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Posted by ブクログ
2016年の大統領選挙でトランプが当選し、その後、トランプが就任して1年ぐらい経った頃のルポルタージュです。
アメリカはニューヨークやサンフランシスコのような大都市とはまったく違うところがある、というのを前作と同じく実感しました。
ベトナム戦争や湾岸戦争の帰還兵に話を聞く章が印象に残りました。この本の主題とは関係ないですが、戦争で精神を病んでしまい、今も苦しんでいる人の話、体験が書かれていて、戦争は絶対にやってはいけないと思いました。
アメリカにも、トランプが大統領になって恥ずかしい、と思っている人がいることも書いてあって、ほっとしました。
インタビューされた人たちの多くは高齢者ですが、レーガン大統領、サッチャー首相になってから社会がはっきりとかわったと感じている人が多くいることが印象的でした。
今のトランプ大統領についてのルポルタージュもあったら読んでみたいです。
Posted by ブクログ
トランプがなぜあの時勝ったのか。既に今のアメリカはトランプが1期やってバイデンになってさらに中間選挙が終わったところ。トランプを積極的でも消去法でも応援、投票した人々の顔がくっきりと見える。
『貧困になるのは「働かない人だけだ」「教育を受けなかった人だけだ」と。全部私には当てはまらない。両親や国家から、やるべきだと言われたことを私は全てやった。私は働き、学び、軍隊にも入った。それでなぜ、私は空腹なの?なんで借金返済ができないの?』
この人はトランプを応援している人ではない。オバマからトランプの間もずっと生活に苦しんでいる。そして自分の声を届けてくれると信じた候補者のために活動している。
選挙の時に活動するということがどういうことなのかもまた、彼らに教えられる。
Posted by ブクログ
本作は、トランプが大統領になった後の取材をもとにしたものです。
トランプ支持者(大統領になる前は支持していた人)への取材がメインですが、著者はトランプ支持者という訳ではなく、なぜトランプなのかというような立場であり、トランプの発言の誤りや支持者の誤解も適宜指摘しているため、バランスのいい構成になっていると思いました。
前作と本作を読んだことで、アメリカ大統領選挙関連のニュースや記事の捉え方も大きく変わりました。
色々論点はあるでしょうが、福祉制度や雇用創出といった課題に対する政策に注目していきたいなと思いました。
トランプは移民排除や貿易協定の見直し、オバマケアの廃止などをアピールしていましたが、今回の大統領選挙はどうなるのでしょうか。
Posted by ブクログ
トランプ王国の続編となる、ルポ書籍。
アメリカンドリームというのは、一攫千金で成り上がることだと漠然と思っていたが、「親の世代より裕福になること」のようだ。それはサービス業ではなく、製造業で成り立っている。
残念ながらそうなれなかった人たちにトランプのメッセージが刺さっている、という構造。
結局トランプが公約を全て達成できるわけでも、紳士的な振る舞いをするわけでもない現状に対し、引き続き支援する人、離れる人、理論的、感情的な実情について。
本筋とは離れるが、アメリカでは、(製造業のような労働集約型では、)時給ベースでの賃金体系で雇用されているようだ。
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