無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2019年02月03日
なにかをモチーフに社会を見通す、という本が大好きだ。
古典「砂糖の世界史」や、最近では「給食の歴史」など名著が多いが、本書もかなりのクオリティである。
Googleマップによって、我々の世界観は世界地図から、自分に必要な部分へと断片化していく。それはサイバーカスケード、もしくはフィルターバブルと呼ば...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年09月11日
僕自身、昭文社のポケットマップをスマホのアプリに持ち替えたことによって、「思わぬものを発見する」というセレンディピティが減少したことを実感していたところ。
著者は、グーグルマップには個々人の即時的・自己完結的な欲求を充足しようとするアーキテクチャはあるが、他者との有機的な繋がりを介した全体的な「物語...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年07月25日
地図の社会学。地図が歴史的にどのように位置づけられていたかからはじまる。俯瞰として眺めていた地図が、グーグルマップによって自分中心の視点に換わったと説く。国土地理院の5000分の1の「地図」から、雑誌の特集にあるようなターゲットにフォーカスした「マップ」になり、カーナビが登場し、個人の視点が自分の視...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年07月07日
<目次>
はじめに
第1章 地図の社会学
第2章 グーグルマップ前史
第3章 グーグルマップの現在
第4章 グーグルマップが閉ざす/開く世界
第5章 グーグルマップの未来
<内容>
地図の社会学。特にグーグルマップを中心としたネットマップがもたらしたもの、失くしたものが描かれる。特に気に...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。