どぜう屋助七

どぜう屋助七

678円 (税込)

3pt

4.5

下町の味、江戸っ子の意地! 江戸っ子に愛される味を生んだ笑いと涙の物語! 江戸は浅草・駒形にある〈どぜう屋〉の主人元七(三代目越後屋助七)は剣術と遊びにかまけて仕事はほったらかしの日々。しかし、黒船来航、大地震、ご一新へと、店も人も激動の世になると、江戸っ子の意地と持ち前の明るさで店を盛り立てようと奮起する――実在の老舗〈駒形どぜう〉を舞台にした、笑いと涙のグルメ時代小説。読めば必ず食べたくなる! 料理評論家・山本益博さんも舌鼓! 【目次】一、君は今 駒形あたり どぜう汁/二、アメリカが来ても日本はつつがなし/三、恋は思案の外 欲は分別の内/四、鯰もおごる神の留守事/五、鯨汁 椀を重ねて叱られる/六、冥土の旅へコロリ欠け落ち/七、きゅうりごしん しんごしん/八、風雷紙 身は灰となり風来人/九、江戸の豚 都の狆に追い出され/十、きんのと変わらぬけふの味/あとがきにかえて――<駒形どぜう>余話

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    時は幕末から明治、場所は浅草・駒形、泥鰌料理のどぜう屋の話。激動の時代の中に繰り広げられる人情とグルメの物語。お店は現在も営業中だそうで、是非行ってみたい。

    0
    2021年09月09日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    あのひと鍋にこんなにも多くのドラマが背負い込まれていたとは…
    ヘラヘラ食べっちまってすまない事をしたなぁ。先に読んでいれば、振り袖だって味わって呑んだのに…

    今も浅草で営業中の「駒形どぜう」
    三代目助七の生涯を通してみる幕末から明治。
    河治さんの描く江戸時代にはいつもしっかり体がある。現代から夢見

    0
    2024年04月10日

どぜう屋助七 の詳細情報

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