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失踪したリキは、特権階級が住むエリアにいるらしい!? 居場所を突き止めたガイは、リキのパトロンがイアソンと知って驚愕!! けれど、イアソンに「これはわたしのペットだ」と所有権を見せつけるように、目の前でリキを嬲られてしまう。嫉妬に眩むガイは、リキを拉致し、イアソンとの全面対決に挑むが…!? 主人とペット──その歪んだ絆で繋がれた究極の執着愛、ついに感動と衝撃の最終巻!! ※電子版には、紙版に収録されている挿絵は収録されていません。
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Posted by ブクログ
面白かった。楔としてはあのエンディングが一番の着地点なんだろうけど、けど!悲しい……。そして、もう少しこの世界観に浸っていたかったと思った。
ついに完結。結末は知っていたもののやはり感慨深い。 挿絵も前のシリーズよりもリキが大人で好きなので、この際全巻買い替えました。 JUNE小説の殿堂。ラストキスが切ない。
泣きました。でもそれは悲しさばかりではありませんでした。読み進むほどに、人に堕ちていくイアソンの姿に、向かう結末がけして明るいものではないであろうことを予感させられ、息苦しくなるほどでした。でもイアソンとリキの結末は、この二人にとってはこれ以外なかったと思わせてくれるシーンだったと思います。ずっと心...続きを読むに残る作品になりそうです。
本編最終巻(外伝が出るかは未確定) 表紙の二人が穏やかな表情で幸せそうで泣ける。 BLなんて言葉も無かった頃に、どっぷりハマった作品で、あらためて感想とか無理。 私の中のイアソンは永遠に塩沢さんなので、現在のメディアミックスには手を出せないでいるのは損をしているのかなあ…
このBLがすごい!と勝手にパロディ本を作りたくなるほどの面白さでした。 設定やセリフに年代を感じさせますが、ストーリーは古いなんて言えないほどの面白さです。 ご都合主義で最近のBLにありがちなハッピーエンドではなく、タイトル通りの終わり方です。 もしあの時、こうなっていれば…!と暫く考えてしまうほど...続きを読む切ない終わり方ですが、これ以外に無いのかなと思いました。 あまりにも好きすぎて、OVAも買ってしまったのですが、塩沢ミンクも大川ミンクもセクシーでイメージ通りです。本の長さが気になる方はOVAからはじめてもいいかもしれません。新しいものは未完ですが、元のものは完結しています。多少のストーリー変更はありますが、大筋は同じです。 BL小説ってこんなに面白いんだ…!と気付く作品でした。
ついに完結。 唯一追いかけてたBLでしたが 作者もあとがきに書いていたけどこれはBLじゃなくて あくまでもJUNEでした。笑。 クリスタルがつぶれたりどうなるかと思いましたが キャラ文庫に移行してからは順調でよかった。 やっぱりラストは想像通りの救いのなさ。 ゴッドチャイルドでした。泣
間の楔……光風社出版刊(1990年) 「間の楔⑥」光風社出版刊行の単行本に、加筆修正して書き下ろし
匿名
完結
これほどの身分違いの愛には、この結末でしか対等になりえなかった イアソンの優しさと愛を目の当たりにして涙 寄り添うリキに涙 これも間違いなくひとつのハピエンだった 一番まともだと思っていたガイが一番ヤバい奴に変貌し、リキはそんなガイを守りたかったけど、自分でも知らぬ間にイアソンへの愛情が芽生えいて...続きを読む、 完全体のはずのイアソンがリキへの愛情によりただのセクサロイドに成り下がってしまっていることを知らされた時に初めてイアソンの気持ちに気が付いたのかも、そしてガイに誘拐された時にペットでいたいとさえ思う自分の本当の気持ちを理解したのかも みんな不器用でせつない リキにもイアソンにも帰る場所はもうあそこしかなかった これはしばらく後ひくだろうな
#泣ける #切ない #感動する
この世界観を堪能してほしい
まずハードカバー本を図書館で借りて、この世界観にハマりました。もっとどっぷり浸かりたいと思い、ちょうど割引になっていた6巻セットを読んでみました。ハードカバーでは曖昧だった内容が詳しく書かれていて、イアソンとリキ、そしてカッツェやガイなどの関わり方やそれぞれの心の動きがよくわかりました。最後の結末は...続きを読むわかってはいるけど、何度読んでも号泣です。一応BLですけど、最近のやたらハッピーエンドの甘々BLとは一線を画して、悲しい結末だけどこれが本当の愛の形なのかなと思います。単なる好きとか嫌いとかでは計れない、お互いに心が囚われてしまった愛の話。 あまりにハマりすぎてOVAも買って見ました。これは小説を読んで内容を知ってから見るのがおすすめです。 声優さんたちがキャラクターに命を吹き込んで、しかも音楽もとても良くて心に迫ってきます。ぜひこちらも見てほしいです。 今の作品と比べると古さは否めませんが、筋の通った本当に良い内容だと思います。
#切ない
最終巻…ついに読んでしまいました。久しぶりに本で号泣しました(泣)~「JUNE」な展開?「JUNE」の定義もあまりよく分からないのですが、BLとか萌えとかそんな甘い言葉では語り尽くせない衝撃の展開です。途中からは破滅的なラストに向かう様子に胸が痛くなりながら読みました。 皆それぞれの想いが切ない。 ...続きを読むガイは穏やかで唯一の常識人でした。でもリキを愛するあまり狂気に堕ちていく…きっとガイは探し出したリキに会って気付いてしまったんですよね、リキの心は既にイアソンにあると。二人が助けた命…これから生きていくには重過ぎる十字架です。 そしてイアソンのリキへの想い!もうなんて深いんだろう! アンドロイド絶対君主である彼が、リキを知り興味を持ち、それは主人とペットという歪んだ関係かもしれないけれど確実にリキへのそれは愛情に変化していき、イアソン自身もそれを自覚していたのに、決して本人に愛情を示すことは出来ない。飼い主とペットの関係として抱くことでしかその気持ちを埋められなかったんです。 だからリキも戸惑っていたんでしょうね…イアソンの態度が少しずつ変わってきていることに。リキ自身も体だけでなく気持ちもイアソンのものになっているなんて気付いてなかった、又意地っ張りな性格上認めたくなかったのでしょう。でも最後の最後で気付くんですね、あのタナバーンのラストで…(涙)銜えタバコのディープキス、BL史に残る名シーンですね。 そして最後に、そんな二人を第三者的な立場で冷静に見ていたカッチェが、二人の生き様をみて涙をながすのです、それも嗚咽するくらいに。ファニチャーとして育てられ性別も感情もなくして生きてきた彼が、初めてみせる人間的な感情だったかもしれません。 現世では笑いあうことのなかった二人…今頃、手をつないで笑顔でいてほしいな、最終巻表紙のように…。
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