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新進気鋭のイラストレーター・大島智子による初の漫画作品!
舞台はいたって普通の大学、登場人物もいたって普通の大学生男女、繰り返される普通の毎日……。あっくんは、そんな「普通」の世界を「こっち側」、政治や戦争のある世界を「あっち側」と仕分けている。そんな彼が、ある飲み会でセッちゃんと出会う。交わらないはずだった彼女と知り合い、あっくんはやがてセッちゃんに惹かれていく。
そんな中、「あっち側」の世界では爆破事件が起き、あっくんの彼女のまみや友人たちがデモを始めた。身近な人たちが、少しずつ「あっち側」に向かうなか、あっくんとセッちゃんは「こっち側」にいることを選んだ――あの時までは。
誰とでも寝ちゃう女の子「セッちゃん」。誰とも真剣に交わろうとしない「あっくん」。「あっち側」と「こっち側」の境界線がうすれた社会と、その社会に戸惑う二人の青春を静かに、そしてエモーショナルに描いた作品。作品全体に漂うしんしんとした切なさと、それを裏切るような強烈なラスト。読み終わった後、きっとあなたも「セッちゃん」のことを考えずにはいられなくなっているはず。ぜひ読んでみてください。
初めて岡崎京子作品を読んだときと似た感覚を覚えた。どことなく淡白なのにとてつもなく深い。読後、時間が経つほど押し寄せてくるざらついた言葉にできない感情というか衝動がある。インスピレーションがわいてくる。
不安になったときいつも読み返す
セッちゃんが気持ちよく生きていくためにとる方法は、世間的には認められないかもしれないけど、私の不安な気持ちを慰めてくれる…
なぜか分からないけど、読むと心が落ち着く本です。
なんか考えさせられる作品
以前、なんとなく読んだらハマって購入。
不安定な世界情勢なのもあり、ところどころ逼迫して緊張感のある部分、セッちゃんの独特のゆるいけど達観しているというか冷めているセッちゃんという人間の雰囲気が面白い。
この作品は、絵もゆるい感じだから成立していると思います。この絵の雰囲気とストーリーの雰囲気が
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