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日本を代表する大温泉地であり、また、明治以降早くから高級別荘地として開け、首都・東京の奥座敷として発展してきた「箱根」。その麓に位置する箱根湯本と山間の強羅間8.9kmを結ぶ標高差445mの鉄道が箱根登山鉄道だ。本書は、その誕生の経緯、そして粘着方式の鉄道では日本第1位、世界でも第2位の急勾配を克服した技術に焦点を当てながら、箱根の知られざる一面に迫る。
青田 孝(あおたたかし)
1947年東京生まれ。日本大学生産工学部機械工学科で鉄道車両工学を学ぶ。卒業研究として1年間、旧国鉄の鉄道技術研究所に通う。70年、毎日新聞社入社。成田支局で航空機関連を取材。以後、メディア関連を担当する編集委員などを歴任後、03年退社、フリーランスとして執筆活動を続けている。自称「3歳からの鉄道ファン」で、現在は「海外乗りテツ」として30の国と地域の鉄道乗車経験を持つ。主著に『ゼロ戦から夢の超特急』(交通新聞社)がある。
Posted by ブクログ 2012年10月04日
鉄の世界を垣間見たような気がする。
「交通新聞社新書」なるレーベルの本を初めて買った。
まず、巻末の既刊図書の広告に目が釘付けになった。
鉄道の時計というミクロなテーマで一冊本が書けるとは!
さて、本書では、箱根ににどうやって鉄道を通したのか、車体にはどんな技術が使われているのかが詳細に述べられて...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年04月04日
鉄道には二種類ある。
山を越えるか、山を登るかだ。
(その二種類ザックリ過ぎる...)
日本で唯一山を登る鉄道は、箱根登山鉄道だ。
箱根湯本、強羅間8.9kmで標高445mを登る。
この急こう配の鉄道路線はいかにして計画されたのか。
明治の日本、東海道に列車を通すのに箱根が難所となっ...続きを読む
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