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もっとネコを愛するために、DNAレベルから考えた初の新書! No.1ペットとして、多くの人が溺愛するネコ。農耕生活を邪魔する存在だったネズミを食べるため、ヒトの住居に近づいたリビアヤマネコがその祖先だが、なぜそれはライオンやイタチでなく、リビアヤマネコだったのか? 危険な肉食動物のヤマネコとヒトはなぜ、同居に至ったのか? ネコの祖先が各地でヒトと暮らした結果、さまざまなネコ種が生まれた。また、ヒトが愛するネコと旅をしたために死滅した動物もいる。原始生命からイエネコへ。地中海から世界中へ。当たり前の顔でいま、私たちの隣にいるネコがたどった数奇な道に思いを馳せる。唯一、「自ら飼われた」この不思議な動物。30種以上いるネコ科のなかで、なぜネコだけがペットになったのか? 気鋭の生物学者が挑む、ネコを愛するための一冊。「こういう真剣なネコ本が読みたかった」と、愛猫家として知られる解剖学者・養老孟司氏も推薦!
...続きを読むPosted by ブクログ 2016年12月29日
■ヤマネコといわれる系統は北はスコットランドから南はアフリカまで,西はスペインから東はモンゴルまで,ユーラシアとアフリカ全体に広く分布しており,現在,五つの系統に分けられる。
・リビアヤマネコ,ステップヤマネコ,ミナミアフリカヤマネコ,ヨーロッパヤマネコ,ハイイロネコ
・サウジアラビアの人里離れた砂...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月14日
生物学者の視点から探る、ネコの数奇な道のりとその進化の謎。
第一章 ネコが来た道 第二章 ネコ科はどうして生まれたか
第三章 ネコはどう生まれたか 第四章 ネコが繁栄した理由
第五章 ヒトがつくるネコの話
第六章 ネコとヒト、その関係とこれから
参考文献、参考ウェブサイト一覧有り。
従来の形態的...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年04月18日
☆3なのは、知りたいことと本の内容がずれていたため。
なぜ、ヒトは目がぱっちりとして額が大きく、輪郭が柔らかく、手触りの良いこの動物をかわいいと感じるのだろう?ということが知りたかったのです。
本書によると、どうやら野生動物の中で、この特徴をもちつつヒトに慣れ、ネズミも取ってくれるヤマネコがイエ...続きを読む
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