米中戦争 そのとき日本は

米中戦争 そのとき日本は

ビジネス・実用
924円 (税込)

4pt

4.0

開催中のキャンペーン

中国軍は、あなどれない。日本は必ず巻き込まれる。はたして勝者は? 自衛隊元最高幹部が、「台湾」「南沙諸島」「尖閣」「南西諸島」の4つのシナリオを用いて米中戦争・日中紛争を正面から論じた初の本。日本はいま、この時代に何をなすべきなのか?

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

米中戦争 そのとき日本は のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    現ハーバード大学アジアセンター・シニアフェローであり、東方総監も務めた元陸将が、戦略・予算評価センター(CSBA)のエアシーバトル構想(ASB)とその発展系であるJAM-GC、ランド研究所による米中武力衝突のシミュレーションを元に、起こりうる米中戦争と、その時の日本の立場、果たすべき役割を説く。
    この方は、以前からweb上のニュースサイトや学会誌みたいなのでランド研究所のシミュレーションの分析とかをしてたので、その成果を本にしたということなのだろう。著作物としては本書が初めてのようだが、従来より論文等で同様のテーマを防衛関係者に問うてきたこともあり、その内容はかなり信頼の置けるものになっているだろう。
    ASBの基礎から、米中の戦力など、起こりうる米中武力衝突に関する基礎知識はこれを読めば間違いはないと断言出来る。
    エアシーバトル構想は、第一段階として中国の第一撃から始まる防勢作戦を想定しており、中国軍によるサイバー宇宙戦から始まり、続く米軍の前方展開勢力へのミサイル攻撃をいかに確実に察知するかが重要となる。この点、中国監視にも用いることができるという韓国THAAD配備はASB構想の一環とも言えるのだろう。
    ASBは当初の、中国本土に対する攻撃的なものから、懲罰的抑止と拒否的抑止のバランスを考慮したもの、さらにJAM-GCへと洗練されていき、ASBと一口に言っても当初構想と後のASBには違いもあることに注意が必要であると感じた。
    ASBにおいて日本は、初期段階において米軍が退避した後、再度来援するまで持ちこたえること、そして、その後の逆A2ADにおいて陸自を中心とした島嶼部の対艦、対空ミサイル戦力、海自による水中優勢が期待されている。陸自の対艦ミサイル戦力といったクロスドメインな形態が対中国という点では陸という単一領域(ドメイン)に拘る米陸軍と比しても先進的であり、ASBにも影響を与えたというのは初めて知った。似た内容の論文は以前フォーリンアフェアーズ誌で読んだことがあったが。
    米軍のASB、JAM-GCは、日本の防衛戦略、防衛政策にも大きな影響を及ぼす。米中衝突の際、初期段階で米軍は日本周辺から退避してしまうこと、また、米国は、中国本土侵攻による核戦争へのエスカレートを避け、かつ、中国に対するA2ADを実施するため、日本の南西諸島周辺を戦場とすること、一般の日本人にとっては耳を疑うこれらの事実は、実は米軍の戦略として公然と公開されている。このような構想への賛否はともあれ、日本の防衛を考える上で、必ず理解しておかなければならないものの一つであり、その点で本書は手軽に読めて取っ掛かりとしては最良といえる。

    0
    2017年08月05日

    Posted by ブクログ

    246頁にあるように、「左翼勢力のように平和、平和と唱えていれば平和が達成されるという考えは大きな間違いである」全くそのとおり。2年前の本だが、現在まで、中国の軍事的脅威は筆者の危惧通りに進んでいる。沖縄問題がメディアで語られるとき、なぜ中国の脅威と関連づけた説明がなされないのか。

    0
    2019年02月02日

    Posted by ブクログ

    集団的自衛権のときに「日本が戦争に巻き込まれる」と騒いでいたが、どうやっても巻き込まれるときは巻き込まれるのはわかりきったことで、何が起きて、どのように準備するのが良いのかがわかりやすく書かれていてよかった。

    0
    2017年11月02日

    Posted by ブクログ

    【読中感想】#無知は恥
    米も中(もちろん我が国も)も、国益を守るため、あらゆる手段を尽くしている。一見平和に見える世の中も、笑顔振りまく隣国も、必ず裏がある。なぜ?どうして?と考えて、理解に努める事は最低限必要な事ではないかと思います。

    軍事に関する専門用語が並んでいるため、内容は難解である、の一言に尽きます。他にも簡単にまとまった書籍やサイトもあるので、参考にしながら読み進める事をお勧めします。

    0
    2019年10月05日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    米中戦争 そのとき日本は

    刺激的な内容を煽ることなく論理的に分析している良書だと思います。
    基本的には米国のランド研究所のシミュレーション結果に基づいて書かれていますが、今まで知らなかったことも多く、勉強になりました。
    中国が海洋進出しようとすると日本列島を含む第一列島線を突破しなければならない現状を踏まえるとともに、覇権国家を争い近い将来米中が合対峙する可能性を上げながら、現状での戦力分析をスコアカード形式でわかりやすく解説してくれています。
    シミュレーションとして、南沙諸島、台湾、尖閣などの結果が挙げられており、現在でも台湾有事の際には米国は不利であることが示されています。
    それよりももっと衝撃的なのは、米国は中国のミサイル攻撃の第一撃を避けるため、第一列島線から退避するのが、基本戦略であることです。
    米国が反転攻勢に出るまでは自力で持ちこたえなければならない・・・
    憲法議論が賑やかしくなってきましたが、こういった分析結果を基に、日本も対応を冷静に検討する時期に来ているのかもしれません。

    竹蔵

    0
    2026年06月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    陸・海・空・宇宙・サイバーの5ドメイン

    台湾有事
    数で圧倒する中国の中距離ミサイルにより
    普天間、嘉手納基地は打撃を受ける。
    対艦巡航ミサイルを積んだ潜水艦により空母も同様。

    航空戦は中国本土の航空基地を攻撃することで改善はされるが、
    規模の差で米軍不利。

    潜水艦では探知能力の性能差から米軍が圧倒

    水陸両用車による上陸は台湾軍が待ち構えるため中国不利。

    南沙諸島有事
     フィリピンと中国との距離から、中国に不利。
     日本やグアムの基地も使用可能。

    0
    2022年06月08日

米中戦争 そのとき日本は の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社現代新書 の最新刊

無料で読める 社会・政治

社会・政治 ランキング

渡部悦和 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す