ヘヴィーオブジェクト 一番小さな戦争

鎌池和馬 / 凪良

「あー…やっぱり今年はビキニだよなあ」舞台は地中海に浮かぶ人工浮揚島セカンドヴェニス。水着ライブを控える情報同盟のアイドルエリート・おほほと共闘し、正統王国第三七整備大隊が挑むのは真夏のリゾート地に降り注ぐという衛星投下兵器『スーパーノヴァ』の撃墜任務だった。そんな中、新たな仲間としてチームに加わるのは、かつてフライド評議員から救出した若干一二歳の操縦士エリート、キャスリン＝ブルーエンジェル。エリートを引退して一般生活に戻りたいと願う彼女は、民間順応化支援制度でクウェンサーと行動を共にする。金髪三つ編み幼女キャスリンに「おにーちゃん」と慕われるクウェンサーは、ショッピングモールで水着選びとお気楽ムード。だが、思わぬ展開の連続で事態は急変。壊滅したセカンドヴェニスで、災害救助活動に従事する長い七日間が始まる――。近未来アクション！

• カテゴリ: ライトノベル
• ジャンル: 男性向けライトノベル
• 出版社: KADOKAWA
• 掲載誌・レーベル: 電撃文庫
• シリーズ: ヘヴィーオブジェクトシリーズ
• 電子版発売日: 2016年11月06日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 9MB

[ブクログ · ★★★★☆]

お姫さまもおほほも脇役に落ちてしまったなぁ、キャスリンちゃんが強力ヒロイン（笑）クウェンサーも臨機応変の切れ味が面白い。設定もなかなかだし、展開もスピーディーだが・・相変わらず、その他大勢に対する冷たさが・・まぁ、小説のジャンル上、細かい事を言うなと言われればそれまで。キャスリンちょんの可愛さと、おほほの陥落を楽しみました（笑）

[ブクログ · ★★★★☆]

今回は漫才コンビの片割れがシスコンになったお話（違 まぁラストはこの父にしてこの息子か…と思えるエピローグだったし致し方ないね。敵側はゾンビオブジェクトにスーパーエリートといつも以上にかなり尖った相手でした。ゾンビオブジェクトみたいなオブジェクトの発想面はともかく、エリート（パイロット）の能力差の方は過去一部を除きあまり触れられてなかったような気がするのでなかなか面白かった。比重はどのくらいのものか分からないが、そりゃ人が操縦する以上はエースと呼ばれる人物が出てもおかしくないわな。

[ブクログ · ★★★☆☆]

バイオハザード。
アンブレラ社みたいなれっきとした悪人がいないのはイラつくところ。
後方が足引っ張るってのはよく見る構図だけど、なかなかストレートな対策とるな、と。
あと、父ちゃん恰好いいな。