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夏休み
終業式で渡された通知表、てこが以外と成績微妙?
そして夏休み期間に突入。
ダイビング部の女子三人でのお買い物、てこの東京での親友二人が伊豆に遊びに来たり。
夏休みを満喫中…
宿題はやってるのかな…
Posted by ブクログ
期末テスト前に全力でだるまさんが転んだに興じる高校生たちって……
でも、そういった遊びを全力で出来るのって子供の内だけであって、そこで得られる経験や感情はそれこそ勉強に匹敵するものでも有る。そういった真斗先生の考え方は好きだなぁ。……真斗先生が一番大人げない遊び方をしていた点はちょっと引いてしまうけど
このように夏を全力で楽しむてこ達の様子がこれでもかと描かれる第4巻。人間だけでなく、ちゃ顧問やお姫のお散歩模様まで収録されているのは何か特別感が有って良いね
特に第22話で描かれる女子三人組の様子は好きかなぁ。
夏休みのある日のてことぴかりはせっかくだからと愛も誘ってログブックを買ったり水着を買ったり。それは何気ない一日であるけど、この三人だったら特別な一日になる。その特別感を大事にしたくて予定になかった海にまで行きたくなってしまう
そんな何気ない一日を特別な一日に変えたのってぴかりの即断即決に因るものが大きいのだけど、ぴかりがそのように決断できるのはどうしようかと迷った時を楽しさを見つけるチャンスに変えようとしているからというのはとても素敵な考え方だね
第23・24話ではてこの中学時代の友人、茜とちずるが登場。だけど、この二人がとても何処かで見たこと有る見た目と性格してない……?これはあれか?ちょっとしたファンサービスか?
第2巻で描かれたようにてこにとって茜とちずるの存在はとても大きいもので、引っ越しによって離れ離れになったことは喪失に近い体験だった。それがフォトフレームによってその想いを整理した上で受け入れ、ぴかりとの絆をより大きなものとした
この話で茜とちずるの二人はぴかりを通して今のてこを見ることになる。だから中学時代に知っていた大木双葉とてこは微妙に違う。その違いを単純に「こちらでも双葉は元気にやれている」と受け取るか、それとも双葉がぴかりに取られてしまったと思うのか。そしてちずるは後者の反応をしてしまったわけだね
双葉は中学時代とは幾らか変わっていて、心配していたほど淋しそうでもなくて。その変容がぴかりによって齎され、ぴかりによって支えられていると知ってしまえば多少の嫉妬心は湧いてしまう。認めたくないという感情が顔を出してしまう
楽しそうなメンツの中でそんな感情を抱いてしまうのは流石に何かが違う。置いてかれてしまうと思ってしまう。そういった感情の諸々が抽象的に描かれたのがダイビングシーンというわけだね
深くて広くてほんの少しの怖さも有って、それを上回るくらいの感動も有って。そういった場所に連れて行ってくれたのは間違いなくぴかりに因るもの。そしてちずる自身がそのような場所に連れて行って貰えたならその瞬間にぴかりという人間の良さを理解してしまう。
橋の上ではぴかりの手を振り払ってしまったちずるが、海中ではぴかりに手を引かれて皆と同じ場所に辿り着き、海底から海面へ向かって手を伸ばすシーンはとても良かったね。ちずるの心情変化を巧く描いているように思えた
夏という季節から珍しい光景がいくつも描かれたこの巻、特に海の瑞々しさが強調されていたように感じられたよ
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