スペクトラムの人が、世の中をどう見ているかがとてもよく伝わってきて、恐ろしくなります。
祖母や両親のここらに対する態度が、ここらの成長するためのに土台を不安定な物にし、小1の担任ス...続きを読む
周りの大人が子どもに与える影響力は計り知れないと感じました。子どもが問題行動を起こすのにもその子なりの理由がある。大人が書いた作品ではあるけれど、子どもの目線で大人がどう見えているか、子どもと関わる大人がどうあるべきか、考えさせられる作品でした。
Posted by ブクログ 2020年05月25日
とにかく苦しい。
読み進めたい気持ちがあってもなかなかページをめくれないほど苦しい本。
でも是非読んでほしい。
こんな風な気持ちなんだ、だからそういう行動をするんだ、って分かるし、苦しさを少しでも、読まないよりは理解できるんじゃないかと思う。
私は読むのに体力を要したので、
心が比較的元気な時に読む...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年05月20日
It is not the strongest of the species that survives, nor the most intelligent that survives.
It is not the one that is most adaptable to change.
It i...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年06月30日
苦しい、辛い...。自身の存在価値すら感じられない。無知≒裸足の私...。未知≒無知なるが故の非道。ドナ・ウィリアムズの著作を思い出した。当事者理解を自分だけでなく、他者に広めていくには?地道な対話しかないことは理解しているが、その徒労感に負けいないモチベーションを維持する何かが欲しい...。
「死...続きを読む
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