気高き王宮騎士団長の秘めやかな執愛

泉野ジュール / 芦原モカ

姿を消した婚約者ニールと３年ぶりに再会を果たしたラティア。会えなかった時間を取り戻すかのように激しく欲望をぶつけてくるニールに、胸が一杯になる。なぜあの時、私の前からいなくなったの？あなたが背負う過去の秘密って何？そんな想いも待ち焦がれた甘い愛撫に、すべて蕩けていく。彼の心に触れ、もう一度将来を誓い合ったのも束の間、ラティアの身に危険が迫って!?

• カテゴリ: TL
• ジャンル: TL小説
• 出版社: プランタン出版
• 掲載誌・レーベル: ティアラ文庫
• ページ数: 320ページ
• 電子版発売日: 2018年03月10日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 5MB

[ブクログ · ★★★★☆]

好きな作家さん♪(^-^)/シリアス展開も好き♪
ただ萌えが無いのが残念です(^_^;)。
騎士➡剣闘士へ。
堅物真面目ヒーローが自責の念で選んで行く過酷な道から救いだそうとする親友の魔導師ラスが一番素敵でしたっっ‼

[匿名 · ★★★★☆]

一本気のヒーロー

離れ離れになっても、お互いを思いあうヒーローとヒロインの関係が素敵でした。

他の作者さんの作品もそうですが、思いつめたら一本気なヒーローで、その一途さが素敵です。

この作品もそうですが、ヒーローのセリフの言い回しが英語？の表現をベースにしているように感じられたのですが、作者さんは海外在住なんですね。地中海とあるので、英語圏ではないのだと思うのですが、何となく気になりました。

[ブクログ · ★★★★★]

内に秘めた二人の愛が強く伝わる作品。
とにかく、ひたすら熱愛！
二人の息遣いまで聞こえてきそう。
やさしいヒロインに、不器用だけど本当は誠実なヒーロー。
脇役の魔道士もとても素敵でした。
気になった点は「成仏」という言葉が使われていること。
魔道士のいる洋風世界に、仏教用語が元になっている言葉は合わない気がしますが、引っかかった点はそれだけでした。
ストーリーはおもしろく、たぶんそうなるだろうとわかっていても、読み急ぎたくなりました。
ティアラ文庫さんだから性描写は多め。
それはこのレーベルで出す以上、仕方がないかと。
エロ重視のレーベルではありますが、読んでよかったと思えたお話です。

[あんこ · ★★☆☆☆]

いまいちハマれませんでした

ヒーローが剣闘士という設定なので仕方ないとは思いますが、どうも汗臭を感じて感情移入できず。
ラブシーンに突入しても、この環境でお互い臭くないのかね？とか思っちゃって…。
微妙なファンタジー設定にもいまいち乗りきれませんでした。
おまけに最後ヒーローがヒロインを助け出したと思ったら、エロタイム突入。
えー、ここで？としか思えず。
親子揃って苦難を味わわされた敵も呆気ないし。
もっと早く証拠見つけられたんじゃん？とか思っちゃいました。

[S · ★★☆☆☆]

不思議な感覚の話

ファンタジーが元々苦手なので、魔導士とか、幽霊とか出てきた序盤で外れを引いてしまった！とガックリ。
設定が苦手だとお話にものめり込めず。。。
宗教的と言うか、持って回ったような表現に何やらモゾモゾするし、全体的に合わなかったです。残念。

[サマ · ★☆☆☆☆]

感情移入ができず残念

まず三ヶ月後に結婚予定の婚約者(ヒーロー)に突如捨てられます。勿論理由はあるのでしょうが、その三年後にヒーローの親友と名乗る幽霊からの「ヒーローを救って欲しい」という頼みでヒーローの前に瞬間移動させられます。その後、きつい台詞を吐かれようが冷たくされようがひたすら好きだからと健気に受け止めます。ヒロインのことが嫌いで別れたわけではないので、ヒーローも純潔を奪ったりして態度を軟化させていきます。
最終的には元サヤ(当たり前)ですが、全くヒロインに感情移入出来ませんでした。

そもそも小説だからいいものの、いきなり正当な理由もなく捨てられた相手を好意の目だけで見れません。次に急に幽霊が現れても受け入れる適応能力の高さには感服します。そして再会後に再度ヒーローからキツい台詞を吐かれるも、幽霊に止められてその場に留まる健気さ。全てフィクション丸出しで、つまらなくて読むのに時間がかかりました。三年前にいきなり婚約破棄をして姿を消した男との結婚を「伯爵になったから」と囃し立て喜ぶ周りの人もフィクションだらけです。
婚約破棄されようが、ひどい台詞を吐かれようが相手に好意を寄せることが大丈夫な方なら読んでも問題ないと思います。ただ私には感情移入が全くできず無駄なお金と時間を使ったと思える作品でした。