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あの名作落語にはこんな続きがあった? ここは落語の世界の住人が死後にやってくる「えんま寄席」。閻魔様を納得させれば天上界へ。怒りを引き出せば地獄へ堕ちる。人情話『芝浜』で夫のために尽くした女房はもちろん天上界へと思いきや……そのほか「火事息子」「明烏」など古典落語の登場人物が、意外な「その後」を閻魔様に暴かれてお裁きを受ける、本当は怖い大人の落語ミステリー!
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Posted by ブクログ
古典落語が基となった連作短編集の体なのだが、構成がめちゃくちゃ凝っている。
本来の落語を知らなくても問題ない。ちゃんとオチまでのが語られ、その後、登場人物の死後について描かれる。
取り上げられている落語は『芝浜』等の所謂人情モノばかり。なのでその登場人物の死後は本来ならば極楽に行けると思うのだが、彼らは何故か閻魔様の前に連れてこられ、生前の隠された悪行が明かされる。そして掲載されている4席の落語は、とある人物によって全てが繋がっていて、読み終えると一冊の物語に仕上がっている。サービス精神が旺盛な内容。鯨統一郎の『幕末時そば伝』を彷彿させる。
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