東京オリンピック 「問題」の核心は何か

東京オリンピック 「問題」の核心は何か

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さまざまな「問題」が露呈する、2020年東京オリンピック・パラリンピック。その開催に際して政府が示す「基本方針」は、日本選手に金メダルのノルマを課し、不透明な経済効果を強調し、日本の国力を世界に誇示することに固執する、あまりに身勝手な内容で、本来、もっとも尊重すべき「オリンピック憲章」の理念とは相容れないものである。二度目の開催地となる東京から、世界に発信すべき「理念」とは何なのか。本書はオリンピックの意義を根底から問い直し、2020年への提言を行なう。【目次】序章 一九六四年の光と、二〇二〇年の影/第一章 オリンピックは「開催国のために行なう大会」ではない/第二章 オリンピックは「国同士の争い」ではない/第三章 オリンピックに「経済効果」を求めてはならない/終章 オリンピックの理念は「勝敗」ではない/資料 2020年東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会の準備及び運営に関する施策の推進を図るための基本方針/参考文献/おわりに

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東京オリンピック 「問題」の核心は何か のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    今から大いに議論しなければいけないことたくさん。
    政府(内閣)の出した方針が、オリンピック憲章の掲げるオリンピック的な価値(オリンピズム)と正反対であると。

    オリンピックとは主催国のものではないし、そこの経済効果を狙ってはいけないと。
    国家間同士の争いにしてはならず、むしろナショナリズムを掲げてた

    0
    2016年09月23日

    Posted by ブクログ

    オリンピックに経済効果を求めてはいけないのだそうです。
    1964年東京オリンピックが、日本に経済効果を与えたのは事実ですが、今の日本の状況、肥大化した現代のオリンピックでは、経済効果を上げようとしても極めて難しいようです。

    0
    2018年11月25日

    Posted by ブクログ

    著者の小川勝はジャーナリストでありスポーツライターである。1964年の東京五輪は日本にとって極めて重要なイベントであった。このオリンピックで日本人の意識が変わったといっても過言ではない。
    本書に「東京五輪を、政治家や官僚や大企業が利権の内部調整に終始するだけの巨大イベントにしてはならない」とあるが、

    0
    2022年12月14日

    Posted by ブクログ

    東京オリンピックはコロナ前から開催費用やエンブレムなど色んな問題に直面していたなと思い出した。

    本来スポーツは政治と分離されるべきとされているが、オリンピックとなると国が主導して運営をしていくから、どうしても政治マターになってしまう部分はある。さらに近年はスポーツが商業的な要素をどんどん増やしてる

    0
    2021年06月10日

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