月刊星ナビ 2019年3月号

月刊星ナビ 2019年3月号

957円 (税込)

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小惑星探査機「はやぶさ2」は、しばらく地球から見て太陽の反対側に位置していて、活動を休止していましたが、2018年12月29日にリュウグウ上空20kmのホームポジションに帰ってきました。いよいよリュウグウ着陸(タッチダウン)が行われます。1月初めの記者説明会で、第1回の着陸運用が2月18日開始と発表されました。「はやぶさ2」ミッションレポート特別編では、着陸の手順のほか、以降のミッション全体についてまとめました。

Deepな天体写真「ラッキーイメージング」の2回目は、実際の撮影の手順と、良像を選別してコンポジットする方法について解説します。数秒という短い露出時間で1,000コマ以上撮影し、星がシャープな画像だけを選別してコンポジットすることで、高い解像度を得ることができます。

連載再開「エーゲ海の風」の6回目は、古代ギリシアの詩人ホメロスとヘシオドスを紹介します。ホメロスによる『イリアス』『オデュッセイア』と、ヘシオドスによる『神統記』『仕事と日々』は、後代に続く文学作品や絵画・彫刻・演劇などの芸術作品にも影響を与えました。また、それらの叙事詩には早くも現代に通じる星座が記されていて、古代の星空について私たちの想像を掻き立ててくれます。

ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。
・「有楽町の星空で遭いましょう」コニカミノルタプラネタリアTOKYOオープン
・アームストロング船長の半生を描く映画『ファースト・マン』
・太陽系外縁の探査に壮大な一歩 ニューホライズンズ“最果ての地”へ
・7月2日、南米皆既日食の観測候補地と気象条件
・しし座を駆け抜ける岩本彗星

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月刊星ナビ のシリーズ作品

1~76件目 / 76件
  • 月刊星ナビ 2024年4月号
    NEW
    1,500円 (税込)
    月刊「星ナビ」2024年4月号では、春の宵に見えるポン・ブルックス彗星を特集。付録の「天体画像処理・彗星編」と合わせて「知る・見る・撮る」を網羅します。夜空を横切る宇宙ステーションにフォーカスするほか、H3ロケットや月面のSLIMなど旬なテーマで新しい発見を。 人気の付録「1テーマ5分でわかる! 天体画像処理」第4弾です。今回は彗星の接近に合わせて、星雲や星団・銀河とはちょっと違う「彗星」ならではの撮影・画像処理ポイントを解説しました。 2024年は2つの彗星が明るくなる「コメット・イヤー」。ひとつめのポン・ブルックス彗星は3~4月の宵に西の空で見られます。アウトバーストを繰り返す不思議な彗星を、天文学の眼でとらえ、観察し、そして写真で撮ってみましょう。 地球を周回する宇宙ステーションを、文字通りクローズアップする新シリーズ「人工天体撮影虎の巻」。「狂」拡大に目覚めた3者がその魅力とノウハウを披露します。第一巻は概論をお届け。 2023年12月12日に起こった「ベテルギウス食」。1000年に一度と言われる珍現象は天文学的にも重要な意味を持っていました。61地点での観測から見えてきた小惑星とベテルギウスの姿とは? ツアー申込み、まだ間に合う? むしろ今がチャンス!? 1か月後に迫った4月8日の北米縦断皆既日食。決めた人にもまだ迷っている人にも役立つ直前情報です。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・「恋する小惑星」を追体験 ウェブアプリ「COIAS」 ・小型月着陸実証機「SLIM」極寒の夜越えに挑む ・H3ロケット1年越しの打ち上げを撮る ・プラネタリウムで本格謎解き ・天文台マダム、風洞と飛行機にドキドキ ・「飲み星食い月す」星の召すまま出張版
  • 月刊星ナビ 2024年3月号
    1,500円 (税込)
    月刊「星ナビ」2024年3月号は「天体画像処理・仕上げ編」が付録。特集では、地平線近くの夜空に現れる「スターリンクの舞」を追いかけます。360度空間まるごと記録できるカメラで撮った星空や、軌道上の衛星を使った「宇宙からの撮影」体験など、多角的に宇宙をとらえるための新しい視点が満載です。 人気の付録「1テーマ5分でわかる! 天体画像処理」第3弾です。下処理を終えて、いよいよ「作品」づくりの要となる仕上げの工程に進みます。 星空写真を撮っているとき、地平線付近に謎の光が写っていたことはありませんか? 流星でも飛行機でもISSでもないとすれば、それは一晩に2回現れる「スターリンクの舞」かもしれません。 「リコーTHETA」シリーズは、地上景色から空まで、すべての方向の映像を記録することができる360度カメラ。空間すべてを写しとれるTHETAで、星空や日食を臨場感たっぷりに記録するおもしろさを案内しましょう。 プラネタリウム×鉄道がテーマの紀行シリーズ「星の街道をゆく」。今回は四国の特色あるプラネタリウムと、雄大な景色を望む路線、そしてバスでもあり鉄道でもある不思議な乗り物が登場します。 4月8日の北米縦断皆既日食遠征に向けて、「機材の軽量化」と「効率的な観測」について実体験をもとにしたお役立ち情報をたっぷり紹介しました。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・小型月着陸実証機「SLIM」月面着陸 ・ソニー衛星「EYE」で宇宙から撮影体験! ・天文王国5 美星スペースガードセンター ・大学天文部「天文冬の陣」 4年ぶりの対面開催 ・カメラ内ハーフNDで変わる星景写真 ・能登半島地震 天文施設の被災状況 ・理科年表100年の歩み ・隕石銘菓を食べ歩き
  • 月刊星ナビ 2024年2月号
    1,500円 (税込)
    月刊「星ナビ」2024年2月号は「天体画像処理・基礎編」をまとめた付録に、撮影の新スタイル「リモート天文台」や、作家・伊与原新さんのインタビュー、みちのくのプラネタリウム巡りを特集しました。YouTuberによる天文シミュレーションソフト活用術、小惑星によるベテルギウス食速報など、賑やかなラインナップをお楽しみください。 付録「1テーマ5分でわかる! 天体画像処理」は、2023年11月号の「理論編」に続く「基礎編」です。美しい天体写真には、撮影画像のポテンシャルを最大限に引き出すための前処理が不可欠。しくみから具体的な手順まで1テーマごとにわかりやすく解説しました。 特集は、遠隔地から望遠鏡を操作する「リモート天文台」第2弾です。地球の真裏にあるチリ・アンデス山脈に撮影機器を設置して共同で運営し、日本からリモート撮影を行う丹羽雅彦さんが、設立の経緯や魅力を語ります。 天文YouTuberのリコットさんが、「ステラナビゲータ12」を使ったオリジナルのプラネタリウム番組づくりに挑戦! 動画配信だけでなく観望会や講演などでも使える「番組エディタ」機能をマスターできます。 プラネタリウム×鉄道の旅に出るシリーズ「星の街道をゆく」。今回は年末年始の東北地方を巡ります。プラネタリウムのほか、ロケットの記念碑や宮沢賢治の足跡といったさまざまな宇宙を訪ねていきましょう。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・定時制高校科学部が舞台 伊与原 新『宙わたる教室』 ・北米縦断皆既日食まで3か月「観測機材」 ・消えなかったベテルギウス「金環食?」の減光を観測 ・2月5日午前に白昼のアンタレス食 ・ハレー彗星遠日点通過記念 星の集い ・「ステラナビゲータ」でメシエマラソン
  • 月刊星ナビ 2024年1月号
    1,500円 (税込)
    月刊「星ナビ」2024年1月号は、この1年を振り返り、来たる2024年を心待ちにする「星のゆく年くる年」。さまざまな分野の2年分を詰め込んだ濃厚な特集です。シリーズ「無限遠の瞳」では、ニュートリノや重力波で宇宙を捉える望遠鏡を紹介。星空の見どころをまとめた「星空ハンドブック2024」が付録です。 恒例の付録「星空ハンドブック」は、注目の天文現象のほか、12か月分の星図や月・惑星の出没表、月齢カレンダーなど、2024年の天文現象をコンパクトに俯瞰できます。一年間の星見ライフの計画にお役立ち。 特集「星のゆく年くる年」。「ゆく年」編では宇宙開発、天文現象、天文普及、機材の4つの視点で2023年の出来事を総まとめ。この一年で出会ったさまざまな星空たちに思いを馳せましょう。 「くる年」編は2024年を前に、期待の天文現象をピックアップしてご案内。また、変光星や流星群、小惑星による恒星食などの見通しを、それぞれの専門家が詳しく解説しています。 望遠鏡の最新テクノロジーを紹介する「無限遠の瞳」。シリーズ3回目は幽霊のような粒子「ニュートリノ」と、時空のさざ波「重力波」の望遠鏡がテーマです。世界で、そして日本で、新しい宇宙の姿をとらえるための新しい装置が活躍しています。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・「ステラショット3」12月13日発売 ・北米縦断皆既日食まで4か月 ・新連載「最新宇宙像」 ・天文台マダムがゆく 第100回スペシャル「初詣に行きたい星の神社仏閣」 ・八ヶ岳 星と自然のフェスタ in こうみ レポート ・水沢緯度観測所が舞台のラジオドラマ「計算の神様」 ・R18 オトナプラネタリウムの第2弾
  • 月刊星ナビ 2023年12月号
    1,400円 (税込)
    月刊「星ナビ」2023年12月号は、注目のリモート天文台をカラー12ページで大特集。ほかにも、誰も見たことのない「ベテルギウスの食」や、名作『雪国』の星空考察、開発中の「ステラショット3」速報など、ワクワクがとまらない記事がずらりとラインナップしています。毎年恒例、人気の「星空カレンダー」付き。 「星ナビギャラリー」に掲載された投稿写真の中から、季節を感じる作品を厳選して収録した「星空カレンダー2024」が付録です。2か月ごとの星図や月の形、おもな天文現象もひと目でわかるすぐれもの。 海外に設置された望遠鏡を一時的にレンタルして天体画像を得る「リモート天文台」の利用が増えています。自宅が光害地、事情で遠征に出られない、悪天候が続く…。そんな方はリモート天文台を検討してみては。 12月、オリオン座の1等星ベテルギウスが小惑星に隠されるという前代未聞の現象が南ヨーロッパとアメリカのフロリダ周辺で見られます。一瞬の消滅(あるいは減光)から炙り出される赤色超巨星の姿とは…。 川端康成の名作『雪国』は、物語のクライマックスで雪景色の上に艶めかしく輝く鮮やかな天の川が登場します。どこから見たどんな天の川だったのか? 天文ファンの視点から検証しました。 天体写真の撮影に必要な機能を集約した、オールインワン撮影ソフト「ステラショット」が、2023年12月にバージョンアップ予定です。おすすめの新機能や、無償アップグレード付きのおトクな情報をご案内。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・北米縦断皆既日食まで5か月 ・VR宇宙博物館コスモリア ・18世紀のプラネタリウムが世界遺産に ・「オシリス・レックス」カプセル帰還 ・クラファン達成! 「星つむぐ家」完成
  • 月刊星ナビ 2023年11月号
    1,300円 (税込)
    月刊「星ナビ」2023年11月号は「プラネタリウム100周年 第2夜」と特別付録「5分でわかる 天体画像処理」。10月号に続いて、プラネタリウム誕生100周年を祝います。天体画像処理の理論がわかる付録のほか、天文衛星打ち上げ、木星衝突閃光、月面を撮るシリーズなど、ホットな話題を取り揃えています。 特別付録「1テーマ5分でわかる 天体画像処理1 理論編」は天体写真の悩みを解決するヒントが満載! 撮ったけれどどう画像処理をすればいいのか、画像処理ソフトって難しそう、そもそも撮り方も大丈夫?……そんな方にぴったりの一冊です。 ドイツの博物館で光学式のプラネタリウムが誕生してから100年となる今年は、デジタルプラネタリウムも発表から40年の節目です。おもに日本におけるデジタルプラネタリウムのあゆみを振り返るとともに、将来についても予測してみました。 100年前に生まれた「最初のプラネタリウム ZEISS1型」には、実は幻の2号機が存在しました。失われたと思われていた2号機を訪ねてドイツを旅します。 「デジタルカメラで高精細な月を撮る」シリーズ5回目は、作品としての最終段階、プリントを美しく見せるテクニックを案内します。いつ、どんな場所で誰に見せるのか。シチュエーションにあった見せ方を知っていきましょう。 10月放送開始のTVアニメ「星屑テレパス」は、モデルロケットが物語の重要なモチーフとして登場します。モデルロケットの3級ライセンスを持つ原作者にお話を伺いました。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・日本発X線天文衛星「XRISM」打ち上げ ・木星にインパクトフラッシュ! ・天文学オリンピック 日本代表が世界に挑戦 ・DESTINY+による恒星食観測
  • 月刊星ナビ 2023年10月号
    1,300円 (税込)
    月刊「星ナビ」2023年10月号は「プラネタリウム100周年大特集」。1923年にドイツで近代的なプラネタリウムが誕生してから1世紀。4500個の星から始まったその歴史と魅力を思いっきり味わえるスペシャルな一冊です。巻末の「全国プラネタリウムマップ2023」では、日本に300近くあるプラネタリウム施設それぞれの投影機の種類やドームの大きさ、座席数などのデータを地図とともにまとめました。 プラネタリウムはどんなふうに生まれて、進化し、世界へ広まっていったのでしょうか。世界有数のプラネタリウム大国である日本に、戦前、初めてプラネタリウムの星が灯った日のこと。今この瞬間も進化し続けるプラネタリウムの未来。多様で個性的なプラネタリウムの楽しみ方まで、ワクワクがとまらない大特集です。連載著者の方々にも、プラネタリウムをテーマにしていただきました。 「気持ちの良い」月の写真をめざすシリーズ「デジタルカメラで高精細な月を撮る」も4回目。月面をきめ細やかに仕上げるためのシャープフィルターを中心に、適切なパラメーターの見極め方など、仕上げまでの画像処理を具体的に紹介しました。 ウクライナにも日本と同じように星空を愛し、天体撮影を楽しみ、広める活動を続ける人々やグループがあります。昨年ウクライナから日本に避難しているプラネタリウム解説者のオレナ・ゼムリヤチェンコさんが、アマチュア天文家の活動と戦禍での困難な状況を伝えます。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・西村彗星発見 9月に明け方の空で肉眼等級に ・12月12日 小惑星によるベテルギウス食 ・天文学者が郡山に集結! APRIM2023 ・天文同好会OGが描く天文部小説「アンドロメダの涙」
  • 月刊星ナビ 2023年9月号
    1,080円 (税込)
    月刊「星ナビ」2023年9月号は「スワロフスキーで視福の星空時間」と「星をオーダーする電視観望カフェ」。星好きマスターと電視観望を楽しめるカフェや、スワロフスキーで見る星々、シリーズ「デジタルカメラで撮る月」の3回目など、どこから読んでも宇宙に近づける充実の内容です。 世界最高峰の双眼鏡ブランドのひとつ、スワロフスキー。星空観望に適した双眼鏡とフィールドスコープのレビューをお届けします。憧れの機材で天の川や星雲・星団などの淡い天体をじっくりたっぷり眺めて、視福の星空時間を過ごしましょう。 茨城県石岡市で営業している、料理や飲み物とともに電視観望を楽しめる「カフェぽうざ」。星空観望の日は、メニューに天体の名前が並びます。見たいものを選んで注文すれば、マスター自慢の電視観望機材でさっそく天体を導入。飲食メニューも絶品のこだわりカフェを取材しました。 好評の「デジタルカメラで高精細な月を撮る」シリーズも3回目。今回は、撮影した画像を適切に処理して質の高いデータにし、鑑賞のために最適化する処理の段階へと進みます。作業を始めるにあたって最も大切なこととは? 心構えから具体的な手順まで丁寧に解説します。 ウクライナから日本に避難しているプラネタリウム解説者のオレナ・ゼムリヤチェンコさん。日本ではあまり知られていない、ウクライナの宇宙開発史や、天文学施設、そしてそれらの戦争被害を語ります。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・VTuberが国立天文台のゲーム「サンドキャッスル」紹介 ・2024年4月8日の皆既日食観測地 メキシコ・マサトラン下見レポ ・『機動戦士ガンダム 水星の魔女』が「みお」をコラボ応援 ・9月21日夕方、さそり座のアンタレスが月に隠される
  • 月刊星ナビ 2023年8月号
    1,300円 (税込)
    月刊「星ナビ」2023年8月号は、特別付録「星空ダイアリー2023夏」と「星景写真用レンズの最新トレンド」。また、シリーズ「デジタルカメラで撮る月」2回目や、ウクライナのプラネタリウムの今、秋に見られる金環日食など、この先の星見ライフの指針となる一冊です。 「星空ダイアリー2023夏」は、8月号恒例、夏の星空を余すところなく満喫するための特別付録。週ごとのおすすめ天文現象や、スマホアプリと連動したピックアップなど、パラパラめくるだけで今年の夏のプランを俯瞰できます。 高性能な大口径レンズが次々に登場し、これまでにないほど高画質で豊かな星空の表現が可能になっています。「この1本」を見極めたい人へ、フルサイズミラーレス用星景写真向けレンズのトレンドをカラー14ページで大特集。 7月号からスタートした「デジタルカメラで高精細な月を撮る」の2回目は、大きく印刷することを意識した月面撮影の手順と注意点を紹介。撮影の条件やタイミング、カメラの設定で変わってくるクオリティの違いを丁寧に案内します。 戦禍を逃れウクライナから日本へ避難してきたオレナ・ゼムリヤチェンコさん。プラネタリウムで働いていたオレナさんが、ウクライナのプラネタリウムの現状や、日本のプラネタリアンたちとの交流を語りました。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・10月14日、アメリカ縦断金環日食まであと3か月 ・板垣公一氏がM101に超新星SN 2023ixfを発見 ・八ヶ岳山麓にすべての人が星空と出会える「星つむぐ家」 ・星でつながる物語 辻村深月「この夏の星を見る」 ・木曽シュミットで研究体験「銀河学校2023」レポート ・東アジア連携推進 掩蔽観測の国際組織「IOTA/EA」設立
  • 月刊星ナビ 2023年7月号
    1,080円 (税込)
    月刊「星ナビ」2023年7月号は、シリーズ「最新望遠鏡テクノロジー」と「ミラーレス一眼で月を撮る」。ほかにもスマート望遠鏡の市民天文学活用や、大河ドラマで注目の家康と天文現象、「はやぶさ2」の拡張ミッションなど、宇宙が魅せるとりどりのおもしろさへ急接近です。 4月号で「見える光」にスポットを当てたシリーズ「最新望遠鏡テクノロジー 無限遠の瞳」第2弾は、赤外線やX線などの「見えない光」でとらえた最新の天文学に迫ります。 「奥が深い」と言われる月面撮影。天体写真展もひらいている山野泰照さんが、望遠鏡で覗いたような月の像を求めてミラーレス一眼で撮影するノウハウを紹介しました。 電視観望向けの望遠鏡eVscopeユーザーたちが、「DART」による小惑星衝突実験後の光度変化を共同観測し、科学的な成果を上げました。天文趣味から市民科学者へ、そんな新しい未来がもう始まっています。 生きている間に2回も肉眼超新星が現れ、大彗星が夜空を駆け、皆既月食中に土星食が起こる…そんな羨ましい時代に生きた徳川家康。はたして彼はさまざまな天変をその目で見たのでしょうか? 地球へリュウグウのサンプルを届けた後、拡張ミッションフェーズに入った「はやぶさ2」。どんな目標を掲げてどんな探査を行うのでしょうか。ターゲットとなる小惑星の観測には、アマチュアも協力しています。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・ニュースを深堀り!V宙部「HAKUTO-Rプロジェクトの挑戦」 ・4月20日 金環-皆既日食観測報告 ・モデルロケットで宇宙へ「星屑テレパス」TVアニメ10月放送 ・天文台マダムがゆく 拡大版「つくば宇宙センター50周年」 ・黒田有彩のアストロノート 宇宙への挑戦をふり返る
  • 月刊星ナビ 2023年6月号
    1,080円 (税込)
    月刊「星ナビ」2023年6月号は「ときめく惑星状星雲」と「宇推くりあが解説 HAKUTO-R」。恒星の最期を解き明かす特集に、人気VTuberが案内する月面探査ニュース、大口径レンズで撮る星の味、フィリピンの星空観測所など、ときめきがとまらない一冊をどうぞ。 こと座のリング星雲や、こぎつね座のあれい状星雲といったおなじみの天体は「惑星状星雲」と呼ばれ、太陽のような恒星が最期に迎える姿です。多様な美しさで私たちを魅了する「惑星状星雲」を科学の目でクローズアップ。 YouTubeで活動する天文系VTuber が気になるニュースをお届けする新シリーズ「V宙部(ぶいちゅーぶ)」がスタート! 初回は、ロケット打ち上げ実況で話題の宇推くりあさんが民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」を深掘りします。 ここ数年、開放F数の小さな大口径レンズが続々と発売されています。その明るさは、星景写真にとっても大きなポイント。計4本の大口径レンズを撮り比べ、使用感をレポートしました。 おとめ座のモデル・女神デメテルと、こと座の神話で知られている楽聖オルフェウスには意外な共通点がありました。星座神話で語られる物語から、古代ギリシアで信仰されていた秘教の謎に迫ります。 シーイング抜群のフィリピン・セブ島に、この3月新しい星空観測所がオープン。コロナ禍を乗り越え夢を叶えた天文ファンの奮闘記をお届けします。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・さよなら松本零士さん -宇宙への旅立ち- ・自分で動かすミニプラネ 綾部市天文館パオ ・Macユーザー、ステラナビゲータ12で遊ぶ ・宇宙飛行士選抜試験 ファイナリストインタビュー ・天文王国からの招待状4 八塔寺 望ヶ丘天文台
  • 月刊星ナビ 2023年5月号
    1,080円 (税込)
    月刊「星ナビ」2023年5月号は「星地巡礼 能登の旅」と「CP+リアル開催」。能登の星景写真を堪能できる特集に、4年ぶりのリアル開催となったカメラと写真映像の祭典や、石川県のプラネタリウム巡りほか、見ても読んでも充実のラインナップです。 TVアニメ化された『君は放課後インソムニア』は、石川県の能登半島を舞台に2人の高校生が出会う青春マンガです。作中で登場する場所を中心に、星空のプロが奥能登の魅力的な星景写真スポットをご案内。 宇宙人が迎えてくれる博物館や山の上のプラネタリウム、解説員のユニークなキャラクターが人気のアノ施設まで!? プラネタリウムを巡る鉄道旅「星の街道をゆく」シリーズ、今回は石川県が主役です。 4年ぶりのリアル開催に湧いたCP+。天体望遠鏡や双眼鏡、電視観望関連の新製品はもちろん、各社が力を入れている天体撮影向けのさまざまな展開もピックアップしていきます。 「星空ひろがる 楽しさひろげる」をキャッチコピーに「ステラナビゲータ12」が3月に発売されました。天文シミュレーションソフトとしてさらに使いやすくなったインターフェイスや、新たに加わった機能を開発メンバーが紹介。 3月7日に打ち上げられたH3ロケット。2段エンジンが点火せず指令破壊という結果になってしまったのはなぜか。プロジェクトを見守ってきた林 公代さんが、これまでの経緯を振り返りつつ、壁を乗り越えられる日を信じて書く渾身のレポート。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・ミニチュアフィギュア「天文学者の不思議な研究所」 ・2024年4月8日 北米縦断皆既日食まで1年 ・星空観察を応援! 天体観測支援ツール「SORA」 ・天文王国からの招待状3 倉敷天文台とプラネタリウム
  • 月刊星ナビ 2023年4月号
    1,080円 (税込)
    月刊「星ナビ」2023年4月号は「最新望遠鏡テクノロジー」と「チロと星仲間の物語」。最先端の望遠鏡が見つめる宇宙や、藤井旭先生の足跡、ギリシア神話のキャラクター今昔や、3月24日の金星食ガイドなど、遠い星々が身近になる一冊です。 宇宙の謎の解明に挑む天文学者たちが扱うのは、宇宙から届く光、電波、そしてニュートリノや重力波です。天文学の最先端と、それを支える望遠鏡の最新テクノロジーにフォーカスします。 昨年末に亡くなった天体写真家の藤井旭先生は、「星まつり」の先駆けとなった天文ファンの集いを立ち上げたり、大口径の望遠鏡を運んで全国を回ったりと、星と人の架け橋として多大な貢献をされました。愛犬チロや星仲間との交流の足跡をたどりました。 ゼウスやアテナ、ヘルクレスにアルテミス……星座神話で親しまれるギリシア神話の神々や英雄たちと彼らのエピソードは、古代よりアートの主題として表現されてきました。現代まで受け継がれてきた神々の姿を絵画や彫刻、マンガ、イラストで俯瞰します。 3月24日、沖縄地方で月が金星を隠す「金星食」が起こります。沖縄以外でも月と金星の大接近が見られるという、2023年のおすすめイベントをじっくり解説。撮影方法もお見逃しなく。 天文ファン必携の天文シミュレーションソフト「ステラナビゲータ」。最新の「12」が3月15日に発売決定! ひと足先に新機能をご案内します! ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・野口聡一宇宙飛行士×ミュージシャン矢野顕子 コラボアルバム ・奥野 浩さん ユニークな「出勤スタイル」で超新星発見 ・天文王国からの招待状2 宇宙に挑む! せいめい望遠鏡 ・高校生が天文学者体験「もしも君が杜の都で天文学者になったら」
  • 月刊星ナビ 2023年3月号
    1,080円 (税込)
    月刊「星ナビ」2023年3月号は「ベテルギウス大減光の謎」と「星になった藤井旭先生」。私たちを照らす2つの超巨星に思いを寄せましょう。お待ちかね「みんなで天体写真・後編」のほか、「北海道プラネタリウム巡り2」「4月20日金環-皆既日食」「天文王国からの招待状」など、旅情をかきたてるラインナップです。 3年前の冬、ベテルギウスが大きく減光し話題となったことを覚えていますか。あのとき、ベテルギウスでは一体何が起きていたのか。天文学者たちが脈動する超巨星に挑みます。 天体写真家の藤井旭先生が2022年12月28日に逝去されました。多数の天文書を著し、天文ファンが集う「星空への招待」を企画した偉大な先達でした。藤井先生を偲び、生前深い親交のあった5名の方に追悼文を寄せていただきました。 星仲間が集まってそれぞれの機材で撮影したデータから、一枚の作品を作り上げるという星沼会の試み「みんなで合作!天体写真」。2月号での撮影編から、いよいよ画像処理編です。驚きのスタック結果、そして合作だからこその醍醐味とは。 2022年11月号「プラネタリウムを巡る鉄道旅」で北海道のプラネタリウムをめぐった中山満仁さん。前回に回りきれなかった施設を訪ねる、北海道編第2弾です。 2023年4月20日南インド洋・インドネシア・太平洋にかけての地域で「金環-皆既日食」が見られます。気象条件は?観測候補地へのアクセスは?旅の可能性を探ります。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・「君は放課後インソムニア」TVアニメ4月スタート ・宇宙から星空撮影 人工衛星「EYE」打ち上げレポート ・天文王国からの招待状1 美しい星の町のシンボル 美星天文台 ・北の空でZTF彗星が肉眼等級に
  • 月刊星ナビ 2023年2月号
    1,080円 (税込)
    月刊「星ナビ」2023年2月号は、「みんなで合作!」「進むリュウグウ解析」「秋空にマニアが集う」「星になった民具たち」ほか、バラエティに富んだラインナップ。2023年の年始めに明るくなると期待されている「ズィーティーエフ彗星」情報も要チェックです。 特集「みんなで合作!天体写真」は、星仲間が集まってそれぞれの機材で同じ対象を撮影している「星沼会」の活動紹介です。天体写真を合作するというこれまでにない楽しみ方を、前後編の2回にわたってお届けします。 「はやぶさ2」が小惑星リュウグウからサンプルを持ち帰ってから2年。各地の研究施設から、試料の分析結果が次々と発表されています。おぼろげながら見えてきた「リュウグウの歴史」と、分析現場の最前線をお伝えします。また、Observer's NAVI「小惑星による恒星食」では、「はやぶさ2」の拡張ミッションで今後訪れる小惑星を、地上から観測できるチャンスについて解説しています。 2022年11月11~13日に長野県小海町で開催された「八ヶ岳星と自然のフェスタinこうみ」。快晴に恵まれて秋の星空の下で賑わったフェスティバルのようすを、興味深くも楽しい古スコや自作スコ、メーカー展示も含めてレポートしました。 日本で古くから伝えられてきた「星の和名」には、「弓星」「太鼓星」「箒星」「箕星」など民具に由来するものがいっぱい。暮らしの中で天体に親しんできた世界観をのぞいてみましょう。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・世界最多12億の星 はまぎん こども宇宙科学館プラネタリウムリニューアル ・北の空で肉眼等級 ズィーティーエフ彗星が最接近 ・「はやぶさ2拡張ミッション」目的小惑星の恒星食観測
  • 月刊星ナビ 2023年1月号
    1,300円 (税込)
    月刊「星ナビ」2023年1月号は、恒例の「星のゆく年くる年」。2022年を駆け足で巡って、その勢いで新しい1年に飛び込みましょう。人気シリーズ「楽しい電視観望」や便利な「星空ハンドブック2023」も要チェック。 太陽の周りを地球がひと巡りする間にどんな出来事があったでしょうか。特集「星のゆく年」では、明るくなったレナード彗星、明け方の惑星集合といった「天文現象」のほか、ブラックホールシャドウの撮影、JWSTの打ち上げなどの「天文学・宇宙開発」、新しいプラネタリウムやイベントを振り返る「天文普及」、各社からの天文機材を総括した「望遠鏡・カメラ」の4カテゴリでこの1年を俯瞰します。 「星のくる年」で2023年の気になる天文現象を一網打尽。季節ごとの星座の中で、月が満ち欠けし、惑星がめぐり、流星群が星を降らせます。カレンダーアプリ片手に予定を立てましょう。ディープなアマチュアには、「流星群」「変光星」「小惑星による恒星食」「彗星」それぞれの分野のベテランが解説する「Observer's NAVI」がおすすめ。 新しい天体観望スタイルの案内が好評の「楽しい電視観望」シリーズ、今回は眼視から電視に転向した天文ファンの体験記です。これまで以上に暗い天体を認識できる「縮小コリメート法」での電視観望とは? 「星空ハンドブック2023」は紙本の特別付録をそのまま電子化して収録。毎月の星図と現象一覧、ハイライトほか、惑星出没図も役立ちます。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・人類再び月へ「アルテミス」の第一歩 ・宇宙カメラ SONY「STAR SPHERE」プロジェクト始動 ・2夜連続快晴 八ヶ岳星と自然のフェスタ in こうみ
  • 月刊星ナビ 2022年12月号
    1,300円 (税込)
    月刊「星ナビ」2022年12月号は、見たことのない宇宙へダイブ! ハワイのマウナケア山から届く星空や、シリウス伴星への挑戦、100年前の天文少年など、宇宙の空間時間スケールを感じられる特集を取り揃えました。巻末には毎年好評の「星空カレンダー2023」付き。 プラネタリウムで上映中の「まだ見ぬ宇宙へ」は、映像を通して最新の天文学に基づく宇宙像を体感できるフルドーム作品。製作した上坂浩光監督が、様々なシーンへのこだわりと映像化の苦労を熱く語ります。ダイナミックなビジュアル満載の10ページ。 すばる望遠鏡が立つハワイのマウナケア山頂に、朝日新聞が設置した星空ライブカメラがあることを知っていますか。世界最高レベルの天体観測サイトからリアルタイムで届けられる星空は、たくさんの人々の関心を集めるとともに、学術的な成果をも産み出しているのです。 明るいシリウスの周りを回る暗い白色矮星「シリウスB」が、およそ50年ぶりに望遠鏡で見られるチャンスを迎えています。白色矮星の天文学に迫った前編に続いて、この12月号では実際の観察・撮影方法を具体的に案内する後編をお届けします。 1922年に天文愛好家の少年たちによって誕生した「諏訪天文同好会」。信州の地から多くのアマチュアたちを育て、牽引し、輩出してきた100年のあゆみをたどるとともに、次の100年を見据えた未来へのプロジェクトを紹介します。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・火星中接近・ふたご座流星群・夕空の惑星 ・プラネタリウムを並べて100周年 記念トランプ発売 ・ひと夏の冒険SF「ぼくらのよあけ」劇場アニメ公開 ・小惑星に突入して軌道を変える 地球防衛実験「DART」 ・トリトンによる恒星食の観測成果
  • 月刊星ナビ 2022年11月号
    1,080円 (税込)
    月刊「星ナビ」2022年11月号は今年最大の注目「皆既月食×天王星食」。太陽と地球に月、そして天王星まで加わった激レア現象の楽しみ方や、シリウス伴星の観望チャレンジ、可愛くておもしろい天文系VTuber集合などなど。これ一冊であなたの星空ライフをパワーアップ! 2022年のイチ押し! 11月8日に起こる皆既月食は「宵の見やすい時間帯に」「日本全国で」「欠け始めから終わりまで観察できる」好条件で、しかも月食の最中にその月による天王星の食まで起こるスペシャルなイベントです。ダブル食がレアな理由や、おすすめの観察方法、おもな都市での見え方、撮影テクニックを14ページにわたって大特集。 シリウスBは、冬の夜空に燦然と輝くシリウスの周りを回る暗い白色矮星。ふだんは全天一のシリウスの輝きに埋もれているシリウスBですが、この数年、およそ50年ぶりに望遠鏡で見られる周期が到来中。読めば観察にチャレンジしたくなること請け合いです。 アバターをまとってYouTubeで活動するVTuberさんたち。今回はその中でも、天文学や宇宙開発、星空解説をテーマに活動している「天文系VTuber」が大集合! 「わかりやすく、楽しく」宇宙の魅力を伝える彼女たちの活躍をご覧あれ★ おトクな切符を使って北海道のプラネタリウム施設をぐるっとひとめぐり! プラネタリウムファンも鉄道ファンも、旅ゴコロをくすぐられるレポートです。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・木星閃光検出システム「PONCOTS」が最大規模の火球観測 ・地球外知的生命探査の先駆者 フランク・ドレイク博士 逝去 ・火球出現が期待できる今年のおうし座流星群 ・星食観測の普及活動 吉田二美さんにホーマー・ダボール賞
  • 月刊星ナビ 2022年10月号
    1,080円 (税込)
    月刊「星ナビ」2022年10月号は「ときめくアンドロメダ銀河」と「夜明けの“受け月”」。よく知っている天体の意外な表情や新しい一面を垣間見られる、ときめきがぎっしり詰まった一冊です。 秋の頭上に昇るアンドロメダ座。その腰付近に輝くアンドロメダ銀河M31は、空の暗いところなら肉眼でも見られ、撮影対象としても人気です。天の川銀河の隣人であるアンドロメダ銀河に、天文学の眼で触れてみましょう。 今年の9月末、日の出前の東の空に現れる新月直前の細い月が、いつもと少しだけ違うことを知っていますか。弦を左上に向ける「弦の水平反転」現象が起こり、右下が光った見慣れない月が昇る理由とは? 海王星の衛星トリトンが、10月6日に恒星を隠す現象が全国で見られます。大気を持つ衛星が起こす恒星食を観測することで、何が見えてくるのか。その意義と観測方法を解説しました。 光害のある市街地で星雲を撮影するためのテクニックを案内する「Deepな天体写真」。人気連載も今回でいよいよ最終回です。テーマは「必殺技で色ズレを撃退」。天体画像処理ソフト「ステライメージ」を駆使してDeepな喜びを味わってください。 ひとつのテーマに沿って書籍を紹介する連載「ほんナビ」。今回は2ページの拡大版で「量子論」の本を12冊取り上げました。赤ちゃんから(!)サラリーマンまで、秋の夜長に終わらない量子論の夢を見てみませんか。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・世界屈指のコメットハンター ドナルド・マックホルツさん逝去 ・子供たちに望遠鏡をつなぐ 諏訪天文同好会創立100周年 ・瀬戸を渡った自作天体望遠鏡 高知のアウトドア施設へ ・黒田有彩のアストロノート 0次選抜を終えてからの日々
  • 月刊星ナビ 2022年9月号
    1,080円 (税込)
    月刊「星ナビ」2022年9月号は「三脚の束縛からの解放」と「ステラナビゲータ発売30年」。手持ちで星景写真を撮れるカメラOM-1のレビューに、天文シミュレーションソフト「ステラナビゲータ」Tips集、まんがで読む南天星座誕生の物語や、ついに始動したJWSTなど、興味津々のラインナップです。 「手ぶれ補正」と「手持ち撮影アシスト」機能を併用することで、三脚不要の「手持ち星景撮影」を実現したミラーレスカメラ「OM-1」。その仕組みとさらに広がる表現の可能性について案内します。 1992年7月、PCソフト界の新星として誕生した天文シミュレーションソフト「ステラナビゲータ」が今年で30周年を迎えました。皆さんへの感謝を込めて、社内スタッフおすすめの小ワザを30個セレクト。 現代の88星座が定められてから今年で100年。南半球の新しい星座がどのように誕生したのかわかりやすく紹介するまんがストーリー第2弾です。今回は、南アフリカへ遠征した天文学者ラカイユが主人公です。 打ち上げが成功し、7月12日にファーストライト画像が公開されたジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)。世界が驚嘆したその圧倒的な性能を、めいっぱい感じられるカラー6ページです。 この春の「夜明け前の惑星集合」は、天文ファンのみならず世間的にも大きな話題に。天体写真家の中西アキオさんが、全惑星と月の共演を収めるべく沖縄に向かいました。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・星と怖いギリシャ神話 怖い絵×プラネタリウム ・リングは幻? ブラックホールシャドウ画像に異論 ・黒田有彩のアストロノート 宇宙飛行士試験を受けて ・渋谷で一番宇宙に近い場所 SHIBUYA SKYで星空鑑賞会
  • 月刊星ナビ 2022年8月号
    1,300円 (税込)
    月刊「星ナビ」2022年8月号は「星景写真【超】入門」と「夏の星空2022」。火星食や恒星食、流星群など、今年の夏もお楽しみがいっぱいです。星景写真に興味のある人は必見!マンガ『君は放課後インソムニア』とのコラボ特集をお見逃しなく。 この夏イチ押しの天文現象や週ごとのおすすめ、毎日の月や太陽の出没データなどをまとめた「スマホで楽しさ2倍! 夏の星空2022」。QRコードをスマホで読み込めば、見たい天体の情報や探し方ガイドを活用できます。 星と景色が融合した「星景写真」の【超】入門編。「何から始めればいいの?」「カメラはあるけどどう撮れば?」そんな方におすすめです。マンガ『君は放課後インソムニア』のキャラクターたちと一緒にはじめの一歩を踏み出しましょう。 「小惑星リュウグウのサンプルからアミノ酸検出!」日本を駆け巡ったニュース。「どこがすごいのか」「これまでの成果とどう違うのか」を天文学的にじっくり解説します。 5月末の突発出現が予想された「ヘルクレス座τ流星群」。その出現を確かめるべく、アメリカやメキシコに飛んだ天文家たちの遠征報告を、豪華三本立てでお送りします。 小説家・伊与原新さん登場! 小説『月まで三キロ』や『オオルリ流星群』で繰り出される天文宇宙の描写の秘密は、ユニークな経歴とも関係が? 読み応えたっぷりのインタビュー。 新連載「本気で宇宙飛行士!」スタート。宇宙飛行士選抜試験に挑むタレント黒田有彩さんが、夢への熱い思いと試験真っ只中の緊張を語ります。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・上坂浩光監督最新作「まだ見ぬ宇宙へ」 ・三鷹光器 GN-170+15cmニュートン反射鏡筒スケールモデル ・系外惑星研究黎明期の生き証人
  • 月刊星ナビ 2022年7月号
    1,080円 (税込)
    月刊「星ナビ」2022年7月号は、「宇宙飛行士選抜にエントリー」と「まんがで読む南天の星座物語」。月面探査を視野に入れた次世代の宇宙飛行士への挑戦が熱い! 星座制定100周年を記念して「南天の星座」誕生エピソードをまんがで案内します。銀河系中心のブラックホールシャドウもカラー4ページで盛り込みました。 2021年、JAXAから13年ぶりに発表された日本人宇宙飛行士の募集。宇宙飛行士を夢見て活動してきたタレントの黒田有彩さんが、ついに訪れたチャンスへの思いと、求められている宇宙飛行士像について語ります。 星座制定100週年記念特集の第2弾。中世に生まれた「新興星座」たちは、誰が、どのように制定したのでしょうか。楽しくてわかりやすい藤井龍二さんのまんがで、天文学者たちと大海原へ出航しましょう。 「イベント・ホライズン・テレスコープ」の研究チームが、全世界で同時に記者発表を行った大ニュース「銀河系中心部 いて座A*のブラックホールシャドウ」を緊急解説。宇宙の謎に大きな一歩です。 6月下旬の明け方の空には、太陽系の惑星すべてがそろっています。そこに月も加わって、観望&シャッターチャンス到来!見どころと撮影ポイントを詳しくガイドしました。 4月13日、日没直後の空で、ぎょしゃ座の2.6等星が小惑星アフティに隠される現象が起こりました。観測成功した石井 馨さんが、薄明中の観測に向けた周到な準備と、雲の隙間に訪れた幸運を振り返ります。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・Deepな天体写真「明るさムラをフラット補正で平定」 ・北九州市科学館「スペースLABO」オープン ・「ギャラクシークルーズ」第2シーズン ・気象衛星「ひまわり」で探るベテルギウス大減光の謎
  • 月刊星ナビ 2022年6月号
    1,080円 (税込)
    月刊「星ナビ」2022年6月号は「星座制定100周年」と「電視で観望会」。現在の星座が制定されてから1世紀となることを記念して、星座の成り立ちから制定の舞台裏まで解説します。「楽しい電視観望」シリーズ、今回は科学館での新しい観望会スタイルにフォーカスしました。明け方の惑星や月との接近も楽しみです。 オリオン座やさそり座、おとめ座などのおなじみの星座たち。今から100年前、国際天文学連合によって星座の国際的な基準が制定されました。古代の文化と近代天文学が手を取り合った世紀の天球イノベーションに迫ります。 新しい観望スタイルとして天文ファンの間で話題の「電視観望」。その魅力や始め方を案内するシリーズ、今回は観望会での利用について、科学館のスタッフに語っていただきました。 「市街地で星雲撮影」の第7回のテーマは「ダーク補正でノイズ低減」。「ステライメージ9」を用いて画像のザラつきを取り除くテクニックの紹介です。 この春は明け方の南東の空に惑星たちが集って話題となりました。6月末には、新月前の細い月が金星とすばるに近づくようすが見られます。 小説家・穂高 明さんは星空案内人でもある天文ファン。前号に続くインタビュー後編では、小説家になるまでのお話やプライベートでの天文ライフ、作品に登場する星空の秘蔵エピソードが登場します。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・天文ファンの市長にマダムが突撃 ・「その廃棄待った!」タカハシFCT-200の再生 ・横浜みなとみらいの新名所 国内2館めのLEDドーム ・熊野古道で星空を見るツアーを体験 ・マユコのラボ訪問 宇宙の3Dマップを作る天文学者
  • 月刊星ナビ 2022年5月号
    1,080円 (税込)
    月刊「星ナビ」2022年5月号は「春の惑星集合」と「15万で始める電視観望」。明け方の空で集合している惑星たちを早起きして追いかけましょう。「電視観望デビュー」特集は、この季節、新しいことを始めたい人にぴったり。星のソムリエでもある作家・穂高 明さんのインタビューにも注目です。 今年の春は惑星コレクション! 明け方のグラデーションの中で明るい惑星たちが互いに近づいたり離れたり、細い月との接近遭遇もすべてが一期一会です。めぐり巡る星たちの邂逅を見逃さない、撮り逃さないためのポイントを網羅しました。 今、気になっている人が急増中の「電視観望」。今回はビギナーが予算15万円で「いきなり電視観望デビュー」できる方法です。一式そろえて今夜から憧れの電視観望ライフをスタートさせましょう! 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で脚光を浴びる鎌倉時代。当時の御家人たちは、日食や月食、彗星、惑星接近などの天文現象どのように捉えていたのでしょうか。歴史書『吾妻鏡』を紐解きながら、ステラナビゲータの星空で鎌倉時代へワープします。 「市街地で星雲撮影」の第6回は、多数の撮影画像をコンポジットして画質をアップさせる方法です。処理速度が爆速になる裏ワザは必見。 野辺山電波観測所を舞台とした最新作『ダブル・ダブルスター』が話題の小説家・穂高 明さん。「星ナビ」愛読者で星空案内人の資格ももつ穂高さんのインタビュー、前編では作品や星空への思いを語っていただきました。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・誌上CP+ 春の新製品&注目の開発中望遠鏡 ・ハクバが推す星のスワロフスキー ・満月×波音でリラックス ビーチで「フルムーンヨガ」 ・マユコのラボ訪問 超新星と漫才に本気な宇宙物理学者
  • 月刊星ナビ 2022年4月号
    1,080円 (税込)
    月刊「星ナビ」2022年4月号は「楽しい電視観望」と「電波天文学の開拓者」。天体の姿をリアルタイムでモニターに映して楽しむ「電視観望」や、野辺山宇宙電波観測所40年の歴史、天文学者からジェームズ・ウェッブ望遠鏡への期待など、今も過去も未来も楽しい宇宙の話を詰め込みました。 多くの人が新しい星空観察のスタイル「電視観望」の楽しさを実感するようになってきました。電視観望に適したCMOSカメラやおすすめの撮影ソフトの紹介など、新たにチャレンジしたい方、もっと活用の幅を広げたいという方にぴったりの特集です。 国立天文台野辺山宇宙電波観測所は2022年3月で開所から40年。日本の電波天文学を世界のトップレベルに押し上げた立役者です。どのような成果をあげ、なぜ「聖地」と呼ばれるのか。その歩みを振り返ります。 昨年末に打ち上げられた「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」は、新しい宇宙像を人類にもたらしてくれる次世代望遠鏡です。どこまで宇宙の謎に迫れるか? 天文学者が運用への期待を語ります。 趣味の天体撮影を極めるシリーズ「Deepな天体写真」から、「市街地で星雲撮影」第5回をお送りします。撮影した画像をレタッチして作品に仕上げていきます。 4月13日、ぎょしゃ座の2.6等星が小惑星に隠される現象が九州地方の一部で見られます。この明るさの恒星の食はかなりレアですが、日没直後で空がまだ明るいため入念に準備して臨みましょう。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・明け方の東の空で4惑星が整列 ・AI&デジタル時代の近未来宇宙アニメ「地球外少年少女」 ・超新星誕生の現場 死にゆく星の「いまわの際」をとらえた ・マユコのラボ訪問 「水星に降り注ぐ流星群」を研究
  • 月刊星ナビ 2022年3月号
    1,080円 (税込)
    月刊「星ナビ」2022年3月号は「よくばり都市星景」と「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」。夜景も星空も! 両方のキラキラを手に入れる都市星景の撮影に挑戦します。ついに打ち上げられたジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡や、バーストしたレナード彗星の勇姿もお届け。 美しい都市の夜景と共に星空を写す「都市星景」。レンズ交換式カメラの主流がミラーレスになったのを機に、都市星景を見直してみましょう。中西アキオさんに極意を教わって、由女さんと編集部のフジタが都市星景に初チャレンジ。 NASAの「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」(JWST)が2021年12月25日に打ち上げられました。地球から見て太陽と反対方向の「ラグランジュ2」と呼ばれる位置に置かれる口径6.5mの赤外線望遠鏡です。構想から30年以上を経て宇宙へと飛び立った、次世代の“宇宙の眼”に、好奇心の目を向けてみました。 2021年の年の瀬は、レナード彗星(C/2021A1)の話題で持ちきりでした。予想外のアウトバーストを起こし、南半球でも捉えられた長い尾をひくレナード彗星の姿をたくさんの写真とともに堪能しましょう。 かみのけ座は、歴史上実在した人物ベレニケが由来となっている点で、88星座の中でも特異な星座です。ベレニケの人生をたどってみると、美しい星座神話からは想像することが難しいほど、歴史に翻弄された壮絶な生涯でした。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の長いダストトレイル ・美しい星の町・岡山県の美星町が星空保護区に認定 ・ジャポニカ学習帳からスタイリッシュな「宇宙」編発売 ・桜島を飛び越えるH-IIAのロケットロード ・・マユコのラボ訪問
  • 月刊星ナビ 2022年2月号
    1,080円 (税込)
    月刊「星ナビ」2022年2月号は「南極皆既日食」と「コメットハンター 関勉さん」。12月に南極大陸で見られた皆既日食や、予想外に明るくなったレナード彗星、関勉さんの新天体発見物語、人気連載「Deepな天体写真」などをお楽しみください。 2021年12月4日に、南極でしか見られない皆既日食が起こりました。アクセスが非常に難しい地点への遠征計画と、過酷な環境での準備、そして訪れた一瞬の暗闇。白い大陸の壮大な旅へお連れします。 70年以上前、ひとりの少年が「宇宙の中のひとつの星に自分の名前がつく」ことを夢見て、彗星の捜索を始めました。1965年の池谷・関彗星の発見で知られる関勉さんの半生を綴ります。 2021年の初めに発見され、年末に肉眼彗星になると期待されたレナード彗星(C/2021 A1)。途中の失速を経ての予想通りの増光、そして予想外のバーストで天文ファンを喜ばせた彗星を、多数の写真とともに振り返ります。 色収差が残るアクロマート屈折でも、水素や酸素ガスの発する輝線を透過させるデュアルナローバンドフィルターを使うことによって、シャープな星雲の画像を得ることができます。連載「Deepな天体写真 市街地で星雲撮影」では、その仕組みを作例とともに解説します。 アストロアーツのソフトウェアをお手頃価格で提供する「ステラLite」シリーズ。今回は天体撮影ソフト「ステラショットLite」を天文学者の卵がレポートします。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・星まつり「星宴」と「星と自然のフェスタ」開催報告 ・大阪の徳岡修二さん、自身初の超新星発見 ・マユコのラボ訪問 ・2021年11月19日 「ほぼ皆既」月食ギャラリー
  • 月刊星ナビ 2022年1月号
    1,300円 (税込)
    月刊「星ナビ」2022年1月号は「星のゆく年くる年」。去りゆく2021年の星空を思い、来たる2022年を迎える準備をしましょう。電視観望の最前線や、名古屋の新しいプラネタリウムなど注目ニュースも充実。観望プランに役立つ「星空ハンドブック2022」付き。 2021年に見上げたのはどんな星空? 人は宇宙にどれくらい近づいた? コロナ禍でもこんなイベントがあった!など 「天文現象」「天文学・宇宙開発」「天文普及」「望遠鏡・カメラ」の4つの視点から1年間を俯瞰できる大特集です。 2022年はどんな年になるでしょうか。月食、星食、惑星たちの共演、流星群……新しい1年が待ち遠しくなる、楽しみな現象を案内します。特集内では紹介しきれなかった「彗星」「変光星」「小惑星による恒星食」も別ページで解説しています。 世界初のオールインワン電視観望専用天体望遠鏡「eVscope」。スマホやタブレットで操作して、モニターに天体がリアルタイムで映し出される新しいタイプの望遠鏡です。リニューアルして進化した「eVscope2」をレポートします。 フィールドで役立つ情報が満載の「星空ハンドブック2022」は、電子版でも使うことができます。1年間のハイライトや、毎月の星図、月齢・日月出没時刻が入った現象カレンダーのほか、惑星の見ごろがひと目でわかる「天体出没図」も超便利。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・関勉著『新版 未知の星を求めて』サイン本取扱中 ・日本初! LEDプラネタリウム「満天NAGOYA」オープン ・木星でキラリ! 光芒一閃の検出 ・マユコのラボ訪問 見えない現象を予言する重力波理論研究 ・天文台マダムがゆく 拡大版「家族&仲間で天文ボードゲーム」
  • 月刊星ナビ 2021年12月号
    1,300円 (税込)
    月刊「星ナビ」2021年12月号は赤い星雲が織りなす魅惑の世界へご招待。天文青春マンガに、現役高専生が使う「ステライメージLite」、市街地での星雲撮影装備まで、めくるめく天文ライフにときめく一冊です。12月号恒例「星空カレンダー2022」付き。 天体撮影で人気の被写体の1つに「HII領域」と呼ばれる対象があります。オリオン大星雲、イータカリーナ星雲、バラ星雲、バーナードループ…そんな魅惑の赤い星雲たちを科学的な観点で案内していきます。 光害のある市街地で星雲写真に挑戦する連載の第3回。一般的には天体撮影に不向きとされる安価なアクロマート屈折望遠鏡を使った驚きの撮影テクニックを披露します。 アストロアーツの天文ソフトを使いやすい機能でリーズナブルに提供する「ステラLite」シリーズをいろいろな人に使っていただくコーナー。2回目は天文普及に取り組む高専生が「ステライメージLite」を使ってみました。 不眠症に悩む2人の高校生が出会い、天文部の活動を通して惹かれ合うマンガ『君は放課後インソムニア』。リアルに描かれる望遠鏡やカメラ、星景撮影シーンについて、作者のオジロマコト先生に伺いました。 「ゼウス」「ユピテル」「ジュピター」…同じ神様に複数の呼び名があるのはなぜでしょうか。古代ギリシアとローマ帝国との「密」な関係にその理由が隠されていました。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・ベピコロンボ、はじめての水星スイングバイ ・劇団☆流星群のプラネタリウム活用 ・12月初め、レナード彗星が4等台の可能性 ・マユコのラボ訪問 すばる望遠鏡の「装置屋さん」 ・見えてきた!小惑星ファエトンの形 ほか
  • 月刊星ナビ 2021年11月号
    1,080円 (税込)
    月刊「星ナビ」2021年11月号は、月食リベンジ! 11月19日「ほぼ皆既月食」の準備はこれで決まり。注目の連載「市街地で星雲撮影」の第2回、そしてYouTuberによる「ステラナビゲータLite」レポと、星空がますますおもしろくなるテーマが目白押しです。 11月19日の部分月食は、全国的に宵の空で食分最大が見られる好条件。しかも「限りなく皆既月食に近い」といえるほど深く欠けるため、皆既特有の赤い月も楽しめるでしょう。悪天候だった5月26日皆既月食のリベンジ! ということで、地上景色を取り入れた撮影計画と、望遠鏡での撮影ポイントの2パートで解説します。 光害のある市街地で、星雲写真を撮ってみようという連載の第2回。いよいよ実践に入ります。撮影ができる夜がいつも晴天に恵まれるとは限りません。貴重な晴れ間を最大限活用するための取り組みと工夫を詰め込みました。 アストロアーツのさまざまなソフトを使いやすい機能でリーズナブルに提供する「ステラLite」シリーズを、いろいろな人に使っていただく新コーナー。今回は、星空解説YouTuberによる「ステラナビゲータLite」のレポートです。 ふたご座は実は四つ子だった!? 冬の夜空で仲良く肩を組むふたご座ですが、ギリシア神話では女の子ふたりの姉妹と一緒に生まれたとされています。大神ゼウスの血を引く兄弟姉妹には波乱万丈な人生が待ち受けていました。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・ペルセウス座流星群の突発出現 ・TVアニメ「月とライカと吸血姫」 ・11月8日昼過ぎ 月が金星を隠す ・マユコのラボ訪問 起業して研究!新しいラボの形 ・オールトの雲から巨大彗星が接近中 ・震災から10年 気仙沼星空観望会
  • 月刊星ナビ 2021年10月号
    1,080円 (税込)
    月刊「星ナビ」2021年10月号は、今、宵の空でちょうど見ごろの土星とそのリングを大特集。光街地で星雲を撮るディープな挑戦は、読んだら試したくなること請け合いです。伊能忠敬の「大日本沿海輿地全図」完成から200年の今年は測量と天測の関係をおさらいするチャンスですよ。 8月に木星と土星が相次いで衝を迎えました。9月から10月の2大惑星は夜半前には南中し、両者を交互に観測することができます。それぞれの特徴に合わせた観察テクニックを詳しく解説しました。 土星のユニークで美しいリングは、いつごろどのようにできたのか。探査機カッシーニが送ってきた膨大なデータからその形成時期や現在進行形で変化する様子、そして消滅の可能性と時期についてスポットをあてました。 遠征が難しいこの頃、自宅で天体写真を撮ってみようという人も増えているのではないでしょうか。住宅地での撮影の悩みは何といっても明るい空。地方都市の市街地レベルの光害の下で星雲撮影を楽しむための試行錯誤やいかに。 200年前に「大日本沿海輿地全図」が完成しました。伊能忠敬率いる測量隊の高精度な地図作りを支えた「天測」とはいったいどのようなものだったのか。今一度彼の偉業を振り返りましょう。 「1等星21個を有名度合いでランキングしたらどう並ぶかなぁ?」そんなつぶやきから始まった「1等星の知名度アンケート調査」の顛末です。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・7月22日未明、西村栄男さんが自身2つ目となる彗星発見 ・サイトロンジャパンの大阪ショールームがオープン ・天体写真、構図の基本をマスター ・朝方の東の空で水星を見つける ・マユコのラボ訪問 統計数理学×電波観測
  • 月刊星ナビ 2021年9月号
    1,080円 (税込)
    月刊「星ナビ」2021年9月号は、8年ぶりの好条件となるペルセウス座流星群。「見る派」にも「撮る派」にも満足の濃い内容でお届けします。地球の裏側で大活躍のアルマ望遠鏡は運用開始から10年、そのすばらしい成果を祝いましょう。 月明かりがなく、放射点が高く昇るころに極大時刻が訪れる「最高条件のペルセウス座流星群」。では実際に流れ星はいくつ見られるのか? さまざまな条件とこれまでの観測データから、あなたが目にする流星の数を予想します。次の好条件がいつやってくるかもわかりますよ! 流星雨写真に魅せられた川村浩輝さんが、そのノウハウを紹介します。前回の「撮影編」に続き、今回は流星の写った画像を合成して、放射点からたくさんの流星が飛び出してくるような写真に仕上げるための具体的な手順を解説しています。 南米チリ・アタカマ高地にて、「視力6000」という超高性能な「目」で宇宙の謎に切り込むアルマ望遠鏡。2011年の運用スタートから私たちをわくわくさせ続けてきた数々の発見と深まる謎を、たっぷりのビジュアルとともに味わってください。 うしかい座やうお座、いて座などにまつわるあのお話が、実は……? 8月号で紹介した「古代の星座解説書」にさかのぼって、誰もが聞いたことのある星座神話の「ホントのところ」に迫ります。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・土星と木星に月が相次いで接近 ・四国随一の星空スポットに天文台・プラネタリウム付き宿がオープン ・幻の名著 関勉さん『未知の星を求めて』改訂版を編集中 ・10月3日 小惑星ファエトンによる恒星食 ・マユコのラボ訪問 生命への興味からアストロバイオロジーへ
  • 月刊星ナビ 2021年8月号
    1,200円 (税込)
    月刊「星ナビ」2021年8月号は、条件最高のペルセウス座流星群を迎え撃つノウハウを大特集。夏の夜を遊びつくすための「星空ダイアリー2021」が特別付録です。人混みへのお出かけや集まる機会が限られる昨今、この夏は静かに夜空を見上げましょう。 8月12日から14日にかけて、月明かりなし、極大時刻良しの好条件で見られる2021年のペルセウス座流星群。観望派、写真派、動画派、それぞれの挑戦をサポートします。しっかりシミュレーションして星降る夜に備えたいですね。 特別付録では、ダイアリー形式で7月~8月の星空の見どころをご案内。スマホアプリ「星空ナビ」と連動したコンテンツも用意しました。 5月26日に晴れ間を狙って撮影された美しい皆既月食の風景をお届けします。薄雲ごしの欠けた姿や、重ねた月に浮かび上がる地球の影、アンタレスと赤さを競う皆既中の月などをお楽しみください。 LEDの急速な普及や国際照明委員会の報告書改訂に伴い、15年ぶりに改訂された環境省の「光害対策ガイドライン」。メーカーが新たに開発した照明や、全国3例目の星空保護区申請など、最新の動きをまとめました。 「天体撮影お悩み解決」は、天体写真初心者が陥りやすい困りごとをピックアップして、丁寧に説明する新連載。第1回は「星像のブレ」。ベラトリさん、ニワトリさん、チカトリさんによるポイントを押さえた解説で解決へ導きます。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・古代ギリシアの星座解説書たち ・ステラドームが赤れんがの街小樽に登場 ・もっと身近に、もっと手軽に。「ステラナビゲータLite」開発中 ・美しくて難しい、大人の天体パズル「宇宙の破片-ソラノカケラ-」 ・マユコのラボ訪問 観測的宇宙論の世界
  • 月刊星ナビ 2021年7月号
    960円 (税込)
    月刊「星ナビ」2021年7月号では、オーナーの趣味全開ワールド、3軒の「ガレージメーカー」を訪問しました。ギリシア神話のアスリートに声援をおくり、アイデアあふれる小型望遠鏡でのパルサー観測に学ぶ充実の一冊。パラボラアンテナが目をひく表紙が目印です。 「天文機材を自作しているうちに、趣味が高じて仕事にしてしまった」というガレージメーカーオーナーのみなさん。自らが欲しいと思う製品を作り、同好の士に販売する「SS-one」「ビノテクノ」「K-ASTEC」の3軒を訪問しました。 星空とつながる巨大装置-パラボラアンテナに魅せられて、各地へ足を運び「パラボラ星景」を撮る宇津巻竜也さん。星景写真のモチーフとしてのパラボラアンテナの魅力やロケハン・撮影のポイント、おすすめのスポットを、作品とともに紹介。 高速で自転するパルサーや、変光する赤色巨星などの光度変化を効率よくとらえるにはどうすればいいのか。山形大学の中森健之さんがアイデアを駆使して口径35cmの小型望遠鏡で観測に挑みます。 4年に1度、5日間行われた古代オリンピック。スケジュールは? どんな競技? 優勝者に与えられるものは? ふたご座やぎょしゃ座、ペルセウス座など、星座神話に登場するアスリートたちの活躍、そして古代オリンピックの実像に迫る後編です。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・おかげさまでアストロアーツ創立30年 ・カシオペヤ座の新星が急増光 ・北海道の川湯パークサービスセンター 会議室でプラネタリウム ・日露戦争中に落下した「岡野隕石」記念碑建立 ・アメリカでお宝発見! 明治時代の皆既日食スケッチ ・マユコのラボ訪問 相互作用銀河に人生を重ねる「アストロコミュニケーター」
  • 月刊星ナビ 2021年6月号
    960円 (税込)
    月刊「星ナビ」2021年6月号は、皆既月食大作戦! 5月26日の宵空で起こるスーパームーンの皆既月食を楽しみ尽くします。探査機「はやぶさ」のもうひとつの物語や、オランダで生まれた最古のプラネタリウムを尋ねる旅も見逃せません。 5月26日「皆既月食」の直前スペシャル。景色と一緒にスマホで撮るテクニックや、「ステラナビゲータ」のシミュレーション、「ステラショット」での簡単撮影など、低い皆既月食ならではの見どころを余すところなくお伝えします。 「はやぶさ」から「はやぶさ2」までの熱いドラマを描いた映像作品「HAYABUSA」三部作。制作した有限会社ライブの上坂浩光監督が、ミッションとともに歩んだ「もうひとつの『はやぶさ』」の物語を語ります。 ケンコー・トキナーから発売された「トゥインクル・スター」は、十字や6本線の光条を作り、星を目立たせる効果があるクロスフィルターです。使用感や「キラキラ星」を撮るためのコツを紹介します。 18世紀、オランダの小さな街に世界で初めて「プラネタリウム」と名付けられた装置が誕生しました。制作したのは、若き羊毛梳き職人アイゼ・アイジンガー。科学の心が生み出した美しい宇宙を訪ねました。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・天文小ネタ満載のプラネタリウム「10000光年双眼鏡」 ・日本天文学会各賞発表 2年ぶりの授賞式はオンライン ・見やすい現象が4回 ガリレオ衛星相互食 ・マユコのラボ訪問 深海から宇宙を目指す研究者 ・「小惑星による恒星食」5月の好条件×2本
  • 月刊星ナビ 2021年5月号
    960円 (税込)
    月刊「星ナビ」2021年5月号は、5月26日の皆既月食大特集! 探査機がぞくぞく成果をあげる火星探査や、NHKの宇宙番組「コズミック フロント」10周年、話題の地動説漫画「チ。」作者インタビューなど怒涛のラインナップです。 5月26日には、今年いちばん地球に近い満月「スーパームーン」が皆既月食になるというスペシャルな現象が起こります。どこで見る? どんな写真を撮る? じっくり計画を練って、その日に備えましょう。 HOPE、天問1号、パーサビアランス……2020年夏に相次いで打ち上げられた火星探査機が、2021年2月にすべて無事到着しました。さっそく送られてきた最新の成果から将来の大目標まで、今最もホットな惑星の最前線を解説します。 NHK BSプレミアムで放送されている科学ドキュメンタリー番組『コズミック フロント』がシリーズ放送開始から丸10年を迎えました。この4月からリニューアルした番組のこれまでの歩みや、制作の舞台裏を数々の美麗なビジュアルとともにご紹介。 「マンガ大賞2021」で第2位を受賞した話題の漫画『チ。-地球の運動について-』。地動説の成立をテーマに、中世ヨーロッパで繰り広げられる人々の生き様を描いたフィクションです。作者である魚豊先生に、作品の背景やこだわりをうかがいました。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・宇宙飛行士の夢と子育ての両立を描く映画『約束の宇宙』公開 ・コロナ禍で「CP+」初のオンラインのみ開催 ・マニア必見!ニコンミュージアムで100年の天体望遠鏡展 ・エーゲ海の風 古代に花開いたオリンピック精神 ・マユコのラボ訪問 X線天文学最前線 ・天文台マダムがゆく 拡大版「宇宙のロマンを詠む ~天文学者たちの文学~」
  • 月刊星ナビ 2021年4月号
    960円 (税込)
    月刊「星ナビ」2021年4月号では、6年ごとに訪れる「ガリレオ衛星の相互現象」を大特集。発売中の「ステライメージ9」の新機能や、ヴァーチャルな空間で集う天文ファンたちの活動など、わくわくする記事が目白押しです。 木星を回る衛星「イオ」「エウロパ」「ガニメデ」「カリスト」が、互いに近づいたり離れたり隠したり隠されたりする「相互現象」。くるくる回りながらいろいろな表情を見せる衛星たちの魅力を堪能しましょう。 天体写真で、画像処理の結果を大きく左右する「フラット補正」。メジャーアップグレードした「ステライメージ9」には、「フラット補正」を手軽に行える新機能「セルフフラット補正」が搭載されました。 ヴァーチャルリアリティ(VR)と宇宙が相性抜群だって知っていましたか? VR空間で天文コミュニティ活動を行っている「天文仮想研究所」の取り組みと、VR×宇宙の魅力を紹介します。 コンテナの開封と試料の分析が進む「はやぶさ2」プロジェクト。細心の注意のもと行われた開封作業の手順や、タッチダウン前後の試料の違い、採取されたグラム数などの最新情報をお届けします。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・コロナ禍での新しい天文様式「長野県は宇宙県ミーティング」 ・手紙にきらめく宇宙を添えて…美麗な宇宙の切手シリーズ完結 ・滋賀県多賀町の小中学生が星空調査 ・エーゲ海の風 ギリシア神話の魔女たち ・マユコのラボ訪問 アルマで見る衝突銀河 ・天文台マダムがゆく 拡大版「自分だけのオリジナル星座を作ろう!」
  • 月刊星ナビ 2021年3月号
    960円 (税込)
    月刊「星ナビ」2021年3月号は、和田昌也さんによる美しい「すばる」の表紙が目印。特集は天体写真ファン注目! 天体画像処理ソフト「ステライメージ9」や、高感度特性に優れたカメラをたっぷりレポートしています。 星雲・星団を撮影する人におすすめのソフト「ステライメージ9」。メジャーアップグレードで、画像処理時間が大幅に短縮されました。実際の手順をわかりやすく案内します。高速コンポジットで画質向上を目指しましょう。 2月号で「天体写真適性」をテーマにレビューしたSONY α7SIII。今回は「星空動画適性」の視点から、旧機種との比較や適正な露出、動画ならではの撮影ポイントや魅力などを解説します。 宇宙の不思議に出会うアプリ「星空ナビ」。夜空の星を探すのはもちろん、最新宇宙ニュースをチェックしたり、自分だけの星図を作ったり…ワクワクがいっぱいの新体験へようこそ。 拡張ミッションで、次なる天体へ旅立った「はやぶさ2」。目標天体の観測が行われ、旅路は順調です。そして地球へ届けられたコンテナには、たくさんのサンプルがゴロッと入っていました。 「はやぶさ2」の帰還と同じころ、中国の「嫦娥5号」も画期的な成果をあげました。月面で深さ1mまでのサンプルを採取し、地球へ届けることに成功したのです。月探査の歴史と嫦娥計画の全貌にクローズアップ。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・2020年12月14日皆既日食 南米・チリで追いかけた月の影 ・星空に手が届く島 伊豆諸島の神津島が星空保護区に認定 ・木星土星大接近で「星空視力」プロジェクト ・エーゲ海の風 モンスターたちの受難 ・マユコのラボ訪問 惑星の理論研究最前線
  • 月刊星ナビ 2021年2月号
    960円 (税込)
    月刊「星ナビ」2021年2月号は、オリオン座祭り! 冬の夜空で堂々と輝く人気の星座に、天文学、ギリシア神話、天体写真の観点から迫ります。12月6日にカプセルを地球に届けた「はやぶさ2」の続報と再出発にも注目。 表紙は、荒井俊也さんによるオリオン大星雲中心部。鳥が羽ばたく姿に例えられる形の中に、若い星が密集して輝くトラペジウム。鮮やかな色と影で、周辺の複雑な分子雲の構造を見ることができます。 光害の多い都市部の空でもきれいな天体写真を撮りたい! 「ステラショット」を使った多段階露光撮影と、新バージョンが発売となった天体画像処理ソフト「ステライメージ9」でM42オリオン大星雲に挑戦します。 連載「エーゲ海の風」、今回の主役はオリオン座。明るい星が多く、星座の代表ともいえる人気のオリオン座ですが、星座神話はパッとしないものが多いのはなぜでしょうか。 2020年秋に発売されたソニーのα7Sシリーズ最新機種「α7SIII」。高感度撮影に特化したラインナップの最新機種ということで、星景撮影ユーザー視点で天体写真特性をレポート。 みごと小惑星リュウグウのサンプルを採取し、地球へ届けた「はやぶさ2」。「たまてばこ」の中身はお宝ザクザクでした。分離から回収、搬送、初期分析について解説するとともに、「はやぶさ2」の新たなる旅を紹介します。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・注目の天文現象 2月19日夕刻「月面X」に注目 ・天体撮影趣味人が描く天文青春小説『星になりたかった君と』 ・マユコのラボ訪問 シミュレーション天文学で銀河を作る ・57年の歴史に幕 アレシボ天文台の電波受信機が崩落 ・火星探査機マンガルヤーンを描いたインド映画「ミッション・マンガル」
  • 月刊星ナビ 2021年1月号
    1,200円 (税込)
    月刊「星ナビ」2021年1月号は、恒例の「星空ハンドブック」付き。ハイライト現象の紹介や、惑星の観望チャンスがひと目でわかる出没グラフ、12か月分の星図とカレンダーで、1年の観測プランに役立ちます。 表紙は、12月6日にカプセル再突入が予定されている小惑星探査機「はやぶさ2」の地球帰還イメージ。記事では帰還に向けた最終誘導やカプセルの着地・捜索について解説しています。 年末の楽しみといえば、条件最高の「ふたご座流星群」と「木星・土星の超大接近」です。どうやって見るか、どう撮るか、決まりましたか? 大幅ページ増の「注目の天文現象」で予習はバッチリ。流星群観測キャンペーン情報もあります。 特集は「星のゆく年くる年」。2020年は、天文業界も天文趣味もコロナ禍と無縁ではいられませんでした。さまざまなテーマごとに1年を振り返り、2021年に踏み出しましょう。 天体写真専用の画像処理ソフトウェア「ステライメージ」が約4年ぶりにバージョンアップ。12月21日に「9」が発売されます。処理高速化の実現や、自動処理モードの強化、「セルフフラット補正」などの新機能をご案内。 暗くて直接観測が難しい小惑星も、恒星の前を通り過ぎるときの減光を複数地点で記録することで、その形を浮かび上がらせることができます。アマチュア天文学の醍醐味を味わえる現象の成果と予報を解説しています。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・マユコのラボ訪問 宇宙工学を学んで宇宙飛行士をめざす ・宇宙をとじこめた自分だけのガラスアクセサリーづくり ・シゴセンジャーとブラック星博士がラッピング電車に! ・追悼 イシツカ・ホセさん、中村純二さん
  • 月刊星ナビ 2020年12月号
    1,200円 (税込)
    月刊「星ナビ」は2020年12月号で創刊20周年を迎えます。読者の皆様への感謝を込めて、特別企画第2弾として総計60名様に当たるスペシャルプレゼントを実施します。ふるってご応募ください。各連載も20周年をテーマにお送りします。 表紙のイラストは、創刊号の表紙を飾ったKAGAYAさんの「星空ナビゲイション」リメイク版です。また、付録として毎年12月号恒例の「星空カレンダー」もお届けします。 特集では「はやぶさ2」の6年間の航跡をまとめました。地球へサンプルの入ったカプセルを届けた後の新たな旅路も紹介しています。しっかり予習して、12月6日の帰還を迎えましょう。 「機材セレクション」に、Unistellar社が提供する注目の電視観望専用望遠鏡「eVscope」が登場。スマホ世代の観望スタイルにフィットする、口径11.4cm・焦点距離450mmのスマートなニュートン反射望遠鏡のレビューです。 「古代インドの宇宙観」を考察する記事では、図鑑などでも目にする「象と亀と蛇が支える大地」の真偽と、誤った宇宙観が作られて広まってしまった背景を解説します。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・12月21日 夕方の西の空で木星と土星が超大接近 ・“仮説”から“実在”へ ブラックホール研究にノーベル賞 ・リアル&電視 星空ディスタンスのスターパーティ ・京都市青少年科学センターのプラネタリウムがリニューアル ・マユコのラボ訪問 宇宙生物学最前線 ・20周年記念!星ナビと由女のコラボラインスタンプ
  • 月刊星ナビ 2020年11月号
    1,200円 (税込)
    月刊「星ナビ」は2020年12月号で創刊20周年を迎えます。特別企画第1弾として、11月号では「星空未来カレンダー2021~2040」が付きます。20年間の星空の見どころが「現象ごと」「毎年のカレンダー」でわかる保存版! 特集「星空タイムリープ」では、「星ナビ」が創刊された2000年から現在、現在から2040年までの40年間の星空をいっきに駆け抜けます。過去に見られた印象的な現象、そしてこれから起こる楽しみな現象を広い視点で俯瞰しましょう。 秋の夜空を泳ぐ「うお座」と「みなみのうお座」の合計3匹の魚たち。単に「さかな」とされるこの3匹、いったいどんな魚類なのでしょうか。星座絵に描かれた姿を「生物学的に」読み解き、種類の同定に挑戦。 2月にオーストラリアへ南半球の天体撮影に遠征した3名の現地滞在記。最終回となる第4弾は、ηカリーナ星雲やオメガ星団ほか、撮って楽しい「南天ハイライト」をガイドしています。 撮影時にレンズに装着することで、星を滲ませて、色や存在感を際立たせることのできる「ソフトフィルター」。星がほどよく滲む、星景写真向きのフィルター「ケンコー PRO1D プロソフトン クリア(W)」をレポートしました。 秋の星座でおなじみ、英雄ペルセウスのアンドロメダ姫救出劇。実はそこに天馬ペガススはいなかった? プラネタリウムや星座解説本で語られるギリシア神話を、伝承の資料から検証します。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・R18指定のオトナプラネタリウム ・オホーツク流氷科学センターで大迫力の流氷と星空 ・ステラショットで撮らなきゃ損! ・火星人も夢中!? ホットな火星カレー ・マユコのラボ訪問 小惑星の研究者にインタビュー
  • 月刊星ナビ 2020年10月号
    960円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今年は火星が地球に準大接近します。最も接近する10月6日に向けて、特徴的な模様の観察ポイントやスマホでの撮影テクニックを紹介するとともに、有人ミッションも視野に入れた「火星探査の今」を解説します。 オリンパスのカメラ「OM-D E-M1 MarkIII」が発売されてから半年。星空撮影機能が大幅に進化した「星空オートフォーカス」の搭載が大きな注目を集めています。開発者インタビューほか、星空カメラマンによる充実のレビュー。 2月にオーストラリアへ南半球の天体撮影に遠征した3名の現地滞在記。第3弾は、ほ座に広がる超新星残骸「ガム星雲」への挑戦と、トラブル頻発の日々、その対処法をレポートします。 日本で特に盛んなアマチュアによる天文学の発展に大きく貢献したのが、1920年創立の「東亜天文学会」です。創立の経緯から立役者・山本一清の理念、会誌『天界』の誕生など、国際的に活躍する人々を育てた100年の歩みにスポットを当てます。 大学院で天文学を研究する「マユコ」の突撃企画、最初のインタビューは「銀河考古学」の研究者です。耳慣れない言葉ですが、どんな研究なのでしょうか。目的から観測の手法、その分野をめざした理由などをお話していただきました。 「都会の星雲・星団撮影」にチャレンジする「ステラショットで撮らなきゃ損!」では、第4回に続いて画像処理のポイントを解説します。ダーク画像やコンポジットで作品はこんなに変わってくるんです! ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・2個めの習志野隕石発見。すすめ!隕石捜索隊 ・星と石を愛した人・宮沢賢治を読む ・沼津の住宅街で夜空を見上げる「酒屋付き天文台」 ・ネオワイズ彗星祭り!星ナビギャラリー
  • 月刊星ナビ 2020年9月号
    960円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 予想外に明るくなったネオワイズ彗星は、北半球ではヘール・ボップ彗星以来23年ぶりとなる大彗星の到来でしたが、日本列島は梅雨真っ只中。多くの人が晴れ間を探してさまよったお騒がせ彗星の1か月です。 7月2日未明、宇宙からの物体が強烈な光を放ちながら関東地方へ飛来しました。大火球、轟音、そして隕石発見。動画データから経路が解析され、落下地点や母天体の軌道まで予想された経過を詳しく解説します。 探査機ジュノーは、2016年7月に木星周回軌道に到達し、4年にわたって誰も見たことのない木星の姿をわれわれに届けてくれました。ユニークなミッションと成果、そして木星探査の未来を案内します。 星空へのこだわりが感じられる、精密な描写が見どころの漫画『星狩りの夜』。作者であるささきさとこさんに、作品への思いや、エピソードが生まれるきっかけ、すてきなグッズの製作についてなどを語っていただきました。 新連載「マユコの星ナビCh 突撃!ラボ訪問」が始まりました! 天文系大学院生YouTuberが、さまざまな分野の研究者にインタビューします。初回は自己紹介から。系外惑星の研究をしながら気になっていることとは? 「都会の星雲・星団撮影」にチャレンジする「ステラショットで撮らなきゃ損!」。連載4回目は、撮影した写真を「作品」に仕上げるために「ステライメージ8」を使ったレタッチの勉強に入ります。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・進化する虎ノ門にプラネタリウム誕生「港区立みなと科学館」 ・月の女神アルテミスのバックグラウンドに迫る ・キャンプ×テント×プラネタリウム!? ・9月25日の宵空で土星と木星に月が接近 ・花山天文台 将来計画のためのクラウドファンディング
  • 月刊星ナビ 2020年8月号
    1,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 木星と土星が相次いで見ごろとなっています。赤い大渦「大赤斑」や双眼鏡でも見える4大衛星で人気の木星。美しい環が魅力の土星。夜更けには、10月に地球に最接近する火星も昇ってきます。「夏の星空案内2020」で、惑星ざんまいの夏を過ごしましょう。 木星の写真を見ると、赤い目玉のような「大赤斑」が目につきます。色や大きさが絶えず変化してきた大赤斑の歴史や、惑星探査機による観測によって見えてきた深部構造、その誕生と終焉を考察し、初めて観測されてから350年以上にもなる不思議なスポットの謎に迫ります。 ディープな撮影派3名による、オーストラリアの南天星空旅行記第2弾では、旅の実際を座談会形式で紹介。海外遠征が可能になったら参考にしたいノウハウが満載です。 6月号の前編に続いて、「またたく宇宙をつかまえる」後編をお届け。感度や精度の向上で「動的な宇宙」を比較的安価な機材でとらえられるようになり、おもしろくなってきているアマチュア天文学の可能性を考えます。 星の和名をたずねて全国に足を運び、調査を続けてきた北尾浩一さん。集大成ともいえる『日本の星名事典』を出版後も、まだ知らぬ星の名を求め、各地を回っています。42年にも及ぶその旅路を辿りました。 ステラショットで「都会の星雲・星団撮影」にチャレンジする「ステラショットで撮らなきゃ損!」。連載3回目はいよいよ撮影スタートです。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・6月21日 台湾で金環&日本全国で部分日食 ・民間宇宙船「クルードラゴン」 アメリカが9年ぶりの有人飛行 ・小惑星に姿を変えた神話の太陽ボーイズ ・小惑星パティエンティアによる恒星食 ・宙ガチャでビクセンの大口径望遠鏡ゲットだぜ!
  • 月刊星ナビ 2020年7月号
    960円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 5月末時点で緊急事態宣言は解除されましたが、遠征や連れ立っての観望は難しい状況です。そこで、自宅や近所で星空を楽しむ「おうちで天文」の提案です。ベランダや庭、ご近所で夜空を見上げたり撮ったり、オンライン観望会に参加したりして、今を過ごしていきましょう。 6月21日夏至の日は、アフリカからインド、中国、台湾を通る金環日食です。そしてそれに伴う部分日食が、日本全国で見られます。全国各地での見え方や起こる時間、そして安全な観察方法とおすすめの撮影テクニックをご案内。 ディープな撮影派3名による、オーストラリアの南天星空旅行記。第1回は、3名それぞれの撮影戦略と準備、渡航用のパッキングノウハウを語ります。 ステラショットで「都会の星雲・星団撮影」にチャレンジする2回目。機材の組み立てから、難関のピント合わせに挑戦しました。 今年の6月10日は「時の記念日」が誕生してからちょうど100年です。「1秒」に注目しながら、「時」と天文学の100年の関係を紹介します。 90年の歴史をもつ京都大学花山天文台が、閉鎖の危機を乗り越えて存続されることになりました。多くのアマチュアを育てた聖地がめざす“夢”を描きます。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・天文VTuber「宇宙物理たんbot」がクラウドファンディング開始 ・小惑星パリスによる恒星食と6月の注目食現象 ・新型コロナウイルスと天文普及
  • 月刊星ナビ 2020年6月号
    960円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 3月に急増光し、大彗星になるのではと期待されていたアトラス彗星ですが、4月に入ると陰りが見え始め、ついには彗星核が分裂してしまいました。分裂はなぜ起こったのか? そして本当に大彗星の可能性はなくなったのか? 迷走を重ねた彗星の動向を解説します。 天文学の観測プロジェクトと聞くと大規模な装置を使うイメージがありますが、アマチュアでも揃えられる機材で、大口径望遠鏡に匹敵する成果を出した研究者がいます。太陽系外縁部にあるキロメートルサイズの小さな天体検出に成功したアイデアとは。 スコープテックから新発売となった片持ちフォーク式経緯台「ZERO」。口径8~10cmクラスの鏡筒を搭載し、高倍率の惑星観測でも実用になる架台を安価で実現しました。スルリと動いてピタリと止まる、剛性に優れたシステム経緯台のレポートです。 ステラショットで「都会の星雲・星団撮影」にチャレンジ。遠征するのはハードルが高いけれど、お家で撮れるなら気軽に始められます。空の明るい東京で、オリオン大星雲の撮影に挑戦しましょう。 6月10日は「時の記念日」。その誕生は、1920年に開催され、大成功を収めた「時」がテーマの展覧会までさかのぼります。今から100年前、東京が「響きの都」となったできごとを振り返りました。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・「みおを、みおくろう!」水星探査機ベピコロンボ、地球スイングバイ ・「宇宙で働く」第3回 天文学者になろう ・日食カウントダウン 6月21日金環日食まであと1か月 ・天文台マダムがVERAプロジェクトの危機を解説!
  • 月刊星ナビ 2020年5月号
    960円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「バックラッシュが極めて少ない」「バランスウェイトなしの運用が可能」などのメリットで「波動歯車装置」を採用した赤道儀が注目されています。しくみから活用事例、各社の製品動向を網羅する大特集。望遠鏡架台の新しい技術潮流を追いかけました。 天体撮影ソフト「ステラショット」がこの春メジャーバージョンアップ。使いやすさをさらに追求し、星雲・星団撮影のすべてのステップにかかわる機能が大幅にブラッシュアップされました。新しいインターフェイス、別売オプションのGearBoxを使ったワイヤレス制御などを解説します。 昨年末にハワイで発見されたアトラス彗星(C/2019 Y4)が明るくなってきています。1844年に2等級になった彗星(C/1844 Y1)と同じ軌道を動いており、「大彗星の再来なるか」と期待されているアトラス彗星の予想光度はいかに? 4月から5月にかけて、夕方の空で観察してみましょう。 星図の中の生き物たちは制作者などによってさまざまな形で描かれています。その中の「かに座」を今回はクローズアップしました。果たしてかに座のモチーフとなるカニは存在するのでしょうか? 海洋生物学の視点から「かに座の蟹」の正体に迫ります。 2か月後に迫った6月21日の金環日食。アフリカからインド、中国を経て台湾へとユーラシア大陸を横断する金環食帯の中から、おすすめの観測地を案内。細い金環となる理由も併せて解説しています。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・「誌上CP+」で新製品をバーチャルレポート ・鹿島 34m&11mパラボラアンテナが今年解体へ ・エーゲ海の風 輝けるハイスペック男神アポロン ・「宇宙で働く」第2回 プラネタリウム解説者
  • 月刊星ナビ 2020年4月号
    960円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 春は銀河の観望・観測のチャンス。特集「ときめく銀河図鑑」では天文学の視点からさまざまな銀河を形と色で分類し、その進化を問い直します。「美しい」だけではない銀河の魅力にときめきましょう。 「宇宙・天文関係の仕事をしたい」と考えている人を応援する連載「宇宙で働く」がスタート。第1回は、宇宙開発の最前線で活躍する若手に「やりたい仕事の見つけ方」や「今の仕事をめざした理由」などリアルな経験を語ってもらいました。 6月21日の台湾金環日食。遠征におすすめなのが、金環食帯の中心線が通る南部の都市・嘉義です。夏至の日の正午に太陽が真上にやってくる「北回帰線」上に位置する都市でもある嘉義の見どころや、台湾の歴史を紹介します。 デジタルカメラや、赤道儀、オートガイダーを統合制御し、スマートな星雲・星団撮影を実現する「ステラショット」が「2」にパワーアップ。極限まで省力化、使いやすさを追求して、さらに洗練されたソフトになりました。 新発売となったオリンパスの「OM-D E-M1 MarkIII」に、星に特化したオートフォーカス機能「星空AF」が搭載されました。ボタンのひと押しで確実にピントを合わせてくれる、「星空撮影の革命」ともいえる機能を試します。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・赤外線で見通す宇宙 TAO望遠鏡の2つの眼 ・日本初の人工衛星「おおすみ」打ち上げから50年 ・つくばエキスポセンター デジタルプラネ一新で広がる表現 ・本年最高条件の恒星食 小惑星パリスが8等星を隠す ・4月初旬、プレアデス星団に金星がニアミス
  • 月刊星ナビ 2020年3月号
    960円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 短時間露出+小口径望遠鏡でも驚異的な姿や色彩でナマの星雲や銀河が観られる「電視観望」が、観望会の新しい形として、また手軽なベランダ観望の方法としても注目されています。電視観望のおもしろさとノウハウを解説しました。 携帯性に特化したコンパクト赤道儀としてロングセラーとなったビクセンの「星空雲台ポラリエ」。その後継機「ポラリエU」が発売されました。星空写真からタイムラプス撮影まで多目的な用途に対応した「ポラリエU」の魅力をお伝えします。 2019年に創立100年を迎えた国際天文学連合(IAU)では、天文学における「ダイバーシティ」と「インクルージョン」の推進に着手しています。さまざまな垣根を越えて「あらゆる人のための天文学」を掲げる活動にクローズアップ。 中世の面影を色濃く残すチェコのプラハは、古くから、そして今なお天文学をはじめとしたさまざまな学問、芸術を育む学術都市です。美しい街並みのあちこちに残る天文学者や物理学者の足跡をたどりました。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・TVアニメ「恋する小惑星」星空&機材描写へのこだわり ・世界騒然!? 赤色超巨星ベテルギウス減光の理由 ・2019年12月 好天に恵まれた中東-グアム金環 ・新天体捜索家 椛島冨士夫さんが引退宣言 ・今シーズン最後のヒヤデス星団食 ・明け方の空の3惑星に月が接近 ・東方最大離角の金星を見よう
  • 月刊星ナビ 2020年2月号
    960円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 キヤノン初の天体撮影用モデルEOS 20Daが発売されてから15年、8年前のEOS 60Daに次いで3代目となるアストロモデルEOS Raが発売されました。フルサイズ3030万画素のイメージセンサーを採用したミラーレス機の天体写真適性に迫ります。 三脚に固定して撮影した星空と地上風景とを別々にコンポジットしてくれるというフリーソフト「Sequator」を紹介します。日周運動で動いていく星空の移動と歪みを補正しながらコンポジットし、地上風景と合成することができます。 TVアニメがスタートした『恋する小惑星(アステロイド)』の原作者は元地学部員! 天文×地学の異色マンガの原点と、作品へのこだわりや制作秘話を伺いました。 「星の都の物語」ではモスクワを訪ね、米ソの宇宙開発競争の遺産をめぐります。意外なところにあるガガーリンの墓や、郊外の一大“宇宙博物館公園”で、ソ連・ロシアの宇宙開発の歴史に触れてみましょう。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・2月1日に好条件! 宵の空で「月面X」を見よう ・白い大陸の黒い石 南極の「やまと隕石」発見から50年 ・月惑星研究会が創立60年 観測継続の原動力 ・小惑星による恒星食 2020年のハイライト
  • 月刊星ナビ 2020年1月号
    1,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 特別付録「星空ハンドブック2020」は、2020年の天文現象を俯瞰できるすぐれもの。ひと月ごとに見開きになっていて、月齢や宵空に見える星座、月と明るい天体の接近、流星群の極大などがわかります。 特集は1年間を振り返り、新しい年を迎える「星のゆく年くる年」。天文現象、天文学・宇宙開発、機材、プラネタリウムといったさまざまなテーマで2019年を思い出し、2020年のおすすめ現象にときめきましょう。 人気連載「エーゲ海の風」は、ギリシャの至宝パルテノン彫刻群の数奇な運命をたどります。国外へ持ち去られた経緯やその後の動きを知ることで、ギリシア神話を取り巻く世界への興味がさらにかきたてられます。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・放送間近!アニメ「恋する小惑星」の星空描写へのこだわり ・銀河を見比べて天文学に挑戦「ギャラクシークルーズ」始まる ・オリンパス コラボ企画「手持ち星景で見えてくる新しい地平」 ・アマチュア天文ファン注目の恒星間彗星ボリソフが12月に接近 ・12月26日部分日食の全国での見え方と観察方法 ・年明け1月は、しぶんぎ座流星群と半影月食を見よう
  • 月刊星ナビ 2019年12月号
    1,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 太陽系の外からやってきた天体が急速に接近中! アマチュアでも観測できる明るさになると予想される「ボリソフ彗星」を天文学・観測・シミュレーションの視点から解説し、12月の地球最接近に備えましょう。 長野の木曽観測所で本格稼働が始まった新しい観測システム「トモエゴゼン」。一晩で空の広い範囲を動画で撮影することで、これまでにない時間分解能で刻々と変化する宇宙の姿をとらえます。このプロジェクトを率いる研究者に意気込みをたずねました。 天体望遠鏡や赤道儀、各種アクセサリなどの製品で知られる総合光学機器メーカー・ビクセンが、創業から70年を迎えました。天文趣味の世界を支えてきたこの企業の70年を、貴重な資料やエピソードとともに振り返ります。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・星撮りミラーレスの進化形 オリンパス OM-D E-M5 MarkIII ・芸術家を魅了する女神アフロディーテのヌード ・ノーベル物理学賞 宇宙観を変えた「系外惑星」と「宇宙論」 ・重力波観測にKAGRA参戦! 飛騨の地下から挑む見えない宇宙 ・九州の天文熱! 大観望会「星宴2019」が開催 ・11月14日 小惑星によっておうし座の要の星γが隠される ・12月14日/15日 ふたご座流星群が極大 ・12月26日 全国で部分日食が観測できる
  • 月刊星ナビ 2019年11月号
    1,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 好評の「世界の星絶景」特集第6弾。今回は、地球の裂け目アイスランドで見上げたオーロラ、モロッコの青い街シャウエン、遥かなるアンコールワットの星、そして地球に満ちる命とともに見上げる夜空を案内します。 「チャレンジ星景写真」では、月や太陽と、飛行機のコラボレーションをとらえた作品を紹介します。一瞬で通り過ぎていく飛行機と天体を同時にとらえるには、事前のシミュレーションとロケハンが重要になってきます。マッハの邂逅に挑戦してみませんか。 天体写真の分野でもよく目にするけれども、あまり詳しく紹介されてこなかった「RAW現像」の実際について解説します。RAWデータとは何か、どんなメリットがあり、何のソフトを使うのかなどを、特に星景写真撮影の視点から数回にわたって紹介します。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・小惑星ファエトンを追いかけて函館へ DESTINY+チームの挑戦 ・中判ミラーレスの実力 富士フイルムGFX100 ・山梨県立科学館「スペースシアター」で映像美を生み出す新システム ・500m級ドームにも対応 大平技研の新型プラネ「GIGANIUM」 ・CFでバージョンアップ!高専生が本格レンズ式プラネタリウム ・ヒヤデス星団に注目 3.8等おうし座γ星を小惑星が隠す ・「ステライメージ8」でセルフフラット補正
  • 月刊星ナビ 2019年10月号
    957円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 天文マニアから厚い信頼を得ている望遠鏡メーカー「タカハシ」は、時代のニーズに応えてさまざまな屈折望遠鏡を送り出してきました。「どれを買えばいいかわからない」と迷っているユーザー必見、一見複雑な製品群を特長ごとにわかりやすく解説します。 ハワイ・マウナケア山頂に建つ「すばる望遠鏡」が、1999年のファーストライトから20年を迎えました。画期的な技術で大きな成果をあげてきたすばる望遠鏡の歴史と天文学への貢献を振り返り、天文学の将来を見据えて進化し続ける姿を紹介します。 「Deepな天体写真」は、「都会で星雲を撮る 3」。最終回ということで、撮影した画像から星雲を浮かび上がらせる手順に入ります。多くのスタッキング・画像処理ソフトの中からおすすめのソフトと、実際の処理手順を説明しました。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・12月26日 アラビア半島で日の出金環、グアム島で日没金環 ・タッチダウンを成功させた「はやぶさ2」、リュウグウ離脱に向けて ・バーチャルYouTuber「宇宙物理たんbot」が天文教育研究会デビュー ・木星に異変?「大赤斑フレーク」発生で巨大渦が縮小 ・サラリーマンによる趣味の宇宙開発「リーマンサットプロジェクト」 ・ぞくぞく開催 秋の「星まつり」情報
  • 月刊星ナビ 2019年9月号
    1,222円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 毎日の生活に欠かすことのできないスマホは天文でも大活躍。2018年12月号では野外での天体撮影や観望に役立つスマホアプリを紹介しました。今回は室内で「見て楽しめる」天文・宇宙系アプリを紹介します。アプリで「手のひらの上の宇宙」を楽しんでみませんか。 7月28日、国際天文学連合(IAU)が発足から100年を迎えます。IAUといえば、世界の天文学者たちが参加していますが、実はどんな組織で何をしているのかあまり知られていません。そこで、100周年を機にIAUについて詳しく紹介します。 特別付録は「夏から秋の星空と星まつり」です。夏恒例のペルセウス座流星群や秋のお月見(十五夜)などの楽しみ方を紹介します。天文カレンダーに、各地で行われる星まつりのスケジュールも詳しく掲載していますので、お出かけ計画を立てるのに便利です。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・2つ目の玉手箱を乗せて「はやぶさ2」第2回タッチダウン成功 ・Deepな天体写真 都会で星雲を撮る ・アンデスに輝くコロナ 2019年7月2日 南米皆既日食レポート ・女子高生×地学部の日常 TVアニメ「恋する小惑星」放送決定 ・渋谷のプラネタリウムで星空ウェディング挙式 ・ふたご座流星群の母天体「ファエトン」による恒星食 ・魅力的な名前を募集中! 系外惑星命名キャンペーン
  • 月刊星ナビ 2019年8月号
    1,008円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 7月21日(日本時間)は人類の月面着陸から50年です。アポロ計画は米ソ冷戦という国家間の対立によって生み出されたものですが、一方で科学、とりわけ惑星科学に「大きな一歩」をもたらした計画でもありました。この節目の日を迎えるにあたって、アポロがもたらしたサイエンスを振り返ります。 宇宙飛行士たちによって持ち帰られた月の石の分析や、月面に設置された地震計などのデータから、内部構造やクレーターの成因などの「現在の月」だけでなく、誕生の筋書きや年代史といった「過去の月」までもが見えてきました。月探査計画について解説するとともに、それらに貢献した情熱的な地質学者のドラマを紹介しています。 特別付録は「アポロ計画クライマックス」と「月面マップ」のポスターです。地名やクレーター名を記した月面の詳細な地図を眺めれば、気分はムーンウォーカー。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・星空スッキリ! ケンコー「スターリーナイト」フィルターで光害色を整える ・「はやぶさ2」ミッションレポート 人工クレーター近くへの2回目のタッチダウン ・「トモエゴゼン」が射抜く新天体 105cm木曽シュミットのリニューアル ・夜空を覆う光の網 スターリンク衛星は天文学の脅威となるか ・illyが想いを込めて星空を歌うニューアルバム「One small step」 ・月面着陸から50年! 関連グッズやイベントをチェック ・7月17日 冥王星による恒星食 沖縄などで食、西日本で接食の可能性
  • 月刊星ナビ 2019年7月号
    1,222円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1969年7月21日(日本時間)、アポロ11号のアームストロング船長が月に降り立ちました。あれから50年。多くの人はそのことを歴史のひとコマとして理解するようになってきています。しかし「アポロ計画」は人類が行ったプロジェクトの中でも特筆に値するものでした。人が月に行き、安全に帰ってくるためには、ひとつひとつ技術を積み重ねる必要がありました。 アポロ11号月面着陸50年記念企画「アポロ計画全記録」では、いま一度アポロ計画を振り返り、人類が半世紀前、何を成し遂げたのかを詳細にまとめました。折しもいま、再び人類は月を目指そうとしています。アポロ計画を振り返ることは、人類が次の時代、何を目指すべきなのかを知る手がかりになるはずです。 連載の「エーゲ海の風」の今回の主人公は、ギリシア神話の英雄たちを育てた賢人ケイローンです。ケイローンは下半身が馬で上半身が人間の姿をしていて、いて座のモデルとされています。なぜケイローンは半人半馬の姿をしているのでしょうか。また、どうやってヘラクレスやアスクレピオス、イアソンを育てたのでしょうか。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・「はやぶさ2」ミッションレポート 人工クレーター発見! 第2回着陸はどこに? ・東アジア最大の口径3.8m 岡山で産声をあげた「せいめい」 ・五藤光学「オルフェウス」と、「ステラドームプロ」の初コラボ ・公開天文台のさらなる発展を目指す「台長会議」開催 ・illyが歌う宇宙 星空シリーズアルバム始めました
  • 月刊星ナビ 2019年6月号
    957円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 4月10日、イベント・ホライズン・テレスコープ(Event Horizon Telescope)チームによって、世界6か国で同時に「ブラックホールシャドウ撮影成功」が発表され、まさに「平成」最後の大ニュースとなりました。「平成」の30年間は、じつにさまざまな天文学上の発見や記憶に残る天文現象が起こりました。SL9木星衝突、ヘール・ボップすい星、百武彗星、しし座流星雨、イトカワに着陸した「はやぶさ」、冥王星に初めて探査機が到達、ヒッグス粒子の発見、重力波の検出などです。新年号「令和」の始まりに際し、天文世界でも「平成」の30年を振り返ります。 「Deepな天体写真」コーナーでは、4回シリーズの「都会で星雲を撮る」が始まります。都会で天体写真が撮れないのは、光害で夜空が明るいからです。しかし、特定の波長を選択的に透過させるフィルターを用いれば、星雲の発する輝線だけを捉えることができます。 連載の「エーゲ海の風」の今回の主人公は、ギリシア神話最大最強の英雄ヘルクレスです。ヘルクレスは、多くの彫像やレリーフが残されるなど人気も高く、古代ギリシア全土で愛されました。なぜヘルクレスの活躍はこれほど広範囲にわたっていて、各地で親しまれているのでしょうか。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・野辺山から「すばる」「ALMA」「IAU」まで世界を牽引した海部宣男さんへの献花 ・和歌山市立こども科学館で「コスモリープΣ×ステラドームプロ」 ・7月2日「チリ・アルゼンチン皆既日食」最終案内 ・5年ぶりのアップグレードで宇宙を再発見「ステラナビゲータ11」 ・「はやぶさ2」ミッションレポート リュウグウに穿った人工クレーター
  • 月刊星ナビ 2019年5月号
    957円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「宇宙から星を見てみたい」「夜の地球に降り注ぐオーロラの光を見たい」 天文ファンなら誰もがそんな夢を持っています。その夢を実現した元天文少年が、JAXAの油井亀美也宇宙飛行士です。油井さんが国際宇宙ステーション(ISS)に滞在したのは2015年7月23日から12月11日までの142日間です。その間、ISSから星を眺め、写真を撮って自身のツイッターなどで宇宙の素晴らしさを発信してきました。 特集「宇宙の星」では、油井亀美也宇宙飛行士にインタビューを行ない、宇宙から見た星の写真と宇宙ミッション、将来の夢について語ってもらいました。 「小型鏡筒でダウンサイジング」では、口径50~60mmの小型望遠鏡を写真レンズ代わりに使って身軽に天体写真を撮る方法を紹介します。ビクセンFL55SSと、ウィリアムオプティクスRedCat51を取り上げました。 連載の「エーゲ海の風」は、今回、最高神ゼウスに迫ります。ゼウスはギリシア神話のトップに君臨する全知全能の神ですが、妻ヘラの目を盗んでは、多くの女性と関係を持ちます。なぜゼウスはこうも好色なのか? じつは、古代ギリシア都市国家の形成にその秘密があるのです。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・人工クレーター形成に挑む「はやぶさ2」 ・デジカメの大判化をミラーレス化が加速 CP+レポート ・8年の眠りから目覚めた望遠鏡が活躍する群馬の「くらぶちこども天文台」 ・あこがれのコンソールで星空解説「大学生プラネタリウム」 ・ワーダー博士がご案内「スターカードゲームで遊ぼう」
  • 月刊星ナビ 2019年4月号
    957円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2月22日午前7時48分、小惑星探査機「はやぶさ2」がリュウグウへの着陸に成功しました。岩石のサンプルを回収するための弾丸の発射も確認され、「完璧な成功」を成し遂げました。運用チームの一番長い日を振り返ります。 特集は星を滲ませる効果を持つ「ソフトフィルター」を使って星景写真を撮影するテクニックを紹介します。近年は星景写真専用のソフトフィルターも開発されるほど大きな注目が集まっています。ますます選択の幅が広がっているソフトフィルターの中から、星景写真撮影に最適な滲みを持つ1枚がどれなのかを考えていきます。 Deepな天体写真「ラッキーイメージング」の最終回となる今回は、CMOSカメラで大切になるゲインとオフセットの設定や、デジタルカメラのカラー画像を使ったLRGB合成によるカラー化について説明します。 「エーゲ海の風」は、古代ギリシアの詩人ホメロスとヘシオドスの続編です。ホメロスとヘシオドスの作とされる詩は、世界最古の文学作品です。これらの作品に記されている星座はほとんどが現存する星座でもあります。作品の中でどのように描かれているのか? どのように解釈されるのか? 前編で紹介した星座をより詳しく見ていくとともに、トロイア戦争と関連する考古学の逸話をたどります。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・4月9日 宵の西の空でおうし座のヒヤデス星団が月に隠される ・「惑わない星」のマンガ家 石川雅之さんがISASの研究者とコラボ ・3・11を忘れない 星空の鎮魂歌「星よりも、遠くへ」 ・人工流星がカギとなる天文部青春小説「流星コーリング」 ・双眼鏡マニア垂涎! 明石へ「中島コレクション」を見に行こう
  • 月刊星ナビ 2019年3月号
    957円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 小惑星探査機「はやぶさ2」は、しばらく地球から見て太陽の反対側に位置していて、活動を休止していましたが、2018年12月29日にリュウグウ上空20kmのホームポジションに帰ってきました。いよいよリュウグウ着陸(タッチダウン)が行われます。1月初めの記者説明会で、第1回の着陸運用が2月18日開始と発表されました。「はやぶさ2」ミッションレポート特別編では、着陸の手順のほか、以降のミッション全体についてまとめました。 Deepな天体写真「ラッキーイメージング」の2回目は、実際の撮影の手順と、良像を選別してコンポジットする方法について解説します。数秒という短い露出時間で1,000コマ以上撮影し、星がシャープな画像だけを選別してコンポジットすることで、高い解像度を得ることができます。 連載再開「エーゲ海の風」の6回目は、古代ギリシアの詩人ホメロスとヘシオドスを紹介します。ホメロスによる『イリアス』『オデュッセイア』と、ヘシオドスによる『神統記』『仕事と日々』は、後代に続く文学作品や絵画・彫刻・演劇などの芸術作品にも影響を与えました。また、それらの叙事詩には早くも現代に通じる星座が記されていて、古代の星空について私たちの想像を掻き立ててくれます。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・「有楽町の星空で遭いましょう」コニカミノルタプラネタリアTOKYOオープン ・アームストロング船長の半生を描く映画『ファースト・マン』 ・太陽系外縁の探査に壮大な一歩 ニューホライズンズ“最果ての地”へ ・7月2日、南米皆既日食の観測候補地と気象条件 ・しし座を駆け抜ける岩本彗星
  • 月刊星ナビ 2019年2月号
    957円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 デジタルカメラの高感度化によって15秒ぐらいの短い露出でも星が写るようになったことから、星を見に出かけた仲間たちと、「星空記念写真」を撮ることができるようになりました。星を見上げていたり、カメラを構えている友人、そして星仲間との思い出を残すためにカメラの前でしばし動きを止めてみましょう。 天体写真話題では3回シリーズで「ラッキーイメージング」を取り上げます。「ラッキーイメージング」とは、数秒露光といった短い露出で何百枚も連写して、その中からシャープに写ったカットだけを選んでコンポジットしようという手法です。月や惑星の撮影ではおなじみの手法ですが、星雲や星団の撮影にも応用されるようになってきました。 「星の都の物語」は、ドイツ後編です。ドイツには宇宙と人をつなぐものが二つ生まれました。ひとつは、前編で紹介した「近代ロケットの祖・V2」です。もうひとつが人工の星空を作りだす「プラネタリウム」です。1923年、世界で初めてプラネタリウムを作ったツァイスの本拠地イエナを訪ねます。 2019年はアポロ11号の月面着陸から50年にあたります。そこで、CMOSカメラの動画スタッキングで捉えた高解像度画像を使って、月面名所巡りを始めることにしました。新連載「月ナビファイル」第1回は「コペルニクスクレーターとその2次クレーター」を紹介します。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・三鷹の地で天体捜索を語る「第2回新天体捜索者会議」レポート ・クラウドファンディングで実現した岡部隕石落下記念碑と60周年記念講演会 ・「マックホルツ・藤川・岩本彗星」の発見者にインタビュー
  • 月刊星ナビ 2019年1月号
    1,181円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「火星大接近」や「はやぶさ2」の小惑星リュウグウ到着など話題の多かった2018年も暮れようとしています。その「ゆく年=2018年」を「天文現象」「天文学・惑星探査」「天文機材」「天文普及」という4カテゴリーに分けて振り返ります。 2018年12月にも、注目の天文現象があります。3等級まで明るくなると予想されている「46P/ウィルタネン彗星」が、おうし座のヒヤデス星団とプレアデス星団(すばる)の間を通過し、12月23日にはぎょしゃ座の1等星カペラに接近します。また、日本人もその名称に名を連ねた「C/2018 V1 マックホルツ・藤川・岩本彗星」が、夕方の西の空低くに見えています。 そして、「くる年=2019年」に起こる天文現象を豊富な星図で解説するとともに、カレンダー形式の「星空ハンドブック2019」で1年を概観します。 その2019年、年明け早々の1月6日には、太陽が月に隠される部分日食を日本全国で見ることができます。北の地方ほど食分が大きく、北海道では太陽の直径の5割ほど、関東は4割、九州で3割ほどです。部分日食の観測や撮影は、専用の日食グラスやNDフィルターが必要です。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・夜中に隕石がドーン! 太陽系周遊の終着駅は民家の屋根 ・シュミットがサイトロンの望遠鏡ショールームに合流 ・星ナビ×オリンパス星空写真コンテスト作品募集開始 ・美ヶ原星景写真セミナーで試すタムロンの広角ズームレンズ ・続々見つかる月面アルファベット「月面K」も発見 ・印刷がもたらした改革-新しい視点で感じる天文学
  • 月刊星ナビ 2018年12月号
    1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 スマートフォンは、天体観測でも大活躍します。日没時刻や月齢などのカレンダーアプリ、星座の見つけ方を教えてくれる星図アプリに、天体望遠鏡を制御するアプリもあります。特集では、そんな「星のスマホアプリ」や天体観測に便利な星ツールを紹介します。 「リュウグウ」に到着した小惑星探査機「はやぶさ2」は、降下リハーサルを行ってきましたが、タッチダウンは来年1月に延期となりました。一方、小型探査ローバーは、「ミネルバ」に続いて独・仏が開発した「マスコット」が着陸に成功しました。 さて、12月といえば「ふたご座流星群」です。「ふたご群」は安定して多くの流星を飛ばしますが、そのスペクトルを撮ることができれば、流星体の成分や流星発光のメカニズムに迫ることができます。そこで、スペクトル写真撮影法と流星発光の物理的仕組みを解説します。 もうひとつの12月の見ものは、3等級まで明るくなると予想されている「46P/ウィルタネン彗星」です。12月中旬には、おうし座のヒヤデス星団とプレアデス星団(すばる)の間を通過し、12月23日には1等星のカペラに接近することから、彗星経路と撮影法を解説します。 星の旅を綴る「星の都の物語」。ベルリン国際航空宇宙ショーと近代ロケット発祥の地ペーネミュンデを訪ね、ロケットの歴史を辿ります。兵器として開発されたV2ロケットは、ミサイルの祖となった一方、人類を宇宙へ運ぶ乗り物へと発展していきました。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・JAXAと欧州の水星探査機「ベピコロンボ」が打ち上げに成功 ・アイスランドでオーロラとともに見上げたジャコビニ群の突発出現 ・天文学を学べる大学と、学部や大学院で天文を研究する方法
  • 月刊星ナビ 2018年11月号
    1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 JAXAの小惑星探査機「はやぶさ2」が、探査対象の小惑星「リュウグウ」へ到着し、タッチダウンとサンプル採取に向けて、降下リハーサルを試みています。また、本体に先駆けて小型探査ローバー・ミネルバを「リュウグウ」に着陸させることに成功しました。 惑星探査ではより長い歴史と実績を持つのがアメリカのNASA。この10月1日に設立60周年を迎えることから、「アポロ計画」、ボイジャーなどの「惑星探査」、「スペースシャトル」、「国際宇宙ステーション」、そしてハッブル宇宙望遠鏡などの「スペース・テレスコープ」と、5つの視点からその歩みを辿ります。 毎年11月号恒例の「世界の星絶景」特集は、「サハラ砂漠」、「カリフォルニアの星空国道」、「オーストラリアのグレートオーシャンロード」、「中国の麗江とインドのラダックで見た皆既月食」、「ドイツのノイシュヴァンシュタイン城」の世界6地点で見上げた星空と、「夜の水の惑星」をテーマにした星景写真を増ページでたっぷりと紹介します。 「天文学の明治維新」の後編は、明治維新以降に西洋の科学を取り入れながら長足の発展を遂げた、日本の天文学の近代化の足跡を振り返ります。 ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。 ・岡山に東洋一の口径3.8メートルを誇る京都大学の望遠鏡「せいめい」が完成。 ・KAGAYAスタジオのプラネタリウム番組「星の旅‐世界編‐」のナレーションを担当した安元洋貴さんはガチの星景写真ファン。 ・ニューヨークで開催された「NEAF2018」に出展されたマニアックな天文機材。
  • 月刊星ナビ 2018年10月号
    1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「KAGAYAさんのような天体写真を撮りたい」「イラストのような星空の色(=KAGAYAブルー)にしたい」。ファンタスティックな星空写真で大人気のKAGAYAさんの写真への憧憬から、カメラを星空に向けるようになる人も多い。そのKAGAYAさんが、星空撮影の旅に出る動機や撮影スタイル、構図や色について解説します。 「星の旅取材ノート」は、人気連載「KAGAYA通信」のバックナンバーから、全天周映像作品「星の旅-世界編-」の取材のために世界各地へ出向いた撮影行のエピソードをピックアップして再編集したものです。特集と併せて読むことで、KAGAYAさんの天体写真に対する取り組みがより具体的に見えてきます。 ジャコビニ・チンナー彗星が、夜明け前に昇ってくる冬の星座たちの中を通りすぎていく様子にも注目です。ぎょしゃ座の五角形の中を突っ切った後、ふたご座の散開星団M35や、いっかくじゅう座のバラ星雲の近くを通るなど、写真に撮って楽しむには絶好の経路をたどります。 「天文学の明治維新」は、維新150年の今年、開国によって西洋文明がもたらした天文学の進展を取り上げます。江戸期の太陰暦から明治の改暦によって太陽暦が用いられたことが有名ですが、明治7年(1874年)の金星の太陽面通過や、明治20年(1887年)の皆既日食を観測するために、各国の観測隊が日本にやってきたことにも大きな影響を受けたと言われています。
  • 月刊星ナビ 2018年9月号
    1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 天体写真のジャンルのひとつに「星座写真」があります。しかし、単に星空を写しただけでは星座がよくわかりません。そこで、星を滲ませて輝星を目立たせたり、星座線や星座絵を写真に重ねたりして星座を表現する方法を紹介します。 「星座写真 定番構図集 秋・冬編」は、「星ナビ」2018年4月号の「春・夏編」の続編です。星座を単独で写したり、星座神話に関連のある星座たちを写す時の構図決定の参考になります。 大接近を終えた火星は観測シーズンの後半に入りましたが、8月末から9月にかけて周期彗星のジャコビニ・チンナー彗星が夜明け前に昇ってくる冬の星座たちの中を通りすぎていきます。ぎょしゃ座の1等星カペラやふたご座の散開星団M35のすぐ近くを通るので、望遠鏡で観測したり写真に撮って楽しむことができます。 「CMOSカメラで惑星を撮る」は今回が最終回。動画から静止画を生成し大量に重ね合わせる「スタッキング処理」と、惑星模様をシャープに見せるための「ウェーブレット処理」の方法を解説します。大接近中の火星をCMOSカメラで動画撮影して画像処理することで、表面模様をハッキリと写しだすことができます。 「エーゲ海の風」では、知恵と戦術・工芸の処女神アテナを紹介します。アテナは星にまつわる星座神話ではあまり活躍しませんが、古代ギリシアの神々の中でも最も敬愛されている一人です。 ニュースやトピックでは以下のテーマを取り上げています。 ・「はやぶさ2」が到着した小惑星リュウグウはガレキの集合体 ・黒田有彩さんが「Mitaka」のPVに出演 ・隕石が隕石を呼ぶ 2個目の長良隕石発見 ・日食カウントダウン チリ・アルゼンチン皆既日食まであと1年
  • 月刊星ナビ 2018年8月号
    1,028円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 7月31日はいよいよ火星大接近です。天体望遠鏡で見た火星が、ますます大きく見えるようになってきました。夜半の南の空には、都会でも一目でそれとわかるオレンジ色の輝きが目につきます。 特集は、見る撮る楽しむ「火星大接近」。大接近と火星観測の基本や火星接近騒動、火星を見るために初めて買う望遠鏡の紹介、スマホやコンデジ・ミラーレスで火星を撮る方法の3部作。「火星大接近まんが解説」では、おなじみの、やみくも天文同好会のメンバーたちが火星大接近をやさしく解説するなど、全ページ火星一色の8月号です。 7月28日の明け方には、西に沈みかけた満月が欠ける「皆既月食」が起こります。大接近を3日後に控えた火星も月の左下に見えていて、月食と同時に楽しむことができます。 エキスパートの方には「CMOSカメラで惑星を撮る」の3回目で、動画撮影ソフト「FireCapture」を使った撮影方法を解説します。 連載の「エーゲ海の風」も火星関連。「火星を司る残念なイケメン 軍神アレスの系譜」として、火星と同一視されていた、戦いの神=アレスの出自から、アレスにまつわる神話までを掘り下げます。 ニュースやトピックでは以下のテーマを取り上げています。 ・計画通り!「はやぶさ2」リュウグウ到着ショット ・目指せ世界記録!? 1万人参加のギネス級火星観望会 ・ほんナビ/「赤い惑星の今と未来がわかる本」特集 ・火星観測イベントと夏の「星まつり」 ※綴込み付録「火星模様早見工作セット」は電子版には付属しておりません
  • 月刊星ナビ 2018年7月号
    1,028円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今年7月31日の大接近を前に、天体望遠鏡で見た火星が、だんだん大きく明るく見えるようになってきました。その火星へはこれまでに20機以上の探査機が送り込まれ、周回軌道上から表面を詳しく観測したり、火星面に着陸して土壌や大気の成分を調べています。さらに、探査車(ローバー)が火星面を走り回って、かつて火星に水が存在した証拠や地形の成因などを調べています。 この春、NASAがさらに1台の火星探査機を打ち上げ、ヨーロッパ・ロシアが主導する探査ミッションも大詰めを迎えています。今や火星はもっとも調査の進んだ惑星で、有人探査が実現される日も近づいています。 特集記事「火星への旅」では、火星の「地形」「大気」「衛星」「水の存在」などにスポットを当て、探査機が明らかにした赤い惑星の素顔に迫ります。 付録の「火星観測ハンドブック」は、7月末の火星大接近を挟んで6月から9月末までの4か月間の火星の動きや、望遠鏡で見える表面模様をまとめました。 火星大接近に備えて最新の撮影方法を3回シリーズで解説する「CMOSカメラで惑星を撮る」の2回目は、大気の揺らぎや鏡筒の温度順応、望遠鏡の光軸の調整など、惑星像のシャープさに大きく影響する項目とその対処法を取り上げます。 連載「エーゲ海の風」の3回目は「姿を変えた星座たち」の後編です。メソポタミアからギリシアに伝えられた後に、姿・形が変わったり、関連する神様や神話が変わっていった星座たちを紹介します。 ニュースやトピックでは以下のテーマを取り上げています。 ・奈良の住宅街で超新星を見つけた田中勇司さんの捜索方法 ・声優の緒方恵美さんがアルマ望遠鏡のPVのナレーションを担当 ・観望会で大人気、月面アルファベット「X」「V」に続いて「L」が発見される
  • 月刊星ナビ 2018年6月号
    834円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 5月の夜半過ぎになると、さそり座~いて座を中心にした夏の天の川が昇ってきますが、そのさそり座には、大きく輪を広げた土星が輝いています。また、西側のてんびん座には明るく目立つ木星が、天の川を挟んで反対にある東側のやぎ座にはオレンジ色の火星が輝いています。火星は、今年7月31日の地球大接近をひかえ、5月から6月にかけて、だんだん大きく、明るく見えるようになってきます。 特集の「真夜中の3惑星」では、この3惑星の動きを望遠鏡や双眼鏡で観察したり、写真に撮って楽しむ方法を紹介します。 「CMOSカメラで惑星を撮る」では、惑星を動画で撮影して画像処理で仕上げる最新撮影方法を3回シリーズで解説します。初回は惑星撮影に最適な望遠鏡やカメラの選び方、用意すべきアクセサリーなどを紹介します。 マニアックな天体写真撮影法を紹介するコーナー「Deepな天体写真」。「分子雲を撮る」の最終回は分子雲の画像処理についてのノウハウを解説します。 連載の「エーゲ海の風」の2回目は、メソポタミアからギリシャに伝えられ、姿・形が変わっていった星座たちを取り上げます。 ニュースやトピックでは以下のテーマを取り上げています。 ・クラウドファンディングで火星に臨む 平塚市博物館で新しい望遠鏡導入へ ・メガスターNeo×ステラドームプロで、金沢市「銀河の里」キゴ山がリニューアル ・日本で初開催のCAP2018福岡 世界とつながる天文コミュニケーション
  • 月刊星ナビ 2018年5月号
    834円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 4月から5月は季節の上では春ですが、夜半過ぎになると東の空から「夏の天の川」が昇ってきます。南東方向から昇ってくるさそり座~いて座から、東方向に横たわるわし座~はくちょう座あたりまでの天の川が斜めに立ち上がってくるようすは、天文ファンが初夏を感じる風物詩となっています。 超広角レンズや対角魚眼レンズで「天の川」を地上景色とともに広く配置する方法や、準広角レンズや標準レンスでさそり座や南斗六星などの特徴的な星の並びを切り取る方法まで、さまざまな捉え方があります。記事では具体的な構図のバリエーションを示しながら、天の川を写真に撮るノウハウを解説します。 マニアックな天体写真撮影法を紹介する「Deepな天体写真」コーナー、「分子雲」の3回目は多数枚コンポジットの効果と、フラット補正の重要さを作例を示しながら解説します。十分な量のコンポジットと、実際の撮影空域を使って得た「スカイフラット」を適用すればごく淡い分子雲を描出するのは難しくありません。 新連載の「エーゲ海の風-星座神話の向こうに広がる古代ギリシアの天文学-」は、星座にまつわるギリシア神話を通して、古代ギリシアとその周辺の文化史や天文学の発展を解き起こすものです。単なる星の神話ではなく、神話や伝承に散りばめられた古代の歴史や生活様式を紐解きます。 ニュースやトピックでは以下のテーマを取り上げています。 ・追悼ホーキング博士 物理学界に残された偉大な「特異点」の足跡を振り返る ・大学生がサポート 障がい児と乳幼児のプラネタリウム ・CP+で発表された新製品/カメラメーカー各社のブースが星景写真に注目 ・TAO望遠鏡の鏡を蒸着する
  • 月刊星ナビ 2018年4月号
    1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 全天に星座は88個ありますが、写真に写して映える星座はそう多くありません。「星座写真を撮る」特集では、星がにじむフィルターを使って星を強調する方法や、3月号で紹介したコンパクト赤道儀で星座写真を撮るノウハウを解説します。天文シミュレーションソフトを使った構図検討方法も紹介します。 綴じ込み付録「星座写真定番構図集 春/夏編」では、季節の移り変わりと星空の動きを全天星図で示し、星座をバランスよく撮るための構図を星座写真の作例入りです。紹介する星座は、星占いでおなじみの、かに座、しし座、おとめ座、てんびん座、さそり座、いて座に、「夏の大三角」を作るわし座、こと座、はくちょう座、北斗七星が目印のおおぐま座、尻尾の先に北極星が輝くこぐま座、などです。 マニアックな天体写真撮影法を紹介する「Deepな天体写真」コーナー、「分子雲」の2回目は撮影の実際と画像処理の下処理方法を解説します。難しいと思われる分子雲撮影も基本をしっかり押さえて撮影すれば、確実に分子雲を描出することができます。 「チャレンジ星景写真」では、スキーと星空という異色の組み合わせを紹介します。夜の雪山を滑るスキーヤーをストロボの閃光で写し、追尾撮影の星空と同時に表現しています。 ニュースやトピックでは以下のテーマを取り上げています。 ・岐阜県で新発見 栗畑に落ちていた「ながら隕石」 ・史上最高の精度 天の川の電波地図 ・エレベーターで宇宙へ!? 東京タワーでVR体験 ・追悼 初代国立天文台長 古在由秀さん ・6.5mTAO望遠鏡 初お目見え
  • 月刊星ナビ 2018年3月号
    834円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 カメラバッグに入れて持ち運べるほど軽量でコンパクトな赤道儀、略して「コン赤」で星空を撮る人が増えています。ベテランのサブ機として使えるロングセラーのスタンダード機からビギナーの入門機まで、その特徴や使いこなし方を紹介します。メインで紹介するのは、サイトロンジャパンの「NEWナノ・トラッカー」、スリックの「ECH-630」、ビクセンの「星空雲台ポラリエ」、ケンコー・トキナーの「スカイメモT」の4機種です。 独・マックス・プランク研究所所長の小松英一郎さんによる「宇宙の地平線の向こうに ~HORIZONを越えて~」は、今回が3回シリーズの最終回です。宇宙背景放射の温度のムラは何によって引き起こされたのかに迫ります。 マニアックな天体写真テクニックを解説する「Deepな天体写真」コーナーは、今回から3回シリーズで「分子雲」を捉える方法を取り上げます。分子雲は低温のガスや塵からなり、近くの星の光を受けて漆黒の宇宙に浮かび上がっています。暗くて淡いものが多く、その姿を捉えるには何枚もの画像を重ね、ていねいな画像処理が必要です。 ニュースやトピックでは以下のテーマを取り上げています。 ・お寺で星を見せる「プラネターリアム銀河座」が4Kプロジェクタでリニューアル ・研究者とアマチュアがネットでつながる「クラウド天文学」が解き明かした「タビーの星」の正体 ・星の召すまま/今年で9回目「星空案内人の集い」 ・天文台マダムがゆく/星空スイッチONで満天の露天風呂 ・星のウィンクにチャレンジ! 小惑星による恒星食 ・黎明の空に輝いたイプシロン3号機のロケット雲
  • 月刊星ナビ 2018年2月号
    834円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1月31日夜8時48分から日付が変わった2月1日深夜0時12分にかけて「皆既月食」が起こります。月が欠け始めてから、地球の影に入って赤銅色になる皆既月食を挟んで、元の満月に戻るまでの全過程を日本全国で見ることができます。特集記事では、皆既月食の観測と写真撮影の方法を解説します。 表紙は、「富士山にかかるふたご座流星群の大火球」です。12月13日から15日にかけて極大となった「ふたご座流星群」は、関東地方や中部・東海の広い範囲でマイナス8等級の大火球が目撃されるなど大きな話題となりました。各地で撮影された写真と流星出現のようすを速報します。 独・マックス・プランク研究所所長の小松英一郎さんによる連載記事、「宇宙の地平線の向こうに ~HORIZONを越えて~」の2回目のテーマは、「偏りから生まれた私たち」です。宇宙が生まれた時に生じたほんの少しの密度の偏りがだんだん大きくなり、やがて星や銀河が生まれ、現在私たちが住む宇宙の姿へと変わってきました。 連載記事「星の都の物語」17回目は「南インド」に向かいます。インドでは、さまざまな古代の文献が椰子の葉に刻まれて残されています。天文学の成果を伝える教科書の「写本」も残っていて、インドの天文学史を研究する上で、重要な記録となっています。 ニュースやトピックでは以下のテーマを取り上げています。 ・観測史上初の恒星間天体「オウムアムア」 ・深さ300kmにも達する木星の大赤斑 ・雪原ざくざく かんじきナイトウォーク ・環境省が推進「ほしぞら診断」再び
  • 月刊星ナビ 2018年1月号
    1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 特集の「星のゆく年くる年」で、2017年の天文現象やトピックを振り返り、次の2018年にどんな天文現象が起こるかをまとめます。 2017年はアメリカ横断皆既日食や、重力波による中性子性の合体の検出などが話題になりました。 来る2018年は、火星大接近や2回の皆既月食があります。2018年の年末には、肉眼でも見えるほど明るくなると期待されているウィルタネン彗星が地球に接近します。 3回シリーズ「宇宙の地平線の向こうに」は、マックスプランク研究所長の小松英一郎さんが、宇宙の始まりについて自身の宇宙観を交えてわかりやすく語ります。 紙本の特別付録「星空ハンドブック2018」は、電子版でも巻末に収録しています。 「星空ハンドブック2018」は、2018年の12か月分の星図や天文現象カレンダー、惑星の動きや天体出没表など、1年間の星空をまとめて見ることができます。 ※本文中に掲載されている情報、価格は、2017年12月現在のものです。 ※掲載されているキャンペーン、商品の予約受付、イベントなどは終了している場合がございます。 ※内容につきましては、変更される可能性があります。

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