誰がテレビを殺すのか

誰がテレビを殺すのか

902円 (税込)

4pt

3.4

ネットがここまで普及した今、テレビの存在感が年々薄れていることは誰もが認めるところです。

しかしながら、まだまだテレビの影響力は衰えていないのも事実です。ただし、テレビ自身が変わっていくことを怠れば、この先間違いなく「殺されていく」でしょう。

私が今、テレビ局の経営者になることがあったら、どんな改革に着手するだろうか……。

そんな発想に立ちながら、現在のテレビ業界の抱えている問題やそれらをクリアするための方策、そして未来について語っていけたらと思います。

本当にテレビは殺されてしまうのか。それとも生き残りに成功し、これからも視聴者を楽しませてくれるのか。

読者の皆さんも、これから先のテレビの運命がどちらに向かっていくのか考えていただきつつ、読み進めていただければ幸いです。

(「はじめに」より)

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誰がテレビを殺すのか のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ・民放ドラマ 1話 2,000〜3,000万円
    →Netflix 1話6億円 24話で144億円 ハリウッド映画並み
    ・NHKの出演者ギャラは民放の半分から三分の一。ただし知名度が飛躍的に上がるから出演したい。
    ・テレビは世帯メディアとしての立ち位置が復活。
    ・個人メディアはスマホ。
    ・事務所の影

    0
    2021年03月06日

    Posted by ブクログ

    テレビを取り巻く様々なITの現状を、夏野剛氏がつづった一冊。

    とれたてて真新しい話はなかったもの、現状をトレースすることはできた。

    0
    2019年12月28日

    Posted by ブクログ

    インフラを抱えるということが、戦略転換の判断を鈍らせ、組織の発展を阻むということを、新聞社の販売店網、NTTの独自構築サービスISDN、ジェイコムのケーブルネットワークなどの実例から、理解できた。
    インフラを作って安心し、そのインフラを元に開発するということに固執せず、生まれて来たアイデアを枠にとら

    0
    2018年08月02日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    AbemaTVの夏野氏に興味を持ち、タイトルのインパクトにも惹かれて手に取った。テレビ業界の現状と課題をわかりやすく示し、ネット動画の曖昧な視聴数計測など当時の問題にも言及。
    2025年の今読むと、テレビ局の不祥事やPivotのような新興メディアの登場など、著者の想定を超えた現実も見えてくる。
    AI

    0
    2025年10月17日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    テレビの現状と未来を考察した本。
    若者がテレビを見なくなって、現在のネット重視への流れは止められそうになく、今後テレビは凋落していくとの予想で、著者はテレビはコンテンツ提供会社になった方が良いとの見解だ。おそらく今後は放送局の長所とネットとの妥協点を見出して存続していくことになるのだろう。
    自分は5

    0
    2020年11月06日

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