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Posted by ブクログ 2017年08月23日
創価学会の文化部として誕生した公明党は2014年に結党から50年
を迎えた。本書は巨大な支持母体を持ち、政権与党に名を連ねる
公明党の50年の変遷を辿っている。
公明党本部でも党史を出版しているようだが、俯瞰した党史として
読むなら本書は良書だろう。
結党当初は創価学会の教えを反映して...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年05月01日
今年ベスト5に入りそうな良書。公明党を扱う本なんて身内本と身内ダミー本(佐藤優)と誹謗中傷でほとんどな中で、まともに偏らず穏やかに、しかも新聞記者出身なのに取材秘話みたいなものにも頼らず、資料に依ってきちっと書いてある。過去はよかった最近はなんだ、という論調で、これが偏りなのか事実なのかはわからない...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年02月14日
あるようで無かった公明党に関する分析本。結党から第2次安倍政権に至るまで、公明党と創価学会に関して分析を行っている。公明党がなぜ集票力が強いのかという点よりは、自民党を激しく批判する政党から、現在の連立政権の蜜月関係に何故変貌したのか、そのような変化をもたらした政界構造は何かという点に着目している。...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年10月21日
巨大な支持母体・創価学会を背景に持つ特異な政党である公明党の軌跡を辿り、その構造にメスを入れている。
公明党の実像はなかなか見えにくいと感じていたが、本書を読んで、公明党発足の経緯やその変遷、特徴がよくわかった。まじめに「部分最適」を追求する政党だが、必ずしも「全体最適」にはつながっていないという指...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年07月13日
「公明党」は、単一の新興宗教団体に全面的に依拠しながら、長期にわたって安定した組織基盤を形成して、終始一定数の国会議員を有し続けているという点で、世界に類をみない特殊な(国際比較が不可能である)政党であるが故をもって、これまで政治学でも歴史学でもまともに研究対象とはなっていなかった(巻末の参照文献...続きを読む
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