幸田家のことば~知る知らぬの種をまく~

幸田家のことば~知る知らぬの種をまく~

1,485円 (税込)

7pt

4.8

四代をつなぐ40のことばと生きていく力。

だれにでも、日々の暮らしに根づいたことばがあります。それは、それぞれの家族の生き方や暮らし方をあらわし、知らず知らず自分のよりどころにしていることばです。
曾祖父・幸田露伴、祖母・幸田文、母・青木玉から筆者まで四代をつなぐ幸田家のことばには、意気があり、ユーモアがあり、折り合いをつけながらも潔く生きるための力があります。
「あなたがこれから先、何か迷うことにぶつかったときは“とやせん、かくやせん、せぬことぞよき”と心に留めておきなさい」
ある時、母から言われたことも、「しようかやめようか迷うときはやめるほうがいい。しなければならないことなら、いずれ機会は巡るもの」という意味を持つ、母自身がよりどころにしていることばだったといいます。
「心ゆかせ」「ぞんざい丁寧」「猫根性」「桂馬筋」「人には運命を踏んで立つ力があるものだ」……幸田家のことば40語に込められた生きる道理をひもとく本書は、家族とともにあることばが自分にとって大切な財産と気づかされる心に響く一冊です。

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幸田家のことば~知る知らぬの種をまく~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2017年03月25日

    青木奈緒さんの「幸田家のことば」、2017.2発行です。青木奈緒さん、64歳からもの書きを始めたお母さんの青木玉さんから「文章はすらっと滞りなくわかってもらえるのが一番」と教わったそうです。この作品、確かに、すらっと滞りなく理解できました(^-^) 著者は、小学生の頃、一人で道を尋ねるとき、「つかぬ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2017年05月31日

    美しい日本語をつかいたいと思う
    幸田家の美しい言葉
    奇をてらうのではなく日常の中の言葉
    凛としていてユーモアもあって
    背筋を伸ばして体を動かして丁寧に考えてきたからだろう
    すごいなあ 幸田家の女性

    ≪ 運命を踏んで立つ など メモをする ≫

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年10月03日

    幸田家に代々伝わる言葉について、幸田露伴の曾孫であり、幸田文の孫である青木奈緒さんが語っている。

    全部で40近くの言葉が挙げられているが、祖母である幸田文の言葉が多い印象。
    そのため、それぞれの言葉の説明部分では、幸田文の作品が多く引用されているが、併せて実際に祖母や母が、その言葉を使った場面も回...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2018年03月16日

    ひとつ一つのことばが美しい。
    暮らし方、そこにある
    心の置き方が美しい。

    ことばこそが、人の心を創り、
    くらしを紡いでいくのだと
    よりよく生きるために
    大切にしたいことを
    かみしめるように読んだ。

    0

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