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第二次世界大戦を起点とする福祉国家体制の形成、「英国病」とサッチャリズム、そして現在へ、戦後イギリスのあゆみを描く通史。政治・経済のみならず、国際関係や、階級・文化をめぐる社会変容にも着目し、多角的な現代史像を提示する。EU離脱に揺れるイギリスの〈いま〉を考えるためにも求められる、歴史的な思考軸。
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Posted by ブクログ
第3章まで読んだ上での書評。 戦後イギリスの現代史を分かりやすく説明している。政治史と文化史を同時進行で紹介しているので、世界史を学んだ方々にはある種の補講を受けている感覚に近いかもしれません。 2024/10/05 読破 イギリスのEU離脱が、地方在住の年配の労働者階級が多いという仮説が腑に落ち...続きを読むる。イングランドは、北部より南部に人口と金が集中する辺り、北部の産業構造の転換が進んでいないように読み取れました。実態は存じ上げませんが、改めて面白い一冊でした。ありがとうございました。
歴史を捉えるには、政治、経済、文化のバランスが難しいが、どうしても政治的な内容が中心となってしまう。政治を考える際、政党を中心とした政治的なスタンスをある程度理解していないとよく理解できない。もう少し初学者に配慮のある説明がなされるとよかった。個人的には、文化に触れる部分が多いと、背景もよくわかり...続きを読む、もう少し楽しめたかなと思う。
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