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*ソフトバンクが3.3兆円で英アーム社を買収するなど、いま空前のM&Aブーム。でもにわか仕立ての日本勢の多くはM&Aで大やけどを負ってきた。外資系のM&Aファンドはどのような企業価値向上策を実行しているかを本書では紹介する。
*外資系ファンドによる買収というと「ハゲタカ」など負のイメージが強いが、企業の生産性を見直し、グローバルな視点で事業を見直す絶好の機会であることを説得的に解説。
*一口にM&Aといっても、ファンド系と事業会社系で目的や手法が大きく違い、買収する会社も違ってくることなどを説明。また、ファンド、投資銀行、コンサルタントなどが案件を巡って、実際にどのように行動し、協力・競争をするのか、現場を知る著者ならではの解説をする。
*「事業提携はまず出資が前提」「中期経営計画の発想はなく、短期目標を基点とした事業戦略」など外資系の行動特性を紹介する。
*著者は名門大型ファンドとして世界的に有名なペルミラの日本法人社長を務め、回転寿司スシローや農薬商社アリスタといった巨額M&Aを成功させた第一人者。
Posted by ブクログ 2016年11月30日
・PLは良い点、BSは悪い点に注目する
・BSを改善すれば企業価値が向上する「Low Hanging Fruits」の案件(例、遊休不動産の売却z)は少なくなってきており、PL(EBITDA)の上昇がなければ、投資回収できなくなってきている
・日本では大型案件に対応できるファンド系のプレーヤーはほと...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年06月12日
日本の企業が買われるという、国内の経営者には乗っ取り的な要素でみられることが多いが
グローバル企業の観点からすると、M&Aは日常茶飯事。そんなM&Aでの実態を日本の企業を買うという視点から描いた本。
M&Aとして特別なことはないが、日本企業の特徴を織り交ぜながら描かれていて興...続きを読む
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