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「まさか」――。英国で今年6月に実施された欧州連合(EU)離脱を問う国民投票では、大方の事前の予想を覆して「EU離脱」支持が多数を占めた。
離脱手続きの行方は不透明で、欧州経済や世界の金融市場などに与える影響も計り知れない。
その衝撃の大きさを、現地ルポなども交えて緊急リポートする。
本書は週刊エコノミスト2016年7月12日号で掲載された特集「英国EU離脱の衝撃」の記事を電子書籍にしたものです。
目 次:
はじめに
・大惨事に向かおうとする英国 視界不良におびえる世界
・「ポンド危機」再来? 歴史的な通貨急落劇を展開 脆弱な世界2位の経常赤字国・英国民投票が問うEUの未来 統合拡大、深化は曲がり角 結束緩い「アラカルト欧州」化も
・「連合王国」の危機 スコットランドなど独立機運 四つの「国」の複雑な事情
・現地ルポ 主権を取り戻そうと情に訴えた離脱派 ひ弱なエリートの残留派を打ち破った
・地方労働者の一揆が現実となり先が見えなくなった英国と世界
・アベノミクスに逆風 輸出減、円高で日本も打撃 デフレ逆戻りのリスクが大・100年前の密約 中東混乱の根源はサイクス・ピコ協定 英国の「三枚舌外交」の罪と罰
・マーケット&専門家の視点
・インタビュー ポール・シュアード
・相場予想 英国EU離脱で、為替、日経平均、米政策金利はどうなるか
・インタビュー 津上俊哉
・どうする中央銀行 自国通貨高への対応に苦慮 最も緩和余地の乏しい日銀
・インタビュー 水野和夫
・インタビュー 浜矩子
【執筆者】
武田紀久子、田中理、石野なつみ、今井一
長野雅俊、武田淳、福富満久、安井明彦
窪田真之、阪井勇蔵、上野剛志、柴田秀樹
山口曜一郎、丹治倫敦、井上健太、市川眞一
飯塚尚己、阿部健児、週刊エコノミスト編集部
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