ルポ 絶望の韓国

ルポ 絶望の韓国

作者名 :
通常価格 968円 (880円+税)
紙の本 [参考] 1,012円 (税込)
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作品内容

朝鮮人は三人集まれば、四つの政党をつくる(スターリン)

利己主義――ひと言で言えばそうなるかもしれません。冒頭に紹介されるスターリンのエピソードは秀逸です。朴槿恵大統領の弾劾・罷免・逮捕に見られた政治的、社会的なうねりは、まさにそうしたメンタリティーが表出したものです。
また、500年続いた李氏朝鮮時代にはぐくまれた「両班になりたい」という感情も、あらゆるところで顔を出します。「現代の科挙」とも呼ばれる度を越した受験戦争や、誰しもが一度は国会議員になりたいと考える社会風土など、ひとつひとつが社会を歪ませているのです。

これは「嫌韓本」ではありません。韓国を愛し、理解しようとつとめてきた筆者が見た、ありのままの韓国のルポルタージュです。
筆者は朝日新聞の外信記者として長年、韓国とかかわり、現在はソウル支局長として日々の取材にあたっています。
その筆者にして、今の韓国は、「病理」とも呼べる状況に陥っているとしか見えないところに、本書のテーマの深刻さがあります。

風雲急を告げる北東アジア情勢において、韓国を理解するための絶好の1冊。

【目次】
第1章 政治
スターリンは言った。「朝鮮人は三人集まれば、四つの政党をつくる」
第2章 歴史
背後にちらつく北朝鮮の影と日ごとに細る日韓のパイプ
第3章 経済
韓国全土に広がる不況と埋まらぬ格差
第4章 教育
壮絶なまでの学歴競争社会
第5章 社会
地縁・血縁・人脈が支配する世界
第6章 軍事
韓国の「三戦術」は、北朝鮮の「三つの切り札」に対抗できない
第7章 外交
米国と中国という二大国に挟まれ、身動きが取れない韓国外交

ジャンル
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春新書
ページ数
272ページ
電子版発売日
2017年05月19日
紙の本の発売
2017年05月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

ルポ 絶望の韓国 のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2019年11月17日

    2年も前に出版された本なのに、つい最近の事が書かれているように思える。物事がよく見えている人が書くとこうなるのか。さすがだ。
    2019/11現在、日本政府は異例の「戦略的無視」政策を取っているが、非常に合理的な判断だと思う。「おわりに」で述懐されている通り、なまじ見た目が似ているからか、お互い自分達...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年02月17日

    2017年3月に朴槿恵大統領の逮捕があった。歴代の韓国大統領は退任すると検察に逮捕されたり収監されたりするが、朴槿恵大統領は初めて罷免され逮捕された。韓国の政治、歴史、経済、教育、社会、軍事、外交の分野を詳細に分析したルポルタージュ。この本は「嫌韓本」ではない。それについても表題の「絶望の」という修...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年10月26日

    朝日新聞社のソウル支局長が語る韓国の「今そこにある危機」ルポ。韓国と相性が良さそうなアサヒの記者ですら「絶望」と名付けてしまうほどの国らしい。

    トランプ大統領をはじめ、世界では自国第1主義を主張する主導者が登場しているが、韓国は昔から国ぐるみでそんな傾向がある。他国の批判をものともせず、自国の主張...続きを読む

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