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Posted by ブクログ
シロアリの知られざる生態について、第一線の研究者が簡潔かつ面白く記述。
シロアリは、ゴキブリと近く、アリが羽の落ちたハチだとするとシロアリは社会性の極めて発達したゴキブリ。ありとは違い幼生のまま大きくなるため、よく見ると見かけの凶暴さも薄い。社会は、創設王/創設女王/二次王/二次女王/ニンフ/兵アリ/ワーカーに区分される。春先にニンフが羽蟻となって既存の巣から新設の巣を設立するため飛び立つが、ほとんどが死んでしまう。そこからつがいになって巣を作る。女王は単為生殖によりクローン(二次女王)を作って、巣を大きくすることをサポートするが創設王は何年も生き(30年くらいは可能らしい)巣の寿命を決定する要因となる。羽蟻は外に出るためメラニンがあり黒い。
Posted by ブクログ
あまのりょーさんのツイートで知り読みました。同窓生だったそうな。
驚くことばかりの本でした。
まず、蟻はハチに近く、シロアリはゴ○○リに近いという初歩的なところからして知りませんでした。
筆者は、「じっくりと公平な目で見てみると、アリなんかよりずっと愛らしい姿をしていることに気づくはずだ。」と言います。
確かに丸く大きい頭やうさぎの耳のような触角はかわいいと言えないこともありません。29ページの「図14 水槽の中を歩くヤマトシロアリの兵アリ」の写真なんて、とてもかわいいです。
でも、一匹一匹はかわいらしくても、小さな虫が一か所に集合しているコロニーの写真を見ると、ぞわっっとしてきてしまいます。昔、冬に木の皮をひっぺがしたら、テントウムシがぎっしり冬眠していてギャーって言いそうになったことを思い出しました。
この本も、ギャっと言いそうになる写真が何枚かありました。だんだん慣れてきますけど、電車で読むときやスタバで読むときは嫌いな方もいらっしゃると思ったので手で隠しながら読みました。
松浦先生の研究成果は、どれも素晴らしい物ばかりで、タイトルにもある女王の戦略は特にパズルを解く面白さすらあり、強く引き込まれました。
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