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Posted by ブクログ 2024年04月04日
ルイス・フロイスの記録は、16世紀の日本社会に関する貴重な一次史料として高く評価されています。イエズス会宣教師の目を通して描かれた当時の日本は、ヨーロッパとはまったく異なる文化風景を見せています。
本書の醍醐味は、ヨーロッパ人の視点から日本の生活習慣や宗教観、武器、芸能などが詳細に記録されている点...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年12月07日
イエズス会宣教師ルイス・フロイスは、35年間日本での布教に努め、長崎で生涯を終えた。その間、当時の日本の社会を細かく観察し、ヨーロッパ文化と比較・対照して記録した。筆は、衣食住、宗教生活、武器から演劇、歌謡等々多方面に及ぶ。
面白い。日本を知るためには、私達が何者かを知るためには、外から見るのも重...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年06月03日
ヨーロッパでは娘や処女を閉じ込めておくことは極めて大事であり、厳格に行われる。日本では、娘たちは両親にことわりもしないで1日でも幾日でも、ひとりで好きな所へ出かける。▼ヨーロッパでは、生れる児を堕胎することは滅多にない。日本では極めて普通で、20回も堕した女性があるほどである。▼われわれの間では女性...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年06月05日
ヨーロッパ文化と日本文化 ルイス・フロイス 岩波文庫
スペインから派遣されたイエズス会の宣教師は
35年に渡り日本で暮らし長崎で他界した
その間日本を旅して
ヨーロッパとの暮らしの違いを仔細に観察し
様々な立場における振る舞いを記録し
イエズス会に送るスパイ役でもあったのだろう
武器から雑器にいた...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年06月17日
江戸時代、日本にキリスト教伝来のため来ていた宣教師の書いたもの。
当時の日本におけるヨーロッパとの差異を記してある。岩波文庫版、ここが変だよ日本人。
日本人にとっては、知らなかった日本像と当時のヨーロッパ文化も勉強できるという、なかなか興味深い本であった。
トイレについての記述もあった(というか、ト...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月05日
安土桃山時代に来日したイエズス会ポルトガル人宣教師ルイス・フロイスによるヨーロッパと日本の文化比較を記した小冊子の解説書。底本はルイス・フロイスが来日23年目で九州・加津佐で記した『日欧文化比較』で、本書では訳者がわかりやすいように行ごとに解釈を付け、挿図している。
構成としては、日欧の比較を習俗・...続きを読む
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