文系人間のための「AI」論(小学館新書)

文系人間のための「AI」論(小学館新書)

880円 (税込)

4pt

3.8

人間の脳がコンピュータに繋がる日がくる。

連日ニュースになり、世間で話題となっている人工知能(AI=Artificial Intelligence)。その発達はめざましく、囲碁の対局からホテルコンシェルジュ、会社経営まで、人間の仕事を奪いつつある。将来、“ハイパーAI”が登場し、人間の能力を凌ぐ特異点(シンギュラリティー)が訪れると、人間の脳はコンピュータと融合しサイボーグ化せざるをえないという。
学生に大人気の講義を持つ早稲田大学文化構想学部の教授が、最新技術の情報をふまえて、AIのある未来を哲学的立場から考察。AIを通じて、人間の存在意義、これからの人類のあるべき道を考える。

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文系人間のための「AI」論(小学館新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年05月30日

    2017年の書籍なので最新の部分は入っていない可能性もあるが、十分に楽しめた。
    前半はAIについての現状や概要が整理されてあるので、ざっとつかみたいときに役立ちそう。
    後半は著者の専門である哲学の立場からテクノロジーについて考察されている。
    AIの進化とともに語られる人間のサイボーグ化の必要性が著者...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月24日

    AI、人工知能、それらがもたらす社会への影響。
    哲学を専攻する大学教授の本というだけあって、AIそのものというよりは、AI社会に生きる“人間”を主体に論が進む。工学的なことはとんとわからないが、それでも十分に楽しめた。

    AIの進歩によって職を奪われることをいたずらに恐れる社会の傾向があるが、彼らは...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年11月12日

    AIについて哲学者が書いているのに興味を持って読んだが,素晴らしい内容だった.話題になっている将棋や囲碁のプロに勝つ特化型AIと汎用AIの違いを丁寧に説明し,将来的には後者のAIが人間を超えるシンギュラリティの可能性まで議論している.さらに人間とAIが一体化(マインド・アップロード)することで生まれ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年08月22日

    「AIの本質」とは、どの年代で切り取ったとしても「その内容」だけを探っている限り本質に辿り着けない。
    結局、AIの本質を知ることは「AIの未来がどうなるのか?」を探すことに尽きると思うのだ。
    当面というか数十年単位のレベルで「完全に完成されたAI」が実現することはないだろう。
    そもそも「AIに完成は...続きを読む

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