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誰もが読むべき一冊
当作者の本はどれも必読…と思えるほど
社会問題に切り込んだものばかりだけども
裁判人制度が導入されてより昨今、特に身近で呼ばれた人の話も聞かないが、死刑とはどういうことなのか、すべての人が今一度考えたり知ってもいいだろうと思う。
税金の無駄遣いだから死刑囚は早く執行するべきだ、という意見もネット上には散見されるそんな風に簡単に考えないで欲しいといつも感じている。
人が法に則って人を裁く時、我々に願えることはなんだろうか。
普段は向き合わない問題を、時には考えてみてもいいのでは。もしあたなが暇で仕方ないなら、そういう風に時間を使うのはきっととても有意義なことだと思う。
執行
死刑が確定した囚人の監視、管理を任されることになった新人刑務官の苦悩の日々を描いたおはなしの第三巻。
家族を殺されまた自身も病で余命幾ばくのない女性と知り合った直樹はその犯人である星山を改心させたくて彼が育った施設を訪れる。
そこからヒントを得た直樹は星山を改心させることに成功した。
星山は今まで無視していた被害者家族の女性に初めて手紙を送った。
そして受け取った女性もそれを読んで天国の家族の元に旅だっていった。
しかしその星山に死刑執行の命令が出された。
直樹は立ち会える立場ではなかったので前日の星山に対して動揺して接してしまう。
そして翌日改心した星山は母親の名前を泣き叫び抵抗しながら刑に処されるのだった…。
執行のタイミングはいつ来るのかわからないが星山が改心した後でよかったという思いと改心したからこそ他の道もあったんじゃないかとも思ってしまう。
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