恋牡丹

恋牡丹

774円 (税込)

3pt

3.0

北町奉行所に勤め、若き日より『八丁堀の鷹』と称される同心戸田惣左衛門と息子清之介が出合う謎の数々。神田八軒町の長屋で絞殺されていたお貞。化粧の最中の凶行で、鍋には豆腐が煮えていた。長屋の者は皆花見に出かけており……「花狂い」。七夕の夜、吉原で用心棒を頼まれた惣左衛門の目の前で、見世の主が殺害された。衝立と惣左衛門の見張りによって密室状態だったはずなのだが……「願い笹」。惣左衛門と清之介親子を主人公に描く、滋味溢れる時代ミステリ連作集。移りゆく江戸末期の混乱を丁寧に活写した、第27回鮎川哲也賞最終候補作。

...続きを読む

恋牡丹 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年11月01日

    「戸田義長」の連作時代小説『恋牡丹』を読みました。
    ここのところ時代小説が続いていますね。

    -----story-------------
    北町奉行所に勤める「戸田惣左衛門」は、『八丁堀の鷹』と称されるやり手の同心である。
    七夕の夜、吉原で用心棒を頼まれた「惣左衞門」の目前で、見世の主が刺殺された...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年06月21日

    最初の作品は始まりの説明が結構のりきれなかったけれどその後はミステリの面白さと幕末への空気を走らせる作品で、よかったです。

    0

    Posted by ブクログ 2020年09月10日

    主人公のはずが実はワトソン役で、ホームズになる身近にいる美女の謎解きに翻弄される、という日本のミステリにありがちな設定だが、幕末の騒乱期の渦中にあるというあたりが新奇な趣向。とはいえ四編それぞれの背景になる社会情勢の変化が急すぎて落ち着かない。続編の「雪旅籠」で描かれる合間のエピソードで戸田父子、花...続きを読む

    0

恋牡丹 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

創元推理文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

戸田義長 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す