囚われの島

囚われの島

1,540円 (税込)

7pt

3.8

新聞記者の由良が出会った、盲目の調律師・徳田。いつしか二人の記憶は、時代を超えてある村の記憶へと接続する。雑誌掲載時より話題!「救い」と「犠牲」を現代に問う傑作!

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囚われの島 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年05月26日

    新聞記者の女性が主人公。バーでピアノを弾いていた盲目の調律師と知り合ったことから、彼女の人生が大きく動いていく。三部構成で、一部と三部は同じ時代・登場人物、二部は時代も登場人物も異なるが、一部と三部に関わる重要な話である。が、読後にそうだったのかと気づく程度で、読んでいるときはこの二部の意味がよくわ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年10月17日

    ううーん、蚕の妖しさは伝わるけど、ストーリーは全然伝わってこない。特に後半はクエスチョンマークが頭の中で踊りまくってた。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2017年09月02日

    初出 2016年「文藝」

    「徳田は何者なのだ?」 みんなそう思うだろう。

    1(章)では新聞記者の由良が盲目の調律師徳田と出会って惹かれ、月夜に舟で島へ行く(女が舟で島に来る)という昔から見ていた互いの夢が繋がっていたことを知る。由良は養蚕の取材を進めていたが、徳田は部屋で蚕を飼っていた。

    2(...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2017年07月01日

    読んでいて、まあ息苦しい。孤島、繭、田舎の村、マンションの一室…どこも、緩くしかし逃れることの難しい閉塞を感じる。
    伝説のような昔であっても、現在であっても、閉塞は変わらないということか。

    そういえば何十年か前まで蚕は割合と身近だったはずで、しかしいつのまにか普段の生活からその姿は消えた。
    たぶん...続きを読む

    0

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