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―とんとんからん、とんからん。古都が舞台の、あやかし謎解き糸紡ぎ噺。
―とんとんからん、とんからん。
古都の玉繭神社にある機織り小屋で、今日も巫女・絹子は布を織る。田舎の辺鄙な村から出てきた絹子は、社務所に住みながら、大学で非常勤講師として日本文化や機織りを教えている。住処は大家が管理し、シロとクロという若者がいつも美味しい料理を作ってくれ、快適だ。だが、その寮の住人の数も、どんなモノが住まうのかも、絹子は知らない―。
ある日、絹子は生徒から「神隠しに遭ったかも」と相談を受けて…。古都を舞台に糸が舞う、あやかし謎解き噺。
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文句なし
巧いねぇ〜
相当、文学と歴史に精通してないと書けない物語。
余程、のめり込んでるか勉強好きでないと無理。
自身の能力を理解した上で、最大限の努力をしているのが解る。
完全に文学の域に達してると思う。
読みやすいが味わい深い
出だし、同作者の『なぞとき遺跡発掘部』のような明るく読みやすい雰囲気で始まります。主人公の絹子は世間知らずでおっとりしているけど、サバサバした機織り職人さん。
表紙のイラストの妖しげな感じと異なる出だしですね。
けれど、徐々に物語の世界に引き込まれていきます。構成もいい。面白かった。
ジャ
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