基礎数学14数学の基礎

基礎数学14数学の基礎

2,750円 (税込)

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すべての数学は集合論の上に築かれる――集合と位相、そして実数論は、現代数学を学ぶうえでもっとも重要な基礎知識のひとつである。定評『線型代数入門』の著者が、それらを初学者向けにていねいに解説。豊富な問題と詳細な解答が理解を深め、テキストとしても好適。

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基礎数学14数学の基礎 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    全体を通して「選択公理」の威力を味わう数学書。実数体の定義については類書が少なく本書がメインになることが多いだろう。一方で位相空間論は他と大差はなく,既習なら難しくない。付録の公理的集合論は,むしろここが本筋といっても過言ではないと思う。

    0
    2025年04月12日

    購入済み

    まさに数学の基礎

    この本は、集合と位相の教科書としては適切ではないかもしれない。しかし、独特の切り口で数学の基礎が語られている。著者の記述には無駄がなく、ストレスを感じずに読み進める事ができると思う。内容はかなり抽象的で、分かりづらい箇所も多少はあるが、何度も読み返す事で理解が深まる。公理的なアプローチの難しさと優し

    #感動する #深い #タメになる

    0
    2025年01月03日

    Posted by ブクログ

    この本は集合・位相の本ではないことをまず断っておく。それに関する部分ももちろん語られているが、実数体の構成等、本来の意味での現代数学の基礎に重きが置かれていることに注意されたい。

    0
    2019年09月11日

    Posted by ブクログ

    集合・位相が主体の本であるが、特に実数体の構成に力をさいている。最後の付録には、公理主義的集合論ZFC(ツェルメロとフレンケルの選択公理を採用した標準的公理系)を載せて自然数を構成している。

    前書きでいわく、日本の本で、実数論をがっしり書いている本はほとんどないとのこと。また、公理主義的集合論も

    0
    2009年10月04日

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