金利と経済―――高まるリスクと残された処方箋

金利と経済―――高まるリスクと残された処方箋

1,782円 (税込)

8pt

4.3

生きた題材をもとに、日銀金融研究所長などを歴任した第一人者が、景気、成長と利子率の関係を検証した、いま最も読まれるべき経済書!金利操作に期待されるのは、「トレンドへの働きかけ」か、「経済の安定化」か。

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金利と経済―――高まるリスクと残された処方箋 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年10月24日

    中立金利とはなにか、という本。とても分かりやすくて勉強になった。今年一番良かった本かも。ちょうどいまのような、利上げがいつまで続くのか見えない環境にこそ指針としての中立金利、改めて手にとる価値のある本だと思う。
    金融緩和は所詮需要の先食いでむしろ中立金利を押し下げている、という議論は刺さる。QEは市...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年06月03日

    元日本銀行金融研究所所長にして、前副総裁が噛みついていた人。翁・岩田論争について、20年かかって、しかも社会実験により正否が判明したことは不幸だった。岩田副総裁を選んだ安倍総理の責任は重たい。

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    Posted by ブクログ 2017年06月25日

    現代金融政策、特に金利が上昇しない部分にフォーカスしながら過去と現在のアプローチを丁寧に説明している。 ここ数年の論文を交えた長期停滞説の台頭に関する纏めは理解を促した。

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    Posted by ブクログ 2022年12月18日

    読み応えのある一冊。

    分かりやすく説明はしてあるが、理解するのに骨が折れるところもあった。そもそも自然利子率の概念がストンと落ちてないので、理解に手間取るのも当然か。

    本書が出てからすでに4年以上が過ぎている。世界の経済情勢は大きく動いている。この日本だけがいまだに金融緩和を続け出口戦略を見出せ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年01月01日

    いつまでたっても物価上昇率は2%に到達する気配を見せず、安倍首相と黒田総裁の異次元金融緩和の行き詰まりが見え始めた2017年始め。リフレ派以外の経済学関係者からすると、だから言ったじゃん、って感じなわけだけれども、これまでの異次元金融緩和の何が問題なのか、非常に丁寧に解説されています。

    2013年...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年05月14日

    そういえばこれも読んでいた。やはり納得感高いが、日銀が手を抜いてる感じにも見られそうだし政治的には難しそう。

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    Posted by ブクログ 2017年10月07日

    日銀のマイナス金利政策を、わかりやすく整理している本。最初は素人向けの内容だが、最後はそれなりに読みごたえがあった。
    アベノミクスの精神的支柱の浜田先生が緩和でインフレは起こせないと認めた今、いつやめるのか、株安金利高で銀行が潰れるから出来ない?いや、そんな甘いことは言ってられない、壮大な実験のツケ...続きを読む

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