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昭和32年、新たに製作された小田急ロマンスカーSE車が、狭軌鉄道では当時の世界記録である時速145キロを達成した。その製作には旧国鉄・鉄道技術研究所の全面支援があったが、実は、そこには戦前のゼロ戦に代表される世界最先端の航空機製造技術が関わっていた。そして、SE車の成功は、国鉄初の電車特急「こだま」を経て、世界に誇る今日の新幹線へと受け継がれていった。
青田 孝(あおたたかし)
1947年東京生まれ。日本大学生産工学部機械工学科で鉄道車両工学を学ぶ。卒業研究として1年間、国鉄技術研究所に通う。70年、毎日新聞社入社。成田支局で航空機関連を取材。以後、メディア関連を担当する編集委員などを歴任後、03年退社、フリーランスとして執筆活動を続けている。自称、「3歳からの鉄道ファン」で、現在は「海外乗りテツ」として25の国と地域の鉄道の乗車経験を持つ。
Posted by ブクログ 2011年04月18日
■秋葉原にある仕事先へ向かう途中にある書泉グランデに(暑さ対策を兼ねて)立ち寄ったときに『交通新聞社新書』のコーナを見つけてしまい、いくつか欲しい作品があったんだけど、まずはこれだけは読まなきゃって思って即買いしちゃった。
■ 小さい頃は小田急沿線に住んでいたので、SE車とかNSE車あたりに思い入...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年04月03日
ロマンスカー・超特急・ゼロ戦と聞くと
やっぱり何だか熱くなってしまうのでございます。
ロマンスカーの速さの秘訣に、
戦時中の航空機製造技術である「振動」「空気抵抗」に関する対策があったり
新幹線の元となる技術が、国鉄からロマンスカーにて実現化され
そこから新幹線にも引き継がれ…
その経緯とその当時...続きを読む
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