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Posted by ブクログ
夏の終わりと秋の始まりはなんだか物悲しくなりますが、「あまんちゅ」はいつの季節でも心あたたまる話で構成されているあたり、キレイな物語です。
別れを惜しむのもまた思い出。冒頭のドライスーツの話はある程度年齢経てばだれでも味わう体験なんじゃないんでしょうか。使わないものでも自分の思い出が染み込んだものは後ろ髪ひかれますよねぇ。断捨離っていうのはそのためにある言葉ですが、簡単には手放したくないですね。今巻は他タコの話にしろ、ピーターの話にしろ別れのシーンが目立ちましたが、その先にある未来を見て明るく進もうとするキレイなシーンも一緒に描かれていたので明るいいい話だと思わせてくれました。
今巻はキャラの掘り下げも描かれていて、ぴかりの女の子らしい羞恥心やてこの負けず嫌い、姉ちゃん先輩の人生観など色んな面でキャラの考えが見れて面白かったです。ダイビングは夏のイメージですが、冬は冬で面白いことがあるのかな。けっこうそこらへんも楽しみにしつつ次巻を待ちます。
Posted by ブクログ
夏休みも終わり秋が始まる6巻。季節の変わり目ということでダイビングスーツに関するあれこれが描かれた第31話は印象的なエピソード
ダイビングスーツは高価だからできるだけ修繕し使い回さなければならないが、もし手が届くならオーダーメイドのドライスーツも欲しくなる。親に電話して購入費を工面するぴかり達の様子はちょっと微笑ましい
ただ、新たに購入するということは以前有った物を捨てる意味でも有り。これまでも使っていたスーツを前にひっそりと佇む誠は哀愁に溢れていたね
……まあ、結局以前のスーツは捨てず、修繕して再利用していずれ来る新入部員のために取っておくことになったようだけど。こういった面は部活動の良い面かもね
第32話ではてこの珍しい一面が。そういえば、てこから見たぴかりというのは何度も描かれてきたけど、ぴかりから見るてこの姿をじっくり描いたのって今回が初めてだっけ?
キャラクターの心の内が見える読者からすればてこはおどおどしている時が多いために頼りない感じに見えてしまうことも有る。けれど、冒頭で示されたように何もしていなければ美人さんであり、ぴかりと同等かそれ以上の運動能力を持っている一面があることも見えてくる
が、活動的なぴかりからすればすぐに諦めてしまうてこの様子はやっぱり勿体無いと感じてしまう部分はあるわけで。ちょっとしたアイディアからてこにきちっと実力を出させ、その上で運動を「楽しい」と感じさせたぴかりはナイスアシストだね
第34・35話は文化祭前夜を舞台としたかなりファンタジー色溢れる話
……正直、このエピソードをアニメで見た時あんまりにもそれまでの話の空気感と違うものだから上手く受け入れられず楽しめなかった。だから、原作で読めば何か印象が変わるかなと思っていたけど、あまり変わらなかったのは残念……
普段は昼間しか立ち入れない学校空間に泊りがけで楽しい作業をし、翌日の文化祭に思いを馳せる。それは確かに「時間よとまれ」と思いそうになる瞬間では有る。その想いが高まりすぎれば超常に出会ってしまうこともあるかもしれない。それにしたって突然現れる謎の少年というのがあまりにも脈絡が無さ過ぎるように感じてしまう……
ピーターのエピソードは巻を跨いで描くようだし、ちゃんと最後まで読めば何かしら思うところくらいは有るのかな?
第36話は本作にしては珍しい方向性のエピソード。でも、そうだよねダイビングといったら水着を着て活動することは多いわけで、今回のようにうっかりからちょっとしたハプニングに発展するなんてよくあることだよね(笑)
だから、今後も時々はこういうエピソードやったって良いのですよ、なんて
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