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はたして人類はアインシュタインを超えられたのか!? 〈クォーク〉〈対称性の破れ〉〈超ひも理論〉〈ブレーン宇宙論〉〈暗黒エネルギー〉――すべてがわかる「欲張りな1冊」 19世紀の物理学に残された2つの暗雲――これらを吹き払ったものこそ相対性理論と量子論だった。「物理学は完成している」という当時の常識さえなぎ倒し、銀河宇宙レベルから原子より小さな世界まで、すべての「物の理」をめぐる人類の冒険は始まった。それから100年、日本人のノーベル賞受賞も相次いだ素粒子論と宇宙論。ミクロとマクロの極限はどこまで見えたのか。専門知識なしでも楽しめる現代物理学のあらすじ。【ミクロとマクロの極限をめぐる冒険】相対性理論:アインシュタインのいったい何がすごいのか?/量子論:パラレルワールドは存在するのか?/素粒子論:日本人がこの分野で大活躍できるワケとは?/宇宙論:最大の謎・暗黒エネルギーの正体とは? etc.
...続きを読むPosted by ブクログ 2021年05月17日
相対性理論、量子論から、最新の宇宙論まで。新書1冊でここまでわかりやすく解説してくる本もなかなかないだろう。もちろん、詳細な説明は省略してあって、おおよその考え方を説明しているだけなのだが、説明のたとえが素人にわかりやすい。
2010年の作品なので、すでに11年が経過。その間、本書で期待を寄せていた...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年01月11日
インフレーション理論を提唱し、ノーベル賞候補とも言われる日本の宇宙論の第一人者が、相対性理論、量子論、素粒子論、宇宙論についてシンプルかつ包括的に解説している。
19世紀末には、ニュートン力学など既に確立した物理法則を使えば、身近な物体の運動から天体の動きまで予言できたことから、物理学は完成した学問...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年07月02日
家にあったから読んでみた。何年か前に同じ著者の本で、「図解相対性理論がみるみるわかる本」を読んだことがあったから、光の速度が一定とか、空間が歪むとかそんな話は何となく聞いたことあったけど、この本を読んで、アインシュタイン以降の物理学がどうやって発展してきて、今どういうことを研究しているのかってことが...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年10月12日
相対論から宇宙論、量子力学の全体を俯瞰するような内容だが、数式は殆どなく、読みやすく分かりやすい。バランスが良いのか。
個人的にとても好きだったのが、宇宙論に対する態度で、関わる人間が変わって来たので、理論的に面白ければ何良いと思ってる人が増えてる気がするし、それが悪いわけではないが、もっとこだわり...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年06月29日
分かっている人の手のひらで話が転がされているので、安心して読み進めることができる。現代物理学に関して、相当、欲張りな本。用語や概念をひととおり、押さえられる。物理をパブリックなものにしたいという良心を感じる。
・ヒルベルト:アクションを最小にしようとすると、アインシュタイン方程式が導き出される。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年12月09日
相対論,量子論,素粒子論,宇宙論の20世紀をコンパクトに紹介。とてもイイ。素粒子の標準模型や,未完成の超ひも理論,大統一理論,量子重力理論,どのくらい短い距離まで重力が逆二乗則に従っているかどうか検証する短距離重力なんかにも触れてる。
人間原理の濫用は物理学の放棄だ!という見解に共感。宇宙,生命...続きを読む
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